作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!
男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい!
てな訳でよろしく
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メールはちゃんとチェックしておかないといけないものでして。
今日、見慣れない番号から着信があったので、出てみると『先週送ったメール見ました?』とのこと。 思い切り、慌てた。 詳細は書かないが、悪い話ではない。とにかく気分が高揚し、その足で天六の『大迫純一展』へ。 専門学校がまだ堀江にあった頃、俺の授業の次が大迫先生だった。黒ずくめのスタイルに長髪。名前は存じ上げていたが、いかにもな風体。 『まだ時間、あるよな』と、窓を開けてタバコに火をつける、そして俺も便乗。ホントは禁煙だったんですが。 突っ込んだお話は殆どしていないが、俺と大迫先生との思い出はそれぐらいだった。後、毎回DVDソフトを買っていたのも印象的。その影響かどうか、俺も今では毎回オモチャや怪獣図鑑を授業に……。 そんな先生も、三年前に天に召され……今回の展示は大阪の有志の方々で催されたものだった。 小さな会場に入って圧倒された。先生は作家で造形家でスーツアクターで怪奇実話でシナリオで漫画で……と、多彩な才能をお持ちの方だったのだ。話に聞いていたがここまでとは! 会場ではそんな先生が携わった自主制作特撮映画が上映されていた。 俺は今まで何やってたんだ? なんだかそこにいてはいけない気がした。でも気がしただけで、なめるように展示を見た。 とにかく、俺もやらねば、やります、まだまだですが、と先生には心の中でそう告げ、会場を後にした。次の仕事が待っている。 PR
背中が張ってどうにも痛い。
変な姿勢で座っていたから、頚椎がずれているとのこと。気をつけの姿勢をとると、体の右側が少し開いている。何度か整骨院に通い、ようやく痛みも治まったかとおもったら、今度は猛烈な下痢に見舞われる。その前に吐き下しの、いわゆるウィルス性腸炎にかかり、それがやっと治ったところだったのに。原因は不明。とにかく、何も食べたくない。ご飯を見るのもいやだった。 そして今、それもようやく直りかけたところに、アレルギー性鼻炎。風邪かとおもって薬を飲んでも全然効かない。どうも、世間を騒がせている中国製の汚染物質が原因らしい。鼻の粘膜をやられ、食べ物の匂いも、タバコの味も分からない。それが先週のこと。鼻が詰まると、思考も停止してしまう。体は動かせるし、単調な作業は出来るが、いざものを考えたり、このような文章を書こうと思ってもまるで進まない。面白いこともやらしいことも思い浮かばない。急ぎの書き物仕事がなかったのが幸い、というか何というか。パソコンを立ち上げてもネットを見たり、ソリティアに没頭する毎日。いかんなあ。
今はなんとなく味も匂いも分かるぐらいには回復している。でもまだタバコは美味しく吸えない。
ようやく文章を書く気力が戻りつつあるので、その間にあった大きなことなど。もはや日記でもなんでもありませんが。
きっかけは『ジャズ大名』だった。毎年夏になると『組あわせの妙』と称して、この映画を学生に見せる。ジャズ+大名、チョンマゲ+クラリネットだ。こんな突飛な組み合わせでもきちんと物語として成立できる。だから、先入観を持たず、自由に組み合わせてみようというお題目の授業。要するに『動物+動物』『動物+機械』『動物+悪人』といった仮面ライダーの悪の組織的な授業ですな。ちなみに『ジャズ大名』がダメな時は『子連れ狼・地獄へ行くぞ!大五郎』にしている。あれも『チョンマゲ+スキー』という在りえなさそうな組み合わせが成功している映画だ。
今回はただ見てもらうだけでなく、実際に『組み合わせキャラ』を作ってもらうことにした。学生のみんなにただなんとなく、頭の中に思い浮かべた言葉を言ってもらう。前振りもなかったものだから、それぞれ、ばらばらなキーワードが出た。そこに、こちらが用意した単語を組み合わせる。キャラクターなので、人間を表す単語のほうがいい。
こちらが用意した単語は
『女子高生』。 かくして海とか、団子とか、交通事故とか、トランプとか……様々な女子高生が学生たちの中に出来上がった。そこでそれらを更にキャラとして成立させるためにキャラシートを作ってもらう。いわゆる履歴書だ。 本来なら、そこで次の課題に取り掛かろうと思っていた。キャラの履歴が出来上がったら後はそれを好きにしてもいいよ、ということにしようとおもった。だが、終わらなかった。
ある日お隣のクラス、イラスト学科の先生に、いまやっている授業の内容を話したところ、『それ面白そうだから絵にしましょう』ということに。詳細は覚えていないが、そんな感じだった。自分の考えたキャラがイラストになる! それだけでも学生たちのテンションは上がった。ただ、それだけでは面白くないので、それぞれのキャラのショートストーリーを書き、それにイラストを被せようかということにした。自分の中ではグラフィックノベル的なものを想像したが、ラノベのカラー口絵がそれに近く、イメージも掴みやすい。
自分たちの考えた『〇〇女子高生』の物語の一節をイラストにしてもらう……。そこから、ノベルス科、イラスト科の合同授業が始まる。元々合体キャラだったものをさらにイラスト科と合体させるという試みだ。合体怪人が更に武器を持ったかのごとき力強さ! プロになってもイラストレーターさんとここまでがっつりと打ち合わせする機会なんてない。何度かの打ち合わせのあと、それが徐々に形になっていく。ただ、これをどこに発表すればいいのか? 冊子にして売るのか、それともパネルにしてどこかで展示するのか? そこに今回の展示会がちょうどいい、ということになり、学生たちはそれに向けて頑張った。レイアウト、コンテ、フォント……。作業に入ると、自分は学生の後ろからオモチャいじりながら『がんばれー』というしかない。展示会はパネルと冊子という贅沢なものにきまる。冊子はどこで作る? 構成は、パネルの大きさは? 学生たちが奮闘する、俺はオモチャをいじる……。
そして、展示会は大きなトラブルもなく、無事に開催されることになった。まあ何もなかったかといえばウソになるが、開催できれば些細なことだらけであるよ。
◎あれは、ある冬の日のこと……。 おぉ、よくは分からないが、うってつけな内容みたいだ。 ありがたいことに、編プロさんでも『この案件はあいつに任せよう』ということになったらしい。あぁ、忍者ものラノベ書いていてよかった。いつも時代劇のことばかり呟いていてよかった、長いことロボットやってたけど、ロボットで本当によかった。
で、早速ゲーム『あっぱれ!天下御免』をプレイし、プロット考えて……そして今にいたるという次第。 ノベルスを書くにあたり『じゃあ、まだ女体化されていない時代劇キャラを出してみようか』と思ったのですが、基本メンバーだけでも多いのに、それを満遍なく出す、しかも今回はオマケノベルなので、いつもの半分ぐらいの分量しかない、ということで泣く泣く諦めました。ちなみに考えていたのは三十郎ちゃんと服部半蔵ちゃん。
元々がそれぞれ独立したストーリーを持つ時代劇キャラなので、お話を練るのにはそれほど時間がかかりませんでした。 しかし、今回はほぼ全員を顔出ししないといけないので、ゲーム中にあってもおかしくない感じのお話にしました。オーソドックスな時代劇……悪がいて、それを懲らしめるという感じに。
大勢のキャラをまず整理しないといけませんが、このゲーム、困ったことに体制側も、反体制側も仲良く同居してるんですな。凶状持ちの渡世人と町奉行が仲よく団子をほおばるような世界観。お奉行どころか、副将軍、将軍候補も仲良しなんですから。 なので、レコードのA面B面のように、体制、反体制から代表キャラを出して、物語を進め、最後にそれがまとまるように書きましたが、うまくいったかどうか。 チャンバラものなので、殺陣も書かないといけないし、それをクライマックスにしないといけません。でも、一番力を入れたのは元ネタが座頭市の佐藤はじめさんだったり。やっぱり好きな時代劇キャラデすし、変幻自在の居合いの持ち主ですから、実に魅力的、書きたくて仕方ないんですよ。チャンバラシーンを書くのに、絵コンテまで書きましたが、これもまたうまく伝わったかどうか。 今回のような機会を設けてくださった編集様や、関わったスタッフの皆様には心よりの感謝を、そしておつかれ様でした、との言葉をこの場を借りてお伝えします。 以上、長い長いあとがきのようなもの。
そんなこんなで付録ノベルを書いた『あっぱれ!天下御免ビジュアルファンブック』も本日発売、しかし、前日には店頭に出ているとのことで、気になって仕方なく、昨日夜勤明けの重い体を引きずり、オタクの西の聖地、日本橋に行ってまいりました。
的を大型書店三店舗に絞り、今回は、ただ売り場を見守るのみにしておきました。
◎人の一生はギャルゲに似てるといいますが、本当にそうでございますね。
もしも、松平建、高橋英樹、勝新太郎、杉良太郎、若山富三郎等々時代劇スターとクラスメイト、もしくは一緒に学園生活を送れたら? そんなこと想像したことないし、したくもない。そうでしょうね。 では、彼らが演じたキャラとなら? 暴れん坊将軍、桃太郎侍、座頭市、遠山の金さん、子連れ狼等々……。まず、想像できないし、できたとしてもそんな殺伐とした学園ライフを送りたくもない、まあ、もっともな意見でしょう。 しかし……。それが恐ろしいことに、疑似体験できるゲームがあるとすれば? まあ、そのまんまだと大人の事情とかが絡んでくるし、よほどの好き物でないと買わない可能性がある。 そこで、『女体化』というフリカケをぱっぱとかけてみる。 するとアラ不思議? なんだか楽しい学園生活を送れそうじゃないか! 『あっぱれ!天下御免』とはそんなゲームであります。 そしてこのほどエンターブレイン社より『あっぱれ!天下御免ビジュアルファンブック』を刊行するに当たり、不肖私が、付録のノベルを担当することになりました。 付録とはいえ、時代小説? おぉ、長いこと時代劇好きでよかった……。 今まで戦国時代や三国志の英傑を女体化するという試みは行われてきましたし、私もかつて雑誌の企画で、人間ならまだしも重機や銃器(しゃれではなく、事実)を女体化したこともあります。今回は架空実在織り交ぜてテレビや映画でおなじみのチャンバラスター達を女体化してみようという試みなのです。 江戸時代の生活をそのまま現代に甦らせた巨大学園都市で巻き起こるチャンバラブコメディー! それが『あっぱれ!天下御免』! あのキャラもこのキャラも美少女だから実に食べやすい! 例えば……。 最近では仮面ライダーの助っ人も務めた暴れん坊将軍こと徳河吉宗が こんな感じに。 親父よりも娘の方が有名になりつつある桃太郎侍が……。 こんな感じ 東野、西村、佐野、石坂、里見……まあ、いろんな人が演じた水戸黄門は こう。 ストレッチマンの中の人だと思っていたけど全く別人だった、中村吉衛門演じる鬼平こと長谷川平蔵は……。 こうですな。まあ、何とか言われれば分かるレベルですな。 以上、葵の紋を背負ったり、役人だったりする体制側のヒーローたち。 では反体制、アウトロー系で行くと…… 元禄から幕末までを生き延びた殺し屋、中村主水は こうなります。 カツシンの一世一代、といいたいけど最近じゃあいろんな人が演じちゃった盲目で居合いの達人、座頭市は こう。 じゃあ……逆にこれは? なんと『三匹が斬る!』の面々でした。 そして人気投票一位だったこの美少女は……。 これは、そう! 冥府魔道の刺客、子連れ狼でした! かようなわけで、その他大岡越前、銭形平次に眠利狂四郎、木枯し紋次郎、破れ傘刀繻体制側も反体制側もごっちゃになった学園で騒動が巻き起こり、主人公(プレイヤー)は各キャラと行動をともにしたり、いい感じになったりするのですな。 で、これがいわゆるエロゲ、PCゲームなので……。 各キャラとあれやこれをいたすのですが、この時に元キャラを思い出すと、げんなりするのでそれは考えないように。 だって高橋英樹なんか桃太郎、三匹、それに金さんと単発で子連れ狼も演じたのですから、全部クリアすると、四回も種類の違う高橋英樹を抱いたことになる! それはあまり考えたくない! まあ、そんな人はあまりいないでしょうが。 依頼があったのも『時代劇ものだからあいつだろう』というとてもありがたいご指名があったからで、ご期待に添わないといけませんので、腕によりをかけて書いたつもり。総勢30人近いキャラをまんべんなく出すけど、出番少ない娘もいるからゴメンな! の『怪獣総進撃(のバラン、バラゴン、マンダ)』方式で書きました。 そして昨日、見本誌が送られてきたのですが。 分厚い、まな板か? 本誌はゲームの魅力を損なうことのない内容になっており、見ごたえは充分。 そして付録の小説は裏表紙のボール紙にがっちりと挟まれておりました。初めからビニール包装されているので、本屋さんもシュリンクせずに済むという安心設計、でも重い。 ボール紙にでかでかと自分の名前が書かれているので、嬉しいような恥ずかしいようなで、なかなか開封できませんでした。しかし、私の名前をこれだけ出して売り上げに影響しないのか? と不安になってきます。 まず、ゲームの方が安定した人気ということもあり、まずは売れてくれるのを祈るのみであります。発売は6月29日。東京ではすでに売られている店もあるとか。 一度、日本橋に行ってみようかな。お願いだから、付録をゴミ箱に捨てるようなことだけはしないでおくれ……。 超ボリュームで迫る本誌ともども付録の小説『八雲慌てる!鬼が祀るは白裸の乙女か?』もよろしくお願いします。
ひょんなこと、本当にひょんなことで思わぬ方向に話が転がることもある。
アレは先月のこと。空埜一樹先生の知人で名古屋在住の漫画家・結城さくや先生が大阪に遊びに来られるというので、酒席にお邪魔した時の話。 結城先生は名古屋の専門学校で講師をされているとのこと。 『来年度、ノベルス学科ができるんですよ。どうです?』 『へえ、面白そうですね。名古屋かあ』 とか何とかやり取りがあって数日後。その専門学校の校長からじきじきにお話があって。 先週末名古屋に行ってきました。 行き先は日本マンガ芸術学院! 色々あって(本当に二転三転したんですよ)、新幹線で行く予定が、こちらの事情で車で。 行きなれた名阪国道を抜けて、東名阪に入って名古屋へ! アホみたいに晴れ渡った空。よく見れば左斜め上に巨大な忍者が。伊賀越えの最中だ。 一人きりのドライブなので、休憩なしのノンストップ、と行きたかったが、四日市を過ぎた御在所SAでトイレ休憩。ここまで約二時間。そこから30分ほどで名古屋市内へ。思ったより近かった。 時間があったので、市内を車でうろうろ。 名古屋といえば『モスラ対ゴジラ』『ゴジラVSモスラ』『ガメラ対ギャオス』と、怪獣が蹂躙した街でもある。三作品に共通して襲われた名古屋城を見物に行く。 名古屋城とバトラ。小さいので見えにくいが、奥に名古屋城が。 中村公園前の大鳥居。現実の中の非現実、まるで怪獣だ。なんでも怪獣に見えてしまう悪い癖。 ぽつん、と立つねじくれ立ったビル。これも某専門学校とのこと。 更に市内をぶらぶら。事前にチェックしていた古本屋によってみたり、ここでもかよ! のブックオフに立ち寄ってみたり。あまり大阪とやってることは変わらんなあ。 ブクオフで買ったもの・その1 『ウルトラマンタロウ超全集』! 名古屋まできて買うものか? どこでも買えそうなものだが。いや、ZATの隊長は名古屋章だぞ。何の関係もないけどね。 このムック、可能な限りタロウ怪獣の三面写真を載せているところに魅かれた。 誰も知りたくない酔っ払い怪獣ベロンの背面写真もあるよ。 さて。ただ校長とお話をしに名古屋に来たわけでもない。 せっかく来ていただけるなら、と講義をお願いされてしまったのだ。 まず初日は、在校生の皆様にお話を。 コミックイラスト学科の学生さんがほとんどだったので、内容は こんな感じ。文章とイラスト、イラストレーターさんとのかかわりなどを著作を交えて。 授業の後、学生さんたちと雑談。場所が変われど、大阪の学生さんも名古屋の学生さんも根っこは一緒だなあ、と思った。 夕食までに少しばかり時間があったので、名古屋駅まで散歩。暑い。何でも名古屋は京都のように盆地帯なので、蒸し暑いそうだ。名古屋駅前は『小さき勇者たち・ガメラ』で亀とトカゲが喧嘩した場所でもあります。 名古屋駅前(というか厳密には裏通りだそうだ)には、コミック専門店やオタクな店が軒を連ね、日本橋のような雰囲気。地下街のおもちゃ屋に立ち寄って 非売品のゴジラとエビラのガレキを撮って、学校へ引き返す。カッコイイ。でも持ち帰るにはでかすぎた。だから非売品だといっておろうが。 その日の夕食。校長、事務局長にごちそうになりながら、延々『あしたのジョー』のお話を。力石戦もいいが、金竜飛戦、ハリマオ戦も大事なんだよ! あれ、学校の話は? 宿泊先は学校からビル二つ分隣の、ホテル兼果物屋という変わった場所。でもサービスでお皿一杯のフルーツをいただいた。 名古屋は城下町だったせいか、気温もそうだが京都のように碁盤の目に街が作られており、とても行き来がしやすい。とはいえ、そんなに動き回っておりませんが。 翌日は体験授業ということで、ほとんど高校生相手にお話を。 これですよ、これ。こんな大々的に発表するほどの人間ではにないと思うので、恥ずかしい。成瀬さーン! 『では、先にトークライブを』 え、トークでライブするの? 講義だけじゃない! 軽く打ち合わせののち、司会者さんのリードで、60人近い入学希望者(+その保護者)を相手にトークでライブ。事前に大量に口に入れていたミンティアが利きすぎてろれつが回らなく、ぎこちなくなってしまった。 ちなみに打ち合わせ中バックで流れていたのは、なぜか吉田拓郎の『唇かみしめて』。 自然に話は『刑事物語』、そしてハンガーヌンチャクの話題に。今の学生さんは武田鉄矢が昔ハンガーで人を殴りまわしていたことも、ハンガーが凶器になることも知らなかった。違う、木のやつ! 時代だなあ。 トークライブはそこで終わらない、続いては仙台の姉妹校とのストリーミング中継! ストリーキングではないのだ。ネット中継でお話しするというもの! 思いがけない質問攻めに戸惑いながらも、中継は無事終了。 司会役の声優学科の学生さんたちはみんなとてもはきはきと流暢にお話されるので、感心してしまった。 昼食で出されたお弁当はうなぎ+エビフライ+味噌カツという、実に名古屋らしい(失礼)、欲張りな構成。 休憩を挟んで最後に、ノベルス学科志望の学生さんたち(ほとんどが未成年なので、下ネタはできない。未成年でなくとも下ネタはやってはいけない)相手に講義を。 みんな熱心に聞いていてくれた、と思う。だけど『マッドマックス2』を引っ張り出してくる講師はいかがなものか、と反省。もっと分かりやすいネタにすればよかった。 全行程を終え、再び車で大阪へ。名古屋はいい町だった。今度はもっとゆっくり市内を巡りたい、と思った。 このまま高速に乗って・・・・・・いや待て、俺はこの二日間、結構がんばった、がんばったつもりだ。よくやった俺、ありがとう俺、何かご褒美を上げようじゃないか。 初日に寄ったブクオフで見かけて気になって仕方なかったアレ。 前半部分だけでいいやと思いつつも、単価が安いので、全部ほしくなったあれ。 ブクオフで買ったもの・その2 『シルバー仮面』全6巻! ありがとうブックオフ太閤通り店! そうか、俺はこいつとめぐり合うために名古屋に行ったのか! 大いに違う! そしてこの文章を書きながらバックに『シルバー仮面』を流している。暗い、路線変更も止むなしの暗さだ。 アンチウルトラを目指して作られたので、ヒーロは物語の解決役ではなく、あくまでも進行役。これがのちの『アイアンキング』にも繋がるのか……。なんにせよ、暗い。 そして、本当に俺のような人間でよかったのだろうか。もっと人に喜ばれるような人間になろう。そうだ、僕らの故郷は地球。 |
カウンター
プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。 『SHUFFLE! アンソロジーノベル』 でデビュー。 『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE ) 『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫) シリーズほか、チョコチョコと。 ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。
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