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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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 当たり前の話ですが、世代によって『刺さる』ものが違うわけでして。それが二世代、三世代にもわたる長期シリーズだとどの作品が一番刺さったかで、それぞれの意見が違っていて、論争の種になったりもしますが、それぞれの感じ方の違いが面白かったりするものなのです。




 そこで『スターウォーズ・スカイウォーカーの夜明け』の話。1977年から始まったこのシリーズはもはやアメリカの神話といっていいほどの人気を集め、途中休憩(というか、もう作られないんじゃないのか? と思われたり)しながらも今回でいったん完結。創始者ジョージルーカスのプランニング通り9本の物語が生まれたわけです。しかし、今まで123だと思っていたものが456だったときは驚きました。シリーズ映画というのは最初から順番を追って見せるものじゃないのか? というこちらの予想を超えてしまったからです。



 うちの次男からすれば初スターウォーズがこの新シリーズなので、思いいれも強く、公開してすぐに見たい、とリクエストがあったので見てきました。そりゃ自分も気になりますよ。



 エピソード4~6の後を引き継ぐ形で始まったのこの新シリーズもこれでおしまい。反グレ集団かと思いきや、結構な軍事力を持つファーストオーダーに対し、反乱軍は以下に立ち向かうのか? 以下、殴り書きのように本編に触れます。


 予告編の段階で噂になっていた銀河皇帝パルパティーンがあっさり復活していたことが、冒頭の字幕で明かされ、まず驚いた。前作まで出ていたパルパティーンもどき(スノーク)は傀儡だったの? いや、皇帝の復活を描くとばかり思っていたら、前作からの2年間であっさり復活していた。しかし、この冒頭字幕でちゃっちゃと物語を進めるシステムは実にスターウォーズらしい。




 もう勝ち目がない、と思えるほどのスターデストロイヤー艦隊に度肝を抜かれるも、だからこれもいつ用意してたのよ? と思ってしまったけど、これもよくある話。




 最後の希望、ジェダイのレイと宿敵カイロレンにも決着がつく。でもまあ、想像していた通りでした。




 しかしスターデストロイヤー艦隊。もう、デススターいらずの火力を備えている。ますます勝ち目なし。




 完結編というだけあってあれやこれにケリがつき、まさかのあのキャラこのキャラの登場、あるいは退場で何かと忙しい。




 新主人公も旧キャラたちに支えられて何とかやってきたけど、イマイチぱっとしなかったな。 




 しかしスターデストロイヤー艦隊のすさまじさ。こいつの出動前にいかに食い止めるか、タイムサスペンスが絡んでいるのもスターウォーズっぽいし、無敵の兵器がピンポイント攻撃であっさり無力化するのもこれまたスターウォーズっぽい。




 
 ラストでサブタイトルの意味が分かるのもなるほど、と思った。これでもクライマックスの展開はエピソード6『ジェダイの復讐』に似てるな。パルパティーンは、愛弟子にやられた前回のことを学習してなかったのか? 今回はその弟子と直の孫にやられちゃいます。というか、孫いるのあのしわくちゃ皇帝に? とは思った。





 どうしても4~6に寄せてしまっているのは仕方ないことだけど、『アナキンがぐれてダースベイダーになる』の一点以外は割と自由にやっていた感の強いエピソード1~3を見直す時期が来たのか、と思ったりもする。




 新キャラに魅力が乏しい、と書いてしまったけど、やはりダースベイダーを越える悪者はなかなか生まれてこないのですな。4~6は銀河帝国というかダースベイダー打倒の物語でもあったから。ダースモールもカイロレンもちょっと足りない。



 と若干文句みたいなことを書いてしまったけど、大団円で何より。もうあのスターデストロイヤー艦隊で、一瞬絶望しかけたので、この映画は大成功なのです。
 


 以上、殴り書きで感想めいたことを書きました。
 

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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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