作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!
男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい!
てな訳でよろしく
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うーん、まだもうちょっと続くのじゃ。
最近は格安で手に入れたのをきっかけに『007』シリーズを片っ端から買い集めております。シリーズ前22作なので大変ですが、ゴジラやガメラと同じく顔かたちが変わろうと『ボンドはボンド』と思えるたちなので、どれも面白く見れる。でも敵はスケールのでかい連中のほうがいいね。 007の敵は金持ちで変態、これがフレミングの法則なのです。 で、もろもろひと段落着いたある日。『今日しかない!』と映画館に飛び込んでハシゴしてまいりました。 2本見たのですが、どちらも『男が大勢集まったワアワアする』映画でした。 一本目は『十三人の刺客』。工藤栄一監督の名作を三池監督がどうアレンジするのか? 大筋を変えずに、三池風エログロをまぶし、上映時間の半分近くを殺陣シーンに持ってきて、飽きないつくりになっておりました。 出演者では稲垣吾郎の暴君の暴君過ぎる暴君っぷり(絶対イイモノ役だとだまされて出たに違いないぐらいの落ち着いた怪演)が話題ですが、刺客集団の中で唯一、実戦経験のある伊原剛志、もよいのですが唯一、東映出身のある意味実戦経験の豊富な松方弘樹の頼もしい参謀っぷりが目を引きました。 ラストの殺陣は手持ちカメラで若干見にくいですが、最近のドラマや史実に走りがちな時代劇映画がが避けてきた?『チャンバラ』というものをこれでもか、と見せ付けてくれます。 やっぱりマゲつけて刀差しゃあ、人を斬らないといけないでしょうが。 そして2本目は『エクスペンダブルズ』。21世紀にロッキー、ランボーを復活させたスタローンが次に仕掛けたのはアクションオールスター総出演の『怪獣総進撃』筋肉版のような映画。 ちゃんとバランやバラゴンのように『顔見せ』程度の連中もいる! 世の中にはいいヤツがいて、悪いヤツがいる……、そして男と機関銃さえあれば映画は出来る。 そんな事をいいたいかのように、考えていそうで、何も考えていないスタローン! 劇中でも『作戦? 考えてないよー』ととぼけてござる! 南米の某国で、悪い将軍と悪いアメリカ人相手にスタローンたち仲良しグループ『エクスペンタブルズ』がドンパチを仕掛ける! おそろいのエンブレムをつけたバイクに乗って、飲んで(ふられたら愚痴る)遊んで(ナイフでダーツ遊び)、戦争する! ストーリー、演技? そんなものいらん、劇中エクスペンダブルズのリアクションといえば、ガッツポーズと肩をすくめて『オーノー』そして、うまくいったときは仲間と拳をがしっと合わせる、この3パターンしかなかった! 個人的にはジェット・リー対ドルフ・ラングレン(スクリーンで見るのは『JM』以来だ)の極真対少林寺対決、それにジェット&ジェイソン・スイテイサムの『かつて別の映画で戦ったけど、今は友達』コンビのツープラトン攻撃! そしてここぞとばかりに出るスタローンのアレに、傑作西部劇『ワイルドバンチ』の影を見た気がするのですが、多分僕の気のせいでしょう。 2本見終わってくたくたになりながら帰宅。 もう一度おさらいすると、男数人と日本刀(銃)さえあれば、映画は作れる、そういうことです。 PR |
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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。 『SHUFFLE! アンソロジーノベル』 でデビュー。 『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE ) 『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫) シリーズほか、チョコチョコと。 ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。
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