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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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前回ちょっと書きましたが、5月3、4日に尼崎三和市場で行われる
『怪獣市場デラックス』



に出ることになりました。それもこれも怪獣が生んだ不思議な縁でございます。


 思えば……お客としてふらっと立ち寄ったものの、想像以上に賑わいに驚いた2年前。


     

そして去年、ガチガチでトーク参加した春、人前で珍ポ(スター)を露出した秋、イベントは回を重ねるごとにパワーアップしているような気がします。


 さて今回も5月3日12:30~『世界怪獣珍ポ(スター)サミット』と称し、ネットの海から拾い上げた原形をとどめていない珍妙な海外の日本怪獣映画ポスター(珍ポ)について、あのアンドロイドM11ことロバート・スコット・フィールドさんとお話する予定。なぜこの組み合わせ? 肩書が『ライトノベル作家』になってますが新作もボチボチなので『偽ライトノベル作家』『メカライトノベル作家』でもいいかな、と思うこの頃。


 さらにさらに19:00からの『リターン・オブ・『大特撮』&『宇宙船』酒場』の司会を務めることに。なぜ? そうそうたる面々を前に読者代表のような自分がどう立ちまわるのか、今から緊張してしまいます。

 さらに会場では以下のような催しも。








  思わず見落としそうな、大きな市場の小さな横丁が怪獣でぎっしり埋まります。豪華ゲストに、美味しいもの、そして怪獣。お時間のある方は是非。そして、会場で私を見かけたら、ぜひお声を。気のきいたことはできませんが、ご挨拶だけはしたいと思います。



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 もう12月、今年もいよいよ終わりです。
 
  
  


 思えば、すべては3月の京都から。色々あっていつの間にか自分はイベントに呼ばれる偽ラノベ作家になってしまった。
 11月の29、30日に行われた『三和市場まつり』に今回もお呼ばれされました。今回は京都の怪人、先輩作家山田誠二さんと寝屋川の怪人キャストF氏とともに国内外の珍なる映画ポスター、つまりは珍ポについてトーク。Twitterで散々呟いてきた珍ポ語りを人前に披露する日がこようとは!



 半年ぶりの尼崎三和市場はあれから若い人たちのテナントが増え、活気づいてきたとのこと。さらに勢いづけるために行われるイベントなのだ。
 チラシを見ても怪獣、怪奇、UFO、怪談、プロレスにドラゴン……。まるで往年のちびっこ向け大百科のようないささか偏ったラインナップであるが、このごった煮感が素晴らしい。いつでもどこでも怪しげで楽しいイベントが行われている。
 


 自分の出番は29の夕方より。盟友(わるいなかま)ソラノ君とともに湾岸線を抜け、現場へ。
    
 おぉ、店が増えてる、そしてにぎやか! プロレスラー、マイティ井上氏のトークを横目にオープンしたばかりの怪獣玩具屋たんちゃんへ。やばい、この店は沼だ! 入ったら出れなくなるぐらいにお手頃価格のブツがごろごろしている!
 ちなみにいつ、何があってもいいように『マイティ井上物語』収録の『プロレス地獄篇』をこっそり鞄に忍ばせていたのは内緒だ。カ、カテエ!
 簡単なトークショーとはいえ、緊張はするもので、出番の前には、怪談収集家宇津呂鹿太郎氏に子供が体験した不思議な話をしたら100円もらったり、白覆面の大スポキッドがうろつくのを遠目で見たり。しかし、カオスな空間。
   
 山田氏と合流し、簡単な打ち合わせ。こちらの珍ポは事前に見せると面白さが半減するのと、関西人はがっつり打ち合わせをして段取りを進めるとそこで完結してしまうのでほとんどぶっつけ本番のような形に。



 そして迎える本番。ほどほどの客入り。何よりも緊張したのは、モニター操作用のPS3コントローラーをうまくいじれるかどうか、であった。



 国内の珍ポ、怪獣映画地方版の誤植などを突っ込みつつ、海外編へ。ひたすらゴリラ、イタリアの怪獣映画ポスターのゴリラ率の高さに、会場はどんよりしていたのではないかと思える。遂には、どんなでたらめなポスターも広い心で受け入れられるようになるから不思議だ。珍ポは人の心を癒す効果もあったのか。まさか、イタリアの映画人はそこを見越して……るわけはない。



 夕刻で少し肌寒くなった中、来ていただいたお客さまに心より感謝いたします。



 何とか出番を終え、ステーキ丼改め『カベ丼』を胃袋に収め、初日は終了。
  
 その日買ったものたち。マーミットのメガヌロンにバイラスぬいぐるみ、そして以前子供にアゴを割かれ、バラバラにされたプライズのムルチのソフビ。
 
 後ろに控えるのはキャスト様新作のショッキラス。
 ショッキラスは『バカと戦車で守ってみる!』でもオマージュしたほど、どこか気になる怪獣なのです。



 そして翌日。



 今度はお客として、こんな面白いイベントを大人だけのものにしておくのはもったいない、と子供とその友達、そしてはじめは行けないと言ったものの、寝屋川でお馴染みのキャストくじやりたさに前言を翻したソラノ君とともに再び、尼崎へ。



 子供たちはまず、たんちゃんにはまってしまい、次に大通りのタコ焼き、タイ焼き屋へ。全く気ままなものであるが今回は人様のお子も預かっているので、そうそう放っておけない。でも自由に動き回っている。こちらも『後ろからギュー丼』を。これがまたおいしい。
 おかげでこの日のメインであるゴジラスーツアクター、薩摩剣八郎氏のトークはほとんど聞けず、またもや遠目からその雄姿を拝むのみ。この日もまた、なにがあってもいいように薩摩氏の著書『ゴジラのなかみ』をカバンに潜ませていたことは内緒だ。
 


 その後のライブに出演する『ゴジラVSキングギドラ』のアンドロイドⅯ11ことロバートスコットフィールド氏とは、おもちゃ屋でガメラソフビを探したり、vsギドラのムック本を探したり。ご本人はほとんど持っていないそうだ。パンフを見て大変嬉しそうだった。



 子供もいることなので、妖怪ミイラショーで怪しくも面白いミイラ語りをみんなで聞いて(会場が元クジラ屋の巨大冷凍庫というのもいい)から引き上げようと思ったら、子供らは大スポが呼んだUFOおじさんたちとUFOを呼びに行ってしまった。
UFOは三度現れたそうだが、子供らにしては『なにも来なかった』そうだ。代わりに小雨が降ってきた。



 ミイラ、UFO、オモチャと堪能したので、最後にキャストくじをして帰ろうと思ったら、お目当ての景品、飛行ゴジラが無くなっていた。ソラノ君、ゴジラくれよー、やですよーというやり取りを見ていた親切な方に一体もらうが、まるで駄々をこねてもらったようで申し訳ない。代わりに何かの時に持って来ていたバンダイ製ゴジラソフビをプレゼント。
 
 と、その直後事件が起こった。おそらくはその日最大の怪異にして不思議。何気なくキャストくじを引いた子供の友達、K君がその日最大の景品、キャスト新製品の『ゴジラ大阪進撃』を一発で引き当てた! 何度もチャレンジした猛者もいる中、欲にまみれた大人たちをあざ笑うように、小学生のピュアな心が勝ったのだ。そうとしか思えない。
 
 その後も、子供の友達k君、y君は次々と当たりを引きあてるのであった。



 
 不思議な空間のふしぎな一日、子供らも満足したので、夕刻には帰路へ。



 またこのようなイベントがあれば、参加したいと思う。すべてを把握できないほどに魅了の詰まったイベントだった。
 
 そしてその日の収穫。ヘドラ色々、頂いたゴジラ飛行体、ガメラにキングシーサー、そして手ごろな価格の古本、『ガメラ秘蔵写真集』。色々買った、色々食った。
 
 



 で、余談ですが。子供らを奈良に送り届けた帰り道、南阪奈道で突如後輪がバーストしてしまった。見ればタイヤは摩擦でぶすぶすと煙を上げ、側面から切り裂かれたようだった。妖怪かまいたち? それよりも車がびゅんびゅん走る中をジャッキアップしてタイヤ交換している方が怖かった。


 欲の塊みたいな自分を諌めるための天の怒りかもしれない。明日から真面目にします。
 
 

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 あれを終わらせ、これの仕上げも済ませ、返事待ちがいくつか……。海に帰ったウミガメの子供のように、この中のいくつが無事に成長し、再び陸に戻ってくるのか? そんな『待ち』の毎日。
 
 それはさておき、明日10月27日、文化放送『大人ファンクラブ』のラジオインタビューを受けました。これまた、作家としてでなく以前受けた雑誌取材と同じく、というかそれ経由で『都会から田舎に引っ越した人』としてでした。
 今秋、電話でインタビューを受け、明日オンエアだそうです。
 なぜ引っ越そうと思ったのか、どんな環境か、家族のリアクションは? などなど、しどろもどろに、極めて聞きとりにくい低音で答えているはずなので、お暇な方はどうぞ。もちろん、自分は放送圏外に住んでいるので、リアルタイムに聞けません。
 しかし、後でよく考えたら、インタビューはぶっつけ本番でして、喋りの素人であるこちらとしてはトチリまくるかもしれない。その辺を汲んだ上でうまくお話を聞き出してくれたパーソナリティさんには大感謝です。
 
 まあ、特にこれといって面白いことも言ってないですがどうぞよろしく。
 惜しむらくは『お仕事は?』と聞かれ『介護職です』と答えたことだ。間違ってないが、胸張って『作家です』となぜいわなかった?

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 夏らしいお話を。
 ただいま絶賛、自分史上最大の仕事を抱えてひいひい言っておりますので、それが終わるまでブログ更新を控えようと思ってました。
 とはいえ、平日は大阪、週末は奈良という二重生活。週末は家族サービスか、平日の疲れでぐったりしているのが関の山。いや、言い訳ではございませんよ。
 今週末は土、日曜日とも川遊び。
 昨日は近所の川、そして今日は天川村まで足を伸ばしてばちゃばちゃ水と戯れてまいりました。お目当てのカニはいませんでしたが、小魚獲ったりカエル掴んだり、それなりに楽しい週末でした。平日はちゃんとやりますので。
 そして今日、天川村へは別件で伺い、そのついでに川遊びという段取りに。
 天川神社に祀られる弁財天は芸能の神様、そして、すぐそばには役の行者像が祭られている、パワースポット。そう、パワースポット。
 そして本題。
 奈良に来て数ヶ月、近所でシカやサルなどの野生動物を見てきましたが、それも徐々に慣れてきました。
 しかし、そんな連中とは違うものを偶然見かけてしまったら?
 
 例えば、夜空を見あげて、その中に異様に発光し、ジグザグに飛行する物体を見てしまったら?

 
 山中で人ともサルともつかない生物を見てしまったら?
 
 湖で明らかに規格外なサイズの魚類、または絶滅したはずの大型爬虫類を見てしまったら?
 
 または山中で、現世の人間が見てはならぬ、人ならざるものを見てしまったら?
 UFOだったり、UMAだったり、あるいはネット怪談で流行の『禁断の場所に踏み入れた人間が、えらい目に遭う話しに出てくるよく分からないモノたち』だったり、つまり『そこにいてはならない、いてはおかしいと思えるもの』に出会ったとき、人間はどう対処するのでしょうか?
 今日、まさにそんな体験をしてきました。
 午前中に川遊びを終えた私たち家族は、近所の温泉にでも浸かろうかということになったのですが、その前に腹ごしらえをしようということで、すぐそばの食堂に入りました。
 しかし、その食堂は人手が少ない上にお客の数が多いので、やむを得ず、そこも、そして温泉も断念。思えばその時、我慢して食事を待っていれば、あんな体験をすることはなかったのです。
 
 我々は、そこから車で少し進んだ場所にある、ログハウス風のカフェに移動しました。
 それこそが、ありえない体験をした舞台になったのです、ジャジャン!
 そこは自然食をメインとした、オシャレなカフェでした。川から吹く風はとても涼しく、食事が来るまでの間、川遊びの疲れもあり、ついうとうとしてしまうぐらいでした。
 そこで、大変美味しい野菜たっぷりの冷やしうどんを食べ、さて帰ろうかと思い、お店を出たときのことです。
 妻の様子がおかしい。
 しきりに店の中を気にしている。
 
 お店の人と話していたので、てっきりそのことかと思ったのですが、そうではないらしい。
 
 店の中には、石のアクセサリーが売られていたので、それが気になったのかと思ったのですが、そうではないらしい。
 しきりに店の中を気にする妻。
 店の中に何がいるんだ?
 そして、妻は私に『ちょっと確認してきて欲しい』と訴えてきた。
 いやな役を仰せつかったものだ。
 確かに、店の中にはさっきまで気づかなかったのだが、お客が1人増えていた。
 彼は一体……。
 そして、私は意を決し、彼に話しかけてみた……。
『あの……』
 こざっぱりした服装の青年だった。
 私の声に、ふと携帯から顔を上げる。
『あの……』
『テレビに出てる方ですよね?』
『はい』
 青年はすっかり慣れたとばかりに即答する。 
『グ、グループで……』
『はい〇○というのをやらしてもらってます』
 妻の予想は当たった!
 彼はテレビで全国的に活躍する男性アイドルグループのメンバーだった!
 それがなぜ、奈良県の山中へ?
 街中ならまだしも、ここ、山と川しかない……。は、そうか! 天川神社だ!
 あそこは芸能の神様だ、彼は律儀にお参りに来ていたのか?
 そのことを尋ねると
『えェ、よく御礼に来ます』
 おぉ、現代の若者にしては珍しく信心深い。
 妻に報告すると、やはり、と店の中へ。二言三言言葉を交わし、最後にがっちり握手をして店を後にした。
 物腰の柔らかい、超がつくほどの好青年だった。
 人間とは単純なもので、これで彼、そして彼の所属するグループを応援したくなった。
 だってまさか山の中で有名人、それも若手アイドルと遭遇するとは誰も思わないじゃないですか。
 妻の伝令役として店と外を往復する私に彼は『板挟みって大変ですね』と笑顔で話してくれた。
 イヤもう、これから応援するよ、いっぺんでファンになったよ!
 プライベートな時間にお邪魔したので、仁義として名前はあえて伏しますが、これからのご活躍をお祈りしていますよ! 弁天様はいつも見守ってくださることと思います。
 私も見守ってください!
 しまった、こんなことなら面白Tシャツ着ていって、リアクションしてもらえばよかった。
 というわけで、山中でアイドルに会った、ミーハーなお話でした。
 いや、ビッグフットに会うより確率低いって!

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・平日は大阪で働いてますが、スケジュール詰め詰めで、家で落ち着けるのが火曜日の夜だけということに気づきました。ほとんど住み込み状態で介護とモノカキに取り組んでおります。

・今日は学校。『キャラクターとは何ぞや?』というお題目。さて、キャラクターというものをどう説明すればいいのか? 少なくともうちの学科では『物語の登場人物』という意味合いであります。

 難波で買ったアキバレンジャーを並べて授業を始める。決して無駄ではない。何かの役に立つ。少なくとも今回は入学間もない新一年生との会話のきっかけ作りにはなってくれた。そう、妄想力ですよ。モノツクリは妄想力なのです。重妄想!

 一人で喋ってもなんなので、軽く学生に『キャラクターって何?』と聞いてみる。

『……登場人物ですか?』

 終わった。ここで俺の今日やる内容はすべて終わってしまった。ボケろとは言いませんが、まさかの即答っぷり。やるなあ一年生。

 でで、では(焦る)……。と鉛筆の絵を描き、『これはキャラクターか?』と聞いてみる。鉛筆は鉛筆だ。このままではキャラとして成立しない。以前もこんな内容の講義をしたと思う。次に、手足、顔を描いてみる。

 なんとなくキャラになってきた。でも足りない。台詞を言わせる、『ペン・シルオ』という名前をつけてみる……。そこで『ペン・シルオの日常』という人気アニメがあると言う設定にする。『まだ見たことないけど、これ、どういう番組なのかなー』と学生に聞いてみる。

 すると、恋人、ライバル、友人、そしてそれぞれの設定、さらには声優まで、学生たちが教えてくれた! 白板には、雑然として入るが、人物相関図が出来上がっていた。
みんな声優に詳しいなあ。 

 そう、これですよ、これ、物語に登場し、相関図上に位置する人物、これをキャラクターという!

 なんだか、床のワックスがけをしているうちに防御方を覚えた『ベストキッド』のダニエルさんみたいだ。

 というわけで、あれよあれよといううちに口からでまかせが具現化したまれなケースなので、ここに記しておこうと思った。

 後は時間枠とスポンサーだけ。

 世界初の文房具アニメここに完成、というところで『ケシカス君』という存在を思い出し、戦慄するのでした。

今回はすっかり学生さんに教えられる形になりました。これからもこんな愉快な授業をやって規定と思います。
 
 終わり

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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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