作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!
男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい!
てな訳でよろしく
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 ゴジラ誕生祭も無事終了し、それでも心中穏やかではないのです。それはなぜかはまだ言えない。近日中に吐き出す予定。そんな中、不定休の介護仕事、平日がぽっかり空いてしまった。やらないといけないことは山ほどある。やらないと、やらないと……でも、先にやりたいこともやっておくことも大事だ、と映画館へ。映画はいいですな、その瞬間だけ現実を忘れさせてくれるから。でも、映画のチョイスを間違えた。『IT/イット THE END“それ"が見えたら、終わり。』を見てしまったんですな。怖いから早く映画館を出たい、はよ映画終われ! と思うような一本です。しかし、2時間49分とまた長い。3時間弱の恐怖ですよ。じゃあ見るな、と言われそうですが、だって前編見てしまったし、テレビ版も見たので、怖いポイントは心得ているはず。今年は食わず嫌いをやめてホラーづいております。
さて本編。前回、殺人ピエロのペニーワイズを投石でやっつけたはぐれ者の『ルーザーズ』と呼ばれる少年たち。それから27年後。すっかり大人になり、それぞれ異なる土地でそれぞれの人生を歩んでいる彼らに、再びあいつがやってきた、との連絡が入る……。またやるのか? やるんだよ!
ここからは内容に触れます、たぶん。
ペニーワイズがルーザーズをいたぶり、じわじわと追い詰めていく一方で本業の誘拐殺人もきっちりこなす。どっちがメインよ? 風船の数は大増量。
この映画はとにかく『ワー系』でる。モンスターなり殺人鬼が『わー!』と一声吠えて襲い掛かる、心臓によろしくない怖がらせ方である。だからこっちもちょっと変わった場面が出てくると、ついつい身構えてしまう。『来るぞ、来るぞ、キター!』てなもんである。
ルーザーズはそれぞれのトラウマを克服しつつ、立ち向かう。これがこの映画のキモである。怖いのは殺人ピエロではなく、自分の過去である、ということ。夢か誠かわからないピエロの殺人遊戯、でもきっちり殺されるのよ、ズルいな。
様々なモンスターがルーザーズに襲い掛かってきますが、一番怖いのはヒロインの旧家に住んでいる老婆である。このババアもワー系なのだけど、ほんの一瞬、黙りこくるシーンがある。これが怖い。その後は全裸巨大化して襲ってきますが。
最近のホラー映画は全裸のジジイババアを出すのがトレンドなのか? 巨大化ババァは中途半端な大きさが怖い。『イットフォローズ』でぬっと入ってくるおっさんのようだ。しかし、そのデザインが漫☆画太郎の描くババァにそっくりだった。 クライマックスは夢と現実の中での戦い、トラウマを克服し、ペニーワイズに立ち向かうルーザーズ! 原作知らないけど、テレビ版と同じく巨大蜘蛛に変身するピエロ。ちょっとだけ『物体X』オマージュも。その倒し方が『ひたすらののしる』というのが斬新。とにかくののしる、ののしりまくる、このピエロめ、ピエロめ! 俺たちの人生を茶化すんじゃねえよ、このピエロ! ののしられたペニーワイズはシュンとなって縮んでいきます。スティーブンキングお得意の幼少時の思い出と郊外の町、そこに潜む恐怖。血まみれスタンドバイミー、たぶんキングのことだから、他の作品ともつながっているんだろうな、原作読んでないけど。
映画を見終わってトイレの個室に駆け込んだ。しまった襲われる! トイレを出ると、誰もいない廊下、エレベーターが静かに動いているのみで、人の気配がない。まさかみんな襲われたのか? と思ってしまった。現実逃避するにも、映画は選ばないとな、と思った次第。
ルーザーズがピエロを倒したよおうに、一郎君がガバラを倒したように、俺もトラウマ克服して現実に立ち向かおう。しかし、問題山積だー。
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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。 『SHUFFLE! アンソロジーノベル』 でデビュー。 『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE ) 『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫) シリーズほか、チョコチョコと。 ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。
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