作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!
男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい!
てな訳でよろしく
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 1985年に第一作公開だから、もう34年前! 期末テストを終えて、居残り授業を受けて、ギリギリ映画館に滑り込んで見た『ターミネーター』から34年(同時上映『ブレードランナー』)? 時間が経つのは早いものです。殺しても殺しても死なない殺し屋というアイデアが面白く、それがまたロボット&タイムスリップもののというSF要素を盛り込んだ傑作B級映画に中学生はすっかり魅了されてしまい、リバイバルがあると見に行き(同時上映『FX引き裂かれたトリック』)、ビデオソフトが出るとダビングして何度も見た。エンドスケルトンのほうが人気だったけど、生身ターミネーターのシュワルツェネッガーがかっこいいと思っていたし、その後『コマンドー』でブレイクしてからはハリウッド筋肉映画ばかりを追っかけていたような気がする。サントラも探しまくってやっと購入。それほど面白い映画だった『ターミネーター』。
そして7年後、大学生の頃に『2』がやってきた! ジェームズキャメロン監督は『エイリアン2』『アビス』でメジャー監督へ。前作よりもふんだんに予算をつぎ込んだ続編に、期待しないわけがない。いったいどんな映画になるのか? 試写会で一足先に見た、すごかった! 何もかもスケールアップ! 『アビス』で使われた技術を発展させたような液体金属のCG! すごい、すごいぞT2は! キャメロンの『俺、ホンマはコレがやりたかってん』という思いがひしひしと伝わってきた。前作以上に機械と人間の関係性を描き、ラストはぐっとくるものがある。これできれいにターミネーターの物語は終わった。でも、心中では『金かけただけで前作と同じやんけ!』ともう一人の自分が叫んでいた。そう、結局は未来から来た殺し屋ロボットがひたすら追ってくる物語なのである。クライマックスも工場だし、乗り物変えて追っかけてくるし、一緒やんけ! 『1』のリメイク的な要素もあったと思うけど、じゃあどんなT2がよかったのか? しるかい、キャメロンちゃんとせえ! な気持でもあった。同じように『死霊のはらわた』も続編はリメイクの要素があったなぁ。
すごいし、面白いけど、結局は……そうか、『ターミネーター』とは【鬼ごっこ】なのだ。いかに鬼から逃げるか、そして迎え撃つか、なのだ。だからT1は面白かったし『T2』は同じことしてるようにしか見えなかった
そして、年月は経ち、忘れたころにターミネーター3が来たけど、劇場では見ず、そしてシュワ不在のT4はスルー。ただ、T3は後でビデオで見てすごく面白かった。次男は保育園から帰ってくると繰り返し見ていた。詰まるところは鬼ごっこである、しかもT2できれいに終わった物語をいかにつなげるのか? 同じ事やるけど、そのままなぞるのでは芸がない。いっそターミネーター誕生の起源まで描くのはどうか? そして、まるで70年代のようなバッドエンド。結局運命は変えられないのか? という後味の悪さがよかった。
そして『ターミネーター新起動』へ、いわゆるリブート作品だったけど、うーん。結局手の内知ってる主人公たちが『審判の日』を食い止めるんだっけ? どうにもうろ覚え。そうだ、イチかバチか、命がけのタイムスリップが割と簡単にできるのも不満要素ではあった。
そして……『2以降はなかったことにする!』とキャメロンが声高らかに宣言した、のかどうかはわからないけど、『ターミネーター・ニューフェイト』がやってきた。リンダ・ハミルトン扮するサラコナーの再登板が今回の目玉、もちろんシュワのターミネーターも健在。『審判の日』を回避したのに、何が起こるのか……。
*以降、内容に触れます
一緒やん! 鬼ごっこやん、それはええけど、冒頭で『はーい、これから新しい話するから、これはなかったことにします』という、見ているこっちが『え?』となるシーンが。それって『エイリアン3』でやってたこと? キャメロンは自分の『エイリアン2』で活躍させたキャラを続編であんな目に遭わせられて何も思わなかったんかい?
そして恒例未来からやってくる守護者と殺人者。長身で全裸で暴れてくれる女戦士に、ちょっとさえない顔の新型サイボーグ。今回のターゲットは誰だ、サラコナーは、シュワターミネーターはどんなタイミングで出るのか?
『審判の日』は回避された。でも、新たな脅威がやってきた。要するにサラコナーの手によって未来は守られたが、同時に世界線が変わってしまい、スカイネットとはまた別の機械軍団が人間を襲う未来になった、らしい。ちょい待て。『2』の時点でシュワミネーターが複数送り込まれたって説明があり、今回のシュワはそのうちの一体ということらしいのだが、未来が変わったら、あんたいなくなるんじゃないの? ロボットなのに年取ってるのはなぜ? 『新起動』で『外皮はちゃんと老いる』とかいう説明あったけど、それでオーケーか。とか何とか、ぐちぐち思ったりもするのですが、とにかくターミネーターのキモは鬼ごっこなので、そこが面白く描けていたよかったのです、ちょっと中盤ダレますけど。ラストのあれを何して倒すのって、T3やし、『2以降はなし!』とは言っても、結構ネタ拾ってるんじゃないの? リブート使用がオリジナルキャスト、スタッフが入ろうが、結局同じことの繰り返しになるんですな、ターミネーターは。しかし、リンダハミルトンもシュワも年取ったなあ。老人が銃器ぶっ放す映画という新たな見方もできるわけで。無理して書いてるな。うん、『4』ぐらいでしたよ。 PR ![]() ![]() |
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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。 『SHUFFLE! アンソロジーノベル』 でデビュー。 『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE ) 『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫) シリーズほか、チョコチョコと。 ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。
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