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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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 ◎つらつらと書きます。オクで『ダーティハリー』の米版ブルーレイボックスを落としたものの、うちのデッキは読み取りができないことに気づいた。修理セナ。

◎『友達かも?』といわれると、ついつい『友達になりましょうメール』を送ってしまう。機械帝国の手先になった気がした。でも会ったことのない人と友達になるのも向こうにも悪いんじゃないか? と思ったりして。すると、やはり友達ってのは直に会い、一緒に遊び、語った相手でないといけないわけで。最先端システムの意味ない。

◎パソコン雑誌週刊アスキーの大槻ケンジとみうらじゅんの対談が面白い。『スティーブジョブスって誰だよ!』『ジョブスさんありがとうって、俺なんにもお世話になってねえよ!』『俺だってTシャツGパンだよ!』等々。マックユーザーでないからか、ぴんと来なかった世間のジョブス氏逝去の騒ぎっぷりをズバリと切ってくれた気がした。これぐらい思い切りがないとダメだ。後ろで『そうだそうだ』というだけではダメだな。パソコン雑誌によく載せたものだ。 

◎で、俺はよく千葉真一(以下千葉ちゃん)のことを書くとき『にぃよす!』という謎の言葉をまるで枕詞のように添える。
『にぃよす!』とは何か? 別に誰からも頼まれていないが、フェイスブックでまだ見ぬ友人が増えたこともあり、ここら辺で説明しておこうかなと『魔界転生』を見ながら、ふと思った。しかし『魔界転生』は奇跡的な映画だった。生まれるタイミングがどんぴしゃだったというほかない。これの前に、オリジナル企画『柳生一族の陰謀』があり、千葉真一はその中で柳生十兵衛という当たり役を得た。続く『赤穂城断絶』にも千葉ちゃんは出演。赤穂浪士の一人として、吉良方の剣豪渡瀬恒彦との、屋敷内を転げまわるバトルを展開。

 深作欣二の演出は役者にオーバーリアクションをとらせることが多い。『おぉ!』と叫ぶところは『おおおぉ!』、『ほぉ』と感心するところは『ほおぉーーーー』と演じさせ、周りの役者も転げ回らんばかりにばたばたと慌てだす。実録やくざ路線で培ったテクニックだろうか、時代劇の『柳生一族』『赤穂城』でもそれは一緒、みんなばたばたとする、事が起きるととにかく走る。障子を開けるのが面倒だとばかりに蹴破る。これを『キンジ十倍リアクション』と勝手に呼んでいる。

 テレビでも十兵衛、それに続くあたり役の服部半蔵を演じているところに『魔界~』の企画が。これはオリジナルではなく、山田風太郎の小説が原作。そもそもオカルト時代劇だった原作ありきだったのか、十兵衛ありきの企画だったのか、詳細は分からない。
 でも、どう考えても主役の十兵衛役は千葉ちゃんしかいない。別の誰かが演じるなんてことは当時は考えられなかった、と思う。しかしそれによって千葉ちゃん十兵衛対転生魔人剣豪軍団との迫力ある戦いをフィルムに焼き付け、原作と違っていながらも傑作になりえたのではないか、と思う。
 ラストの妖刀村正を携え、『耳なし芳一』よろしく全身に魔よけの呪文をびっしり書いて魔物に挑む姿は、時代劇にあまり興味のない小学生の俺でも『これは何かあるぞ』と思わせるかっこよさで、これが原作より秀でた部分、だと個人的には思っている。

 



 で『にぃよす!』の話だった。
 知ったところで何の得にもなりませんが。そもそも千葉真一って何? という人がいれば……それは調べてください。
 『にぉよす!』とは、ブルース・リーの怪鳥音、ウルトラマンの『ヘアッ』、仮面ライダーの『とぉ!』みたいな掛け声だと思ってください。あ、説明終わった。

 一般的に千葉真一といえば、関根勤氏の物まねのほうが有名かもしれない。へその下、丹田に力を込めて吐き出す『かああああっ、コォ』という声、裏声になりそうでならない『へぇやぁ!』など、自分も空手映画時代の千葉ちゃんは、この物まねで知った。どれも誇張されたものだろうと思っていたら、本物と寸分たがわぬ物まねだったので驚いた。
でも『にぃよす!』はなじみがない。でも、よく見てみれば、空手映画時代からちょいちょい『にぃよす!』を千葉ちゃんは発しているのだ。
 俺の初『にぃよす!』は、『理不尽なり!』のコピーが見るものを理不尽な気分にさせたり、主題歌がアルフィーだったり、予告やポスターにストーリーをゴシック文字でびっちりと書くなど(エヴァよりも早い)、そのいつにも増してとんがった宣伝がすごく気になった東映大型時代劇映画『将軍家光の乱心・激突』でのことだった。物語終盤、宿場町を破壊しながらチャンバラをする千葉ちゃんと、主人公の緒形拳(以下ナックル)。勝負は五分五分。さっと距離を置いて構え直す両名。いよいよ決着がつく、その時。
『むぬうぅぅぅぅぅぅぅ!』と突進するナックル、対して千葉ちゃんも刀を頭上高く上げ『にぃよす!』と駆ける……。初め、何をいったのかよく分からなかった。人によっては『いおす!』にも『ぃおす!』にも聞こえただろう。俺の耳には『にぃおす!』に聞こえた。なんにせよ、奇妙な掛け声を発したのだ。なぜ『にぃおす』なのか? しかし、その後、過去の千葉ちゃん作品を見てみると声を裏返しての『でぇぇえぃ!』に続くぐらいの頻度で発している。おそらく千葉ちゃんにとってアクションしやすい掛け声なのだろう。『魔界転生』においても奇しくもナックル紛する宮本武蔵との対戦時に『にぃおす!』と発しているし、バカ空手バカ映画『地獄拳シリーズ』でも、聞くことが出来る。
ひょっとしたら『よし!』と言っているかもしれない。それに生き様、思い、愛、諸々があいまって『にぃおす!』という不思議な掛け声に聞こえるのかもしれない。いずれにせよ、千葉ちゃんは『にぃおす!』という掛け声で己を鼓舞しながらアクション場面をこなしていったのではないか? この先『にぃおす!』は聞けるのであろうか? 聞けば、アメリカのテレビ番組出演が決まっているという。ぜひアメリカの視聴者に『え、今なんて言った? 『にぃおす!』って何よ、なんなのさ!』と混乱の渦に叩き落してくれれば、と思うのだが。
 しかし長々とこんなこと書いて何になる、といまさら後悔した。にぃおす!

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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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