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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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昨年は仮面ライダーで映画納めをし、そして新年。今年は元旦から仕事はじめ、そして映画始めはやはり京都みなみ会館。京都怪獣映画祭の後半戦は『キングコング対ゴジラ4kデジタルリマスター版』『小さき勇者たちガメラ』のゴジラ、ガメラの豪華共演。どちらも何度も見た作品だけど、怪獣映画は何度見ても面白いから困る。ほぼ満席の中、補助席で見るのも毎度のこと。

『キンゴジ4K』はみなみ会館さよなら興行の爆音上映、アリオ八尾でのKOM連動上映に続き3回目。前作から7年、怪獣映画、いや東宝映画の作り方も変わったのか、カラーワイドの明るく愉快な作風に。冒頭から有島一郎の多胡社長がギャグを飛ばす、飛ばす。よく考えれば、7年前の大阪、8年前の東京のゴジラによる大惨事が再び起こるのですよ。しかも今度はキングコングとセットで。でもそれを感じさせない明るい東宝カラー。怪獣が暴れていても足元の人間は誰も死んでいなさそうな奇妙な安心感。このシフトチェンジが、今に続くゴジラの道筋を作ったのかもしれないエポック的な作品。キングコングが帯電体質になったのは百万ボルト作戦からではなく、ファロ島の落雷からではないか、とする説を取りたい。

 『小さき勇者たち』は6年ぶりのみなみ会館でも上映。今年で15周年の作品です。世界的スケールにまで広がり終わった平成三部作を受けて、こじんまりとしたリブート作品。昭和テイストと平成の混合的な作品。こじんまりとはいえ、怪獣が小さい分、人間との距離感が近くてそれはそれで迫力が増すのです。伊勢志摩に上陸したジーダスが人間を捕食するシーンは怖いし、危機一発で駆けつける、まだ成長途中のガメラも頼もしい。瓦礫の中を走り回る名古屋の避難民の多さは怪獣エキストラ最高の人数ではないか。ジュブナイルと怪獣物の絶妙なバランス加減。あのととが成長した姿をまた見たいものです。冒頭のアヴァンガメラ対ギャオスのシーン、ギャオスはガメラを食べようとしているのが危機感をあおっています。映画で怪獣が怪獣を喰うという描写がほとんどないので、かなりショッキングな場面です。

 新春にふさわしい怪獣二本立て、どちらも怪獣を輸送するシーンがあること、赤いもの(赤い汁、赤い石)がキーポイントという共通項がありました。

 そして来月、来たぞわれらのウルトラマンティガ。ウルトラマン55周年、ティが25周年!




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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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