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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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 まだ四月だった!

 無性に『仮面ライダーZX』が見たくなったので、車に乗ってレンタル屋さんへ。その途中、いつもは混むことのない道がやたらと混んでいる。
 迂回、もしくは引き返して別のルートを行けばよかったのに『この先に何があるのか見てみたい!』という思いに駆られ、のろのろと渋滞の中を進んでいく。この渋滞の先にあるのは事故か、工事かそれとも……自衛隊員だった。

 交通整理をする迷彩服の男、まごうことなく自衛隊員。なぜ、そんなに暇なのか、というか、渋滞にしてどうする? なぜ自衛隊員が交通整理を? 通り過ぎる際に尋ねてみると『今日は記念行事なんで、臨時駐車場への誘導してるんです』
 そうか、二年前にも行ったアレか?
 
 どうやら自衛隊信太山駐屯地55周年記念式典があるとのこと。

 レンタル屋で無事zxも借りたので、会場、というか駐屯地へ行ってみた。









 二年前と同様、隊員さんの手作り露店や、昨年被災地で大活躍したであろう災害救助道具の展示、または給水車による足湯に、子供大喜びのボヨンボヨンの滑り台(名称不明)や、子供向け貸衣装など、盛りだくさんのないように、グラウンドではブラスバンドや模擬演習など。









 おなじみ兵器群。

 会場の隅では、自衛隊の装備展示があった。拳銃からミサイルランチャーまで、見て触って、解説も聞けるという、マニアならたまらん内容だが、俺はマニアではないので単純に『こんな重いもの担いだり運んだり撃ったりしてるのか、大変だなあ』と思った。


 更にはコスプレコーナーもあるので、防弾チョッキを着て小銃抱えて記念撮影を。


重い。 

帰り道、子供が呟いた。『なぜ戦争が起こるの? こんな凄い武器を持つ自衛隊は戦うの?』

 はっきりと返事はできなかった。戦争の起こる理由は兄弟げんかと一緒だと答えたが、はっきり言ってごまかしのようなものだ。
 答えは、成長するにつれ、自分なりに見つけると思う。
 あの物騒な重火器を使うことなく、みんなに足湯を振舞ってくれる、そんな自衛隊であって欲しいと思う。

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 会うは別れの始まりと、昔から言われていますが。
『おぉ、今年もみんなまじめそうだな、それにユニークだ』と思っていたらもう二年が経った。今日はお世話になっている某専門学校の卒業式でした。


 えらっそうに講師という身分で人様にものを教える立場についてもう何年になるだろうか。特に変わったことやマル秘テクニック(あればこっちが教えてほしい)を行ったわけでもなく、今思えば、自分の頭の中身をスライスして、伝えていた、ただそれだけの繰り返し、これからもそうなんだろうな。それが学生さんの肥しになったのかどうか、定かではないし、『この野郎、くだらないことを……』と思われたかもしれない。学生さんたちは自発的に作品を作り、投稿、発表していた。みんな頑張っている。俺はその勢いを少しでもお裾分けしてもらうために、学校に行っていたのかもしれない。

 そんなみんなが今日巣立った。巣立った先は地獄だぞ。でも地獄も工夫次第では住みやすくなると思う。血の池地獄も適温だと、いい湯だな。

 梅田の有名ホテルでの式典、そしてパーティ。いつもの如く立食形式なので、貪り食った。今年もビンゴは当たらなかった。

 『夢』『おめでとう』『頑張れ』、これが今日の三大ワード。よって自分の中でNGワードにする。
 夢って儚いよ。いや待て、儚いって字はにんべんに夢だ。人が夢を持つ儚さ。たとえ小さくとも、その可能性はいくらでも押し広げられる、そんなことを考えていた。

 自分はどうか? 何度も自問する。

 気の効いた言葉もかけられず、結局NGワードを連発する始末。
 そして舞台は二次会へ。そこで、やっと砕けてものが話せるようになった。と、思う。おっちゃんの戯言に付き合ってくれた皆様、すみません。
 でも俺が座った席は周りを女子に囲まれていたので、ちょいとした女子会、いや、合コンのような気分。授業とまるでかけ離れた話ばかりだったが、やっと腹を割れた。これぐらいで幸せな気分に浸れるんだ、やっぱり男はアホですよ、女子の皆さん。
この雰囲気をもっといつもの授業でも醸し出せれば、もっとみんなとの距離が縮まったのではないかな、と最後の最後に思う。 

 そして会もお開き、名残惜しそうに、記念写真を撮る学生さんたち。最後の最後に、美男美女の多い教室だったんだな、と気づく。美人ちゃんぞろいだったのか、いかに自分が人の顔を、そして名前を覚えていなかったのか、と最後の最後になって痛感。みんな御免。そしてこの二年にいろんな出来事があったことをいまさら知らされ、驚く。

 梅田の地下街を、最寄駅まで歩く一群。
最後の最後に『先生(一丁前に俺のこと)の作品、入学前から読んでました!』 何この告白、今言うか? でも、こういう言葉が僅かでもあるから、頑張れるんだよ。やっぱりこの二年間は教えられることのほうが多かった。

 一人減り、二人減り、そして最後に俺と学生さんが一人。とりとめのない話をして、簡単な挨拶をして、別れた。

 一人きりの電車内。そこでぐっと込み上げてくる得体の知れない何か。決して飲み過ぎたのではない。

 万感の思いを込め、ヘッドフォンから流れる歌は



 全然卒業ソングじゃないじゃん!
 ♪だーれかがー死ーぬんだーぜー


 ま、卒業おめでとうございます。何かあったらいつでも連絡くださいな。
何もできませんが、まあ、何とかなる。

『いつ何時、誰の挑戦も受ける』の精神で。もちろん、俺も。
そして、最後の最後に。やっぱり梅田地下街の金券屋でプリキュアオールスターズの前売り買っておけばよかった。

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・ようやく一仕事終え、ゆるゆるとあるかどうかも分からない、次の準備もしているわけですが、どうにも人間が丸くなった気がする。体型も丸くなったような。そういや三食きちんと食べているせいか、体重も増えてきている。
 これではいかん、野性を取り戻すぞ!
 ハリマオ戦でかつての自分を取り戻したケンカ屋、矢吹丈の様に、俺も強烈な刺激を受けて野生のカンを取り戻すのだ!
 というわけで、来るまでに時間、和歌山は白浜のアドベンチャーワールドに行ってきました。かつては温泉で賑わい、今やすっかり『パンダの町』となった白浜。でも全部中国からのレンタル。決して野良のパンダが大量発生しているとか、そういうわけではない。確かにパンダの数は多い。ここで生まれたパンダもいるし、双子のパンダが話題になったこともある。でもレンタル。大昔、カンカン・ランランの二頭で日本中が大騒ぎしていた頃がウソのようだ。

 エントランスをくぐると、東京ディズニーランドに倣ってか、おみやげ物やさんがずらりと軒を連ねる。でも、アチラの動物たちは人工物だが、こちらは本物だ、噴水ではペンギンが泳ぎ、ガラスケースの中ではレッサーパンダがうろうろとしている! ジャイアントパンダに『パンダ』の称号を奪われたレッサーが、入り口入ってすぐの場所で、まるで前座のように客を待ち構えるというこのわびしさ。


 
 パンダも人気だが、ここに来れば、まずはサファリでしょう。ここで野生動物を堪能して次に備えるのだ! ケニア号に乗ってごとごとと動物の世界を見て回る。しかし、みんな、昼飯前だからかゴロゴロしてるぞ。メシ食ったら食ったでまたゴロゴロするんだろうが。普段あまり見れない動物たちを目の当たりにすると、なんだかわくわくするもの。おそらく彼らの野生の血が俺の野生を呼び覚まそうとしているのだ、とそう思うことにした。ケニア号を回って、目的の半分は達成されたようなものだ。続いてはパンダ! 珍しくゴロゴロしてない、笹をうまそうにほおばっているではないか! 多分これはシフト制で『屋外でお客さんの前で媚びる役』が決まっているのだと思う。屋内のパンダたちは揃って尻を客に向けてゴロゴロしていた。





パンダまん。パンダ肉は使っていない、と思う。

パンダの次は海の動物、ということで、ペンギンやイルカも見たし、かなり満足。いや、まだ時間はある。


そこで、さっきのサファリのコースを歩くことに。ここでは他に、自転車や貸し切りカートでのサファリ見学も可能なのだ。
出発前に動物の餌を購入し、先ほどのコースをてくてくと歩く。そして決められた場所で動物たち直に手渡しでえさやりができるのだ。ラクダ、獏、象……えさと一緒に手を食われないかとひやひやしたが、なれてくるとかわいいもの。


とはいえ、キリンがその長い首をもたげ、迫ってきたり、ラクダがくしゃくしゃの口をパクリと開けたりと、かなりの迫力がありました。しかし、サファリ内でもオーソドックスで、その数も多い鹿でも、近づいてこられると、かなりでかい。こんなのとケンカしても勝ち目はない。







充分彼らから野生をいただいた俺は最後に軽く、ふれあい広場でアヒルに餌をやり、ラーマの糞を踏みしめながら、帰ることにした。と思ったけど、せっかく白浜に来たので。

 自殺の名所として名高い三段壁も見学。絶景、そして絶海の絶壁。柵はしてあったものの、奥に行くにつれそれもなくなり、本当にひょい、と飛び降りれそうになっている。よく見れば、崖の下では、どこを伝ってきているのか、釣り人もいた。
 
 レジャー、じゃない、野生の成分を充分に蓄えることができたので、次に望みを繋げる、と思ったが、帰りに入った銭湯の電気風呂にしびれて、野生のカンもこれからのこともすっかりと忘れてしまった。

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 終った、何もかも。多分。
 実際は先週末に全工程を終えて一息ついて、一息ついて、一息ついて……つきすぎだ。そして今日、次の仕事に取り掛かる前にインフルエンザの学級閉鎖やら代休やらで、家族がほとんど家にいる状態ですよ。なんだかのんびりしてるなあ、いいのだろうか。

 12月から延々と続いた仕事は文章を書く、ひたすら書くといういつもの作業。
 これが今までと違っているのは、それが未経験の媒体のお仕事で未知なるジャンルで、短文をひたすら書くというもの。オソラク、これが世間に発表されることはないし『自分が書きました』と声高に言えるものではないので、守秘義務に触れないようにここに書いておく。
お話をもらったときはあまりにもジャンルが違うので、断ろうかと思ったのだ、いつの間にか引き返せない状況に。『ええい、やってやるぜ!』と引き受けたものの、600文字、原稿用紙にして一枚半の短文を書くというのは結構しんどい作業でした。さらに、好き勝手に書いていいというものではなく、テーマが決まっている。そのテーマにそって調べものをしないといけない。1テーマにつき、600文字を17項目。それが最初は、9テーマ、それが終って一安心といったところに『一月、空いてますか?』で引き受けちゃって8テーマ、最後に誰も手がけるものがいなくなって15テーマ! これ、普通に小説一本書けたんじゃね? 一体自分はどれだけ書かないといけないのか? それを計算しちゃうと、その文字量に圧倒されて書けなくなってしまうので、何も考えずひたすら、ただひたすら書く。買ったDVDも、録画した番組も見ずにひたすら書く、機械のように書く。
何でもやる物書きに、洗濯の権利はないのだ、やるんだよ、でもやるんだよ。

 ひょっとしたら、これが終ると、自分はとんでもない能力を身につけているんじゃないか? と思ったのだが、終ってみれば、そんなこともなく、気の抜けたような日々を送ってます。でも、次の準備にかからんと。今度は、小説をやりたいな。ぜひやろう。
 ようやくすべて終え、時間ができたので、レンタルした『服部半蔵・影の軍団』を見てました。

 

これと必殺シリーズは夜十時からの放送だったので『大人のドラマ』というイメージでした。でもJAC総出のアクション大会は、大人だけに見せるのはもったいないし。逆に考えると、ちびっ子の好きな『JAC』『忍者』をよく大人の見る時間帯に持ってきて、なおかつ大成功を収めたものだなあ。

 ここでも火野正平はいつもと同じ役回りだなあ。大掛かりな爆破シーンでは『赤影』のフィルム使ってるな。
いろんな人が演じてきましたが、服部半蔵と柳生十兵衛といえば、千葉真一ですなあ。

そして作品内容にぐっと合ったエンディング。
  
そして誰がわかるんだ、これ。


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あけましておめでとうございます
本年もぼちぼちと、まじめに不真面目にいきますので、よろしくお願いします。
去年よりも作家業を頑張るぞ、そして、ついに環境の復活したブルーレイのために、仕事して、ソフト買うぞ。あぁ、小さい。
とりあえず今は『ダーティハリーボックス』みてますよ。なんて画質だ。

というわけで、新年早々のカラオケ一発目は干支にちなんだこれでした。


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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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