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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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 今頃週末のことを書くのだからもはやこれは日記ではない。というのはずいぶん前から分かっていたことで。


 先週末は恒例の京都みなみ会館、ウルトラ大全集と超SDX。子供らも来るので、土曜日に映画だけ見て、日曜日はトークに参加し子供らを送らないと、ということに。
 

 そんな時、次男が言った『ドクター・ストレンジ見れる?』。もうすっかりあきらめていたと思ったけど、見たかったのか! しかしこのタイトなスケジュールでは見に行けそうにない。それに、もう近所のシネコンでは深夜にしか上映してない、困った。でも、どこかで見れるかも……時間あるかな、と探してみたらあった。京都久御山イオンで朝から上映しているじゃないか、じゃあ日曜日これを見てみなみ会館でトークだ! 土曜日は遅くなるし、日曜は朝早いしで、強行軍である、まさにストレンジな週末。



 まずは土曜日。早めに着いて、近所にできたラーメン屋で夕食。鶏がらスープとワンポイントに玉ねぎが効いている。つけ麺はうどんみたいな太さでお腹いっぱい。



 ウルトラ大全集は『劇場版ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』。ウルトラマンXに初代マン、ティガが加わり、閻魔獣ザイゴーグを迎え撃つ。70分という尺の中にぎゅうぎゅうに詰め込んだ田口監督の怪獣映画へのラブコール。ウルトラマン映画である前に、これは怪獣映画、ザイゴーグとマイケル富岡の映画といっても過言ではない。 ごてごてしたザイゴーグが街のランドマークを破壊、登場シーンはもちろん逆光&ボディパーツアップの細かいカット割り。これまでは昭和怪獣映画のオマージュ作品が多かったけど、これからは平成ゴジラ世代の川北特撮リスペクトな作品が増えるんじゃないか、と思う。昨年、映画観終わった後、おもちゃを買いに走ったのを思い出した。それほど怪獣が魅力的な映画。



 
 超SDXは『怪獣大戦争』。さっきは正義のXだったけど、こちらは悪いX。X星人と地球の攻防戦というSF映画要素にゴジラとラドン、キングギドラをぶち込んだ作品。怪獣大戦争マーチとゴジラのシェーが有名だけど、見直すと、怪獣バトルは控え目。ちょっとしたアイデアで人類救済のきっかけを生む、ミクロからマクロの拡大という関沢新一脚本が効いてます。X星でも地球でも、ゴジラとラドンは生き生きとしており、すっかりヒーローの雰囲気を漂わせています。
 そして深夜に帰宅。翌日は朝食を軽く済ませて再び京都へ。久御山イオンで『ドクターストレンジ』。マーヴェルの魔法ヒーロー、ストレンジ氏である。事故で両手の自由が効かなくなり、医者生命を絶たれた男が魔法の力で復活するどころか、世界の命運をかけた戦いに巻き込まれていく。一旦挫折した男(金持ち、偉そう)が新たな力を得て、ヒーローになるというのはアイアンマンと似ている。だけど、あちらは表舞台で活躍しているのに対し、魔法使いは裏でこっそり世界を守っているというのが面白い。目くるめく魔法合戦は2Dでも十分すぎるぐらいである。まっとうに作られた第一話であり、彼もまたアベンジャーズに合流するのでは、と思わせるエンディングだった。いや、合流するでしょうね。




 アメリカのヒーローの次は、再び日本のヒーローへ。京都みなみ会館、ウルトラマンXの田口清隆監督トークショウである。田口監督とは昨年に引き続き、これで二度目。前回は正直失敗した。自分でも悔いの残るトークをやってしまったので、今回は劇場版Xにのみ絞っていこうと決めた。一応いつものようにトーク内容を書いておいたけど、もうこれはほとんどアドリブでいってもいいかもしれない、それにほとんど打ち合わせらしいことをやっていない、会場入り口で軽くお話ししただけ!
  


 そして本番。劇場版Xにまつわるあれこれを、笑いを織り交ぜて爆笑に次ぐ爆笑のうちに何とか終了。コメンタリー上映はX15話『戦士の背中』。父と娘の人間ドラマに、古代怪獣ゴメス、というか川北ゴジラのオマージュをたっぷり詰め込んだ怪獣巨編。こちらではメイキング担当の島崎淳氏を交え、撮影の裏話をたっぷり聞くことができた。気になった人は家に帰って見返したくなるような内容だった。そしてサイン会へ。いつものように写真担当、いつの間にか子供らも仕事を手伝ってくれていた。




 劇場版Xには監督も鑑賞で、こんなに贅沢なことはない。しかしこちらは子供らを家に送らないと、遅くなってしまうので、途中退場。長い長い二日間は終わり、帰宅して泥のように眠ってしまった。でも不思議とまた、Xが見たくなってくる。ウルトラ大全集の動員も徐々に増えてきた、何事も継続は力なり、なのかもしれない。さていつまで司会を務めさせていただくのか、それは私にもわからない、ということで来月はウルトラマンコスモス。ぼちぼち予習しないと、ユナイト。

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 やることはまだあるけど、大きな山場を越え、一息ついた昨日の朝。昨日のことを書いてるから、もはや日記ではない。



 今月は新作映画を見てないな、あれもこれもスルーしてしまった。今からはどうだ? 『マグニフィセントセブン』がもうすぐ上映終了、しかも朝一しかやっていない。これは大変だ、と早起きして映画館へ。




 『マグニフィセントセブン』は『荒野の七人』のリメイク。とはいえ、タイトルだけ借りた全く新しいものになっている。オリジナルの山賊から今回は悪徳地主へ。7人のメンバーも黒人リーダーを筆頭にメキシカン、インディアン、アジア系と人種を超えたチーム編成。これでキャラ分けもばっちりであり、誰がだれかわかりやすい。あとメンバーにデブキャラを入れてるのもナイスポイント。



 全く新しいとはいえ、オリジナルやそのまたオリジナル『七人の侍』へのリスペクトも忘れてないところがいい。ストーリーはぐっと絞り込み、前半は7人のメンバー集め、後半は敵の迎撃というシンプルな構成。ドラマ部分が物足りないかもしれないが、敵の人数が多すぎて、余計なことをしている暇がない。悪いやつはとことん悪く、エエモンはとことんかっこいい、往年の西部劇の雰囲気を見事に復活させている。とはいえ、現在の西部劇の根底には、亜流といわれていたマカロニウェスタンの血が静かに流れている。派手な銃撃戦、流血という見てくれの部分だけでなく、主人公の行動が復讐だったりするのは、その影響が大きいのでは、と勘繰ってしまう。アメリカ西部劇とマカロニのハイブリッドの成功作品が生まれたのでは、と思う。エンディングのあの曲にニヤニヤしてしまう傑作。



 派手なドンパチ、馬上ガンファイト、ええもんサイドが死んでいく映画を見るのも久しぶり、西部劇も久しぶり。いや去年は『ヘイトフルエイト』があったか。

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 昨日は京都みなみ会館(またかよ! まただよ!)で『ドラゴン危機一発すぎィッナイト』へ。この世知辛いご時世『ドラゴン』である。『カンフー』でも『マーシャルアーツ』でもなく『ドラゴン』。かつてジャッキーチェン登場以前は香港からくるアクション映画はすべて『空手』『ドラゴン』だったことがある。それはちょうどイタリア映画が一時期『マカロニ』と呼ばれていたのに似ている。ちょっと違うか。
 そういえば、怪獣、特撮抜きのみなみ会館オールナイトは学生時代の『西部劇特集』以来ではないだろうか。
 
 怪獣の時と違って開演は深夜0時30分と、遅いスタートなので、余裕をもって京都へ。ロビーにはお客さんがちらほら。人であふれかえる怪獣オールナイトは異常だったのか?



 今回は3月から香港映画が続々京都にやってくるので、その前哨戦としての意味合いもある。上映作品は『ドラゴン危機一発97』『女ドラゴンと怒りの未亡人軍団』『片腕ドラゴン』の3本。タイトルに『ドラゴン』のつく作品ばかりである。




 上映前に、待機中の香港アクション予告編大会と、イップマンからの劇場マナーCM 。イップマンに言われちゃ、みんな従うしかない。
『ドラゴン危機一発97』は、ドニーイエンの日本初お披露目映画。とにかく監督を兼任するドニーさんの『俺を見ろ!』アピールがすさまじい。しかし、その超絶な技の数々に言われなくても見入ってしまう。回想形式のミステリアスな展開、記憶をなくした男ドニーさんの正体は何だったのか? とにかく動く、よく動く、素手でも強いのに、鉈をふるって敵を叩き切る! まるで何とかに刃物、である。オリジナルとは何の関係もないが、ドニーさんのアクションにどこかブルースリーのオマージュが入っているのがうれしい。









『女ドラゴン』はみうらじゅん、安西肇両氏によるコメンタリー上映。本国でも大いにこけたこの映画は、この二人を起用するととかしないと見れるものではなかったのか? 夫を殺された一芸に秀でた未亡人が軍を率いて敵軍に迫る。夫の敵だ! でも鎧株価ぶったらだれがだれかわからなくなるのがこの映画の致命的なところ。それとせっかく一芸に秀でた未亡人軍団なのに、その特技をうまくいかせていない気もした。人馬転がす巨大な糸車状兵器、紙気球爆弾、人間吊り橋など、アイデア満載だけど、それがうまくいってないように見えたのはコメンタリーのせいか。この映画で寝てしまおう、と思ったけど、コメンタリーが面白すぎたので、起きてしまった。あんな気の抜けたコメンタリーやりたい。あと、誰が女ドラゴンだったのか。未亡人軍団の奇抜な鎧がドクトルGみたいだった。
 そして今回の個人的目玉『片腕ドラゴン』である。カンフー映画でおなじみ、道場間の諍いごとに巻き込まれた主人公が、ライバル道場の雇った琉球空手家によって片腕を失う! とそこまでが割と長いので『誰が片腕になるんだ?』と不安になりそうである。主演のジミーウォングがその名のごとく地味なフェイスなので、一瞬主役不在の映画に見えてしまう、そのギリギリのラインをかろうじてアクションで主張しているからだ。片腕のジミーさんは、残った左腕を強靭なものに変え、復讐をする。特訓ではなく腕を改造して強くなる。地味フェイスのおかげで、後半から見ると、まるでジミーさんが道場破りの極悪人に見えてしまう。




 全編を流れる『黒いジャガーのテーマ』が猛烈にかっこいいけど、それって無断使用では? とか香港映画では言わない約束。あっけない幕切れで、仲間と師匠の敵を打って映画は終わる。
 


 いつもの怪獣オールナイトと違い、遅い時間に粛々と始まり、朝早くに粛々と終わった。でも、心の中ではむくむくとドラゴンが頭をもたげていた。多分、みんな同じ気分だった。と、思う。旧作から新作まで取り合わせた香港映画の超絶技巧、『帰ってきたドラゴンナイト』に期待したい。
 ロビーで売ってたドラゴン焼きそば。固焼きドラゴンである。

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 昨年、軽い気持ちで見に行ったらとんでもない目にあわされた映画『この世界の片隅に』は、はじめは小規模公開だったのが口コミで評判が広がり、上映館が増え、今でも絶賛ロングラン中という奇跡的な作品。それがおなじみ京都みなみ会館でも上映中。昭和の雰囲気漂うみなみ会館にぴったりの内容である、アメコミ映画もリメイク荒野の七人もみたいけど、ここはまずみなみ会館だ、ということで、先日京都へ。


 火曜日はカップル割引の日ということで、一人で来館するお客さんを捕まえ、割引に成功。せこいか? いや、ルールの中で遊んだだけだ、と言い訳しよう。


 ロビーは小さな資料館の様相で、関連書籍、イメージボードが飾られている。入場者は高齢者の方が多い。そういえば、平日の昼間から映画に来れるのはふらふらした俺のような人間を除いては、この層が多いだろうし、映画の内容が内容なだけのことはある。そんな中、ひっそりと貼られた『狂い咲きサンダーロード』。



 二度目だというのに、ポツリ、ポツリと『悲しくてやりきれない』が流れ、青い空にすっと『のん』の文字が浮かんだだけで、心をぎゅううううとつかまれ、物語の中に入っていく。この世界には人の営みがあれば、戦争もあり、オバケもいるんだなあ、という映画なのです。そしてよくわからないけど、じんわりする。なんだこの感情の高ぶりは。
 映画の後、野暮用があったので、元の状態に戻すのに難儀した次第。子供らと、また見たい。

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 年が変わってもみなみ会館、超大怪獣SDXとウルトラ大全集は続くのです、ゲストトークももちろんあって、なぜか司会を仰せつかっているのです、というのはもうご存知の事かと思います。



 今回はウルトラが『ウルトラマンG ゴーデスの逆襲』に超SDXが『ゴジラデジタルリマスター版』、そして覆面上映という組み合わせ。



 ありがたいことに、ゴジラに子供たちが食いついてくれるので、できるだけ連れて行ってやろうと思っている。今回もそうなのだが、なぜか犬を連れてくる。なので、ウルトラのトークショーの間は、犬と京都の町で遊んでいる。父親がもがき苦しみながら司会をしている姿も見てほしいのだけど、退屈しないなら、それでもいいかな、でも見てほしいな、というジレンマ。



 今回は『ウルトラマンG』プロデューサーの鈴木清氏をゲストに迎えてのトーク。心強い味方は、ウルトラ大全集ラインナップ編成の原案者、信太氏だ。子供らに小遣い持たせて昼食に行かせ、その間に打ち合わせ。鈴木氏のお話は面白いものばかりなので、どれもこれも聞きたい、話してもらいたい、すると時間が無くなる。でも聞きたい。最終的に『ウルトラマングレート』のグの字が出ないのでは、と思うぐらいに面白い。しかし、それではお客様に申し訳ない。



 テレビでの新作がない90年代に生まれた子供たちにとってグレート、パワードという海外組こそがウルトラマンだった。その世代が成長したタイミングを見計らったかのようにブルーレイリリース、その効果もあってか会場はいつも以上に人の入りが多い。今までで最高じゃないのか? 失敗は許されない。



 本番ではオーストラリアからウルトラマングレートも駆けつけて、大盛り上がり。トークもいつも通りしどろもどろでありましたが、何とか鈴木プロデューサーと信太氏に助けられる形で無事終了。2つの力をお借りして、まるでウルトラマンオーブである。
 こっそり忍ばせた、鈴木氏の演出デビュー作である、赤いロボットとその続編ロボも好意的に受け入れてくれたのでほっとしました。


 
 
 そして『ウルトラマングレートゴーデスの逆襲』上映へ。劇場版はソフト版とエフェクトも編集も若干違うここでしか見れないバージョン。外国人キャスト、オーストラリアの空気感はまるで洋画SFのようでもある。でもウルトラマン、超人対怪獣の対決は胸躍るものがあり、怪獣のスーツのデカさに驚かされる。大ピンチで動けないウルトラマンを助けるように、宿敵ゴーデスを倒すのはグレートと一体化した地球人ジャック・シンド―であるというオチのつけ方も新鮮。



 そして覆面上映に続き、ゴジラ。覆面上映はどこまで覆面なのかよく分からないので、曖昧に書くと、とある怪獣造形家が作ったパイロットフィルムであり、あの怪獣やこの怪獣、他の作品で活躍した連中が見られるというお得な一本だった。
 


 そして最古にして最美、ともいうべきゴジラデジタルリマスター版へ。『シン・ゴジラ』でも継承されたオープニングの足音からタイトル音楽に、わかっていながらもゾクゾク。




 しかし、このまま本編を見終えてから諸々の用意を済ませると、子供らの帰りが遅くなる。明日は学校だからなあ。と、いうことで泣く泣く途中で離脱し、用事をこなし、戻ってきたらラストシーンだった。しかしデジタルで甦る、水面下のゴジラの動きは不気味で、幽鬼のようである。



 
 上映終了。娘にとっては生まれて初めて見る白黒映画だった。帰り道、子供らと車中で映画のことをああだこうだと話のは楽しいひと時である。来月も来てくれるかな。そんなことを考えながら、帰り道を急ぐ。小雨降る、奈良の山中には霧がかかってた。


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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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