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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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 話は少し前にさかのぼる。
 ここ最近『江戸特捜指令』ならぬ『寝屋川特捜指令』のようなものが、時々入ってくる。別に宇宙からの電波を受信したとか、そういう方面の話ではない。無茶ぶり、いや、チャレンジしがいのある指令が時々メールなり、口頭なりで伝えられるのだ、寝屋川から。


 それが大魔神トークだったり、中野監督トークだったりするのだが、先日は『ラジオに出ろ』だった。いつもやってる放送されないラジオの事ではない。本物、放送されるラジオだ。なぜ自分なのか? 要は5月のゴジラ音楽祭の宣伝を頼む、ということだった、自分でよければということでラジオ局にお邪魔する。自分の事はさておき、ひたすら怪獣のこと、ゴジラ音楽祭の事を何とか。


 
 で、宣伝したんだから、ということで5月2日、京都ロームシアターで開催のゴジラ音楽祭in京都へ。4kリマスター『ゴジラ』を上映し、音楽パートは生オーケストラというぜいたくなもの。


 何度も見た映画なのに、生演奏が入るとまた印象が変わってくる、圧倒的に音が厚い。いつの間にか、次にどの曲が来るのか覚えていた。そんなに見たっけ。それに、先月から俺は何度京都に足を運んだのか。


 そして翌日は恒例、怪獣市場DX、の前夜祭。寝屋川でダラダラやってるババジラジオを尼崎のイベントにぶつけるという無謀っぷり。大丈夫なのか? 今回は漫画家緒方てい先生をゲストに迎えるという、普通のトークイベントの体裁をとってみる。ふたを開ければほぼ満席。常連さんやそうでない人でごった返す場内。いいのか、こんなことで。いつもはだらだら10人弱ぐらいの前でやっているので、緊張する……ことはなく、いつものようにおもちゃを出してだらだら喋ったり、気まぐれにお便りを読んだり。まさか超獣トークに花が咲くとは思わなかった。



 そして、半ば飛び入り上映の『行け!般若マン』にも救われる。緩い特撮ヒーローものであるが、妙に主題歌がしっかりしている。場内に巻き起こる黒い笑いは、いつか見た自主映画上映会で巻き起こるそれと同じだった。オタクの根は変わっていない。緒方先生と、般若マンの清洲監督に感謝の夜。




 その後、軽い打ち合わせをしての帰り道は土砂降りと強風で死ぬかと思った。



 翌日はあの、『ウルトラマンX』のメイン監督、田口清隆氏を迎えてのトーク。だからいいのか、自分で? 自分がやれることは相槌を打っておもちゃを並べるしかない。監督とサポート役の島崎氏に救われた形になる。しかし、中学時代にウルトラマンのお面でごっこ遊びみたいな映画を作ってた人が、本物を撮ることになるとは。だから田口監督は全国に多数いる自主特撮映画人のあこがれなのだろう。



 トークの後はサイン会に、田口監督自ら演出する即席映画撮影。狭い商店街を、即席エキストラ200人が逃げ惑う。襲い掛かるは、三和市場の生んだ大怪獣ガサキングαだ。自分が設定を考えた怪獣に襲われるとは、フランケンシュタイン博士の気分であるが、そんなに大層なことでもないか。



 そして怪獣市場閉会の後は、第6回全国自主特撮映画選手権になだれ込むのだけど、子供らが待ちくたびれていたので、ここで離脱。


 4月から怒涛の『俺でいいのか? 案件』もこれで終了。しばらくはつつましやかに普段の生活に戻れます、たぶん。


 拙い司会につきあってくれたお客様に感謝です。


 怪獣市場で買ったものあれこれ。

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 春休みである。ウルトラマン、仮面ライダーときて、いよいよ、春の超人映画のトリ、『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』である。近所のシネコンでは2D吹き替えがないので、2年ぶりに岸和田へ。子供らにはIMAXも3Dもどうでもいいんですな。


 『マンオブスティール』で、ゾット将軍と壮絶なバトルを演じた結果、街に多大な被害を及ぼしたスーパーマン。それでも地球の守護者としてあがめられてるのはどういうことよ? と疑問を抱くブルース・ウェインことバットマン。ならば叩き潰すか、とスーパーマン打倒に燃える。同じくスーパーマンを陥れんと暗躍するレックス・ルーサー。



 
 あのザックスナイダーですよ、長いんですよ、無駄にスローモーションなんですよ、やたらと絵画チックな絵作りしたがるんですよ。見終わった後もやもやしちゃうんですよ、と色々思いながら見ると、これが結構すっきりしていて非常に見やすい。長いけどね。



 キチンとスーパーマンとバットマンは激突する。対スーパーマン用のごっついバットマンスーツが先日の『仮面ライダー1号』を思わせる。そして、二人にちゃんと見せ場がある。これだけ強いバットマンを見るのって、ひょっとして初めてなんじゃないか、と思うぐらいに暴れてくれる。



 しかし、この映画を最所をかっさらって行ったのはワンダーウーマンである。男たちがうじうじ、ベラベラ、もやもやしている中、女はスカッと変身し、颯爽とやってくる。実にヒーローっぽい。



 後半は実にヒーロー映画。いがみ合っていた者同士が手を取り合うのって嫌いじゃないぜ。
 悪役側から、世界に散らばるヒーロー候補の存在を知る、という構成も面白い。



 難点を言えば、バットマンのスーツがあまりも地味だし、せっかくのバットモービルもバットウィングも暗すぎてよくわからない、ということぐらいか。


 
 春の東西ヒーロー映画大会はどれもこれも大満足でありました。ちなみに、入り口でクリアファイルもらいました。
 



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 今月の京都みなみ会館超大怪獣大特撮大全集DXは『美女と液体人間』『狼の紋章』の2本立て。いわゆる変身人間シリーズである。と、前置きをすっ飛ばしてたまには普通に書いてみる。どこが怪獣やねん、と言われますが、きちんと怪獣図鑑にも載ってるので大丈夫だ。


 『美女と液体人間』は東宝変身人間シリーズの第一弾。このあと、電送人間、ガス人間と続き、東宝ライフラインシリーズなんて呼ばれてます。ギャング団の抗争に忍び寄る怪しい影、原爆実験の影響で意思を持つ液体と変異した人間が雨の街をうごめく。


 どちらかといえば暗黒街シリーズにSFテイストを盛り込んだ作品。だから、肝心の液体人間がなかなか姿を見せない。現れてもほんの少しだけ、人間のような姿を見せるだけで、後はスライム状になって移動している。しかし、ここでも『ゴジラ』から綿々と続く核の恐怖を描いてる。難破船の甲板にぬーっと、全身を発光させて立つ液体人間の群れは、怪談じみてて、不気味である。しかし、何度見てもあの液体人間は誰が変異したものなのか分からない。難破船の乗員だったのか、ギャングの一人だったのか、最後に立っているのは悪党の佐藤允なのか。


 築地の河川を封鎖し、ガソリンで液体人間を焼き殺す豪快な作戦は成功、劇中では全滅した、と言ってたけど、あの難破船にはまだ数体残っているんじゃないか?


 『マタンゴ』のように、あの船は、新しい犠牲者が来るのを待つように、波間に漂ってるかもしれない。


 昭和30年代はトランクいっぱいの五千円が大金だったり、東京もまだ舗装されていない道路が多いとか、そんな発見もある映画。



 『狼の紋章』は突然変異的に生み出された変身人間の亜種、というか、怪奇路線、SF路線の新機軸、はたまた異色の青春映画として打ち出されたのだろうか。とにかく『異色』である。


 平井和正の原作をきわめて忠実に映像化。だから、アクションもののカタルシスはほとんどない。狼の血族、犬神明は不良たちの執拗な攻撃にもじっと耐える。自分が動けば事が大きくなるのを知っているからだ。しかし、それを良しとしない学園のボス、羽黒。


 犬神明と女教師青鹿の交流を軸に、物語は徐々に凄惨な状況に……とはいえ、時折挟まれるシュールでアバンギャルドな映像表現。球場を借り切っての生徒集会、なだれ込むヘルメット姿の不良グループ、まるで学園闘争である。そこに流れるのは、ブラスバンドの奏でる愉快な楽曲と、黙々と体を動かす応援団。あるいは、犬神明の住むマンションのドアを開けると、そこは大草原。見ていて途中でこれ、ATGか? と思ったりした。


 そして、これが映画デビューの松田優作。日本刀一本で登校、いつの間にかぬぼーとっ立っていて犬神明を敵視し、死闘にもつれ込む。女教師に対して行われる執拗な投げ技、そして褌。優作が大まじめにやればやるほど、どこかおかしい。音楽が真鍋理一郎だから、ヌボーっと立つ優作が一瞬ヘドラに見える。


 東宝映画の歴史の中で、突然現れた変種、という意味では『狼の紋章』は『ゴジラ対ヘドラ』に似たテイストを感じる。後続を作らない、異形の映画、これはのちの『HOUSE』にも通じるのではないのかな、と思ったり。


 変だけど、どこか気になる映画。『液体人間』と同じく、70年代のファッションや付属が垣間見える映画でもある。
 
 そして、新怪獣ガサキングα、登場

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 なんだかんだで仕事が入っており、机の前に座ることが多くなったような。それはそれでいいことです。ただ、世間に名が知れ渡る仕事ではなく、深く静かに潜行しております。



 で、仕事に行き詰った時、ひと段落就いた時、逃げだしたくなった時、レイトショーで映画館に逃げ込んでました。それが先週の話なので、何をいまさら、という気はしないでもないですが、見た映画の感想だけはちゃんとのっけようと思いますので。



まずは『進撃の巨人・エンドオブザワールド』。これを見る前にBSでメイキング番組をやっていて、アナログの特撮の底力、無限の可能性を見たわけです。それで、俄然見たくなったという次第。
 
 前編はあれやこれやと文句もありましたが、それらが全部削げ落ちてしまったような後編は実に見やすいものでありました。ここに来て、ようやく怪獣映画のテイストを味わえたこと、ごちゃごちゃしたお話が一気に目的へ向かってひた走るシンプルさがよかったのかもしれないです。鎧の巨人はまんまガイラだし、変身者の関係性を考えるとここで『サンダ対ガイラ』を持ってきたような。



 そして何より、後半で突如爆発する國村隼の怪演! 映画はどんな見方をしてもいいと思っているので、國村隼だけを見て、國村隼を評価する、というのもありではないかと。とにかくすさまじい國村隼を見た、そして何も残らなかった。
 そしてその翌々日に『キングスマン』。古き良きスパイ映画の香りを今風にアレンジ。でもそこはマシュー・ボーン監督なので、いつも通りの少年少女バイオレンスが繰り広げられるのです。指導者たる狂った大人からバトンを渡されるのも、いつもの感じですな。 
 古色然としたスーツ姿のスパイ集団に対抗するのはIT長者で今風のオッサン。とにかく軽い、サミュエルLジャクソン。ディナーはシャンパンにマクドだ。



 R指定を食らうほどのバイオレンス描写があるものの、それを逆手にとってクライマックスではバカバカしくも美しい表現で処理。陰惨さを感じさせないけど、そこまでやってもいい、という作風だからよし。



 そしてなによりも、悪玉の側近、両足が凶器の義足というガゼル姉さんにこの映画は持っていかれてしまう。



 過去、義手が凶器になってる悪役は数多くいたが、義足が武器、というのはいなかった。最近のアスリート仕様の機能を重視したデザインと、CGががそれを可能にしたのか、実にかっこよく、舞うように、踊るように人間を両断する。
 ラストはあっけない感じがしたのでもっとバカバカしくやってもいいと思ったけど、細かいことになるので気にしない。



 オープニングのクレジットは『惑星大戦争』に匹敵するカッコよさでもあります。



 と、映画の感想を書けるぐらいには余裕が出てきたのですが、またぞろ潜行しないといけに気がします。そして来週16日20時からは放送されないババジラジオが。
 皆さん、振るってお便りください。読みますが放送しません。
http://tdcast.exblog.jp/21697867/

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・連休初日は近所にあるアーティストの村【匠のむら】のアートフェスティバルに参加。毎年大阪芸大の融資がやってきて、子供らに、プラ段ボール製の飛行機を作ってくれているのだが、今年はそれに加え、『かっこいい勇者の剣と盾』の工作も始まった。そりゃ子供、特に男は武器類にめっぽう目がないから、この発想はいいと思う。だが、そのうち、一人のスタッフが日本刀を作り出した。そりゃ子供らはそっちの方がいいだろう。果てはこどもらは余ったプラ段ボールで、バカでかい盾や、青竜刀や、ゲッタートマホークや立体起動装置を作り出した。そんな子供らの様子を見ながら、俺は手裏剣を作りそこに何本も針金を仕込んで、強靭なものにしていたのだった。
 

 そして、連休後 半は子供の友達の家族が泊りに来るから、居場所のなくなった俺はひとり大阪へ。
 一人で家にいると、ただダラダラしてしまうだけである。いかん、有意義な休日を過ごそう、部屋に山積みになったビデオや本を何とかしよう! と掃除にかかったのだが、どう考えてもスペースがない。いや、あるぞ……。VHSを処分すれば場所ができる。たぶんこの先VHSを見ることはほとんどなくなるだろう、と泣く泣く今まで録画してきたものや、DVDを購入した映画を処分。みんな、ごめんよ、今までありがとう。
 その甲斐あってか、あまり綺麗とは言えないが、何とか床が見えた。今度はおもちゃの整理か。
 しかし、掃除だけで終わるのもあれだと思い、映画に行くことにする。
 さすがに連休だけあって、券売機の前には長い行列ができていた。こういう時って自動券売機の方がもたもたして時間かかりそうじゃないか? と思ったり。やっとのことで、自分の番になったのだが、館内はほぼ満員。辛うじて残っていた席を確保してみたのが『アメイジングスパイダーマン2』。前回の『キャプテンアメリカ』から、時間をおかずにアメコミ映画。ここ最近、ヒーロー映画ばっかり見ている気がする。
 正直この『アメイジングスパイダーマン』はあまり期待していなかった。前回も『まあ、あぁ』という感じ。だってサム・ライミ版から間をおかずにリブートだから、前半は『知ってるよそのくだり、蜘蛛にかまれるんだろ!』という気持ちでいっぱいでした。
 だから、どうにも乗れなんだけど、今回は……。
 エレクトロ、グリーンゴブリン、ライノの三怪人がスパイダーマンに挑む! おぉ、これはちょっと期待するぞ。
 
 それにアメコミキャラの中で、一番人気じゃないですかね、スパイダーマン。
 前回のキャプテンアメリカも面白かったのですが、あっちはヒーローとはいえ、バックに国家や組織がついてるので、どことなく固い。 
 片やスパイダーさんは気ままな個人営業。軽口叩いてちょいちょいと悪人を片付けるのです。そりゃ警察からも煙たがられたりもしますが、街のみんなには好印象を持って受け入れられています。まさに【親愛なる隣人】なのですな。これが、劇中のいたるところでスパイスとして効果を上げており、ラストはちょっといい感じになるんですよ。
 しかし、個人営業だから、いろいろと問題もあるんですよ、恋愛とか、家族や友人のこととか。私生活を優先させないといけないので、ヒーロー活動も大変ですよ。
 辞めるも続けるも自由、なのですが、今回のスパイダーさんは色んな人からの『志』を受けて、ヒーローとして立ち上がるのです。その辺が深刻ぶったりせず、しんみりとさせつつもカラッとしているのが好感が持てます。くよくよしても始まらんもんね。
 
 ただ、怪人は三人出てくるのですが、宣伝にあったように、三人そろって攻撃、というわけではないのですな。ちょっと残念。



 『決戦!南海の大怪獣』のポスターやスチルを見ると怪獣が三匹そろって戦うのかと思いきや、結局戦うのは二匹だけ、みたいな感じです。
 
 明らかに『続く!』な終わり方だったし、今後も親愛なる隣人は、映画会社に貢献するために戦うことになるでしょう。
 まるで東映のヒーロー映画のようだ。
 
 
 
 

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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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