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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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最近『殺しが静かにやってくる』とか『情無用のジャンゴ』とか、マカロニウェスタンづいております。他には『吸血獣ヒルゴンの猛襲』とか『格闘技オリンピック・四角いジャングル』『姑獲鳥の夏』とか、節操がないですな。
     
 ポカンとあいた平日の昼下がり。うとうとと『四角いジャングル』を見ていて、『このままでは自分はダメになってしまう』と漠然と思ってしまう。猪木対ウィリーに至るまでが長い。企画とか原稿を書かないと、しかし、どこからも誰からも頼まれていない。いや、何もない時は出来うる限り何かを見ていこうじゃないの、と自分に言い聞かす。
 
 そこで、前から見たいと思っていた『アメリカンスナイパー』を見に行く。マカロニづいてる身にすれば、マカロニ出身のクリント・イーストウッド監督の最新作だから見ないわけにはいかないのだ。
 米軍史上最高の射殺数を誇る伝説の狙撃手を描いた映画である。カウボーイが愛国心から特殊部隊ネイビーシールズに入隊。そしてイラクへ。そんな彼の戦場で疲弊する心と、帰還して善き夫、良き父として過ごしていく姿を描く。しかし、多くの兵士がそうだったように、彼も一般の生活になじめなくなる……。
 実話を基にした映画なのだが、どことなく、作った人、つまりはイーストウッドの半生を形を変えてみているような、そんな気がした。
 
 カウボーイだった主人公は兵隊になり、やがて中東の西部ことイラク戦争で英雄となっていく。イーストウッドもテレビのカウボーイ役で有名になった。そして異国イタリアの西部劇で大スターになったのだ
 そんなことを考えながら見ていると、なんだかこれがイーストウッドの集大成で、遺作のように思えてきた。
 
 劇中で『カントリー音楽』や『牧師』とかなんてことのない言葉にいちいち引っかかってしまう。いずれもかつてのイーストウッド映画に使われたモチーフだったりキャラクターだったりする。
 狙撃手である主人公がスコープ越しに標的を見る様子は『夕陽のガンマン』の冒頭を思い起こさせる。
 とどめにエンディングはモリコーネの楽曲が流れるのは、何ともマカロニ生まれのイーストウッドの最後にふさわしいじゃないですか。とか書くと本当に遺作のように思えてきた。いいえ、まだまだ元気です。
 戦場には善も悪もない、撃つ奴にも撃たれる奴にも人生があり、家族がある。イーストウッドの映画はいつものようにズンと来て、さらりと終わる。
 そういや、今年になってみなみ会館で見た映画は前回の『仮面ライダー3号』に続いて、これで二回目。今年はシネコン行ってないなあ。

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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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