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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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・家で一人でいると、無気力になって『バットマンフォーエバー』を見ながらうとうとしてしまいますな。家族とか仕事というのは、自分を律するためにも大切なものなのだと思いました。

 遅くなりましたが先週発売の宝島社『いなか暮らしのほん』11月号でインタビューを受けました、受けてしまいました。

 こんな本が出ているのだから、みんな田舎に暮らしたいのだな、まさに『地元に帰ろう』なのか。
 
 これが作家業とは関係なく『最近関西の田舎に引っ越してきた人』ということで、まずは役場から打診があったそうです。
 家族で検討の末『よし受けよう』となり、9月某日、記者の方が取材に来たのです。
 東京から来られるかと思えば、大阪のフリーライター兼カメラマンとのこと。
 悲しいかな、今までインタビューというものをやったことがなかったのですが目の前に記者さんとボイスレコーダーを置かれると、緊張してしまうものです。
 
 しかしインタビューといっても会話をしながら要点をまとめていくという感じだったので、それほど緊張することはありませんでした。
 引っ越しの動機、生活で変った事等々を話してます。
最後に子供たちと写真。子供たちには網もって川に入ってもらいました。
 そんな時に限って小魚一匹いやしない。
 個人的には宝島社と言えば、読みやすくてためになる『別冊宝島』や幻の『映画宝島』『このビデオを見ろ!』シリーズに、『VOW!』。そして小学生のときに衝撃を受けた『ゴジラ宣言』で大変お世話になりました。特に『ゴジラ宣言』は今まで怪獣図鑑などで褒めちぎって称えていたゴジラシリーズをクソミソに大人が言っているのに軽いショックを覚えたのです。『人が作ったものを貶してもいいのか?』と子供心に思いました。
 
 そんな話やロック雑誌時代の宝島本誌の話もしたのですが、その辺はもちろんカット。
 俺は一応『大阪に出稼ぎに行ってる介護職』という設定でした。あぁ、もっと『作家です』とか言いたい。言えるようにならないと。でもこの日は役場の人も来てるし、正体をばらすわけにはいかなかったのだ! 
 ということで書店、コンビニで『いなか暮らしのほん』11月号を見かけたらそっと覗いてみてください。ガチガチの笑顔の俺がいるはずです、モノクロ1ページ。かと思ったら目次にカラーで載っていた!

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◎冬休みはこれで過ごすぞ! ウルトラセブン北米盤DVD。画質もまあまあ悪くないなら、日本版よりお安いこちらを俺は選ぶ。全49話をディスク6枚に収めた安心のぎゅうぎゅう感! 円谷プロの正規品なので、北米盤とはいえ、12話は未収録。少し残念。


◎ここ最近、当ブログの閲覧者がぐんと増えた。いつも二桁をうろうろしていたカウンターが一気に三桁に上がった。とりたてて、流行に乗った文書を書いてるわけではないし、問題発言を書いた覚えもない。
 
 ひょっとして、何者かが俺を監視しているのか、どこかで俺を中心に何か壮大な動きがあるのでは、といらぬ期待をしてしまった。検索ワードの一位は『小池一夫』。まさか小池先生の身に何かあったのでは? 小池先生は、俺の遠い師匠のような人だ。この人がいなければ今自分はモノカキの端くれとして活動していない。ネットで原因を探って行くと、その原因らしきものが判明した。なんてことはない、どこかのアニメの人が小池先生にツイッターで噛み付いたのだ。それを野次馬連中が面白がって、小池先生の名前で検索かけたところ、このブログがよく引っ掛かったとのこと。なんだぁ。

 しかし、十代から三十代ぐらいにとっては、喧嘩売ってきた怖いもの知らずのアニメさんよりも、小池先生のほうが知名度低いのかね。
 しかし、自分にとっては、自分が世に出るきっかけとなったとある公募の審査委員長を務めた、心の師匠である。

 中学生の時に勢いで買った『子連れ狼』全巻から、歯車が狂って……いや、小さい時に買ってもらった『グレートマジンガー』のシングル(作詞・小池一夫)から……。小池先生の手の上に乗っかり……。

◎そう、『グレートマジンガー』のシングル盤で自分の人生は大きく決められたかもしれない。作詞担当の小池一夫先生、そして原作者の永井豪先生である。この二人からどれだけのエネルギーを(勝手に)受け取っただろうか。

 そんな永井豪先生の新刊『マジンサーガ』を、これまた勢いで全巻購入、一気に読む。厳密にいえば、新刊ではない。90年代前半、『孔雀王』を読んでいた友人から『今度ヤンジャンで新しいマジンガーZやるぞ』といわれたのがそもそもの始まり。

 『マジンガーZ』の物語、キャラクターを再構成し、現代に甦らせたのが『マジンサーガ』である。『ロボットはもう古臭いからもっと新しい形で』という要求があったかもしれない、ここでのマジンガーZは『Zの鎧』を被った兜甲児が変身するというものだった。甲児の精神力次第でZは、どこまでも大きく、強くなるという斬新な設定。
 搭乗者の精神とシンクロして動くエヴァンゲリオンが登場する少し前の話である。

『サーガ』の名にふさわしく、剣鉄也、デューク・フリードなど、マジンガーシリーズのキャラが登場し、マジンガー版の『バイオレンスジャック』のような賑やかさだった。しかし、連載は掲載誌を替えつつも、中断。単行本は大判で3巻まで。

 それから数年後、扶桑社より新装版が刊行。全6巻。以前の連載版に加筆箇所もあり、今度こそ完結してくれるものと思われていた。しかし、これも……。
デュークフリードの正体は? サイコジェニーはどうなったの?

 そしてその間に永井先生はマジンガーとギリシア神話を組み合わせた『Zマジンガー』を連載、これまた第一部完という名の(まあ、いつもの)終わらせ方……。
 ゲームでもマジンガーが活躍、新しいファンを獲得。アニメでは『マジンカイザー』『真マジンガー』が製作され、精神力で動くマジンガーZなんて、みんなの記憶の彼方に飛んでいた。

そして今年、マジンガー生誕40周年ということで『マジンサーガ』の新装版が発売された。もう何度目だよ、また一巻から買いなおすのかよ!と思っていたので、しばらくスルーしていた。しかし、今度こそ完結、各巻に大幅な加筆修正、があるとのことで、完結してから一気に購入してみた。



……はらはらしながら読んだ。それは、火星で繰り広げられるマジンガーと機械獣の激闘もだが、それ以上に『本当に終われるのか、これ?』という期待と不安感ではらはらしたのだ。

 そして最終6巻。ひとまずの戦いを終えたマジンガー、そしてエピローグ的な……イヤ、いやいや、これ、エピローグじゃなくてプロローグだろう! 終わらせる気全くなし!ラスト数ページで俺の全身の血は一気に沸騰した。これ、続き読みてえ!と思わせる最終回ってどうよ? まあ、いつもの『戦いはこれからだ!』なダイナミックプロらしい終わり方ではあるが……。しかし、しかし、それにしても……。つるべ打ちの如く繰り出される怒涛の展開! 我々はまた、これの続きが書かれるまで待たないといけないのか?

 あぁ、何でこんな因果なもの、好きになってしまったんだ。人心惑わす、まさに魔神だったよ。


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◎『拝読します』といっておきながらイエスもノーもくれないのはどうかと思うぜ!

◎肺炎で入院していた娘も退院、と思ったら台風がやってきて、生活サイクルが狂ってしまいました。今日、何曜日やったっけ。

◎評判のラノベを読んでみると、『これでいいのか!?』と思わせること多々あり。
物語の枝葉を刈り取ってまったくのキャラ紹介物になりつつある。
 でも、売れているからこれでいいのか。少年少女向けのエンターテイメントから、袋小路に向かいつつあるぞ、と思うのだが、自分はどうか? といわれれば、これが意固地に今までのスタイルを貫き通すしかないよな。でも売れない、どころか企画が採用されないようじゃえらそうなことは言えないのです。でも、このままじゃあどうにかなるぞ。

◎久しぶりに漫画をまとめ買い。漫画なんてめったに買わないし『これは!』と思うものしか買わない。『これは!』と思うものが少ないのであまり買わない。

 『べしゃり暮らし』と『アオイホノオ』。『べしゃり~』は漫才師を目指す高校生のお話。森田まさのり先生は『ROOKIES』も面白かったのだが、あれは、野球をやっていない話が面白かったので、そこら辺をばっさり切ったドラマ版は好きじゃない。微妙な間のずらし方と、劇画タッチでギャグをやるギャップが面白いのだ。
 緻密な取材で、芸人の浮き沈みが痛いぐらいに見えてくる。挫折するにも理由があるんだよ。脇役のほうにスポットが当たってしまい、主役のお話がなかなか進まないが、そのもどかしさもまたいいし、これも必要。芸人の卵たる主人公たちは先輩たちの生き様を見て成長するんだろうな。
 画で漫才を見せるという無謀な試みにも挑戦しており、漫画と漫才のネタを考えないといけないとなると、大変だと思う。
 『会話を楽しくしてくれ』といわれたので、じゃあ、とラノベで漫才物を考えたが、あれ、たぶん没だろうね。地に足突いてない伽羅はかけない。ついてないならついてないで、理由がほしいんだ。でも今やそれがなくてもオーケーになってきている。俺、ラノベじゃないかもしれない。

もう一本の『アオイホノオ』は、正直、買いたくも読みたくなかった。いや、島本和彦先生の漫画は大好きだ。でもこれは生々しすぎるのだ。
 漫画家を目指す大学生のお話だ。島本先生の半自伝いわば島本版『男の星座』といってもいいかもしれない。だが、島本先生は俺の大学の大先輩。しかも同じ学科。ロケといい、下宿といい、近隣の風景といい『全部知っている』場所なのだ。そこで悶々と将来に向かって日々を過ごす大学生。いやだー、俺はそんなに立派じゃなかった! もっとだらだらしていた。しかも主人公の打算づくの計画と同じようなことを今でも考えている!

 いい年していまだに芽がでずに日々悶々と暮らす男にはつらい漫画なのだ。
 
 ページをめくるたびにあぁ、あの時こうしときゃよかった……と後悔ばかりが押し寄せてくる。漫画事態は面白い、先生、ノリノリで書いてるなあ。でも、つらい。三巻まで読んで、しばらく置いておこうと思う。これを笑って読めるほど、俺はまだ出来上がっていないのだ。仲のいい担当さんが欲しいなあ。

 台風一過、それでも大阪の空はどんよりと濁っていた

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◎広島発地域系ライトノベル、略称ジノベ『宮島☆文庫』、廣文館様

フタバ図書さまで絶賛発売中!
二店舗とも広島県内の書店ですが廣文館様は通販可能とのこと。
さらにさらに、宮島文庫のサイト内で、受賞作品の挿絵、ラフ絵の公開も始まりました。
そしてついに、現地宮島での販売が開始とのこと!
松文書店様宮島観光協会でチェックしてみてください。結構売れてるとか!

アマゾンで著者ページ作りました。少ない。

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◎山ブームである。
とはいえ、前回金剛山に行っただけだが。それに行きも帰りもケーブルカーだったので登った気がしない。
そこで『疲れ果てて登った気になるけど、それほど大変じゃない場所』に先日行ってきた。
『くろんど自然公園』
大阪府交野市にある、そして奈良県をまたいだ広大な自然公園。山登りというよりもハイキングだ。
だが、コースを考えずに歩くと、
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このような川伝いの細い道を延々歩くことになる。これはこれで面白い。

そして森の中にぽつんとたたずむ巨大キノコ。
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『スーパーマリオ』というより『マタンゴ』の世界である。

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程よく疲れた先に待ち構えるアスレチックは
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まるで山城のような、砦のような作りで、これといった遊具もないが、エネルギーが有り余る子どもたちはただ走り回るだけで十分のようだった。

帰りは違うコースをと思ったら、今度は延々登り坂。緩やかな山登りのようになり、結構疲れた。
 だが、(かなり人間の手が入っている)自然に包まれ、何かを得た気がする。

◎コンビニの一番くじの一等賞、巨大ガンダム。
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でかい、40センチ近くはあるだろうか。日々杞憂先生からの頂き物。今度何かお返しします。
これでうちの巨大ゼットンと戦わせられるし、巨大ゲッターとの競演も可能。遊びの幅がさらに広がるのだ。

◎怪しげな古本屋にあった怪しげな本。
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黒崎出版『世界怪奇シリーズ・円盤写真大図鑑』。
昭和49年初版、かなり古い本だ。まだ空前のUFOブームになる前に出た一冊。著者はこの道の大家、南山宏先生。『円盤写真』と謳っているが、中身はイラストがほとんどで、過去から現在の円盤事件をおどろおどろしく紹介している。時はまさに終末ブーム、これを読んで不安におびえたちびっ子も多くいたのではないかと思う。

そしてその裏表紙には、おそらくこれを読んでおびえたであろう元の持ち主の名前が書かれていた。
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もういい年の大人になっているだろう。今は何をされているのか。
この手の本にしては安かったのは『名前が入っているから』だそうで、その意味でも、元の持ち主に感謝したいと思う。
Nさん、あなたの買った本は今、21世紀生まれの子どもたちをおびえさせておりますよ。




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 あぁ、もう、全文書いたら消してもた! 書きなおすの面倒くさい!

手短に行く! またプロット突き返されたよ!
ボツの理由は痛いぐらいに分かる。さて、この山をどう乗り越えるか?
もう、ラノベなんて分かってやるもんか。   


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 ↑鈴鹿サーキットの写真。コチラの仲間、ハーポ。
鈴鹿の兄弟遊園地、多摩テックは昨年閉園したけど、『ウルトラQ』のケムール人のロケ地でもあったんですな。
 鈴鹿はゴジラに襲われるし、怪獣には縁のある遊園地だったということで。


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↑ 見づらいけど、名阪国道沿いの廃ドライブイン。屋根の上の二頭の竜が嫌でも目立つ。

 最近買った2冊。『天才・勝新太郎』『ゴジラ・東宝特撮未発表資料アーカイブ(タイトル長!)』。どちらも日本映画史の裏側を覗くような、資料的にも読み物としても好きものにはたまらない二冊。
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『勝新太郎』は、主にテレビ版座頭市のメイキングを交えているのが興味深い。今までのカツシン本では、大映時代とか、スキャンダラスな面ばかりだったので、これは貴重。好きにやりまくった勝プロ=東宝版、さらに好きにやりまくって座頭市が背景と化してしまったテレビ版が好きなので、楽しく読めた。しかし、狂ってたなあ、カツシン。

『ゴジラ』は枕のように分厚い一冊。今までのボツシナリオ、プロットを載せているという事で、『ゴジラとは?』を再び考え、諸般の事情でお蔵入りになった事情を考えつつ、さらには自分と照らし合わせ、観客(読者)の欲するものとは? 斬新なアイデアとは? を考えるのにもってこいである、と思う。

 惜しむらくは円谷プロ制作の幻のゴジラ『ゴジラ。・レッドムーン・エラブス・ハーフン・怪獣番外地』が載っていないことぐらいだ。
タイトルがいいじゃないですか。それに『対メカゴジラ』の前に沖縄決戦をした所とか。実現していたら、シリーズの歴史が変わっていたかも、である。

 ということで、怪獣の話ばかりで恐縮でした。

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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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