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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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 お盆前にまとまった休みが取れた。とはいえ、ありがたいことに書き物仕事が舞い込んできたので、それに取り掛かることにする。これは困難な内容だ、時間かかりそう、と思ったら、コツをつかんでするすると終了。よし、これで映画に行けるぞ‼ と『劇場版ウルトラマンタイガニュージェネクライマックス』へ。






ウルトラマンタイガの実質上の最終回であり、『ウルトラマンギンガ』から始まるニュージェネレーションシリーズの総決算とでもいうべき内容。宿敵トレギアによって父ウルトラマンタロウが悪の手先に! そして邪神魔獣グリムドと再生怪獣軍団! 劇場版らしい華やかさはいつものこと。画面いっぱいにウルトラマンと怪獣が乱戦する絵はいつ見ても楽しい。歴代ウルトラマンがしれっとタイガの居る地球(このシリーズ、毎回別世界の地球の話になってるからややこしい。ウルトラマンの数だけ地球があるんですな)に居るので、自己紹介の手間が省けてスムーズに話が進む。そしてテレビシリーズでも顕著だった、緻密に作りこまれたミニチュアの街並みが、劇場の大画面でも映える。ウルトラマンと人間、善と悪、いろいろ問題を投げかけるけど、一番の見どころは悪の手先になって、体をぐにゃりと曲げて佇むウルトラマンタロウの不気味さではないか、と思うのです。いつも姿勢を正しているヒーローがそれを崩したときの違和感が、尋常ならざるものを感じさせ、得体のしれない恐怖になるのではないか? と思うのです。


 公開予定日から5か月を経て、ようやく陽の目を見たグリムドは怪獣というよりも宇宙の妖怪といった雰囲気。同じくおもちゃだけが先に出て『これ誰?』となったウルトラマンレイガは、ニュージェネレーションズが合体した、令和のスーパーウルトラマンタロウ。頭部の形状がグレーとマジンガーっぽくあります。
 ヒーロー大乱戦の楽しい映画を見た翌日、あさイチで京都へ。先月から始まった週替わりデジタル上映『仁義なき戦い』シリーズの最終回、『仁義なき戦い完結編』



 混沌としていた広島抗争も、頂上作戦と、政治結社への転身で何とか収まったかに見えたものの……。こちらもニュージェネレーションの台頭で戦後闇市世代のヤクザが駆逐されていくお話でした。古いタイプは身を引き、あるいは殺されて新世代へ。しかしそれもまた新たな抗争の火種になっていくのですな。三代目松方弘樹、二代目北大路欣也、二代目伊吹吾郎登場。他の二人が前回と違うキャラづくりをしている中、伊吹吾郎だけはいつもの三枚刈りスタイル、どしんと構えた安定感が留守役を任された組長代理という役柄にマッチ、というか伊吹さんはいつの時代、どんな役でも三枚刈りなのです。血で血を洗う夏フェス、スタンプがもらえる実録ラジオ体操も今回でフィナーレ。

 そして、バスに乗って寺町へ。京都のバスは230円均一なのがうれしい。今は営業していない三月書房で行われている小古本まつりへ。そこから河原町をぶらぶらし、中古レコード、古本屋を回って、再びみなみ会館へ。


 『新喜劇王』である。チャウ・シンチーである。バカ設定とバカCGで話題になった
『少林サッカー』で有名な、喜劇一筋の監督さんである。今回は売れない女優さんと高慢な大スターのドタバタを描く。とにかくチャウシンチーのギャグはべたというか、泥臭い。しかし、それを突き詰めてるところが嫌いになれないのである。吉本新喜劇の定番の泥臭さというか。相手に突っ込みを入れる隙を見せない。くどいぐらいのギャグを見せつけた後、最後にはちょっといい話へ。テーマ自体が『あきらめない』というべたなものなのだが、夢をあきらめたときにチャンスがやってくるという逆説的な描かれ方。たぶん監督も下積み長かったんじゃないかと思わせる、メイキングでエキストラに接する監督の姿を見て、そう思った。美しきキレイにまとまったもの、それを許さない、頑張っている人たちへのエールのようにも感じられた。といい感じに書いてますが、根っこはいい年した大人がお化け見ておしっこ漏らす喜劇映画ですよ。
 そして、短い夏休みが終わり、お盆へ。

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 先週末から見た映画のことなど。

『がんばれいわ‼ロボコンウララ―!恋する汁なしタンタンメン‼の巻』『スプリンパンまえにすすもう!』『人体のサバイバル!』のやたらと『!』の多いチビっコ向け三本立て。お目当てはロボコンだったけど、メインは人気学習漫画の『人体のサバイバル!』らしい。なので、いきなりロボコンがトップバッター。困った、『ロボコンが作った汁なしタンタンメンが世界征服を宣言し、他の中華料理が人類に牙をむく』という気が狂ったような内容だった。ロボコン、というより不条理な東映不思議コメディの路線、かつての下町ロボ根性物、とはちょっと毛色が違う。コロナ禍で撮影された少人数小規模の撮影、これがテレビのパイロットなら、他にもぞろぞろロボット仲間がいたのかもしれない、とないものねだりをする。見ていて途中で『誰が何を主張し、行動している』のかがわからなくなってきた。詰まるところ、一番おかしかったのはロビンちゃんか。介護ロボットという設定はよかったけど。目まぐるしくガチャガチャしたロボコンの後に始まった『スプリンパン』、10分ほどのCGアニメだけど『君、誰?』なのである。さも『ご存じスプリンパン』というテイで登場し、不思議な生き物と歌って踊って自己紹介して去っていく。何だったのか? ロボコンの後にあれをやられるとますます脳内整理が追い付かなかくなってきた。君は何者だね、なぜお母さんは普通の主婦っぽい格好なのかね? 聞きたいことは山ほどあるけど、彼女は去っていった。何だったのか、新番組のパイロットだったのか、自主製作映画だったのか? 謎は永遠に謎のままがよいのかもしれない。そしてメインの『人体のサバイバル!』は学習漫画のアニメ化ということで、これも『ご存じもの』の体で登場。でもこっちはきちんとキャラをナレーションとテロップで紹介してくれるので、まだ親切である。ミクロ化して人体の不思議、そしてピンチを切り抜け! なジュニア版『ミクロの決死圏』だった。脳腫瘍を溶かすための超音波発生装置の遠隔操作が故障、手動でロックオンするという定番だけど暑い展開もあり。こちらがこの後シリーズ化されていきそうだけど、ロボコンもまた見たい。そして予告で流れたおしり探偵と仮面ライダー電王も気になるところ。


 そして昨日、『仁義なき戦い頂上作戦』へ。京都みなみ会館仁義なきシリーズ上映もこれで4本目。前回、神戸の大組織をバックにした山守VS打本の抗争になりそうなところでお話が続いたが、今回はそこに警察が介入する。戦後18年、激化する抗争にようやく市民が声を上げ、警察が重い腰を上げた! しかし、今回ますます打本組長(加藤武)のヘタレっぷりが顕著になっていく。喧嘩はしたくないけど、組織のトップには立ちたい、敵対組織に秘密を洩らし、さらには金を無心する図々しさ。事業が大事と言い張るので『タクシー屋のおっちゃん』とバカにされるも開き直るふてぶしさ。ひょっとしたら、狸親父の山守組長と並ぶ理想の大人像なのではないか? と錯覚してしまう。みんな広能や武田、あるいは愉快な江田にあこがれるかもしれない、でも結局は小心者だけどビッグでありたい打本やおいしいところどりの山守組長みたいなタイプが最後まで生き残るのではないか? そんな気がする。警察の頂上作戦によって主役の広能が途中退場、残った武田が抗争の後始末に奔走する。結局抗争もトップがパクられ、神戸の大手も手を弾いてしまって収拾がつかなくなる。そしてくすぶるように暴力を発散させる若者たち。監獄で検察官が広能に言う『偉いもんは動かんで、若いもんばかり死んでいく』と。これもまた戦争の縮図であり、ヤクザの姿を描いた戦後史であることもうかがえる。そして野球賭博を仕切る若者(小倉一郎)、ひょろっとした草食系のルックス。およそこのシリーズの世界観に似つかわしくない彼の登場がまた、時代の移り変わりを表しているのかもしれない。一つの時代が終わったような、ラストの小雪舞う刑務所の描写が印象的。でもまだシリーズは続くのです。


 ここまで汁なしタンタンメンとかスプリンパンとか広島やくざとか、非現実なものばかり見てきたので、現実的なものを、と思い『はちどり』も見る。



 90年代の韓国、一人の女子中学生の姿を奇をてらうことなく淡々と描く。何もない、普通の世界だから、俳優さんも大変だな、と思った。物語もそれほど大きな事件があるわけでもない。主人公ウニの入院も命にかかわることではない。中学生らしく大人はわかってくれない世代。友達と遊んだり、悪さしたり、両親はがみがみ、兄は暴力をふるう、ぎすぎすした関係。でも、一色に食卓を囲む。何度も食事シーンが登場するのが彼らが『家族』である証のようにも見える。浮気? もすりゃ子供にうるさい父親も、暴力的な兄も、ぎりぎりのラインで『家族』であり、それがあるきっかけで爆発するシーンも何度かある。でもウニは、そんな自分をわかってくれる大人、漢語塾の先生に惹かれていく。劇的なパートといえば、その顛末ぐらいで、あとは本当に淡々とした女子中学生の日常が描かれる。ラストのウニの表情がいい。


 思えば、自分の娘とウニは同世代だった。そう思うと、どうしても父親目線で見てしまう映画でもあった。
 
 

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 割ときつめの夜勤二連荘を終え、そのまままっすぐ家に帰ればいいものだが、そうもいかない。新作公開日が金曜日に定着している昨今、今のうちに見ておかないと木曜日で上映終了する映画もたくさんある、ということで難波へ。


『ブルース・リー4kリマスター復活祭2020』のラスト『死亡遊戯』を。クライマックスのみを残して、リーさん本人がなくなったためにそっくりさんと過去作品のパッチワークで作られた作品。スルーしてもいいかも、と思ったけど、ここまでくれば全制覇である。それに、そっくりさんパートを我慢(失礼)すればご褒美のようなスーパー本人タイムが待っている、そしてオープニングはこれ以上ないぐらいにかっこいい絵とジョンバリーの曲だ。見ないわけにはいかない。



 動きは似せているけど、背中がつるんとしているのとトラックスーツが明るい黄色のそっくりさんもそれなりに頑張っている。あの本人の顔だけ貼り付け合成も4Kで蘇る。鏡やガラスを使った演出も『燃えよドラゴン』のロバート・クローズ監督らしい。でもそっくりさん。そっくりさんが顔を整形&変装し、悪の組織に忍び込む。なら最初から似ても似つかない人でも良かったのでは? なんだかややこしい。トラックスーツ軍団とのバイクアクションを済ませ、ようやく悪の巣窟五重塔へ、待ち構える住み込み格闘家たち。ここでようやくスーパー本人タイム! この瞬間、画面がさらに引き締まった、というとのは大袈裟ですが、それぐらいの気分でした。フィリピノカリ&ヌンチャク、韓国合気道、各階で行われる異種格闘技戦。塔に上るたびに待ち受ける強敵、という図式はこのご様々な媒体で引用されることになる、早すぎたカンフー&RPGの融合、最後に待ち構えるのは黒い巨人、ジャバール。一応空手使いだと思うけど、最後の最後に『ものすごくでかいやつ』を持ってくるセンスの良さ。テクニックよりもビジュアル重視、映画を見てなくても黄色いトラックスーツと青い服着たでかい奴は何となく見たことがある、それぐらいのインパクトを残している。
 そして最後にそっくりさんに戻って『ワーックス!』からのラスボスのあっけない死に方、『死亡遊戯愛のテーマ』へ。ああ、この映画作った人はもういないんだな、と思うとしんみりするのです。以前見たビデオ版とも音声が若干違う、これが劇場公開バージョンというやつだったのか。



 美しい死亡遊戯を見て帰ろうかと思ったら、続けて『エレファント・マン』も上映とのことで、こちらも見ることに。公開時はホラーみたいな扱いだったけど、ふたを開ければヒューマンドラマ、でもリンチ監督だから、ところどころおぞましくも美しい絵が差し込まれる作品。劇場で見るのはこれが初めて。20世紀初頭、母の体内にいる際に象に踏まれて醜い容姿となった青年を見世物小屋から引き取る医師。その容姿のために本人も周囲もぎこちないながらも、彼が心開くと同時に周りも彼を温かく受け入れる、象人間なんかじゃない、彼は読書好きの人間なのだ。こちらも4K修復版で、むせるような蒸気機関とその機動音、立ち込める排煙、ごみごみしたロンドンの下町がくっきりと見えるし、監督のこだわりのようなものもうかがえる。象人間ジョン・メリックは病院に保護され、やがてその噂を聞き付けた社交界のお歴々が彼と面会を望むようになる。でも、彼らの顔はどこかひきつっている。その様子を見ていたいつもは嫌味な看護婦長がズバリと医師に言う『彼らは友達に自慢したいだけ!』、自分もまたあの見世物師と一緒なのではと悩む医師。善意と悪意は紙一重なのか? 今でも障害者を扱った番組を見るたびに思うことが、この時すでに提示されていた。再び見世物小屋に戻るも、仲間の手助けで脱走。異端の者たちが森の中を行進する姿は幻想的ですらある。ロンドンに戻る途中、些細なことで覆面をはがされ、群衆に囲まれたメリックが叫ぶ『僕は人間だ!』がこの映画のすべて。人間らしく生きる彼の姿を淡々と、時にファンタジックに描いている。

 わかっているけど、人間は善意と悪意の狭間で生き続けるんだなぁ、とぼんやりそう思いながら、介護施設で働く自分はどうか? と思ったりもする。うーん、普通。大上段に構えることなく、お互い壊れることなく普通になるしかないな、と薄曇りの空の下、帰路についた。

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 珍しく連休に休みが取れた、ということで京都へ。



まだまだ続く仁義なき戦いデジタル上映、今回は第三弾『代理戦争』。前作『広島死闘編』が番外編的なニュアンスを持っていたので、今回が第一作からの正当な続編で、主人公広能のその後が描かれる。相変わらずくすぶり続ける広島極道社会、今回はそこに神戸の大手組織も介入して……ということで、談合に次ぐ談合、騙しあいと盃外交、広能たちも幹部、組長に出世したのでアクションは少なくひたすらヤクザ俳優顔芸大会。組織の動きに翻弄される菅原文太、成田三樹夫、山城新伍のズッコケ3人組、相変わらずの狸っぷりを発揮する金子信雄にいつも以上に顔が変形している腰ぎんちゃく田中邦衛、極道世界最弱ではないか? と思われる加藤武の打本組長等々、コワモテの男たちがひたすら誰につくかでもめあう。コメディ色多め。


そんな大人の事情に振り回される若いチンピラの姿もキチンと描かれる。戦争で命を落とすのは決まって若者である。成田三樹夫の世界一潔い身の引き方も素晴らしい。

 デジタルの次もまたデジタル。毎月恒例超大怪獣EX、今回は『ガメラ大怪獣空中決戦4kデジタル復元版』。ガメラ自体はすでにこの枠で2回上映されているが、デジタル版は初めて、ということで見た。クリア画質と、足裏から響いてくるような音響の良さ、まるで25年前の初見時に戻った時のような感覚。何度も見てるのに、この次どうなるのか期待しながら見ている。人を食らい巨大化するギャオスの皮膚感、富士で自衛隊に攻撃されるガメラ、フィルムでは暗くて不鮮明な部分がはっきりと見える。何度見ても東京タワー破壊からクライマックスの流れは興奮するものがある。これぞ怪獣映画、これが怪獣映画だ、という作り手の自信に満ちた絵作り。公開当時『見たかった怪獣映画』『理想の怪獣映画』等々絶賛されていたが、自分がこの映画に惹かれたのは個人的に『気持ちのいい画(え)』が連続しているからなんだ、と25年目に気づいた。それと思ったよりテンポよくストーリーが進んでいた。
 その翌日。野暮用が早く終わった。今なら間に合う、と再び京都へ。時間が合わずに諦めていたニュージーランド産のホラー映画『ブラックシープ』へ。



遺伝子操作された羊が人間を喰う! 羊に噛まれた人間もまた羊になる! 牧場を埋め尽くす凶悪羊軍団に立ち向かうのは羊恐怖症男と環境活動家の女に、肉料理好きのおばあさん。サメでも熊でもなく、ニュージーランド名物の、あのおとなしそうな羊がを襲うという意外性。かわいい羊も群れでやってくると恐怖に変わる、自分も昔六甲山牧場で同じ目に遭った。羊に囲まれて身動きが取れない、臭いし、毛が固い! 動物パニックものに感染系ゾンビもの、それにモンスター映画も混ぜ込んで、血と臓物で煮込んだ新西蘭羊鍋映画。そういえば、ニュージーランドの巨匠、ピータージャクソンの『ブレインデッド』も、馬鹿みたいに血が出る感染系ゾンビ映画だった。それを意識しているのか、ニュージーランドの映画人は血と臓物が好きなのか? ラストの小学生が考えたような決着のつけ方もくだらなくて素晴らしい。
 ヤクザ、亀、羊と、せわしなく動き回る動物たちを見た週末、連休でした。

そして来月、みなみ会館再開1周年もカメ!

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今週も仕事明けにバイクで京都へ。『仁義なき戦い広島死闘編』である。シリーズ2作目にして最高傑作ともうたわれてますが、これ、ちゃんと見ると、主演の菅原文太がほとんど動かない、実質北大路欣也が主演の映画なんですな。一作目と同じく闇市から始まり、前作の主人公、広能と同じく諍いから組織に拾われ、義のため、女のために走る男、山中の物語。結局、彼らのやってきたことは大人(組織)の利益になることばかりで、彼もまたコマの一つに過ぎなかった。


 敵対する組織への私怨も含め淡々と殺人を重ねる山中、一方欲望を暴力で解決する異端のヤクザ、ヤクザ以外に仕事がなさそうな暴力大将、大友。この対照的な二人を軸に話はどんどん転がり、抗争が再び勃発する。

 本来の主人公、広能が登場するのは中盤近く、続編にして番外編的なポジション。広能も親分になってはいるけど、ヤクザ世界の理不尽さには苦そうな顔をしている、前回と変わらないスタンス。

 クライマックスで、雨の中警察に囲まれた山中が空き家に隠れ、自死を決意するまでをギリギリの光量で撮影しているのが、今回のデジタル化によって鮮明に。それでもざらざらした画質は変わらず、かえって生々しさが増していた。


 殺伐とした中に、いるだけでもおかしい千葉真一の大友、そして眼帯付けた山城新伍。梶芽衣子は世界一割烹着が似合う人だと思った。 

 今回は2階スクリーンでの鑑賞だったが、デン、と飾られた『頂上作戦』のB全ポスターが目を引いた。そして多分来週、というか今週中にまた京都に行くでしょう。

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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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