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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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 昨日はウルトラ大全集から派生したイベント『快獣まつり』でした。正式名称、これでよかったか? 場所はおなじみ京都みなみ会館、ゲストは満田かずほ監督に快獣ブースカ。しかし、先週に続き週末に限って台風が接近。当日はあいにくの雨模様。どれぐらいのお客さんが来るのだろうと会場へ。



 会場へ着くとおなじみキャストさんと円谷さん、それに物販のクレイジーバンプさんといつも以上に大所帯。そんな中、元パチンコ屋である、廃墟と言ってもいいかもしれない会場を興味深げに歩いている高齢の男性。あ、満田監督だ! 初期ウルトラの演出を手掛けられたレジェンドがもう、先に来られていた! いつもなら会場着から、ゲストさんをお迎えに上がるパターンだったので意表を突かれてしまう。それに大雨のため、みなみ会館を控室にするのも困難という判断らしい。会場後ろに仕切りを敷いて、そこで軽く打ち合わせ。



 そして開場、くるわくるわ、大雨の中、それでも満田監督&ブースカに会いたいファンの方々が! しかもちびっこに女性が多いこと、これもブースカという可愛いキャラだからこそ、かもしれない。本編は見てなくても、動くブースカを見たことがなくても、あのキャラだけは知っている、そんな人もいたはず。




 いつものごとく、軽くあいさつしてから満田監督、そしてブースカを呼んでフォトセッション。じかに見るブースカはとてもかわいい。いいい年して『かわいい』なんていうべきではないけど、ブースカは本当にかわいい。そりゃ女子人気高いわ、と再確認。なんとこの時ブースカがしゃべった! ブースカさんはさすがイベント慣れしてるだけあって、客いじりも大変上手。でも、頼むからアドリブがとても苦手な自分にだけは降らないでくれ、と事前にこっそりお願いしておいた。



 そしてトーク、コメンタリー上映へ。一年やってきたけど、やっぱり緊張するものです。しかし、満田監督は当時のことをよく覚えておられ、とてもおしゃべりが上手な方なので、大変助かりました。ゲストがたくさん喋って、司会はタダ相槌を打つだけなのが理想だと思っていますので、今回はベストだったかも。
 コメンタリー上映『飛んできた遊園地』は、満田監督チョイスの一本。大作少年のためにブースカが何とか遊園地を作ろうと奮闘するお話。市役所に掛け合うも、けんもほろろに追い返されるくだりは『生きる』をおもわせる。なんとか遊園地を作ろうとアルバイトに精を出すブースカ。バイト衣装のブースカがまた可愛い。そして物語は『笑わない男』のお話が絡み、先が見えない展開へ。しかし、そこで物語がうまくまとまっていくのがさすが。いささか強引かもしれないけど、どこまでもファンタジックなお話でした。
 満田監督が何度も上映をストップし、解説してくださるサービス満点な上映会でした。そして上映の後は恒例、サイン会、ブースカ撮影会へ。ブースカと並ぶ時、みんな子供のようにはしゃ いでるのが印象的。



 トーク&サイン会も無事終了、続いては2階の映画館で『アニメちゃん』上映。『アニメちゃん』とは? 1984年公開『ウルトラマン物語』の併映作品で、今までソフト化、再上映、テレビ放送もなかった幻の作品。ブースカ、カネゴン、ピグモンの三大ユカイジュウが人間社会に出て大騒動、という旧ブースカの世界観を引き継いだような作品。監督は『ウルトラマン80』、ガメラシリーズの湯浅憲明なので、まじめに面白く子供を喜ばせようと作られている。コメディリリーフの大人たち、そして時代の空気感、流行のギャグを取り入れるセンスが『宇宙怪獣ガメラ』を思わせる。お話はパソコンの故障で実体化したブースカたち、アニメちゃんたちの家に居候になり、家計を稼ぐためにアルバイトに精を出す前半、そしてコソ泥騒動に巻き込まれる後半というパイロットフィルム2話分のような構成。ブースカの声が旧作と一緒(高橋和枝)で、実質ブースカが物語の中心となっているのでこれはもう80年代に作られたブースカの新作と言ってもいいかもしれない、カネゴン、ピグモン、ごめんよ。今からでも遅くない、ブーカーピートリオでまた何かやってほしい。
 



 小学生と張り合う、年齢が見えないアニメちゃん、いじめっ子の『筋肉を落とした花山薫』のようなムチムチ過ぎる健康優良児っぷり、獅子の瞳をなくした真夏竜のおとぼけ演技、そして漫画家出門英に、怪獣ハンター30年の左とん平、人間の方が怪獣よりも不思議な存在だ。『チャックついてんじゃないの?』というメタなセリフもバンバン出てくる時代のおおらかさ。これが毎週放送されてたら、日本の歴史はまた変わったものになったかもしれない、そんなことを思わせる一本だった。



 娘に『スーツって言いそうになった?』と聞かれるも、そんな夢壊すようなこと言わないよ、と車を飛ばし、帰路についた、素敵な快獣の日。いつしか雨はやんでいた。



 そしてまた、京都に行くんですな。


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 恒例、京都みなみ会館の超SDX。今月は『地球防衛軍』『宇宙人東京に現る』の和製SF二本立て。秋のみなみ会館は宇宙映画、いつしかそんなことが決まっていたのです。


『宇宙人東京に現る』は本邦初のカラーSF。地球の科学技術の進歩の暴走を警告に来た、星型に一つ目のデザインがユニークなパイラ人。警告だけしに来たようで、地球に接近しつつある天体Rのことはあまり気にしていない様子。いやそこ気にしてくれ。最後には何とか解決してくれるのですが、そこまではのんびりしている。その間に地球が壊滅寸前まで追い込まれるんですが。全編を通して牧歌的なムード。これが大映のムードなのかもしれない。宇宙人の襲来に地球の危機、みんな必死になってるけど、どこかのんびり。『そこいらないんじゃない』と思われるシーンやカットも、あのムードの中では必要だったのだ。宇宙音を発しながら、ただ何をするでもなく、ぬぼーっと川の真ん中に立っていたり、ステージの天井に張り付いていて、特に何をするでもないパイラ人がおかしい。
 

 続く『地球防衛軍』は当時の東宝特撮の総力を結集したような特撮シーンのオンパレードで『宇宙人東京に現る』とは対照的。宇宙人の来訪に対し、地球側は全力でやる気満々。宇宙人ミステリアンも暴れるだけ暴れてから『半径3キロ圏内の土地ください』とか、順序がおかしいだろと思われる交渉のへたさっぷり。恐るべき化学力を持った敵に対しても動じることなく超兵器で応戦する、これが東宝の宇宙人映画。
 
 2本をみくらべると、同じ宇宙人を扱った映画でもそれぞれの会社のカラーが出ていて面白い。のんびりして、つっこみどころが多い『宇宙人東京に現る』の方が妙に引っかかる。
 

 で、これで終わればよかったんですが、翌日はババジラジオ京都SP。あの、特殊イベントをみなみ会館の一階で行うというのだ。特に何か記念的なことではなく、単にスケジュールが合わなかっただけ、という単純な理由。
 雨の中、10人ぐらい、いつもの顔ぶれが来てくれればいいだろう、なんて思っていたら、30人近いお客様。特にテーマもなくダラダラしゃべるだけなのに、申し訳ない。
何とかお下品な方向にはもっていかず、しごく真っ当にトークを終わらせることができた、と思う。こんなイベントもいつのまにか2年、長かったなあ。 
 
 その日の上映の間、雨が降り続いていた、当時に雨が降るのは来月の『ガメラ3』の方がいいだろ、そんなことを考えながら、家路につくのでした。

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 先日はいつもの尼崎三和市場で『ガサキング祭』でした。ガサキングの祭り? 今まで秋は三和市場祭だったのに、ついに怪獣が祭を乗っ取った! いくらなんでも大丈夫なのか? 一体ガサキングαで二日持つのかよ? 今回は、今冬に開催したガサキング酒場のように、デザイン担当の西川伸司先生とトーク。そして、初の試みである怪獣演劇の台本を受け持つ。しかし、怪獣演劇ってどうすればいい?




 三和市場で演劇を発表している狂夏の市場の代表、岩切さんと会ったのは夏のこと。
打ち合わせをして、人生初の演劇台本を書いて、そして当日。


 何度目かの三和市場。西川先生とのトークは、2時間ぶっ通しという無茶なタイムスケジュールだったが、話があっち行ったりこっち行ったり、何とかガサキングのこれからを話しているうちに時間が過ぎてしまった。休憩を挟むべきでは? と言いかけたら、すでに終盤近くだった。とにかく、城とUFO。来年築城予定の尼崎城はガサキングαが壊せばいいんですよ。


 何とかイベント終えて休憩所でくつろいでいるとき、外のおもちゃ屋で子供がメガギラスの話を一生懸命していた。ここにそのデザインした人がいるんだけどな、とニヤニヤしてしまう。



 そして、いよいよ始まる演劇『怪獣恋慕・花と肉』。もすごいタイトル。以下、Twitterで呟いた『花と肉』の詳細を再編集して載せます。



 あれは元々ガサキングα命名のきっかけとなった怪獣映画プロット案の一つで、その時怪獣の名前はアマガーでした。Zガンダムの戦艦みたいな名前。で、予算的に巨大怪獣は無理だろうというので、等身大コメディにしました。



 ベースは吉本新喜劇と『泣いた赤鬼』。べたな笑いで、怪獣を嫌われ役にしようというコンセプト。あと、あの辺は猫が多いので市場の守護神、猫神様を設定。『花と肉』というタイトルはやけくそ気味に生々しいものを、と思ったから。団鬼六っぽいどぎつさ。実際あの商店街には花屋と肉屋があるし。



『怪獣恋慕』はとにかく『花と肉』にくっつくような難しそうな感じ。ウルトラマンタロウの没シナリオ『怪獣無常・昇る朝日に跪く』が頭にあった。で、舞台化に際しそれを一幕用の台本に書き直す。頭の中で舞台を思い浮かべながら、書く。それを主催の岩切さんに見せてさらに修正。徐々に具体的になる



 ガサキングαを出ずっぱりにするのは大変なので、出てくるのは最後のみとなった。さてどうする? 聞けば、舞台はいつものイベントスペースから飛び出し、往来でやるとのこと。実際の花屋と肉屋を行き来し、客は演者の後を追う。プロレスの場外乱闘的設定というか全方位怪獣ショーというか『ロッキー5』のクライマックスのようなイメージか。。脳裏をよぎる『バトル・クリーク・ブロー』という謎英語。



 だったら、、シャッターから腕がにょきりと出て、それが主人公とヒロインと絡むのはどうか? それだったら、ガサキングαの存在もアピールできて、最後にシャッターから本物が出てくるのも悪くない。最後の死闘は市場のあの狭い通りでストリートファイト式に行われる。演者も、客もみんな巻き込もう!



 という風に台本を書き直し、提出。あいにく稽古の様子を見に行けなかったが、楽しそうな雰囲気は伝わってくる。イけそうだ。そして本番。やはり場外乱闘は難しかったからか、イベントスペースを丸ごと舞台にし、客席は市場の通路に置くというかなり変則的な構成に。まるで人様の家を覗いてるような感じが面白い!



 主人公とヒロインは小屋の中でお芝居を続け、すべての傍観者である猫神は客と一緒に屋外へ、という立体的配置。上手く客を巻き込んでいる、みんな目撃者だ。こっちの方が面白い! そして懸念されたガサキングαの登場。一体どうするのか? 腕だけではどうにも難しくなってきている。この位置だと、全身を見せないと



 そこに登場した黄色い何か。段ボールっぽい仮面をつけた、こいつがガサキングα! なるほど、クライマックスまでこの高機動型で話を進めるのか、その手は思いつかなかった。これならスムーズに動ける、お見事である。舞台用のガサキングの変異体、サンワ君である。犬の漫画みたい。



 軽量化されたガサキングαが動き回り、主人公は泣き、笑い、引きこもり、ヒロインは食う、ひたすら食う! 時間経過を歌と踊りで表現するのも実に舞台的であり、その方がお客様も喜んでくれるというもの、さすが! そしてクライマックスに本物ガサキングα登場で、一気にテンションが上がる!



 初めての舞台台本を経験者の皆様にいい感じにアレンジされ、いい意味で予想を裏切られた舞台でした。見ている間、俺の口が半開きだったこと、そしてバサバサと投げ込まれるお客様のお札の雨がその評価だったんじゃないか、と思うのです。


 と、舞台は無事終了、大成功だったのではないか、と思う。実際面白かった。自分の書いたセリフを他人が演じている、というのは何とも不思議な気分だったけど、狙っていた部分で笑いが起こった時は素直に嬉しいものです。



 そして最後はガサキングαと西川先生の誕生会へ、みんなでケーキを食べて、ガサキングαを囲んでわいわい歓談。これからももっと暴れて、もっと市場にお金を落としてくれる怪獣になってくれればいいな、と思った。






 あと、次回はもっと子供の声が聞こえるようなイベントにしないと、とも思う、怪獣はやっぱり子供のものですので。



 そんなことをおもいつつ、家路についた。関係者の皆様、西川先生、お疲れさまでした。
 で、やっぱりいろいろかってしまった


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 ウルトラ大全集もひと段落、あの夏の日はゆめだったんじゃないか? と抜け殻のような日が続いてました。



そして今月、それでも怪獣は続くよどこまでも。




9月の超大怪獣大特撮大全集SDXは『フランケンシュタインの怪獣サンダ対ガイラ』『大怪獣決闘ガメラ対バルゴン』の1966年公開の怪獣映画二本立て。この2本は同年公開というだけでなく、色々と共通点の多い映画だった、と恒例のうろ覚え新聞を描きながら思いました。まず、どちらも続編的ポジションである。『バルゴン』では前作のダイジェストが流れて本編へ。『サンダ対ガイラ』も『フランケンシュタイン対地底怪獣』の続編、という位置づけだと思いきや、完全に世界が繋がっているわけではない。『バラゴンがいないフランケンシュタインの物語のリメイク』といった方がいいのかも。




 
 あと怪獣による食人描写、自衛隊がすごく頑張って、パラボラアンテナが勝負の決め手になる、怪獣同士が出会うのは中盤辺りとか、エエモン怪獣を信用していない人類とか、殺人光線とかこじつけも含めて色々とあるのです。



 あいにくと今回は仕事の都合で途中入場。映画館に入ると『ガメラ対バルゴン』の終盤近く、琵琶湖でガメラとバルゴンの最終対決が始まらんとしていました。シネスコ画面いっぱいに展開される四つ足怪獣の激闘。必殺技を封じられてもまだ手強いバルゴン、しかし執拗に水辺から逃れる姿を見て、ガメラはその弱点を悟る……。冬休みにテレビで見たあの名場面が大画面で展開される。ガメラによって湖底に沈められたバルゴンはブクブクと紫の泡を出して息絶える。休憩時間、バルゴンが破壊した橋は琵琶湖大橋なのか、近江大橋なのか? というお話を常連さんたちとするけど、結局あれは『漠然とした琵琶湖の漠然とした橋』という事で落ち着く。オールセットですからねえ。




 続く『サンダ対ガイラ』は、もう何も語ることのないぐらいに語りつくされた怪獣映画の傑作。オープニング、伊福部昭の楽曲と荒れ狂う海、音と映像でで何かとんでもないことが起こることを予感させてくれる。実際すぐに起こるんですけどね。




 前半は徹底して海のフランケンシュタイン、ガイラと人間の攻防、そして後半はサンダとの対決とシンプルな構成。前半の見せ場でもある自衛隊によるL作戦シーンは、メインキャストが一切出てこない、まるで自衛隊の疑似ドキュメンタリーを見ているように淡々と進んでいく。



 分かってはいてもガイラは怖い、かっこいい。そして最後の最後までガイラに攻勢を促すサンダは健気である。見直してみてあのサンダは研究所から逃げたフランケンの成長した姿であり、ガイラはその細胞から生まれたものだと確認。よく怪獣図鑑では前作のフランケンの細胞から二匹が生まれた、とか書かれていたので、混乱していたけど、見ればわかることでした。だからやはり、あれは前作のリメイク、リブート的なものなんだな。
 


 クライマックスの唐突な海底火山の噴火で物語は終わるけど、あれは奢れる科学に対して自然が怒ったという解釈でよろしいか。それが『日本沈没』に繋がっていくのです、というのは考えすぎ。


 途中入場とはいえ、怪獣映画はスクリーンで見るのが楽しいなあ、と改めて思った次第。そして今これを書きながら『ガメラ対バルゴン』を視聴中。あかん、面白くて文章書けない。
 



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 先週は旅行行ったりバタバタしたりで、割と忙しい夏を過ごしました。そんなバタバタの締めが週末に行われた恒例、京都みなみ会館のウルトラ大全集でした。





 しかも今回でウルトラ大全集はいったん終了。ラストにふさわしく、両日ともにゲスト登場。今回は『ウルトラマンネクサス』より主演の川久保拓司さん、そして加藤厚成さんという豪華な顔ぶれ。


 まずは初日の川久保拓司さん。本編では恋人が死んだり、副隊長にどつかれたり、変身できなかったりと、かわいそうな立場の孤門隊員でしたが、お会いすると10年近い年月を感じさせない好青年でした。





 今回はさらに3月のコスモスに続き、プロデューサーの渋谷氏、ダブル司会として東京より円山氏に、ラインナップ制作の志田氏も来られ、皆様のサポートもあり、何とかやり切れました。川久保氏の溢れるネクサ愛、それに反応する、会場を埋め尽くすネクサス世代のファン(ひょっとしたら過去最高?)たち。最終回のセリフ『あきらめるな!』でトーク終了、サイン会へ。ここでも川久保氏は両手でがっちりファンの手を握手。『ウルトラマンネクサス』は大河ドラマ的な流れとホラー要素が入った演出で異色作と言われてますが、異色作ゆえにファンも多く、その絆は固いのだと、実感しました。しかし『ペドレオン』って単語がよく飛び交うイベントでした。



  


 翌日、ウルトラ大全集のトリを務めるのは加藤厚成さん。『ウルトラマンネクサス』の防衛チーム、ナイトレイダー内でも最も目立たない隊員でしたが、その正体は全ての悪の根源、ダークザギだったという意表を突く展開で、忘れように忘れられない存在。



 



 今回も円山氏に渋谷氏が入ってのトークになりました。が、打ち合わせの最中から『来るって』という声がちらほら。え、誰が来るの? 劇中で松永管理官を演じた堀内正美さんが神戸から来る? そんなバカな……来た、松永管理官だ! という事で、トーク本番では加藤さんのムチャぶりでサプライズ登場。これは本当に当日急きょ決まったことなので、お客様も大喜び。加藤氏の『復活の時だぁ!』から始まったトークも無事終了。







 凶悪なザギとは正反対な加藤様の紳士的なサイン会に昨日に続いてファンも大満足。しかも、その後の上映会では堀内氏を含めた3人も一緒に鑑賞。最終回は加藤氏のセリフのたびに拍手が巻き起こる『ダークザギ応援上映会』になったとか。






 上映終了後、ゲストの皆様は控室へ、お疲れさまでした。と、そこで加藤氏の『今みんな帰ってるの? じゃあ……』という発案で急きょハイタッチお見送り会をすることに。最後までファンサービス旺盛な加藤氏に、ファンは驚かされっぱなしだったのではないでしょうか。途中からでしたが、一人一人に『ネクサス!』とハイタッチ。そしてゲスト3人は遅れてやってきた脚本家長谷川圭一氏と共にみなみ会館を後にするのでした。ウルトラの奇跡、絆の力が最後の最後に巻き起こったネクサス祭り! 









 両日販売されていた『ULTRAMAN』のザ・ワンの精巧な塗装済みキット。でけえ!


 
 思えば、プレイベントであるウルトラマンA上映会から一年。慣れない司会ぶりにもたつきつつ、一向に向上しないまま終わってしまいました。正直、会話が飛んだりする事もありましたし、ファンが聞きたい事を聞けなかったりすることもあったかと思います。それでも何とかやり通すことができたのは主催のキャスト社の皆様と、こんな拙い司会を我慢して聞いてくださったお客様、そしてウルトラの星のゲストの皆様のおかげだと思っています。この場を借りて感謝したいと思います、ありがとうございました。それにしてもうちの軽自動車にはいろんなゲストの人が乗ったものだ。





 なんだかぽかんと胸に穴が開いたような感じ。でもまだウルトラの絆は途絶えない。不定期的でもこのようなイベントは続くかもしれませんし、再開すればいいなあ、と思っています。そして10月には早速快獣ブースカのイベントが……。その時、またアウアウな司会をしているのかどうか。その時は優しく見守ってください。




 と、ここで終われない。ウルトラ大全集と共に行われているこれまた恒例の超SDX。今月は『鋼鉄の巨人』『続鋼鉄の巨人』という、新東宝が生んだ日本初の宇宙ヒーロー、スーパージャイアンツが上映。






 あの全身タイツでモッコリな宇津井健の映画です。こんな変化球が飛んでくるのも超SDXならでは。デビュー間もない石井輝男監督のアクション演出に、後に大量のヒーロー楽曲を作りあげる渡辺宙明氏が初めて手掛けるヒーロー音楽と、見どころ、聞きどころも多い作品。それはいいとして、これがラインナップに入った時から『やる?』という宇宙(寝屋川方面)からの声を聞いた。『やるの、本当に?』『やるんだったら、やるよ?』という宇宙(寝屋川方面)からのメッセージ。作家としても大成せず、私生活がうまくいっていない自分にはいつしか羞恥心というものがごっそり抜け落ちていた。心は昔死んだ、微笑みには会ったこともない、昨日なんか知らない。『やるスよ』という返事しかない。それでお客様が和んでくれればいい、それだけでいいのさ、俺は、俺は……。




 時間は少し戻って、『ネクサス』イベント初日。川久保さんのアテントの最中にポン、と渡された段ボール箱。箱には自分の名前が入っている。『そうか、これは一年間の司会を労ってくれたプレゼントか何かかな』と、とぼけたことを考えていた。箱を開けて、すべてを思い出していた。そうだ、ネクサスのことで頭がいっぱいだったけど、これを忘れていた! やるべし! しかし、まだ未完成で、今回は見送ろうという事になった。だったら、明日の上映にでも間に合わせましょう。できる限りで、ダメもとで。そんなことを言いながら、川久保さんトークショーが大盛り上がりで終了。そして上映会の最中、怒涛のようなネクサスのクライマックス、光と闇の戦いにお客様がハラハラ、ウルウルしているその外で、俺も戦っていた『やるべきか、やらざるべきか……』。その瞬間、脳裏によみがえる『あきらめるな!』の言葉。





 そうだ、あきらめちゃいけないんだ! やっつけ仕事でもやれることはやってみよう! とりあえず、スーツを着て、ベルトを締める。この日のために、イズミヤでサポーターがわりの白いビキニを買ったんだ! ハサミ、テープを借りて、スタッフさんの協力もあって、ついに……。


























 完成、鋼鉄の巨人! この巨人はまず心が鋼鉄なのです。でないとこんな恰好できません。さすがに最初は気恥ずかしさもありましたが、そんなものはどこかへ飛んでいきました。『パンツ丸見えですやん』と言われても大丈夫、スーツ着てますから。突貫作業でしたが、見てみると『わりといけるやん』な気分になってしまいました。 
 持たなくてもいい妙な自信を持ち、誰も待っていなかったジャイアンツおじさんの舞台挨拶へ。『あきらめるな!』。さらにそのまま映画鑑賞。




 連続活劇の体裁をとる『鋼鉄の巨人』正続編は、今見るとおかしな言動や宇津井健のモッコリなど、本筋とは関係ない笑いどころがたくさんありましたが、真摯にヒーローものを作ろうと試行錯誤していている感じがひしひしと伝わる。大胆な合成や、ワイヤーや細かいカッティングで見せるアクションなど、見どころも多い。日本初の宇宙ヒーローであると同時に、日本初の『悪の秘密基地』が登場した映画ではないだろうか。広大な敵の基地セットはどことなく後の007シリーズを思わせる。それに賛美歌に乗って去っていくヒーローなんてかっこいいじゃないですか、スタイルはともかく。


 やるだけやったら、あとはいいという精神ではいけない、きちんと休憩中も上映終了後もあの姿でお客様と接することができました。
 そして翌日。一回着て満足というわけにはいかない。二日目からのお客様もいるのだ。しかし、ネクサスゲストがたくさんいる中で、どこで変身すればいいんだ? とりあえず大盛り上がりのダークザギ応援上映のさなかにさっと着替え、上から洋服を着る。そしてそのまま上映終了後のゲストアテントへ。だから最後の加藤氏ハイタッチお見送り会の時にはすでにあの姿だったのです。そしてネクサス上映終了後、ゲストの皆様にご挨拶に伺った際も、そこでいろいろお話を聞いているときも洋服の下はぴっちり白タイツ。だから、なぜこの男は急に着替えているのか、なぜ突然眉が太くなったのか、そのフードっぽいものについたアンテナは何だ? と訝しがられたかもしれません。ゲストも大事、お客様も大事なのです。







 二日目はアンテナを改良しました。数時間前に黒い超人ダークザギがお見送りした後、今度は白タイツの変人がお見送りです。ちなみにこの姿はスーパージャイアンツではありません。権利の関係もあるので、スーページャイアンツとでも名乗っておきましょうか。鋼鉄の変人です。
 もしまた、地球に危機が訪れ、みんなの祈りが届いた時、ジャイアンツのおじさんは星の世界からやってくるかもしれません。そんな世の中になってほしくないですね。




 という事で、頭の中でジャイアンツとネクサスという、『英雄』という共通項以外、混ざることのない者たちが頭の中でぐちゃぐちゃしていた週末でした。
 オマケ。それから数日後、なんばで目撃したアニメゴジラ。噂以上に植物であり、おじいちゃんだった。



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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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