作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!
男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい!
てな訳でよろしく
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 ◎ 40周年! 漫画家とゴキブリ
・先日、ポン友の八薙玉造先生から『ゴジラ見ませんか?』のメールあり。
今から40年前、1972年に公開された映画を一日ずつ、招待客に上映するというもの、八薙先生はそれに当選したそうだ。 上映前に軽くアポロビルの紹介、そしてこの映画が公開された背景などの説明。そして映し出される東宝マーク……説明でも一応言っていたが、フィルム自体は退色しかかっていて、セピアっぽかった。 おかげで経費を浮かせるために大量投入される過去作の映像が違和感なく見れた。 もう何度も見た映画だが、『ゴジラ対ガイガン』の魅力はサイボーグ怪獣ガイガンに尽きる、と一般的には言われている。
赤いモノアイに、鎌状の両手、そして最大の魅力であるお腹の回転鋸。かつての大物怪獣キングギドラを従えての地球侵略行動は、まるで大物新人外人レスラーのようでもある。迎え撃つはゴジラと、すっかり子分扱いのアンギラス。アンギラスが健気過ぎるのもこの映画の魅力だ。 個人的には、主人公が売れない漫画家(でも美人マネージャー付きでウラヤマシイ)と、ヒッピー(職業不詳)なのが実に身近な感じがして、軽妙さに拍車をかけているように思える。
怪獣映画にありがちな科学者や軍人、報道関係者が主役ではないのだ。 ゴジラは自然の脅威や核の恐怖ではなく『乱暴だけど、気のいい奴』みたいなスタンスが、ちょうど『ゴジラはエエモン』という設定を刷り込まれてきた第三次怪獣ブーム世代には心地よかったりする。
ガイガンを操るのはハンターM星雲人、招待は人類絶滅後に高度な知性を得たゴキブリである。先日見た『アイアンスカイ』はナチスが月から攻めてきたが、今回はゴキブリである。侵略者の姿も出自も様々である。
聞けば、アポロビルでのフィルム上映はこの特集が最後になるとのこと。デジタルが一般化されると、こういった特集上映も組みにくくなるのか、と思うと感慨深い。 この次、ゴジラを見れるのは再来年のハリウッド版になるかもしれない。場内にはちびっ子たちの姿もちらほらあったので、次世代のためにもぜひこういった上映会の機会を増やして欲しいものである。とじじ臭いことを言う俺も今年で40周年だ。
最近の韓国ドラマに出てくるハンサムたちにに軽い違和感を覚えていたのだが、『~ガイガン』を見て確信した。髪型は今風でも、顔つきは70年代の日本のハンサムに似ているからだ。 PR ![]() ![]() |
カウンター
プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。 『SHUFFLE! アンソロジーノベル』 でデビュー。 『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE ) 『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫) シリーズほか、チョコチョコと。 ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。
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