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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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 なんだかんだと毎週映画館で映画を見ている気がする。いや、気のせいではない、『暇なのか?』と言われても仕方のないぐらいに映画を見ている。仕事のない時はひたすら映画かオモチャである。


 そんな2018年ももうすぐ終わり。もうゆっくり映画を見る時間もないだろう、という事で今年最後の映画へ。ホラーにするか、ヒーローにするか、と迷ったが後者を選び、仕事明けにMOVIX八尾で『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』を。



 毎年恒例の冬ライダー映画。現役と前番組のライダーががっちりタッグを組んだシリーズも、もう何年目だろうか。近年は『平成ジェネレーションズ』と称して作られてきている。目玉は歴代ライダーの共闘だ。今回は現役のジオウと前作のビルドがメイン。平成最後、という事もあってクウガをはじめとする平成ライダーが総出演。年末恒例のライダー顔見世興行を賑やかに盛り立てる。



 平成ライダーをなきものにせんと、いかな時間の干渉も受けない『特異点』の少年を狙うタイムジャッカーに立ち向かうジオウとビルド、とその仲間たち。時間の改変によって『仮面ライダーが架空の存在であり、テレビ番組』である世界に主人公が放り込まれる展開が面白い。『ウルトラマンガイア』の劇場版でもあったが、今回はさらにそれを突き進め『架空の存在である自分たちは、本当は存在しないのか?』と主人公が自問するのが面白い。まさに現実対虚構である。



 でも、その辺は『みんなの記憶にある限り存在する』とか何とか、ライダー映画らしいうやむやさで解消。自らのアイデンティティーを疑いだすと自滅しかねない。でもこれはちびっこが見るヒーロー映画なのだ! 




 
 勢揃いする怪人軍団に立ち向かう歴代平成ライダー! それぞれの持ち技を駆使し、戦う姿にそれぞれのファンやちびっこはぐっと拳を固く握るのだ。ちょっと冷静になってみていたけど、ライダーたちがそれぞれのマシンで終結するシーンに『お』となり、仮面ライダークウガが華麗なモトクロスアクションを披露するに至って『おぉおお!』となってしまった。もうここにきてテレビの設定とか『どうやって集まったの?』とかどうでもよくなってくる。そもそも平成ライダーを根絶やしにしたい敵の設定もよくわからない。ライダーがいるから消したい、でも消えたら自分の存在は? そんな大いなる矛盾をはらみつつも、そんなことはどうでもいいとばかりに展開される大立ち回り。やっぱり冬のライダー映画は歌舞伎だな。それぞれがそれぞれの見せ場で存分に活躍する。




 オリジナルキャストの登場で大いに話題になったけど、あれじゃ生ぬるい、本当に見たいのはオリジナルキャスト全員がそろって変身するところだよ! 無理だと分かってはいるけど、せめてテレビシリーズでその片鱗でもいいから見せてほしい。そして平静を締めくくってほしい。しかし、来年からの新元号のライダーはどうでもいいのかね、タイムジャッカー?



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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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