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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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・暑いのか寒いのかはっきりしない日が続きます。辛い現実にくじけそうになり、先の見えない未来ににうんざりする日々。そんな時は好きなことやって発散させよう、そうしよう。と、言うことで、尼崎は塚口サンサン劇場へ。
 
 ゴジラメモリアルイヤーである今年、怪獣映画の波は京都みなみ会館だけではなかった。突如塚口サンサン劇場で行われる東宝フランケン連続上映! 
       
 唐沢寿明主演『インザ・ヒーロー』公開記念で行われた『サンサンアクションクラブ』の一環で、他には『燃えよドラゴン』『ゴジラ(1954)』も上映されるとのこと。
 
 思い立ったらなんとやらで、今日も、すっかり悪い道に誘い込んでしまった感のある空埜先生とともに国道43号線を走る。
 
 初めて訪れる塚口サンサン劇場。ここでもみなみ会館と同じく、怪獣おもちゃの罠が待っていた! 上映時間ぎりぎりまでおもちゃを漁り、いよいよ本編へ。
 
 
 
 久しぶりに見る『フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)』は、バラゴンのための映画だったんだな、と再確認。タルのような体で森の中をちょこまか動く姿、鈍重そうな外見に見合わず、カエルのようにジャンプして襲い掛かる俊敏性、怒ると立つ耳、発光する一本角、あたりかまわず吐き散らかすマグマ光線。さらに洗濯板のような背中のゴツゴツに、碁盤の目のような腹部。まさに『ザ・怪獣』と呼ぶにふさわしいデザインと特徴を持った怪獣である。ぐりぐりとした可愛い目をしつつ、人間を食うギャップもまた、いい。立ってよし寝てよしのオールラウンダーである。
     
 そして、今回は前回の『ガス人間第一号』と同じ脚本家、木村武(馬淵薫)氏の作品ということもあり、変身人間と怪獣への橋渡し的な作品となっている。生まれざる者の悲哀と孤独、そして中途半端な大きさのモンスターたちの臨場感。フランケンの心臓を運び、映画の後半では彼の無実を晴らそうと奔走するのが、かつてのガス人間、土屋嘉男というのも面白い。やはり、変身人間の先輩として後輩のフォローに回りたかったのか、とさえ思える。
 今回は、かつて『海外版』と称されていた、ラストにタコが出てくるバージョンの上映でプリントの状態もかなり良かった。何の伏線もなく唐突にタコが出て、ダメ押しのようにニック・アダムスが『タコだ!』と叫ぶシーンで空埜先生、思わずぷっと吹きだした。確かに、事前に情報がなければ違和感がかなり残るシーンではある。
 そしていつも何かを企んでそうな高島忠夫。目潰しでフランケンの自由を封じるというのはいいとしてもそれを受けて『どのような目潰しか知りませんが……』と返す水野久美もどこかおかしい。フランケンを『坊や』と呼んで愛情を注ぐ一方、出会いから別れまで、食べ物を高いところから落としてばかりである。
 とはいえ、あらはあるけど、やはりこれは傑作怪獣映画の一本であるといってもいいし、おかげで来週の『サンダ対ガイラ』もどうしようかな、と迷ってしまうのである。あぁ、バラゴンがひたすらかっこいい。
 
      
 

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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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