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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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暑い。連日『人を殺す暑さ』が続く。バイク移動が多いので、腕が日焼けを越えて焦げてるように黒くなってる。これなら冷房の効いた職場で働く方がまだましだ。しかし、オフの日は? どこか涼しい場所に逃げるのが一番。と、いうことで『ジュラシック・ワールド炎の王国』へ。


 恐竜を現代のテクノロジーで復活させるこのシリーズも五作目。第一作目の衝撃は凄かったが、動物パニック映画の意気を出てないな、という印象。要は『怪獣映画風味』が足りなかったのだ。
どうも人間が逃げるか、恐竜に遠慮しがちに襲われるだけでは物足りない。

 いつまでもティラノサウルスやラプトルだけではいけない、と新顔スピノサウルスが登場した三作目は恐竜対決もあって、やっと見たかったものになってきた。そして前作『ジュラシック・ワールド』で20年越しにようやくパークが開園。楽しいパークの様子と新種恐竜の暴走から恐竜対決と、盛りだくさんの内容で大満足。

 そして今回、再び閉園したパークで人間対恐竜を描いた所で二作目と変わらない、ならいっそ島ごと無くしてしまって、思い切りリセットしてやれ、ということなのか、前半は火山噴火の中から恐竜を救出するスペクタクル、後半はまたまた登場の新種恐竜インドラプトルの恐怖と、助け出された恐竜たちのその後を描くパニック編へ。

 深海の探査艇、作られた少女、新種の恐竜……。これは『メカゴジラの逆襲』と一緒だ! と勝手に解釈。もう島でのゴタゴタとかティラノとかラプトルだけでは話が持たない、ついに恐竜たちは……。もう『作られた命が云々』『(たくさん一度食ってるのに)恐竜保護が云々』とかもういいから、次回から恐竜対人間のバトルで。ハリウッドはここに来て『ポーラーボーラ』『アイゼンボーグ』に追い付くのだ、そうあってほしい。恐竜保護を訴える人間から食ってしまえ。

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 最近、スマホに頼りきりなので今回はPCで書いてみる。とはいっても、文章の内容はそれほど変わらないのですが。
 先日4K『用心棒』を見たところですが、今回は引き続き『椿三十郎』を見に難波へ。前作のヤクザ同士の底辺戦争にとは違い、今回は汚職役人を弾劾する9人の若侍を助ける三十郎。『強ければそれでいいんだ』のやくざものたちとは違い、狡猾で権謀術策張り巡らせる武家同士の争いなので、前作よりも固いというイメージがあるし、三十郎も前作以上に斬りまくったりと殺伐とした感じがあるので、入江たか子の『ちょっと足りない』武家の奥方や、押し入れから助言する小林桂樹等、コメディリリーフを配置することで物語を和ませている。堅物の若侍たちの挙動もどこかおかしい。冒頭の御堂で若侍たちの話を聞いていた三十郎と、物語後半で押し入れから若侍の話を聞いていた小林桂樹の姿がリンクする。タイプは全く違うが、二人とも若者の話を客観的に見て(聞いて)物事を正しい方向に導く大人なのである。
 
 そして今回も隅々までびっちりと見えるような4Kの美しさに目を奪われる。着物の質感、日本家屋の木目、そしてどくどくと流れる血潮!
 チャンバラ時代劇の大名作を見た二日後、今度は怪獣映画の名作へ。ポンと空いた時間を使って久々の京都へ。みなみ会館が閉館して3か月、それでも京都には怪獣の上映があるのだ。京都文化博物館フィルムシアターでの特集上映『特撮魂!』で『ゴジラ』が上映されるのだ。京都、しかも三条周辺は久しぶり、というかほとんど初めて。そういえば、初代ゴジラを京都で見るのはこれで3回目。しかし、過去の2回は4Kデジタルリマスター版。今回は? 
 入場の際、係の人に聞いてみると今回は4Kでも35ミリでもなく16ミリフィルムでの上映とのこと。これはこれで貴重ではないか。フィルムの状態はとてもよかった。こんな感じで数々の名作を上映してくれるのなら、また次も行ってみたい。
 『ゴジラ』第一作は名作すぎていまさらどうのこうのいう事はないが、ゴジラが襲った漁船の生き残りを追って大戸島に上陸したのであれば、それはそれで怖い。よく『水爆実験の怒りで云々』と言われているが、東京上陸もさしたる理由がない。そこに人間がいるから殺すのか、文明があるから壊すのか。理由もなく破壊を続けるゴジラは、怪獣というよりもオバケ的である。それと、東京上陸の際、しばらく音楽が流れないのも怖い。ここにきて、古いファンたちの言う『最初のゴジラは怖い』という言葉の意味が何となくわかった、というか自分なりに今更ながら解釈できた。



椿三十郎、ゴジラ、そして家ではレインボーマン。ここ最近、平田昭彦ばかり見てるような気がする。
 帰り道、みなみ会館に立ち寄ってみる。当たり前だが誰もいない、どこか寂しげな外観。パチンコ店だった頃の正面扉が露出しており、廃パチンコ店のようだ。しかし、みなみ会館は復活する。それまでゆっくり休んで、英気を養ってほしい。そしてあっと驚く再開を。

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ナニカに繋がれたevery day、変わり続けるせかいの中で。昨日は大阪ロフトプラスワンウエストで特撮のDNA明石展支援トークイベント。あいにくの長雨の中、なんとか現地へ。


 久々の道頓堀界隈はもう映画館も古本屋もなく、新世界同様、外国人観光客向けの街になっていた。もうすぐ会場、というところで滝のような雨に降られてしまった。 

 今回のイベントは特撮のDNA展の展示紹介を中心に、今年15周年を迎える『超星神グランセイザー』の石井信彦プロデューサー、村石宏實監督をゲストに、特撮ライターの中村哲、円山剛士両氏を聞き役に当時のお話等々をお伺いするという内容。
 
 今回は司会進行&歌唱、そしてオモチャ役。いつものことですな。土曜日の朝、子供たちを熱狂させた新ヒーローたち、そして当日が誕生日の円谷英二監督に師事された村石監督の貴重なお話。雨の中、たくさんの方にお集まりいただき、イベントは盛況のうちに終了。 


 でもまだ終わらない、特撮のDNA明石展は来週から!
 
 


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最近、仕事以外でPCを使わない、スマホとは恐るべきマシンである。

 先日はたまの休みで映画ファーストデー。難波で午前10時の映画祭『用心棒』と『ニンジャバットマン』を見る。サムライとニンジャの二本立て。『用心棒』はマイベスト映画の一本。中学三年の受験シーズンの頃、地元の市民会館で『東京物語』と二本立てで見たのが最初の出会い。中学生に小津は難しい、というか退屈だった。しかし『用心棒』はオープニングからぶちかましてくれた。佐藤勝の楽曲に乗ってぬっと現れる三船敏郎の後ろ姿でガツンとやられてしまった。とあら宿場町のヤクザ同士の下等な戦争に首を突っ込み、やがて両者を壊滅させる素浪人。マンガのごとくデフォルメされたキャラクターと宿場町のセット。『帰んな!』と言いつつ店の雨戸を開けながら町の説明をしてくれる語り部のツンデレオヤジ。拳銃対刀という異種格闘技戦。どれもこれもおもろい。それが4K画質で帰ってきた! 薄汚れた三十郎の着物、どくどくと流れる血潮、日本家屋の木目もくっきりと見える。そしてクリアになった音声。次回の『椿三十郎』も楽しみである。


 続いて『ニンジャバットマン』はご存知バットマンと宿敵ジョーカーが日本の戦国時代にタイムスリップ。異国の、それも中世の時代でいかに戦う? 飛騨蝙蝠忍者と合体して悪いやつらをやっつけろ! ダークナイトが忍者と合体したら、『仮面の忍者赤影』になった! ついでにお城も合体、日本猿と蝙蝠も合体、ガッタイガッタイ!
もう、実写もこのノリでいいのでは? 過去作品のオマージュも交え、いい感じに無茶苦茶な一本。さて次回は大阪ロフトプラスワンウェスト、特撮のDNA明石展支援トークイベントで。

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今年に入って何本目だ、アメコミ映画! もういいかな、と思いつつ公開されると見にいってしまうのは、そこに愛と希望と夢と暴力とCGがあるから。

 で、『デッドプール2』である。夜勤明けでふらつく体を引きずりつつ、家で寝てればいいものだけど、それを圧しても気になる赤い、赤いあいつ。それにファーストデイで安かったから。

 不殺が心情のアメコミヒーローにあって、バンバン殺してそれをカバーするようにバンバン軽口叩く異色ヒーロー、デッドプール初登場からはや2年。そういや、前作は胆嚢炎で一度退院した時に見たっけ。

 この手の映画の常として、シリーズが続くとなれば、予算も見せ場もパワーアップ! この作品もまた然り。今回は未来からやってきた片腕サイボーグ、ケーブルからミュータントのガキを守れ! あのいい加減なデッドプールが子供なんか守れるのか? それを縦軸に、細かすぎる小ネタがこれでもか、と盛り込まれている。ハリウッド小ネタ映画、でもちゃんとデップー、ケーブル双方の家族観を描くファミリー映画としてのテーマはブレずに見事なスーパーヒーロー着地を決めている。バカやるのもバカじゃできない。

 あと、前作から繋がるネタもかなりあるので、見直すのもアリ、アリといえば夏はアントマンが来ますな。メタメタに暴れて、メタメタなネタ満載、R15がもったいない。かなりのゴア描写が引っ掛かってるからと思うけど、この映画見て喜ぶのは中学生じゃないのか? 頭や手足が飛ぶけど、全部作り物じゃないか。
  
 で今回はこの文章をスマホで書いてみました
。つくづく便利なやつ。

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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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