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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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 連休のお話、その2。
 元々ゴールデンウィークというのは映画興行用語で、春休みに続き、この時期になると大作話題作が目白押しになる。今年の目玉は何と言っても『アベンジャーズ・エンドゲーム』で、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の総決算でもあり、昨年の『インフィニティウォー』の衝撃のラストからもやもやしていた人は是が非でも見たい作品、となっている。あのもやもや感は『スターウォーズ帝国の逆襲』から『ジェダイの復讐』までにファンが味わったあれに近いものがあるのかもしれない。

 
 公開から三日目、超満員の橿原の劇場で、その終焉を見届けることにした。



 前作で、宇宙の人口を半分に減らしたサノスに対し、残ったヒーローたちはどんな手を打つのか?



 
 この先、内容に触れるかもしれないのでご容赦ください。






 観客が『これが見たかったんだよ!』と思ったことは冒頭の30分であっさり終了。みんなの仇、にっくきサノスはあっさりと首をはねられ死亡。めでたし、めでたし……3時間もある映画の、冒頭30分足らずで物語が終了、あとは延々祝賀会の様子でも映すのか? そんななわけがない。サノスを殺した所で、消えた人たちは帰ってこないのだ。ここから物語は予想外の展開に。



 それから5年後。残ったヒーローや地球の人々はそれなりに人生を送っていた。と、そこに量子世界に消えたはずのアントマンことスコット・ラングが帰ってきた、時間をさかのぼり、インフィニティ・ストーンが揃う前に奪うのだ!


 
 そこから過去作品のおさらいを踏まえた時間旅行が始まる。マメにMCU見ておいてよかった、ニヤニヤが止まらん。しかし、これでうまくいっても面白くない。石が六つ揃ったその時、過去サノスが軍勢を率いて現代に! しかし、消えていたヒーローたちも復活し、一大合戦に! あいつもこいつもいる、途中で誰がだれかわからなくなってきた! 春のヒーロー所豪映画のごとく、いやそれ以上にうじゃうじゃと集まる反サノス勢力。もっと地味に終わると思っていたこちらの予想を良い意味で裏切ってくれるクライマックス!


 
 思い切り大きく広げた風呂敷をきれいに畳んで直した、という印象。アベンジャーズの初期メンバーはもう再結成されることはない、という退場の仕方。思えば『アイアンマン』から10年、よく続いたなぁ。これからも続くんだろうけど。でもこの先、アイアンマンやキャプテンアメリカのいないアベンジャーズ映画を見れるのだろうか? そこは作り手側に任せるとして、見終わった時は頭の中であれこれと整理しながら、満足感に顔を緩ませながら劇場を後にするのでした。



 しかし、トップシークレットとはいえ、パンフレットに映画の内容、小ネタ説明がほとんど入っていないのはいただけない。



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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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