◎ 祝日のカイジュウたち

　・電子書籍superlite文庫『バカと戦車（タンク）で守（や）ってみる！』第5話『海辺の戦車、もう一台（後編）』絶賛配信中！　電子書籍は未知の媒体なので、こうして毎週でも宣伝しないと。

　いよいよ海からわらわらと怪奇海生節足生物軍団が上陸、迎え撃つ国連軍の精鋭＋61式戦車！　とまあ、ラノベであってラノベでないようなお話ですが、これでいいのだ。

・そしてうちにもわらわらと集まるＡＭＡＺＯＮの段ボール、アーマーゾーン！　

中に入っていたのは、延期に延期を重ねてようやくやってきた『パシフィック・リム』のカイジュウ＆イエーガー軍団！　軍団といっても二体づつですが。

　ずらりと並べると、前回以上に可動域が広くなっていることに驚く。



とはいえ、アメリカンなざっくり関節なので、変な動かし方するとぽきん、とイきかねないので、慎重に遊ぼう。フル可動フィギュアに慣れた我々日本国民は何と恵まれており、かつ贅沢なんだろう。そして怪獣がデカい！　ナイフヘッドダメージバージョンなんかは『どうせリペイントだろ』とタカをくくっていたのですが、新造形じゃないか、デカ！　　

　以前買ったイエーガー＆怪獣を並べるとさらに壮観。くそ、プレ値の付いたクリムゾンタイフーンとストライカーエウレカも欲しいところ！　いつか揃えよう。

　チェルノアルファの頭部は『工場でチャッチャとやった接着』なので、遊んでいるとポロンと取れる。まるで帽子の着脱のようだ。かわりの頭を乗せてみる。

　余った頭部は別の胴体に。やっぱりしっくりこない。

　さてこいつで遊び倒そうかと思った時にソラノ先生から連絡。『日本橋行きませんか？』この日は日本橋でストリートフェスタが行われているのだった。しかし今から出かけても大丈夫やろか？　とりあえず行ってみるかと車を飛ばす。

　

　でん、と黒王号のお出迎えの中、二人、大阪のオタク街をうろつく。

　あいにくメインとなるパレードは終わっていたが、それでもすごい人だかり、町のあちこちではコスプレ撮影会が行われており、露出過多なレイヤーさんがうろうろ。

　そんな中、一人エンディング映像のごとくゆっくり歩く仮面ライダーBlack。

　いや結局誰にも声を掛けられず、写真を一枚も撮れなかった。この意気地なし！

　しかしながら日常が一転非日常に変わる瞬間を堪能した、と思う。駐車場にはずらりと並ぶ痛車の数々。普通の車が逆に珍しく見えるから不思議だ。

 

　そんな中、一人うごめく怪生物。後でわかったが、ポケモンのマッッギョ？　らしい。

　町の外れで見かけたサブカル系古書店。このご時世に古本屋新規開店とは珍しい。中には購買意欲をそそる本がずらりとあった。

　そこで見つけたロマンアルバム『ゲッターロボ』。今まで欲しくても高値で買えなかった本が、ようやく手の届く値段で目の前に降りてきた。これで旅が1つ終わった。でも旅は続く。

　

　そんなこんなで思いがけず、楽しい時間を過ごすことができた。しかし、往復の車中で聞いた仲間の作家の奮闘ぶりにこっちも何とかせにゃいかんな、と思う次第。生き残れるか、否か。

　ということでなにとぞ『バカ戦』をよろしくお願いします。