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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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 前にも書きましたが、大事なことは自分の知らないところで決まる。
というか、家族の独断で予定が決まるのはよくあることで。
『墓参り行こう!』
そう言われたのは、昨年末のことだったか。
 ご先祖の墓参りもままならないのに、どこの、誰の墓参りなのか? と聞いてみれば
『坂本竜馬の墓参り』だそうで。一昨年の大河ドラマから、家族内で意識される坂本竜馬。というか、福山雅治とごっちゃになってるんじゃないのか?
 何をやって、どうなった人なのか? 子供に伝えるのにもいいかもしれない。それに本物は福山ではない、そして干支にちなんだ名前だ、という諸々の理由で行くことになった。

 墓所の近くにある博物館のイベントが年明けかららしいので昨日、車を走らせ京都まで。どうでもいいけど、京都の人って車の運転荒くないか?

 京都駅を越え、竜馬の墓がある東山区の霊山護国神社へ。やたらと人が多いと思ったら、清水寺が近くにある。
 高台寺の駐車場に車を停めると、出迎えてくれる巨大観音。


日常の中に現れる巨大なる異形、怪獣好きはこういう場面にぞくぞくするのです。

 まずは護国神社の竜馬の墓参り、というか親戚縁者でもないので、単純に墓碑の観覧へ。護国神社には第二次大戦の戦没者や幕末の動乱で命を落した人たちの墓碑が多く立てられている。竜馬もその中の一つ。墓参りするのに、なぜか拝観料を取られるが、これはもうすでにここが純粋な墓地ではないのと、自分たちのような(にわか、マニアを含め)歴史好きのお客さんが多く来ることを見越してのことか。
 
 山の中の広大な敷地の中で、何とか探り当てる、というイメージだったが、参道の中腹にお目当ての竜馬の墓はあったので、いささか拍子抜け。墓碑の撮影は流石にはばかられたので、その隣の竜馬と中岡慎太郎のブロンズ像。

 とりあえず、竜馬さんには『誕生日、近いっす。俺もがんばります』と、手を合わせ、次の目的地『幕末維新ミュージアム霊山歴史館』へ。

『維新の軌跡』という催しが開催中だった。勤皇も佐幕も、いいも悪いも、右も左もごっちゃになって展示されており、そこで、付け焼刃的に幕末の出来事を学べるという仕組み。


  売り物は『飛び出す幕末』、ミニチュアを使った新撰組池田屋事件と、竜馬暗殺の模様を3Dで見られる! 血煙上げる壬生浪士が、眉間を割られる幕末の志士が、なんにせよチョンマゲ血みどろ映像が飛び出して老若男女かまわず襲い掛かるのだ。
 しかし、これだけ見てると幕末の京都は血なまぐさい街だったんだなあ、と思うが実際そうだったのだろう。先日水木しげるの『近藤勇』を読んでいたのだが、漫画とはいえ、敵味方構わず、すぱすぱ人が死んでたなあ。

 さっきまで倒幕の火種を作った人物に手を合わせ、今度はその天敵ともいうべき幕府の手先に扮装するとは。平和だなあ。


しかし、ムチャな組み合わせだ。

 ミュージアムを出て昼食をとりに三年坂をだらだらと。


このアングルって『ゴジラVSメカゴジラ』のゴジラ京都襲撃のあそこかな? と思ったが、ここら辺は似たような場所が多いから不明。昼食は町屋改造の、民家のような料理屋で。離れに通されたが、畳敷きで、まるで親戚の家にお年始周りに来たような錯覚を覚える。

 目的は達成されたので、帰路についてもよかったが、ついでにもう一つ。

 京都ロフトで開催の『ウルトラQリターンズ・怪獣絵師開田裕治とTOYの世界』を見に行く。開田画伯の複製画とおもちゃの展示即売だが、どれもこれも、ちと厳しい値段設定なので、何も買えず。あぁ、開田画伯の同人誌ぐらい買っておけばよかった。
 しかし、プラモの箱絵(トゲの数が残念なガラモンとか、ペギラ)やLDジャケットで有名なウルトラQの世界を間近で見れて満足ですよ。怪獣はかっこええ生き物やねんな。

 原画は撮影禁止だったので、うちから持ってきたナメゴンさんと。

 
 三条の商店街を歩いているときに通りかかったお寺。これがあの有名な本能寺。俺もカミさんも、本能寺といえば山の中、というイメージを持っていたが、都とはいえ当時は繁華街なんてもちろん無い。

そういえば、初詣、まだだった……。

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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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