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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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 もう今年も半分だけど、あっちの方がさっぱりなので、そろそろ腹とか首とかくくらないといけない今日この頃。今週は中途半端に夜勤が入ったので、奈良に帰れず。
 ならばその間に詰める予定詰め込んでおけ! と、まずは寝屋川へ。『怪獣市場』やみなみ会館でお世話になった怪獣メーカーのキャストさんへ。その日『怪獣談話室』というイベントがあったのだ。月末恒例で、新商品の販売&怪獣好きが集まってだべるという催しなのだが、別件があったので、商品準備中で忙しい中を訪ね、時間まで怪獣のことをだらだらと話す。
 
 
 どこを向いても怪獣だらけで、しかも怪獣のことをいくら話しても許される夢のような空間だった。
 
  
 怪獣バカ話の傍らでは、クモンガと、断末魔ゴジラが続々と造られていった。
 イベント開始時間に、寝屋川を出て、今度は京都へ。中学時代からの腐れ縁が集まっての飲み会。京阪から近鉄に乗り換え、JR京都駅へ。怪獣話の後での京都駅なので自然と『ガメラ3』を思い出す。
 京都でもまあ、いつものように、どうでもいい話をしたのですが、みんな子持ちとは、時間の流れというものは恐ろしいものだ。ついでに、時計を見ると『今遅れると始発を待たなければならない時間』になっていた。つくづく時間の流れというものは……。
 このままではやばい、明日は仕事だ! ということで、一区間だけだったが、新幹線に飛び乗り、無事大阪は和泉にたどり着いた。当たり前だが、新幹線って本当に早いんだなあ。
 寝屋川で過ごした時間、友と過ごした時間、無駄にはしないぞ、これを糧に今後得るものがあればいいのだ。
 ということで時間のお話。
 
 夜勤明けて今日、ちょうど映画サービスデーということもあり、仕事帰りに『Xメン・フューチャー&パスト』を見に行く。シリーズ最新作、というか毎年やってないか、Xメン? 正編外伝合わせて14年の間に7本作られているから、二年に一本の割合になる。これはこれですごい。しかも、それぞれが、どこかで続いているのだ。途中でリブートしたりしない。きちんと、ではないものの、どこかで繋がっている。
 実はXメンを見るのは昨年の『ウルヴァリンサムライ』を入れて二度目。あとはテレビやDVDの視聴だった。ごめんよ、昔はアニメのエックスメン見てたのになあ。
 でもまあ、以前の三部作は『まあ、こんなものか』と思ったり(失礼)。いろいろあって最後はイイモンとワルモンのミュータントが運動会のごとく乱闘するというイメージ。大体合ってる。
 だが前日譚『Xメン・ファーストジェネレーション』を見た時『しまった、劇場で見ればよかった!』と後悔した。若き日のプロフェッサーXとマグニート―の出会いと別れ、そしてミュータントという存在が世間に知られていく様を史実と照らし合わせ、さらに60年代スパイ映画で味付けしたような傑作。
 
 ミュータントとしての自信をつけた若者たちのクラブ活動のような和気あいあいとした府に木から、命がけのミッションまでを、硬軟使い分けて描いた快作であり、アメコミ映画の傑作の一つではないかと思うのです。
 
 そして今回の『フューチャー&パスト』は『ファーストジェネレーション』の続編であるとともに、正編三部作の続編でもあるというややこしい位置づけ。
 昨年の『ウルヴァリンサムライ』でも、ウルヴァリンを待ち構える、ライバルであるはずのプロフェッサーとマグニートーという、それをにおわせるシーンがエンディング後にありましたが、そのまんまというわけでもありませんでした。
 しかし、ここで一つ不安があったのは、監督が『ファーストジェネレーション』のマシューヴォ―ンから、正編の1、2作目を監督した運動会監督のブライアンシンガー、通称ブラシンだということ。シリーズの立役者なのだが、なのだが……。
『これはひょっとしたら過去と未来のミュータントが運動会……それじゃあキン肉マンじゃないか?』
 
 俺はあのおしゃれだけど、どこかハードなマシューヴォ―ン演出で見たかったんだけどなあ。
 しかし、蓋を開けると……。
 
 舞台は未来。ミュータント殲滅巨大ロボセンチネルにより、ミュータントどころか、それを匿ったり、関係する人間までも処分される世界。要するに、人類大ピンチの時。
 『じゃあさ、センチネルができる前にさかのぼってそれを阻止すりゃいいじゃん』と、ドラえもんチックな提案で、我らのウルヴァリンは日本旅行に続き時間旅行に旅立つのです。時間旅行といっても、よくある、機械を使って人間そのものが過去に飛ぶのではなく、意識のみを過去に飛ばすのです。だから、未来のウルさんの意識は過去のウルさんの中に入り込み、若きプロフェッサーとマグニート―を仲良くさせて、事態を収束させるのです。
 ウルさんの向かった先は1973年、ベトナム戦争終結時で、プロフェッサーは色々あって飲んだくれ、マグニート―は、とある大事件でとらえられ……。
 
 『おいおい、これで未来が変わるのかよ?』
 いつもは後ろでデン、と控えてるウルさんですが、今回は、若き未来の仲間を連れて、リーダー的役割。自分がしくじれば、未来は変わりませんから、そりゃあ頑張りますよ。
 『ウルヴァリン』シリーズも入れた外伝に正編からの流れもきっちり抑え、『ファーストジェネレーション』で見られた史実の照らし合わせもばっちり組み込む、本当に集大成のような作品で広げた風呂敷の畳み方に『やるな、ブラシン』と思いました。
 総じてXメンはヒーローものというより『異人種間のアイデンテティ―を守る争い』
を描く映画なんだなあ、と思う。だから映画でアベンジャーズやスパイダーマンとの越境共演というのはそういう意味でも難しいなあ、と思ったのだが、ウルさん役のヒュージャックマンは、Xメンをアベンジャーズに絡めるように直訴したとか。本当に、あの役が好きなんだなあ。シリーズ皆勤賞だもんなあ。
 とはいえ小難しくなく、きちんとアクションは見せる。派手すぎず、地味すぎず、クライマックスは堅実な撮り方をしているな、と思った。
 
 1作目から14年、これでひとまず大団円なのですが、エンディング後には……。
 一度風呂敷閉じたから、今度はまたムチャクチャやってくれるのではないか、そう思うと次も楽しみになってくるシリーズなのでした。
 
 
 

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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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