作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!
男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい!
てな訳でよろしく
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 新居での生活もひと段落。奇麗なお部屋でくつろぎたい。小さいけどお風呂で癒されたい、揃えるものはたくさんあるけど、自炊も楽しい。スーパーで安い食材(とはいえ、レトルトや冷凍食品)を見つけるとつい買ってしまう。日曜日には入居者プレゼントの大工道具キットで食器棚を作ってみたり。なんだか毎日充実してるような気がする。たぶん最初の数か月だけだと思うけど、この調子を維持していきたい。
しかし、家で籠っていてもあれなので、先週に続き、みなみ会館へ。今回は『ゴーストマスター』と『クラッシャージョウ』のホラーとアニメのハシゴ。
『ゴーストマスター』はとある胸キュン映画の撮影現場を舞台に、映画バカの助監督の書いたホラー映画の脚本に悪しき魂が籠り、次々と人を襲う、という内容。低予算のダメダメな現場、芝居熱心な若手俳優に化け物が取り付き、撮影現場となった廃校に惨劇が訪れる。映画バカと役者バカの想念が悪魔合体し、悪魔を呼び寄せてしまったのだ! 全編を流れるホラー映画愛、というかトビーフーパー愛、いやスペースバンパイア愛。この広い世界で、スペースバンパイヤをここまでリスペクトした映画はない! 極端すぎて漫画のようになってしまった殺戮シーン。劇中の台詞にもあったが、制約や予算の都合でどうにもならない部分を愛で上書きした一本。成海璃子の凛としたたたずまいが素敵で、鍛えれば結構アクションも行けるのではないかと思ってしまう。ホラー、カンフーと昔の中学生が好きなものをぶち込んだ作品。今年の映画だけど、80年代への深い愛情にあふれている。
宮根誠司を腐食させたような俳優が出ている、と思ったら『ガメラ3』で京都駅で死んだ手塚とおるだった。
何より驚いたのは、後ろの席に中学時代からの友人がいたことだ。子供も奥さんもいるのに、何見に来てんだ? しかし、人間の好みというのは変わらないものです。
そして、夕食(王将のニラレバ炒めと並ライス)を挟んで『クラッシャージョウ』こちらは1983年の作品、アニメブームの真っただ中に公開された大作で、一度テレビで放送されたのを見たっきりだった。デジタルリマスター化されて音も映像も奇麗、それに劇場作品だからやたら作画がすさまじい、ワンカットまでここまで描くのか? みたいなシーンがやたらと多い、もう36年前の映画なのに、クオリティがまったく落ちていない。
宇宙の運び屋VS宇宙海賊、ハメられたクラッシャーの汚名返上の戦いと陰謀。思えば今年はNHKでガンダムオリジン、サンテレビでファーストガンダム再放送もあって安彦良和キャラの魅力に触れることが多かった。安彦キャラは、美男美女よりも、どこかくたびれたおっさんたちの表情がいいのです。今回もいい顔したオヤジが大集合。オヤジだらけなので紅一点のヒロイン、アルフィンがものすごく映えるのですな。
映画自体は正直もうちょっと詰めれるのでは? とは思ったが、あの時の勢い、熱気のようなものが感じられる作品となっていた。あの頃は裏にヤマトと幻魔大戦があって、大激戦だったのではなかったのだろうか。
80年代に思いをはせるホラーと、80年代バリバリのアニメ、昨年あたりから80年代の逆襲が始まっている、そしてその波は来年もまだ続くのでは、と思いながら京都を後にした。そして60年代、マカロニウエスタンの傑作『続荒野の用心棒』がみなみ会館で上映、とのことで前売りを購入。来年が楽しみなので、まだ死ねないのだ。 PR ![]() ![]() |
カウンター
プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。 『SHUFFLE! アンソロジーノベル』 でデビュー。 『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE ) 『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫) シリーズほか、チョコチョコと。 ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。
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