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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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 水が濁ったとか腐ったとか書くと、猛烈バッシングにあいそうなので、ここまで。

 死んじゃってからその人を語る、と言うのもあれなんですが、語りたくなる人がどんどん天に召されてさびしい。

 鮫殺しで最強ヘリパイロットのロイシャイダーが逝ったと思ったら今度は市川崑監督だよぉ。

 テレビじゃみんな『東京オリンピック』『金田一シリーズ』の話しかしませんので、スルーして。
 でも、金田一シリーズのどれかで、惨殺死体を見て、金田一とお巡りさんがそろって『ギャー!』と驚くシーンと仲代達矢が褌一丁に斧というダンディーなスタイルで襲ってくるシーンは好きです。

 私は中学生のころ見た『ビルマの竪琴』が最初の市川作品で、映画を見始めた頃なので、ハマりましたよ。
 学校の映画観賞会で見て、それから劇場に足を運んで……。
 せつないよねえ。
『早く日本へかえろー!』

 晩年(という言い方がいいのかな)のこの人はホントになんでも撮っちゃうというか、ホイホイとやっちゃう感じがしました。
今見ると、いや、当時見ても面白くとも何ともなかった『子猫物語』(総監督だったか?)とかUFO対ネッシー対用心棒(実際は戦いません。面白く言ってみただけです。分ってらあ)という『竹取物語』とかとか……。
 第二の金田一で作った浅見光彦の『天河伝説殺人事件』は一本こっきりでした。トヨエツの金田一も。
 『四十七人の刺客』は同時期公開の『忠臣蔵外伝四谷怪談』の方が、高岡サキ(おっぱいおっぱい)の差で面白かったし、『どら平太』は同じ原作でも岡本喜八の『着流し奉行』の方が……。文句ばっかり書いてない?
 いえいえ、なんだかんだ言って見てましたよ。全盛期の素早いカッティングと、アニメチックな画作り(アニメ出身なのだ)は鳴りを潜めた感じはしましたが。
 

 で、『木枯し紋次郎』オープニング。
 アニメっぽい、と一言で言うと怒られますが、実験的手法を取り入れてとにかくカッコイイです。
これがないと『必殺シリーズ』も生まれなかったわけですよ。
 テレビ、と言えばまんま紋次郎だった石坂浩二の水戸黄門とか、チョンマゲ男の走る姿がシルエットになっていて『ウルトラセブン』みたいなNHKの『逃亡』、役所広司が延々自分の拳銃をぶっ壊す『刑事追う!』など、オープニング仕事もかっこよく印象に残っております。
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↑ 我が家の市川物件は紋次郎をさらに情けなくダメダメにした『股旅』。『竹取物語』のネッシー(怪竜)のフィギュアも食玩で出てたなあ。
 
 
 あと、ヘビースモーカーだというのは有名な話で『諸君タバコ吸ってもいいけど、歩いて吸うのはやめよう』というJTの広告が印象に残っております。『分かりました、監督!』と心でお返事させていただいた学生時代の俺。

 追悼で幻の『火の鳥』『トッポジージョ』やってくれんかなあ。
 ホント、色々やってたんだなあ。

 合唱。♪はーにーうの宿ーもー
 じゃなくて
 合掌。
 

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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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