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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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◎人の一生はギャルゲに似てるといいますが、本当にそうでございますね。



 もしも、松平建、高橋英樹、勝新太郎、杉良太郎、若山富三郎等々時代劇スターとクラスメイト、もしくは一緒に学園生活を送れたら? そんなこと想像したことないし、したくもない。そうでしょうね。



 では、彼らが演じたキャラとなら? 暴れん坊将軍、桃太郎侍、座頭市、遠山の金さん、子連れ狼等々……。まず、想像できないし、できたとしてもそんな殺伐とした学園ライフを送りたくもない、まあ、もっともな意見でしょう。



 しかし……。それが恐ろしいことに、疑似体験できるゲームがあるとすれば?

まあ、そのまんまだと大人の事情とかが絡んでくるし、よほどの好き物でないと買わない可能性がある。

 そこで、『女体化』というフリカケをぱっぱとかけてみる。

 するとアラ不思議? なんだか楽しい学園生活を送れそうじゃないか!

『あっぱれ!天下御免』とはそんなゲームであります。



 そしてこのほどエンターブレイン社より『あっぱれ!天下御免ビジュアルファンブック』を刊行するに当たり、不肖私が、付録のノベルを担当することになりました。



 付録とはいえ、時代小説? おぉ、長いこと時代劇好きでよかった……。



 今まで戦国時代や三国志の英傑を女体化するという試みは行われてきましたし、私もかつて雑誌の企画で、人間ならまだしも重機や銃器(しゃれではなく、事実)を女体化したこともあります。今回は架空実在織り交ぜてテレビや映画でおなじみのチャンバラスター達を女体化してみようという試みなのです。



 江戸時代の生活をそのまま現代に甦らせた巨大学園都市で巻き起こるチャンバラブコメディー! それが『あっぱれ!天下御免』! あのキャラもこのキャラも美少女だから実に食べやすい!





 例えば……。





 最近では仮面ライダーの助っ人も務めた暴れん坊将軍こと徳河吉宗が









こんな感じに。



 

 親父よりも娘の方が有名になりつつある桃太郎侍が……。





 こんな感じ







 東野、西村、佐野、石坂、里見……まあ、いろんな人が演じた水戸黄門は







 こう。





 ストレッチマンの中の人だと思っていたけど全く別人だった、中村吉衛門演じる鬼平こと長谷川平蔵は……。







 こうですな。まあ、何とか言われれば分かるレベルですな。





 以上、葵の紋を背負ったり、役人だったりする体制側のヒーローたち。

 では反体制、アウトロー系で行くと……



 元禄から幕末までを生き延びた殺し屋、中村主水は







 こうなります。







 カツシンの一世一代、といいたいけど最近じゃあいろんな人が演じちゃった盲目で居合いの達人、座頭市は





 こう。







 じゃあ……逆にこれは? 







 なんと『三匹が斬る!』の面々でした。





 そして人気投票一位だったこの美少女は……。







 これは、そう!







 冥府魔道の刺客、子連れ狼でした!









 かようなわけで、その他大岡越前、銭形平次に眠利狂四郎、木枯し紋次郎、破れ傘刀繻体制側も反体制側もごっちゃになった学園で騒動が巻き起こり、主人公(プレイヤー)は各キャラと行動をともにしたり、いい感じになったりするのですな。



 で、これがいわゆるエロゲ、PCゲームなので……。

 各キャラとあれやこれをいたすのですが、この時に元キャラを思い出すと、げんなりするのでそれは考えないように。

 だって高橋英樹なんか桃太郎、三匹、それに金さんと単発で子連れ狼も演じたのですから、全部クリアすると、四回も種類の違う高橋英樹を抱いたことになる! それはあまり考えたくない! まあ、そんな人はあまりいないでしょうが。



 依頼があったのも『時代劇ものだからあいつだろう』というとてもありがたいご指名があったからで、ご期待に添わないといけませんので、腕によりをかけて書いたつもり。総勢30人近いキャラをまんべんなく出すけど、出番少ない娘もいるからゴメンな! の『怪獣総進撃(のバラン、バラゴン、マンダ)』方式で書きました。

 そして昨日、見本誌が送られてきたのですが。







 分厚い、まな板か?



 本誌はゲームの魅力を損なうことのない内容になっており、見ごたえは充分。



 そして付録の小説は裏表紙のボール紙にがっちりと挟まれておりました。初めからビニール包装されているので、本屋さんもシュリンクせずに済むという安心設計、でも重い。





 ボール紙にでかでかと自分の名前が書かれているので、嬉しいような恥ずかしいようなで、なかなか開封できませんでした。しかし、私の名前をこれだけ出して売り上げに影響しないのか? と不安になってきます。

 



 まず、ゲームの方が安定した人気ということもあり、まずは売れてくれるのを祈るのみであります。発売は6月29日。東京ではすでに売られている店もあるとか。

 一度、日本橋に行ってみようかな。お願いだから、付録をゴミ箱に捨てるようなことだけはしないでおくれ……。

 超ボリュームで迫る本誌ともども付録の小説『八雲慌てる!鬼が祀るは白裸の乙女か?』もよろしくお願いします。












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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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