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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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 兵庫県尼崎のとあるアーケード街。そこに、マニア垂涎のスポットがあるという……。
某ラノベ(主人公が憂鬱だったり、消失したりするやつ)に出てくる商店街のモデルになったともいわれる、尼崎中央・三和・出屋敷商店街。その一角に毎回テーマを絞り催される酒場があった。『昭和プロレス酒場』『007酒場』『ブライアン・デ・パルマ酒場』『特撮ロボット酒場』……。要は、好きモノが集い、時にゲストを招いて飲み明かす、素敵な空間なのですな。元々シャッター商店街になりつつある市場の空き店舗を有効活用しようと、始まったのが発端とのこと。
 東京でいえばロフトプラスワンのようなものだ。

 以前より、お誘いを受けてはいたのですが、尼崎までは遠い、そして夜間外出は子持ちにとってはなかなか出来ない。
 
 しかし、今回このようなイベントが催されることに!

 怪獣市場! 関西を中心に活動する怪獣メーカーが集い、食べたり売ったり、飲んだりする企画! 自主制作映画上映会もあるよ、ゲストもくるよ!

 おぉ、これなら日中だし、『怪獣行こうぜ』と子どもも誘える! でも子ども達の興味はすっかり怪獣から遠のきつつあった!

 それでも行ってやる、と湾岸線に乗って会場近くへ。

 今回、あまりにも興奮気味だったので、会場の外観を撮影することをすっかり忘れていた。

 会場である市場の様子はこちらのブログで

 そして、会場前からずらりと並ぶ怪獣ガレキ! 空き店舗に作られた怪獣ショップ!

 周辺の食品店も露店を出して、イベントに便乗、否、援護射撃! その模擬店的雰囲気、これは大人の学園祭だ(子供も参加可能)。

 とりあえず、怪獣たちを撮りまくり、ショップで悩みに悩んで、怪獣まみれの素敵な空間に浸る。

 怪獣酒場の片隅に置かれた恐竜ヘッド。これは『恐竜怪鳥の伝説』のプレシオサウルスではないだろうか? オリジナルを造形した大橋史典の特徴でもある喉の袋と、皮膚の表現が見事に再現されている。

 そして、サンダとガイラのヘッド。こいつを見ながら一杯やるなんて、尋常な人間のやることではない。お姉ちゃんのいる飲み屋もいいが、怪獣のいる飲み屋はその何十倍も魅力的だ。

 そして、尼崎に甦る怪獣軍団。
        

 



 ショップではパチモンメンコを10枚、そしてかっこよすぎる『ゴジラ対メカゴジラ』『アイアンキング&シルバー仮面ジャイアント』のTシャツを購入。奥さんに『村では絶対着るな』と言われたが、それは、かっこよすぎるからだ。
  


残念な怪獣たち、そして残念なマジンガーとゲッターロボ。パチモンの中、唯一の公認様であるゴレンジャー。
    

 奈良に住み始めて一ヶ月あまり。たまにはこういう怪獣まみれなイベントに参加し、本来の自分を取り戻すことも大事だな、と思う、という言い訳。


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・長くなるので、簡単に書きますと、この春から奈良県に引っ越します。
とはいえ、仕事は大阪で現状維持だし、家もそのまま。要するに、家族だけ奈良に住んで自分は平日大阪という単身赴任のような形になるのですな。

・それはさておき、先週は専門学校の謝恩会でした。うちの学科は生徒数がふたりで、出席している講師の数のほうが多いという過疎化した村の小学校の卒業式のようでした。ま、今度いく奈良の新居もそんなところですがね。

 その時、展示会でお世話になったイラスト科の先生から『こんなの、好きじゃないんですか?』と、ある画像を見せてもらった。

 古代怪獣ゴモラ。しかも、手前にあるのは心斎橋大丸。
 怪獣絵師・開田裕治画伯の展覧会が心斎橋大丸で行われる!
 

 何でも円谷プロは今年50周年。そこに、大丸、松坂屋、パルコが手を結び、全国の各店舗でイベントが行われているとのことだ。
中には『バルタン星人じゃんけん大会』というのもあるらしい。勝つ気なのか、バルタン!


 開田画伯の作品展は去年も京都で見たけど、それよりも規模は大きそうだ。

 しかし、前述のとおり、引越しの準備や何やかやで、時間があまりない。開催期間は一週間というタイトなもの。こりゃ無理かな。


 とおもったら、昨日何とか時間が取れたので、行ってみた。
『円谷ヒーローたちと怪獣絵師開田裕治の世界』!

 久々の心斎橋、しかも百貨店にくることなんて滅多にない。
 でも、そこに怪獣がいるんなら、いくしかない。
 会場入り口。

 中に入ると、ウルトラマンとゴモラがお出迎え。


 

 

ゴモラは元々大阪万博の展示用に連れてこられたのが暴れだし、大阪城をメチャクチャにした、大阪と縁の深い怪獣。
 大丸のある御堂筋でも暴れたと記憶しているが、あれは切られた尻尾だけだったか。

 中に入って圧倒された。開田画伯の怪獣絵はもちろん、撮影に使われたスーツ、プロップの展示もあるではないか!
 



これはちょっとした『特撮博物館』ですよ。

 しかも、タイトルにあるように、ウルトラに限らず、マイナーな作品からのチョイスが多いのも、なかなかに渋い。

 カモン! アステカイザー!
 
      
 レッドマンとミラーマン! 

 ジャンボーグA、ファイヤーマンという初代ウルティメイトフォースゼロに加え、トリプルファイター! 三体合体の超人はウルトラマンサーガの先取り!

 ソフビになったけど、BS放送だったので、知る人ぞ知る生物彗星WOOのアイ吉と、ミラー夜のおかげでその存在が危うい、ミラーマンREFLEX 。
  
 変身小道具の数々。誰が『オタスケガール』なんて覚えているんだ?

 ゴキグモン、ネオガイガレード、ゴルザ強化型の平成三部作怪獣のミニチュア。展示用なのか、撮影に使われたものかは不明。

 『怪獣大奮戦ダイゴロウ対ゴリアス』の、ダイゴロウ、ダイゴロウの母のひな型。
全体的に『よくもまあ、こんなものが残っていたなあ』と思う者が多数ありました。

チビラくんとママゴンのヘッド。

 会場出口近くではEXレッドキング、EXゴモラが戦っております。
撮影用なのか、アトラク用なのか、スーツの展示で、所々にほころびがあり、ウレタンがはみ出していました。お疲れ様です。

 会場内は撮影禁止だが、ミニチュアはOKとのことだったが、巡回の警備員さんや店員さんによって言うことが違うんですな。統一してもらわないと。

 撮影できなかった絵は、出口の売店で売られていた図録で補完する。
少々高いが、見ごたえのある一冊。そういや昔、画集を買い損ねたなあ。
 
 会場ではスタンプラリーをやっており、景品にシールがもらえた。


 暖かな春の日、怪獣養分を蓄えた俺は、この先、ひたすら引越しの準備に邁進するのでした。面倒だなあ。

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先週末、11月3日はまんがの神様手塚治虫先生と、この人の58回目の誕生日でした。





ゴジラ、俺の原動力、この人がいたから何とかやってこれた。 今年も何とか生きてこれました。ありがとうございます。いつかお会いしたいものです。 そして、その日は数年ぶりに母校大阪芸大の学園祭へ。  

 昔はアルコールの臭いと紫煙が立ち込め、それにバンドのノイズ音が轟くいかがわしい雰囲気でしたが、アルコール類は禁止とのことで、すっきりと、おしゃれな学祭でした。 ゲーダイガーショーは見れず。代わりに『天下一武道会』をやっていた。


 

ぶりぶりざえもん対シシオマコト。ざっくりとしたコスプレながらも、キャラになりきっていたのが好感持てる。 前回以上にアニメ、ゲーム等々のコスプレさんが増え、専用更衣室もできたとのこと。兵隊と忍者ぐらいしかいなかったことと比べるとずいぶん進歩したと思います。  既存のキャラになりきるのは芸大生らしくないなあ、と思ったり、中途半端なものでなく、結構しっかりしたレイヤーさんも多数見受けられたので、コスプレイベントと勘違いしないで欲しいな、と老婆心ながら思いました。あくまでも祭りの余興の一環としてやっていただきたい。と書いても時代が移るにつれ、変わっていくんでしょうが。



 なんだかほっとするウルトラマンコスモス。   決めに決めたコスプレさんの、腋の処理の甘さに現実に引き戻された、そんな1日でした。なんだかコスプレさんばかり見ていたようですが、そんなことはありませんよ、食い物はまあまあ、出し物はバカバカしい、いつもの芸祭でした。しかし、きれいになったなあ、我が母校。



そんなゴジラの誕生日の最後に、届いたのはイギリス製ゴジラ、とでも言うべき『怪獣ゴルゴ』。『大巨獣ガッパ』の元ネタですが、『ガッパ』が親子の怪獣の愛情を描写していたのに対し、ゴルゴは子どもを見つけるとさっさと海に帰っていきました。

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◎10月発売のゲーム『幻奏童話ALICETALE』のシナリオ作業が思ったよりも早く終わり、ぽかんと時間が空いた今日。

週末には信州、そして東京への旅があるし、夜勤の仕事は立て続けに入っているので、今日しかないな、と俺は子供を車に乗せ、大阪南港へ向かった。

 ATCホールで行われている『モンスター研究所を見に行くためだ。

 
今月いっぱいまで使えるチケットをもらったので、時間があればぜひ見たいと思っていた。今夏、大阪はこれとUFJのモンハンイベントで、巨大生物が跋扈する街になってしまった。

 内容は、遺伝子操作で生まれた恐竜、怪獣の展示、ということらしい。
恐竜と怪獣がごっちゃになっているという昭和な感覚がいい。

 朝一に会場に到着し、開演を待つ。すると白衣の女性が、この展示の簡単な説明を始める。ここは遺伝子工学の研究所……という設定らしい。
 USJのアトラクションのように、ただ展示を見るだけでなく、係りの人が説明してくれるパターンの奴か!

 この時点で、何か得たいの知れない恐ろしさ(USJで散々ひどい目に遭わされた)、長男と次男は会場を脱走。仕方ないので、俺は娘と見て回ることになった。
 
 なんでもこの展示は松竹映画のスタッフが……それって展示物自体の説明じゃないのか? 一応設定上は遺伝子工学で生み出された怪獣ですよ、という説明も受けつつ、中へ。
 中で待っていたのは白衣の『モンスター博士』。このいかがわしさがいい。
 怪物たちは区画ごとに分かれて飼育されているので、博士の案内で各部屋を見て回ることに。


 最初に登場するのは卵泥棒のオビラプトル。

 本当は写真撮影禁止なのだが、撮ってもいいよ、とのこと。ブログにアップしても構わないということなので、遠慮なくそうさせてもらう。

 
次に登場するのは『ジュラシックパーク』にも登場したディロフォサウルス。実にリアル……おっと、設定上は本物だ。

 そして次は……出た、怪獣! 神話上の生物をどうやって作ったのかはわからないが、一つ目巨人、サイクロプス!

 はじめに、壁の隙間からこの巨人を見ていると『フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)』で、広島の病院で檻に入れられていた頃のフランケンを思い出す。


 おとなしいが、鹿の肉を食っていた。

 
その次も伝説の怪獣、ドラゴン! 大型犬の如く、グテン、と寝そべり、時々首を動かしていました。
 さあ、次は……と会場を進むとなにやら怪しい雰囲気。これは映画でよくある『安全だと思っていたらセキュリティが破られて大パニックになるパターン』のやつや! ちなみにUSJのアトラクションのほとんどがこれ。
 
 緊急事態にパニックに陥る研究所。
 行く先々で、驚かすように『うわ!』『誰だ!あ、ゲストの皆さんでしたか』と現れる警備員や研究所員。怪獣よりもびっくりするわ。

 最後に、研究所員がすったもんだした結果、バックヤード、つまり関係者以外立ち入り禁止の秘密通路を抜けて脱出することになったゲストの俺達。
 しかし、バックヤードにはまだ未発表の生物がいるので、絶対口外してはならないとの事。


 これが極秘とされた生物、ティラノザウルスだ!

 パイプをくわえ、せわしなく首を上下する前で、研究所員と警備員がこいつの是非を巡り、対立していた。そして何とか脱出できた俺たちを待っていたのは……夏休みのお子さん垂涎の図鑑、グッズコーナーに、イベント会場には必ず現れるベネッセのアンケートだった……。

 教訓、怪獣よりもドタバタ大騒ぎしたり、広大な物販スペースを作る人間の方がよっぽど怖かった。

 そして今思ったのだけど……極秘扱いのティラノよりもドラゴンの方が作るの難しいだろ。

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 今回は急いでいるので写真だけ!


・こういう書き物の仕事をしていると、どうにも口が寂しくなる。その時は、タバコを吸う。俺は吸い始めからエコーだ。タバコ値上がりでエコーに鞍替えした人たちとは違う、根っからのエコー派。なんだかエコー派と書くと、地球に優しい人みたいだが、自分の体には厳しいことをしている。そして、キーボードを打ちっぱなしなので手が寂しくなることはないのだが、たまに『別のものさわりてー』と思うことがある。

 そんなときは可動フィギュアをがしがしいじって頭の中で文章を構成してみたり、何も考えなかったりするわけです。

 で、最近はバンダイスーパーロボット超合金のマジンガーと海洋堂特撮リボルテックが手のひらに収まりちょうどいいサイズなので、いつも手元においているのです。
 今はおいてませんが。あ、ウソ書いたな。



 先日ガメラを買ってしまったので、やはりライバルがほしい、戦わせたい、ということでギャオスを購入。
 雨の日の晴れ間を塗ってそれっぽく撮影しました。














 ベランダの手すりという限られた空間ではやはり限界があるなあ。

 あ、G2ガメラとレギオンがほしくなってきた。耐えろ、俺。
 


◎ 先日、ガイドの仕事で河内長野にある観心寺に行って来ました。
山の中にぽつん、とあるお寺。これが心あらわれるといいますか、都会の喧騒から離れてたまにはこういう場所もいいかと思った次第。

 ま、ガイドなので、一人じゃなかったんですがね。







 今度は子供らと沢蟹でも取りに行こうか。

 弘法大師ゆかりのお寺だそうで、実際に座したとされる石が置かれたりしていました。

 まるで時代劇にでも出てきそうな雰囲気。


 そう、時代劇。もうすぐお仕事をさせていただいた時代劇? ものが発売になります、という長い前振りでした。詳細は次回ぐらいで。■■■

 そして、お寺の正面にあった古道具店で、違和感なく並べられていたゴジラ。

 これはVSシリーズの頃に出た電動ゴジラか。外皮がゴム製で、動くかどうかが不明。
 怪獣はどこに行ってもついて回る。怪獣が俺を呼ぶのか、俺が怪獣を呼ぶのか。

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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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