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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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・ラーメンを食って『これ、ステーキの味がしない!』という人はいない。
 
・長かった夏休みも終わりましたが、村では防災訓練やら、無料カヌー教室やらでばたばたしております。
 特にカヌーは、アレだけまじめに説明聞いていたのに、まるで前に進まず、湖の真ん中をぐるぐると回るだけでした。
 悔しいので、次があればまたチャレンジしたい。そして足と腕がパンパンに腫れてしまった。
・2020年のオリンピックが東京に決まったそうで。個人的には『部屋の掃除も出来てないのに来客を迎えるようだな』と思うのですが、決まったもんはしゃあない。
 2020年といえばケムール人です。彼なら、足も速いし、マスコットにぴったりなので、どうかな。
 
・この夏は大作映画も多く、それなりに面白い作品ばかりだった。
 超傑作パシフィック・リムは今夏、というより今年のベストだとしても、スーパーマンあり、ゾンビあり、ガッチャマンあり、未見だけどスタートレックありと、偏ってはいるが、充実したラインナップじゃなかったかと思う。
 あとは秋、というか週末のウルヴァリンぐらいか。
 と思っていたのだが、週末、子供をつれて大阪へ、そこで録りだめした『新ウルトラマン列伝』を見ていて『そうだ、それがあった、何とか時間が作れないものか?』という思いに駆られた。スーパーマンを見たら、次はウルトラマンでしょ、と、子供を連れて八尾の映画館へ飛んだ。
『ウルトラマンギンガ・劇場スペシャル』である。
 ここで『ウルトラマンギンガ』について説明すると、現段階においての最新のウルトラマンであり、『新ウルトラマン列伝』内にて6話ずつ分割して放送されているシリーズである。ただいま前半6話が終わり、そしてこの劇場スペシャルに繋がるという、実に変装的なつくりとなっている。
 
 今までにない斬新なウルトラマン、そして予算的に大掛かりなものが作れなくなっているのか、舞台はとある山村の廃校。そこでかつての幼馴染が集まり、怪事件に巻き込まれるという内容。ジュブナイルなウルトラマン、そして主人公はウルトラマンどころか怪獣にも変身できるという、ライダー、戦隊でもおなじみの手法で、旧来のファンをも取り込む作戦。
 舞台は山村、レギュラーは主人公含め子供が5人というこじんまりとした感じ。大掛かりな都市災害も超兵器を持った防衛チームもいない。これも予算が……とか言わない。ひとたび変身すれば胸踊る戦いが展開されるのだ。
 今回の劇場スペシャルも基本的にはテレビ版とあまり変わらない。劇場版だからといって予算が大幅に上がっている感じもしないし、舞台はいつもの山村だし、レギュラーもそのまま。尺もテレビと同じぐらいなので、特別料金で見れるのが強みか。
 ただテレビ放送されていない地方のちびっ子に向けたプレゼント……と思ったけど、上映館が極端に少ないので、これではウルトラ布教にならない。
 しかし、しかしだ。今まで設定でしか語られることのなかった7体の怪獣が合体した暴君怪獣タイラントはいったい誰と誰が合体した姿なのかときちんと映像で見せてくれたことに意義があり、これぞスペシャルだと思うのです。
 主人公たちを付けねらうイカルス星人の不気味だけどコミカルな感じも『ウルトラファイト』の緑色でくたくたの頃のイカルスを髣髴とさせる。
 タイラントに対し、主人公はまずウルトラマンティガに変身し、迎え撃つ。
 ここにティガ対タイラントという夢の対決が実現。そしてダークザギ対ギンガ。ドラマパートを極力少なくし、バトルを多く入れたところも劇場スペシャルならでは。
 主人公や仲間のドラマはもう、テレビでやったからあとはのびのびと暴れるだけでいいのです。
 巨大超人の対決というのは、いかな洋画大作でもお目にかかれないビジュアルであり、それが今回思う存分堪能できるという贅沢感。
 
 同時上映に、ゲーム『大怪獣ラッシュ』より、フルCGの短編も着いていた。異星人ハンターが怪獣をひたすら狩るのだ。今回は恐竜戦車。オリジナルの造形的特徴を崩さず、今風に動き回る恐竜戦車はひたすらかっこいい。
 日本には、ウルトラマンがいて、怪獣もいる。小品ながらもこれが『パシフィック・リム』とその他大作に対するささやかなアンサーだと思う。
 惜しむらくはあのウルトラマンでさえも、予算削減的な要求にこたえないといけないということ。巨大特撮番組は作りにくい世の中になったのかなあ。

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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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