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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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 物書き業界の隅っこにいると、時々、思いがけない話が来るもので。ひょんなことで、大阪芸大文芸学科主催『ラノベ祭り!』にお呼ばれされることになりました。これは八薙玉造先生からのお誘い。



 内容は芸大卒の作家によるパネルディスカッションに出てくれ、ということでしたが『いいのか、俺で?』という思いが強く何度も確認しました。だって映像学科だし、そんなに著作も点数出してないし。それでもいいから来い、ということだったので、これはやるからにはしっかり(面白く)しないと、と思いました。いい話よりも、いかにウケをとるか? が命題です。『俺は、オチ要員だな……』


 真面目な話は他の作家さんに任せておけばよろしい、自分は他学科の強みで、面白おかしくやればいい、と勝手にそう決めました。
 しかし、自分の本が版元にほとんどないいとは。ようやく見つけた一社も『買いきり』が条件でした。売り切らないと、支払いの負担が大きくなる。
 そこで、学生時代どころか、かつての書店員時代の血が騒ぎだすのでした。



 会場はあべのハルカス24階の大阪芸大スカイキャンパス。去年『ゴジラ大特撮展』の会場だった場所です。






 広いスペースには学生の展示や、物販、ゲストの作品など……。
 

自分のコーナーだけ、およそラノベ作家とは思えない、ごった煮感。これでいい。



 軽く打ち合わせをしてからいよいよ開場。想像以上の客入り。
 とにかく本を売らねば、勝手に物販ブースに入り、事前に用意した宣伝セットを勝手に設置。周りからは『ずるい』と言われたけど、一冊しか売るものがないから、目立ってもいいだろう。



 そしてパネルディスカッション。そこそこ笑いをとって無事に終わると、今度はゲスト作家で順番に『創作相談』の受け持ち。しかし、だ、それよりも物販ブースにいる方が何となく気持ちが落ち着くし、コスプレ学生さんとも仲良くなれる(味方を作る)から、ほとんど入り浸っておりました。学生さんからは『バカ戦』のコスプレしたかったのに、時間がなくて……という嬉しいお話を頂く。実現していたら立ったまま気を失っていたと思う。次の機会にぜひ、ということは次の機会を作らないといけないのだ。チャンスはまだ、ある。



 それと、以前自分の本を買ってくださったお客さんとも数人、お話することができました。売れてたのか! お話しながらいろいろ思いだしたのですが、あの時は美少女ゲームのノベライズなのに『続荒野の用心棒』とか『死亡遊戯』とか、無茶なネタをぶち込んだものだ。



 盛況のうちにイベントは無事終了。本も何とか売り切ることができました。まあ、半ば押し売りに近い感じでしたが。



 
 お酒に弱いので、打ち上げでは早々に酔っ払い、美味しい御馳走は最後まで食べられなかったのが残念。



 
 しかしながら、個人的には色々と嬉しいことの多いイベントでした。お誘いいただいた八薙先生、文芸学科の皆様には本当に感謝いたします。

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 SUPERLITE文庫『バカと戦車(タンク)で守(や)ってみる!』BOOK☆WALKERさんに続き、kindleでも発売開始! 電子書籍のいいところはかさばらないところさ!
 これで、これでとりあえず、すべてが終わった。あとは大勢の人に読んでいただき、面白がっていただければと思います。
 今までいろんなこと書いたので、もう書くことがあまりありません。
 海辺に眠る61式戦車と、海底で眠る巨大怪獣が目覚め、激突するという、ミリタリー怪獣ラノベです。
 イラストは本当に素晴らしいので、それだけで購入していただければと思います。

 自分でも怪獣ものを書けるとは思いませんでした。去年の『パシフィック・リム』、そして今年の『ゴジラ』に挟まれるように、ひっそりと発売されるのは幸いなことです。
 海を渡ってくる怪獣映画に対しての、ささやかながらのアンサーのようなもの、になっていればいいのですが。
 日本でもようやく発売されたゴジラ人形。あー早く見たいぜ! 評判よすぎなので、かえって怖い。
 

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・特撮怪獣ミリタリー電子ラノベ『バカと戦車(タンク)で守(や)ってみる!』
BOOK☆WALKERさんで絶賛発売中。専用のアプリを入れたら、PCでもスマホでも見られます。場所をとらない電子書籍、電子ロボット! kindle版はもう少し待っててください。



 よみがえった怪獣プテリギオン、日本を強襲! 迎え撃つ世界の精鋭、そしてポンコツ戦車! といった塩梅。イラストは大ヒット『艦これ』 ノベライズ でもおなじみのgump.さんなので、今のうちに便乗しておかないと。もう、『バカ戦』も艦これでいいや。
戦艦でないけど。




 実際発売されたけど、紙媒体じゃないので、いまいち実感がわきませんな。
もしこれが好評だったら紙にしましょうよ、紙に。と本末転倒かつ、手間のかかる提案。




 しかし今年は『バカ戦』を書いたおかげで、ラノベ関係よりも怪獣関係の知り合いがグン、と増えた。
 色んなご縁が縁を呼び、今こうしている。損得抜きで、こういう関係は大事にしたいと思っております。




 そんなご縁でFMあまがさきの番組『イチロー先生と片山由美子の子どもの世界』にゲスト出演しました。お二人とは4月の『怪獣市場』のトークイベントでもご一緒させていただき、その時にオファーをいただきました。



 いつものようにバイクに乗って尼崎まで。
 時間があったので、近隣の商店街を巡ってみましたが……いい感じの古本屋を一件見つけたのみでした。




 ラジオ局は尼崎駅のすぐ近く、アルカイックホールの中にあります。あぁ、俺、観月ありさコンサートここで見たわあ。『顔ちっちゃいなあ』としか覚えてませんが。



 思えば初めての放送局であり、初めてのラジオ出演。スタッフさんが慌ただしく動き回る中、フロアに通され、簡単な打ち合わせの後、ヘッドホンをつけて……。



 とにかく無我夢中でした。ひょっとしたらお二人の質問に『はい、そうですね』としか答えていないのではないか、そんな中ラノベとは、電子書籍とは? 『バカ戦』とは?
 などなどを喋ってきました。 これで尼崎地域で『バカ戦』の売り上げがほんの少し伸びればなあ、と思います。



 後がない人間なので、こいつがうまくいってくれないと、という思いは毎回あります。
 ことごとく企画が蹴られまくっている中(企画を蹴った人間の足が曲がればいいのに、とか思いませんが)、奇跡的にうまくいった、大事な作品であります。




 



 緊張しないようにポピー、キングザウルスのゴジラを持参。原坂先生に一目で見破られました。 片山さんはヘルパー2級の資格を取ったとのことなので、『俺もなんです』と、介護話。
 



 
 思えば名著『大特撮』スタッフと『ジャイアントロボ』のU5に挟まれていたのか。えらいこっちゃ。






 放送は終わりましたが、水曜日に再放送があるそうです。インターネットでも聞ける、と知ったのは放送後のことですが、お時間のある方はぜひ、私があわてふためいてる声をお聞きください。そして興味があったら『バカ戦』もよろしくお願いします。



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・怪獣の夏! すっかり7月になってしまい、月末にはあの怪獣王がアメリカからやってくる! 
 迎え撃たんかのごとく、週末は寝屋川に繰り出し『大阪怪獣談話室』で、だらだら怪獣おっさんトーク。楽しかった!    


 いやいや、それもあるが、ついにSuperelite文庫『バカと戦車(タンク)で守(や)ってみる!』が今日発売になりました! とはいうものの、電子書籍という媒体なので、購入はPC、スマホからよろしくお願いします。
 公式サイトから、発売元のBOOK☆WALKERさんへピューッと飛んで行けます。

 かつて人類より制海権を奪い、深海に封じ込められた震海獣プテリギオン復活! 迎え撃つは四人の少女からなる『水際防衛隊』! さらに国際色豊かなキャストと、さらなる脅威、寄生獣ジャシール! 静かな漁村が世界を賭けた一大決戦の場になる!  
 という感じのお話です。

   
 ラノベ書いてて初めて『怪獣のデザインください』と言われました。これはこれで嬉しい限りです。画はうまくないですが、何とか書いてみました。
 プテリギオンは珍しいヒレ足怪獣。編集さん曰く『小さき勇者たちの親ガメラのごつごつ感に妖星ゴラスのマグマのプロポーション』、幼獣は『イリス幼体のかわいい感じ』だそうです。
 ジャシールは、『ゴジラ84』のショッキラス+『スターシップトルーパ―ズ』のわらわら群れてくる感じ。
 
 ダイオウグソクムシとかその辺の甲殻類をイメージしつつ、目は盾に参列と、石川賢チックな感じ。
 
 そして怪獣たちよりもさらに下手くそな主人公のイメージ。『最悪の状況でも不敵に笑みを浮かべ、どんと構えた感じ』にしたのは、漁村が舞台→土佐の漁村生まれの『侍ジャイアンツ』番場蛮のイメージ。色々と間違っております。
 こんな拙いイメージをものの見事に美麗なイラストに仕上げてくれた『艦これ』ノベルスでもおなじみ (いやらしい便乗)ユニットgump の杜講一郎さん、佐倉乎美さんさんに感謝、そしてこのような機会をくださった編集さんにも感謝です。
 ともあれ、久々のオリジナル長編『バカと戦車で守ってみる!』 をなにとぞよろしくお願いします。 と、今回は短めに。

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・ついに、ついに新しいPCを買った! ASUSのR103B! 前回と同じ10インチのネットブックなので、重さはあまり変わらず。しかし搭載されているのはWindows8! あれこれ悩んだけど新しいのにしておこうぜ、どうせ店で売られているのは今使ってる奴よりもスペックは上なんだからよ! ということで、仕事の帰り道に飛び込んだ家電量販店で購入。
 ネットと文章書くぐらいしか使わないからこれでいいのだ。キーボード付タブレットも勧められたが、コスト的な面もあるので、こいつに決めた。
 惜しいのはボディが白い、ということぐらいか。 汚れが目立ちそうだ。
 早速購入を決め、新PCとともに必要になるジャッキーチェンの『酔拳/蛇拳ブルーレイボックス』も一緒に購入。
 確かに、Windows8は今までのOSと違い、まったくというほど勝手が違う。『使いにくい』という声を聞いたが、なるほど、ディスプレイ画面からして違う。あれもこれもないし、さてどうしよう……と思ったけど、限りなく従来の表示に近い『デスクトップ』なる項目があったので、これをもとに、データを移し替えてあれこれしているうちに、昨日は終わってしまった。
 しかし、比べ物にならないぐらいに処理速度が速い。というより、今までが遅かったのか。
 そんな作業の合間にジャッキーの映画を流す。ほら、やっぱり必要だったじゃないか。
 ジャッキーチェンとMr.BOO! シリーズは『吹き替えあってナンボ映画』だと思う。ジャッキー映画がテレビで放送された翌日、日本中のどれだけの教室で、頭の悪い小学生たちが『ボッ、ボッボッ』と口で効果音を出しながらカンフーごっこに興じたことか。
 
 でも、今回のボックスは吹き替え版を特典ディスクに収録し、お得感を出そうという気がしなくもない。ディスク一枚で吹き替え、原語両方入れることもできたのでは? 
 
 というわけで、新PC『GREAT』で、今この文章を書いてます。いやあ、快適ですな。
 そして、春は出会いと別れの季節、と申しますか。いやもう桜散ってるし、新社会人も新入生も新しい環境になじんでる頃か。
 専門学校にも個性豊かな新入生が入ってきて、これからが楽しみです。みんな、連休明け、夏休み明けにいなくならないでね。
 そして、出会いの次は別れのお話。
 震海獣(誤字ではなく、デザイン画にそう書いてあった)プテリギオン対人類の結末は? もはや公式でも『特撮怪獣ラノベ』と紹介されるほどに従来のラノベ要素が薄く、ストライクゾーンの狭い作品でありますが、なんだか『ようやくやってやった』という気持ちが強いです。
 
 初めは戦車+美少女という某アニメの亜流的な企画から始まったものの『女の子が戦車乗って怪獣と戦うとかどうよ?』という一言で、海辺の町を舞台に、国際色豊か? なキャラクターたちが織り成すしっちゃかめっちゃかな作品になりました。
 
 文章のみならず、劇中に登場する怪獣のデザインまでするとは思いませんでした。
 最終回、とはいえ、しばらく無料配信はありますし、フルカラー&後日談つきの販売版も控えておりますので、厳密には終わった、というより『始まった』という感じです。
 さあ、始まるざますよ、いくでガンス、フンガー。

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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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