作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!
男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい!
てな訳でよろしく
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飯塚五郎という男がいた。彼は土地開発の仕事――早い話が地上げ屋だ――に就いていた。ある日、彼は全社を挙げて開発にかかろうとしているK県伴野村の開発チームに加わる。伴野村には豊富な温泉源があり、村ごとレジャー施設にしたいのだが、村の住人たちがなかなか強情で、立ち退きに応じてくれない。
そこで五郎が、村特有の方言をマスターし、村人に接触。一応成功はしたのだが、村人たちと触れ合うごとに彼の意思はぐらつき始める。村人からも認められ、村長の一人娘もゲットした五郎はついに、力づくで土地をものにせんとする会社に対して歯向かうようになる……。 ジェームスキャメロンの『アバター』はそんな映画です。 無理やり舞台を日本に置き換えたのですが、いろんなところでいわれているとおり『ダンス・ウィズ・ウルブス』に代表される『白人酋長もの』を宇宙に置き換えたものであり、結構お話はオーソドックス。それにプラスし、むかしっからみんな大好きな『秘境モノ』の要素もプラスしているあたり、キャメロンはいい意味で娯楽作家だなあ、と思う。『タイタニック』の時はクラスの女子にもてたかったんだね。その気持ち、わかるよ。 だがしかし、あの臨場感あふれる3D画像と、『そういや、こんなメカ、実在しなぃんだよな』と思わせる特撮技術(キャメロンはCGの人、というよりも特撮の人、といったほうがよく似合う、と思う)で、なるほど話題になるもの頷ける内容でした。 まるで行った気になる異世界の情景、やっぱりこの人すげえや、映像でSFを作ってらあ。とか書くと、熱心なSFファンの人は嫌ですかね? でも俺はそう思った。 そして個人的には、キャメロン史上初、怪獣(クリーチャー、猛獣でも可)大暴れ映画だったのです。フライングキラーって前例はあるけども、以降のキャメロンはメカばかり、という印象でしたが、ここにきて架空の生物(やっぱり怪獣だ!)を大暴れさせてくれました。 空駆けるパンドラドンに、猪突猛進ハンマザイン、しなやかに密林を抜けるウルヴェロス、迎え撃つ、地上げ屋パワーローダー! 怪獣の名前はこっちで勝手に考えました。 おぉ、エイリアン2と宇宙の戦士を足して2で割った展開! そして根底に流れるのはやっぱり『愛』!でも許す! ヘリのタンクトップ姉ちゃんもエイリアン2っぽいし、というかメカも全部それっぽいじゃないの、シガニーウィーバーも出てるよ。あと、格納庫の雰囲気とか、宇宙海兵隊とか。 タンクトップ姉ちゃんもそうだし、キャメロンって本当に『はたらくじどうしゃ』が大好きな。 『ブルドーザーが来るまで何とかしろ』ってせりふに吹いた。 しかも馬鹿でかいのがくる。さすが元トラッカー。 大ヒットの要素のほとんどが3D映像なんでしょうが、俺はいつものごとく、変なところで感心してしまいました。怪獣とか。 そういや、CGを積極的にバンバン使い出したのもキャメロンだった。 サイレントからトーキー、モノクロからカラー、そしてシネラマやら70ミリを経て、時代は3Dか。 見る前はクライマックスになるとキャメロンが『さあ、ここでメガネをかけよう!』と声をかけてくれる『飛び出す立体映画・アバター』みたいなのを想像してたんですがね。今はずっとかけっぱなしなんですな。特別料金取らなきゃ、もっとやってほしいであります。 隣にいた五歳児は途中で『飛び出さん!』とメガネはずしてました。 飛び出す、というか『浮いてる』感じなんですね。 マクドのハッピーセットのおもちゃって全部ワルモン側のメカだったんだな、といまさら思ったひな祭りイブでした。 PR |
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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。 『SHUFFLE! アンソロジーノベル』 でデビュー。 『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE ) 『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫) シリーズほか、チョコチョコと。 ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。
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