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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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前回は別れの話でしたが、今回は再会の話。
あぁ、今頃になって卒業式のことが思い起こされる。みんな、まじめに不真面目だったよなあ。あのスタンスを崩さないでいてほしい。それと、二次会、もっと食べておけばよかった。酒、コーラとタバコと楽しい会話さえあれば充分な人間なので、食事にはあまり手をつけなかったのだよ。

そして今日、久しぶりに日中をグダグダと過ごし、近所の書店の古本コーナーへ。
『おぉ、こいつは!』

 朝日ソノラマ・ファンタスティックコレクション№5『特冊映像の巨星・ゴジラ』!
あぁ、また例の如く怪獣ムック本ですか、と思うなかれ。これがはじめて世に出た『大人向けの怪獣本』であり、ゴジラ復活、ゴジラやウルトラ、特冊映像再評価の牽引力の一つになったといっても過言ではない書物なのだ。

 思えば、怪獣映画冬の時代、この一冊によって俺の人生が狂わされたと言ってもいい一冊。
何度も読み返し、表紙が取れ、ページがばらばらになったのをガムテープで補強しながらぼろぼろになるまで読んだ本。それが完全な状態で売られている。

 それが、100円だ、と? 即レジへもっていき、家に帰って画読み返す。当たり前だが、あの頃のままだ。奥付を見ると昭和53年に発行された本だ。もう34年前か、げえ。まさかこの6年後にゴジラが復活するとは思ってもいなかった。

 買った当時は押さなかったので、文章ページは読み飛ばし、ひたすら写真ばかりを見ていた。ゴジラの顔が一作ごとに違うこと、ゴジラは海外でも人気だということを教えてくれた本だ。もし、幼かったあの時、これを買わずに第一候補の『UFO全百科』を買っていたなら、その後の人生はどうなっていたのだろうか。文章書きをやっていただろうか? 昨日、梅田の地下で酒を飲むことができただろうか?
 
 一冊の本が人生を左右する、そんなこともあるのだ、と思う。ま、どっちにしても怪獣狂いになっていたことは確かだけどね。やっぱりなるべくしてなるものなのかな?
(どっちだ)

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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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