作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!
男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい!
てな訳でよろしく
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
あるお家での、おばちゃんと孫の会話。
お孫さんが『バットマンリターンズ』のDVDを持っておばあちゃんの家で見ようとしたら、おばちゃんがそれを拒んだ。 『おばあちゃん、この映画いや! 気持ち悪いもん、もっと普通のバットマンにしなさい』 お孫さんは三歳。純粋にヒーローものとして、この映画を愛している。大きくなると、ペンギンやキャット―ウーマンの悲哀も分かってくるだろう。 おばあちゃんも孫の付き合いで何度もこの映画を見ている。 ティムバートンの作家性、なんてわからないけど、どこか悲しくてどろどろしたもの、それは見てくれの怖さではなく、内面からの恐怖……。それを分かった上で、三歳児の見るものではない、と判断したのだろう。 でもおばちゃん、『普通のバットマン』なんて、ありません。どれも狂っているか、イかれているか、それしかありません。 それでもこのお孫さんはこれからも『バットマンリターンズ』を見るでしょう。 そしていつか『ダークナイト』を見て、頭にたくさんの『?』をつけることでしょう。でもそれでいい、まずはヒーローとしてバットマンを愛してくれてるのなら。 という事で『ダークナイト』が毎日映画コンクールの外国映画部門で賞を取りました。選考者は分かってらっしゃる。 故ヒースレジャースの怪演だけではないのだよ、この映画。 ともすればバカバカしくお子様向けにいじくれる題材をあえてあそこまで押し上げたことはすごい、と思うし、ヒーローもののツボはちゃんと押さえている、と思う。 さて春の『ウォッチメン』はどんなもんやろ。 という事で映画のお話。うまくいけば早くに『007慰めの報酬』が見れそうなので、コンビニでチケット購入。 でも、ダニエル・クレイグっていまだに『悪人顔』って言われるな。 昨日は俺のボンド初体験の『リビング・デイライツ』やってたし、日曜日は『ユア・アイズ・オンリー』だ。ショーン・コネリーはやらないのね。主題歌カットは悲しいけど。 新作前にテレビで旧作を流されると、いやがおうにも期待で胸いっぱいになり、中学生のころ戻ってしまう。久しぶりだ、こんな感覚。 近くの本屋に寄ろうと思ったら、開店前なので、車の中で時間をつぶす。 しまった、本でも持ってくればよかった。 ふと見れば、後部座席にピータージャクソン版のキングコングと、金子ゴジラが。 21世紀のキングコング対ゴジラ、か。 戦わせる。 ジャイアントスイングをさせてみる。 しかし、車の中でおもちゃ並べて写真撮ってよく通報されなかったものだ。 本屋で購入した『興行師たちの映画史/エクスプロテーション映画全史』(柳下毅一郎・著)。後ろのコーラは007のチケット買ったらおまけで貰った。でもシネコンは持ち込み禁止なんだよ! まだ読んでませんが、見た感じだと、映画秘宝『エド・ウッドとサイテー映画の世界』をさらに突っ込ませたような内容かな。ともかく、興味深い一冊。 そう、映画は、見世物なのです。それでいいのです。金持ちがコスプレでヒーローになったり、イギリスのスパイが世界中を飛び回ったり、でかいトカゲとゴリラが喧嘩したり……。 そんな見世物に徹した映画が好きなのです。俺は。 ちょっとこじつけっぽいですがね。うまくまとまりましたでしょうか。 PR |
カウンター
プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。 『SHUFFLE! アンソロジーノベル』 でデビュー。 『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE ) 『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫) シリーズほか、チョコチョコと。 ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。
カレンダー
最新TB
最新CM
[07/16 JosueBix]
[07/03 FloydLef]
[06/30 JosueBix]
[06/06 DarrenVoity]
[05/28 GerardHAILS]
最新記事
(03/01)
(02/25)
(02/11)
(01/12)
(01/05)
ブログ内検索
アクセス解析
|