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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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 俳優ヒュー・ジャックマンは新日、ではなく親日家だ。
 そして映画『X-MEN』シリーズでウルヴァリンを演じ続けて13年、世界の認めるウルヴァリン俳優である。
 シリーズはもちろん、スピンオフ作品にも律儀に顔を出し、もはやX-MENの顔といってもいい。


 アニメシリーズを見ていたものとしてはどちらかと言えば、『目からビーム人間』サイクロプスがX-MENの中心的人物に思えるのだが、それはどうでもいい。


 そして今日ウルヴァリンシリーズ、というかX-MENシリーズの最新作『ウルヴァリンSAMURAI』を見てきました。実はX-MENシリーズを劇場で見るのは今回が初めてで、いつも後回しのまま公開が終わっていたのでした。


 『ファーストジェネレーション』は劇場で見たかったな。


 X-MENってミュータント同士の争いが軸で、どうにもヒーローっぽい活躍をしてない印象があって。『一芸に秀でた人』の集団という印象。


 ウルヴァリンも『爪の伸びる毛深いおっちゃん』というイメージで、これは今回も変わらずでした。いつもなにかに巻き込まれて彼は爪を立てるのですな。

 
 そして今回は『ウルヴァリンが日本を訪れる』というのも食指をそそられました。今までトンチキな日本の描写が数多く洋画で描かれてきましたが、今回は、元がアメコミだけにいったいどうなのだろうという好奇心。


 そして子供らが『鷹の爪GO!』を自分たちで見たいとのことで、付き添いである自分はぽかん、と時間が空いてしまう。鷹の爪団は面白いけど、個人的にも金払ってフラッシュアニメを……まあいい、ただ二時間強もロビーで待ってるのもあれなので『ウルヴァリン』見よう!


 志低い? いや、親日家のヒューさんのインタビューを見るたびに『見たい!』という気持ちが高まってきたのですよ。
 

 子供らが鷹の爪見ている間、親は鉄の爪の映画見てたんですよ。
 
 今回のウルさんは、第二次大戦中(ウルさんは不老不死だ)、長崎で捕虜になっていた頃に命を救ったヤシダさんのお招きで日本へ。最後にお礼がしたい、とのことだったが、実はそれには裏があり……というのが大まかなお話の流れ。


 東京湾、東京タワーを望む(お台場あたりか?)高台に作られた事業家ヤシダ豪邸、日本だけどマシンガンを持つ護衛たち。

 そしてヤシダの一人娘を誘拐する、無尽蔵に湧き出るヤクザ軍団『やんのかコラー、外人!』とウルサンにあやつけるが不死身のウルさんはそれをスパスパ切っていく。
 

 実際に東京でもロケを観光し、芝増上寺で大掛かりなアクションシーンを取っているものの、どこかが違う日本。ネオンがギラギラにじみまくる新宿の夜景は、どこか『キルビル』を思い出す。青い目から見たトーキョーはこんな感じなんでしょうかね。

 孫娘をつれ、東京から新幹線に乗って、壁や天井をバリバリ紙のように裂いてから、途中下車して横浜(だと思う)『いい夢ホテル・火星探検の部屋』へ。そこからバスに乗って長崎へ……。

 でもこの世界では長崎は東京の二つ向こうぐらいの感覚なのですな。静岡あたり。

 そこで……いやストーリーはいい、とにかく、『どこかゆがんだ日本観』がそこかしこで出て来るが、それほどトンチキでもなかったかな、という印象。実景もはさんでいたからか、『007は2度死ぬ』ぐらいのおかしさ。いやそれかなりおかしくないか?

 ヤクザが国家権力を脅かし、実業家には常に忍者が付きまとい、そして自宅には剣道場のある日本家屋。やっぱり変か?


 次第にその『変な日本』にも慣れてくると、クライマックスのしっかりと作りこまれた雪降る山村のオープンセットが逆におかしく見える。

 ウルさんは、チャッキーに似た日本人娘を従え、忍者、ヤクザ、そして真田広之とシルバーサムライに戦いを挑むのだ! 


 サナーこと真田広之は二刀でも一刀でもその太刀捌きは素晴らしく、剣術だけでなく、ちょっとした動きにも衰えが見えない。一番すさまじいのは『倒れて、すべるように池ポチャ』だ。

 今回マーヴルオジサンことスタン・リーの姿は発見できなかったが、キャプテン・ハッスルこと小川直也の姿は確認できた。ハッスルハッスル。


 秋葉原に逃げるウルサンの背後に、ちらちら見える萌えキャラ。そして、なぜパチンコ屋に逃げる? クリストファーランバートの『ハンテッド』もパチンコ屋とか新幹線とか出てこなかったか? 未見だけど。

 そしてウルさんの活躍はまだ終わりそうになく、俺はこの夏いったい何本のヒーロー映画を見たんだろう? と思いながら、映画館を後にした。



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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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