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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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 前回は、ヒーロー映画であり、今のところ最新の怪獣映画である『劇場版ウルトラマンX』を見てきたわけですが、さらにさらに着ぶくれしたバッタ男とか、コウモリ男とパンツはいてない男の喧嘩とか、ヒーロー映画が続々とやってきます。



 そんな最新映画に目もくれず、今回は恒例の京都みなみ会館超大怪獣大特撮大全集DX『宇宙大怪獣ドゴラ』『大盗賊』の2本立て。


 東宝初の宇宙怪獣ドゴラは『出る出る詐欺』と呼ばれても仕方ないぐらい、ポスターやスチール写真のような大暴れはしないのは、ファンなら周知の事実。全身が映るのはほんの数分で、あとは細胞分裂して、空中に浮かぶデカいスパンコールのようになってしまいます。


 でも、それでも自衛隊は、科学者と協力し、弱点を突き止めドゴラ殲滅に全力を尽くす。しかし、出番は少ない。じゃあ、何が面白いのかといえば、銀行ギャング時計s多雨との攻防である。これはギャングものに怪獣を絡めた珍しい一本。ギャングを追う刑事、夏木陽介と変な外人ダン・ユマの軽妙なやり取りを見るのが楽しいのだ。というのは、大きくなってからわかること。しかし、先月の『美女と液体人間』といい、ギャングは何かと不定形の怪物に縁がある。



 『インディペンデンス・デイ』のUFOのように、街を覆いかぶさんとするぐらいに巨大なドゴラだか、弱点が地蜂の毒、というのもなんだか弱々しい感じがするのもまた事実。


『大盗賊』は、世界のミフネ主演のファンタジーという意欲的な一本。特撮の、時代劇の、そしてミフネのさらなる可能性を模索したような作品である。大阪・堺の豪商が南の海で大冒険。ど
ことも知れぬ異国(とはいえ、日本語が通じるのだが)で、囚われの姫を助け、盗賊と協力して大暴れ。これが驚くほど『ルパン三世・カリオストロの城』にそっくりだった。いや、こっちの方が早いか。クライマックスがお姫様の結婚式での大乱闘はともかく、悪玉が『潰されて死ぬ』ところまでそっくり。


 と、そういうことを抜きにしても、日本では珍しい、剣と魔法のヒロイックファンタジー。この路線は続く『奇厳城の冒険』で終わってしまったのも残念。侍でも、軍人でもないミフネの冒険譚というのもまた見たかったような。

 特撮はもちろん、異国の街や城壁のオープンセットの豪華さに目を見張る。あいにく、フィルムは退色して紫がかっていたけど、そんなの、この特集では珍しいことではない。

 そして来月は大魔神誕生祭と人類絶滅NIGHTと大忙し。


   

最近買ったお もちゃの中でも特にお気に入りなのは、このパチものエレキング。体色といい、雌っぽいのでエレクイーンだ。


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 なんだかんだ言っても、怪獣や特撮作品の話題に事欠かない今日この頃。いつも上映館が近くになくて、スルーしてたウルトラ映画だけど、今回はそうはいかない。『まあ、こんなものか』から『おいおい、ちょっと違うぞ』という気持ちにさせてくれた『ウルトラマンX』の劇場版なのだ。


 先に結論を書くと『今までいろいろ言ったかもしれないけど、ごめんなさい、すごかったです』である。



 結論書いたから、もうこの先は書かなくてもいい。でも書きたい。内容に触れる個所もあるかもしれないので、ご勘弁を。



 『劇場版ウルトラマンX きたぞわれらのウルトラマン』は、ウルトラ映画、ヒーロー映画であるとともに立派な『怪獣映画』である。従来なら、強大な敵、怪獣軍団に対してウルトラマンが戦う、という内容である。しかし、ウルトラの前にドデデン、と現れるのは、今回の真の主役といてもいい、閻魔獣ザイゴーグ。登場順が先だから、ということではない。いつもならラスボス的立場であるはずの新怪獣ザイゴーグが冒頭から出ずっぱり。
 


 封印から解き放たれ、こん棒のような手を振り回し、辺りを血の池地獄に変え、ワハハと大口あけて笑うふてぶてしさ。その存在自体が地獄であるという、ずるくてすごい設定。その体から生み出したアントラーとゴルザを獄卒のごとく従え、ひたすら目的地を目指す姿は、正統派の映画怪獣。単なるやられ役ではない。


 ゲストである怪獣の魅力が強ければ強いほど、不思議と、それを迎え撃つ人類とウルトラマンに声援を送りたくなってくる。


 今回は、初代ウルトラマンとウルトラマンティガがXに協力。二人の登場シーンで、思わずほっとしてしまうのは、それほどまでにザイゴーグが強敵だからだ。


 物語も、短い尺の中に無駄な要素をそぎ落とし、徹底的に怪獣との攻防戦に焦点を当てているのもこの映画を怪獣映画足らしめている。とはいってもウルトラマンの映画、3人のウルトラマンと3大怪獣の対決は、圧倒的な密度の中で展開させられ、映画ならではの賑やかさに満ちている。そしてアッと驚くアレとかコレ。詳しくは言いません、音楽は大事だな、と改めて思い知らされた。


 
 怪獣は強く、ウルトラマンはかっこいい。その言葉を徹底的にシンプルに、かつ高密度で表現した本作は、ヒーロー映画としても、怪獣映画としても十分に満足できる作品だったと思います。とにかくザイゴーグ、そしてマイケル富岡の悪びれない悪人っぷりは必見。
 


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ちょっと人と会うことになりまして。どこかで食事を、ということになり、先方が提案してくれたのが、かねてより噂のある、難波の怪獣酒場へ。すごかった。

 



   



入口にカネゴン、下足箱は怪獣の足形というこだわり。店内には怪獣ソフビや怪獣ポスター等々。とにかく飽きさせない作り。



座敷には大壁画。ふすまには怪獣シルエット。






カネゴンカレーを注文。

こちら、エースキラーのカクテルとか。メニューも怪獣に沿ったものになっております。


トイレも凝ってる。



壁面の宇宙人たち。



カネゴンビリケンと、タバコ屋のメフィラス。昭和の街並みを模した店内にちりばめた怪獣要素。モニターでは怪獣が勝利する映像しか流さないこだわりぶり。また行ってみたい、そう思えるお店でした




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 そう、あれで終わりではなかった。今年も京都みなみ会館に怪獣は来るのです。『超大怪獣大特撮大全集DX』として、やってきたのです。



 魅力的なラインナップは客としては楽しいけど、毎月新聞を書く身にはつらいもの、今年もうろ覚えフル出力で挑まないといけないのです。


 その第1弾は『ゴジラ』『ゴジラ2000』の、節目のゴジラ2本立て。どちらも『うーん』となる作品ですが、これがあったからこそ後の平成シリーズ、ミレニアムシリーズがあったのです。ゴジラ2本立てはこの特集上映が初めて。



 いつものように子供らを乗せ、京都へ。いつもより少し早めの上映開始時間に、ゆっくりする暇もなく上映開始。ブックオフ寄れなかったなあ。


 原点回帰に濃霧、原発、高層ビルからの脱出、新宿での対決と共通する箇所の多い2本。長い眠りから覚めたゴジラはいつもどこか所在なしげ。『2000』のゴジラはまあ、東海村でUFOにやられたので、その報復に東京にやって来るのはいいとして、84ゴジラは、なぜ東京にやってきたのか、ソ連原潜と静岡の原発襲って満腹のはずなのに、東京にやって来る。

 それはもう『ゴジラだから』としか言いようがない。復活するにはゴジラらしく、東京で暴れないと。役目を終えれば町を焼き払うなり、人間の策にかかってもいい。また復活するんだから。まるで旧約聖書にある、ソドムの街を焼き払った神の怒りのようでもあるけど、この頃は制作者側もゴジラを神の使者として描きたかったんじゃない? と思う節も見られる。怪獣か、神か? こっちとしては怪獣ゴジラが見たいところ。


 84ゴジラは、物語中盤からゴジラを倒す算段を立てるというのが、実は異例。思い付きとか突然の新兵器ではなく、とに泣く三原山に叩き落すことに向かって物語が進んでいく。総理大臣を実質の主役にし、閣僚の会議シーンが多いので、これは災害パニック映画の延長にあるともみられる。この映画を見た娘が『ゴジラは落とし穴に落ちて死んだ』と言ってた。

 ゴジラ2000は、これこそ人類とゴジラの攻防に絞ってもよかったのでは、と思う1本。しかし、対戦相手がUFOとは、これまた移植。まあ最後の最後で隠し玉的な怪獣オルガは出ますが。自らオルガの口の中に突っ込んでいったのは、再生能力を有するオルガに対し、内部破壊を試みた、という解釈でいいのか。ヌボーっと立ってるだけではない、たまには頭脳プレーもするんですよ。でも、対決が終わってから、所在なしげに町を焼き払う困ったやつ。
 

 色々あったけど、それからの道筋を作った2本。今年復活するゴジラはどうなるのか、そして来月の『美女と液体人間』『狼の紋章』はどうなるのか? 変身人間はエロいということで原稿書かないと、と思う日曜の朝であります


 

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 あれは昨年末、深夜にかかってきた電話。


 『やらないか?』


 いや、もっと長い電話だったけど、要は怪獣市場でお世話になってる尼崎三和市場からのオファーのお電話だった。


 

 毎週土曜日に行われるトークライブで、空の大怪獣について語ってほしいとのこと。

 しかし、今まであれが好きとか言ったことないけど、果たして自分でいいものかどうか……。


 そして、昨日、尼崎三和市場イベントスペースとらのあなで『プテ〇ノ〇〇酒場』開催。伏字にしているのは、〇の文字を埋めると、それが何か分かる仕掛け、だそうです。


 
 いつものように怪獣オモチャのたんちゃんでおもちゃを物色、おいしいお肉とカレーをいただいて本番へ。



 しかし、だ。空の怪獣については自分よりも何度も何度も見てきた強者たちがお客さんである。こちらの一夜漬けの知識じゃあ太刀打ちできるわけない。それに二時間弱もあれについて語れるのか? 寝屋川とも違う、いわばアウェーである。やれるのか?

 いや、一つだけ手がある。三和市場で散々やってきたアレ。世界の珍ポスターの説明ならばできる!

 
 もう一方のゲスト、柴田氏のとてもためになる翼竜講座の後、本番。世界の珍ポスターで見る空の大怪獣に、会場の20人弱のお客様も喜んでいただけた、と思う。



 そしてまた、例によっていろいろ細かいものを買ってしまうのである。三和市場はこれが楽しみ。これからも続々とテナントが入るというから、楽しみであるのです。

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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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