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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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 前々回の日記でも書きましたが、60から70年代のガチャガチャしていた撮影所や現場(特に東映)の雰囲気を読むのが楽しくなってきて、大学時代に教わった中島貞夫先生の『遊撃の美学』を、つい先日読み終えた。
 それが上層部からの指示であっても面白そうなものはとにかく、どんな題材でも手をつける、強行軍の中不眠で撮り終えたものもある、血反吐はきながらの時も、不本意な出来のやつもある、それでも、やる。その中にきらりと光る『自分らしさ』がある、かも知れない。
 
 実績はぜんぜんだが、その魂と心意気だけ、勝手に学ばせていただきました、いまさらですがありがとうございます、先生! ねちょねちょ生きます。
 思えばあのときの大学の教授陣は『東映実録スタッフ』か『旧大映・勝新の友達』がほとんどだったな。もっと面白い話を聞けばよかった、残念。

 そんな東映も70年代後半から大作主義やブームに乗っかったアニメで何とかしのぎを削ることになる。漫画まつりとは違う路線、対象年齢が高めのアニメ作品……そのさきがけが『宇宙戦艦ヤマト』だった。

 強引に繋ぎましたが、今日、そのヤマトのまさかの実写化『SPACE BATTLESHIP ヤマト』を見てまいりました。思えば去年の今頃だったか『キムタクがヤマトに出るらしい』『そんなバカな』という噂から、今年元日の新聞の一面広告、そして予告編……。
『マジでヤマトをやるらしい』
 不安と期待が入り混じる毎日……といってもそんなしょっちゅうヤマトのことを考えていたわけじゃありませんが。
 それに、大元のアニメ版はトータル30分も見ていないのではないかというほどのヤマト音痴なのです。
 もちろん、幼少時代はヤマトブームで、続編続々編やら、夏休みになれば劇場版をテレビでやっていたのですが、まったく興味なし。
なぜなら『怪獣もロボットも出ないから』でした。
 船同士が戦ってもねえ、というのがその時の印象。
 はまった、といえばこの後のガンダムブームなのですが、これは初期のガンプラブームと再放送、劇場版は熱心に見ていたのですが、Z以降は『もういいや』という感じでした。
 そのガンダムも初放映時はあまり見てません。
同じ顔したロボが複数出たり、ロボットが鉄砲を持っていたりするのがいやだったのです。ロボットなんだから内蔵したミサイルやビームで戦え、と敵は毎回個性的な敵ロボを送り込め、と。まったく保守的でいやな子供ですね。

 そんなわけで今回のヤマトが初めて『ちゃんと見るヤマト』になりました。 だからアニメ版の知識ほとんどなし。

 はじめはまるで見る気がなかったのですが、小学校でちびっ子向けチラシ(裏面は割引券)を配っていて、低年齢層にもきちんとアピールしているその志に惹かれてしまったからです。
 冬休み、東宝、特撮大作……。これは『惑星大戦争2』になるんじゃないか、そう思っておこう、と劇場に向かいました。

 で、見た。


 
 ヤマトでした。

 おそらく原作の上手なダイジェストになっていたと思います。惜しむらくはもっとヤマトの外観を、そして戦闘を見せろ、と。
戦闘→ドラマ→戦闘→ドラマと、単調になるきらいがありました。
 しかしドラマパートではみんな酒をよく飲む。喫煙者もいたりして、未来の話だったら禁煙化がもっと進んでるんじゃないのか? とか思ったり。

 あと、でかい船で乗組員も多くいそうなのに、少人数に見えたこと。これはセットが狭く感じたからそう思ったからかもしれません。
 あと、『ゴジラVSキングギドラ』の時も思ったのですが、未来の話なんだから、操縦席にキーボードはないだろうとか。あら探しのような細かいことばかりが気になりました。
あと、キムタクはいいシーンになると鼻の穴をヒコヒコさせる。

 まんまやると『バカか』といわれそうな宇宙の人たちの処理の仕方もアレでいいと思うし……。ネタばれになるので、あまり書けませんが、ひょっとしてアニメを見ていないからそれなりに楽しめたのかな、とは思います。
 あと足りないのは『熱さ』かな。
 性別を変えてはじめはブーイングだった船医の佐渡先生はそれでもアニメ版を思わせるアレだったし。山崎努の沖田艦長もいい感じに出来上がっておりました。よく考えたら、日本の名優がアニメのコスプレをしているんですな。

 劇場にはファンの人や、高齢者の姿もちらほら。
 おそらく『正月映画、西田敏行、船』で、条件反射的に『釣りバカ』と間違えたのでしょう。

 映画の前に同じく超有名漫画の実写化『あしたのジョー』の予告をやっていましたが、あの立体化不可能なジョーの髪形は、横わけになってました。伊勢谷友介の力石と、香川照之の丹下のおっちゃんは、漫画のまんまでしたが。

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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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