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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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 ・SUPERLITE文庫『バカと戦車(タンク)で守(や)ってみる! 』1話と最終話が公開中! 最初と最後だけ読んでも何のことかさっぱりわからないと思いますが、発売版はしばらくお待ちください。
 思えば、これを書いたおかげで色んな出会いがありました。最終回が配信されたからと言ってまだ終わりません、たぶんこれからも、何かあるはず。
 それにしても『怪獣市場』楽しかったなー、来年は二日行くのがベストですな。
 『怪獣市場』イベントの様子。必死になって『バカ戦』および電子書籍について説明しているところです。トークを生業にしている人間ではありませんが、そんな反応だったか、きちんと喋れたか、笑ってもらえたか、やはり気になりますよね。中野監督とのツーショット写真は恐れ多くて公開できません。
 
 
 でも『バカ戦』だけじゃなく、他の作品も出さねば、と悪戦苦闘しております。
 
 そんな今日は映画サービスデー。増税で1100円に値上がりしたものの、それでも安い。連休に入ると、奈良で家族サービスしないといけない。仕事は午後から……今しかない!
 そんな思いで『キャプテンアメリカ・ウィンターソルジャー』を見てきた。
 アベンジャーズのリーダー、キャプテンアメリカ、通称キャップさんの前作は劇場では見ておらず、レンタルで見たのだが、何だか『アベンジャーズ』の長い長い予告編のように思えた。スーパーソルジャー計画で生まれたキャップさんが悪の組織ヒドラを叩き潰して、氷漬けになるまで……。
 いつ現代編になるのかと思ったら、第二次大戦のお話で終わってしまった。
 そして現代に蘇ったキャップさんは『アベンジャーズ』でヒーローチームとして戦い、そして今回。
 現代の生活にもすっかり慣れ、いやそれでも『見たいもの・聞きたいものリスト』を作って、何とか順応するキャップさん。特殊機関シールドの秘密任務で世界平和のために働くキャップさん。
 でももしシールドがキャップさんを潰しにかかったら?
 
 大企業、組織の中でありうるような事件をうまくアメコミヒーローものに当て込んだ構成は見事。なにが何で……と書くとネタバレなので、やめておきます。
 キャップさんに敵対するのはウィンターソルジャーなる謎の暗殺者。こいつがめっぽう強いのですが、超人同士の激しい戦いを繰り広げます。
 最初は『盾だけでどう戦うんだよ?』と思っていたのですが、守りつつも攻撃に転じる立ち回りが素晴らしい。投げる、ぶつける、差し込む、あのまん丸の盾が生き物のように万能に働くのですな。その盾を使いつつ、ボクシングスタイルの格闘から、足技も多用するようになったキャップさんのアクションが流れるような動きで敵を倒し、それでも刃向うものは容赦なく拳を叩きこんでいく。意図的にぶれたカメラが臨場感を煽る。
 ほんの少しだけ、バイクアクションもあり、かつてのテレビシリーズの副題『爆走ライダー!』を思わせる。戦闘服に着替えたら、バイクも戦闘仕様(と言っても小さなカウルがついただけ)になるのが、日本のヒーローっぽくていい。
 『アベンジャーズ』では、浦島太郎状態なのをさんざんアイアンマンにからかわれましたが、今回は頭を使った戦闘も……あったはず、何せキャプテンだから。
 やや団子鼻のスカーレットヨハンソン扮する女スパイ・ブラックウィドウは……今回あまりピチピチスーツを着ていませんでしたな。吹き替えの声優さんがややぎこちないけど、それは許す。
 そして、エンディングは恒例の次回へのヒキになる映像が流れる。今回は『アベンジャーズ2』『キャプテンアメリカ3』両作品への橋渡し的なもので、いったいこのマーヴル地獄(ユニバース)はいつまで続くんだろう、『アメイジングスパイダーマン2』に、来月には『X-MEN』秋には新顔『ガーディアンオブギャラクシー』と、今年だけでもあと3本控えているのか。
 あ、来月はキカイダーも来るのか。

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最初はアメリカの怪獣みたいに群れで行動するから、軍隊に倒されるレベルの強さだったけど担当さんの『ゴジラみたいにもっと強く!』との指示で、今みたいにウルトラ怪獣並みの力を持った震海獣プテリギオン対絶対領域を守るため、戦車を駆る少女たちのひと夏のドタバタ! と書くとラノベっぽくなるから一応書いてみた
 公式でも『特撮怪獣ラノベ』って書かれてるからいいのだ、そしてこれ伏線。
・あいにくの曇り空でしたが、今日は奈良でした。いや、奈良にいるのは毎度のことですが、それも県庁所在地にある奈良公園に出かけました。実は引っ越してから一年、奈良市まで出かけたことなかったんですな。うちの村からだと大阪に出るほうがはるかに近いもので。と思ったんですが、それほど変わりありませんでした。
 いつもながらシカがうじゃうじゃいました。フンを踏まないように気を付けながらシカせんべいをあげたり、そっと触ったりしましたよ。
 
 そして、奈良を離れ一人、国道24号線を北上。
 奈良の次は京都、そう、京都みなみ会館の『大怪獣大特撮大全集』第二回『大怪獣バラン』『緯度0大作戦』を見るためさ! 
 作品も登場怪獣もややマイナーながらも捨てがたき魅力にあふれかえった二作品。円谷―本多―伊福部のゴールデントリオが贈る特撮巨編です。
『バラン』は何度も言うように、まずそのデザインがかっこいい。緩やかな曲線を帯びた背面が美しく恐竜のごとく重戦車のような四足体勢から、立ち上がると実にスマートで筋肉質。正面から見るとまるで鬼神のごとき形相ながらも側面は爬虫類っぽい顔つきなど、見る角度によって印象が変わる不思議な怪獣。陸海空を制し、ゴジラ、ラドンに続く第三の怪獣として期待されたものの……。元が海外発注のテレビムービーだからか、作品自体が地味な印象。防衛軍に住処を追われ、東京を目指すもその夢果たせず散っていく悲しさ。破壊したものは羽田空港の建物の一部と、山村のみという地味さ。
 お話もひたすらにバランと人類の攻防が延々続くという、やや単調な感じ。
 
 それでもバランはカッコいいのです。でも、地味なんです。再登場を果たした『怪獣総進撃』でも、ほんの顔見世程度、最近の怪獣図鑑には『二代目は幼獣』と書かれる始末。
 でも、人も通わぬ秘境の村で、神として畏敬の念を抱かれる存在というのは、怪獣というよりも妖怪じみております。そういえば、登場すると必ず突風が巻き起こるのも、怪獣の超能力というよりも妖怪の術のようにも見えます。
 続く『緯度0大作戦』は『海底軍艦』に連なる海洋SFアクション巨編で日米合作作品。夢かうつつか、海底にある理想郷『緯度0』を舞台に世界征服を企む悪の天才とそれを阻止する万能戦艦の艦長との一世紀近い戦いの結末を描いております。
 そのほとんどを占める外人キャストの、吹き替えによる小粋な会話と、正義のα号対悪の黒鮫号という海のメカアクション。そして奇怪な人造怪獣たち。
 売りは潜水艦のメカアクションだけど、α号には武器がないので、ちょっと残念。
 大ネズミ、蝙蝠人間、合成獣グリホンなどの怪獣も正直『うーん』という感じ。
 しかし、みなみ会館ロビーにはそんな緯度0怪獣の精巧かつ大ボリュームのフィギュアが展示、発売されていた。
 
 その他、ミニフィギュア類も多数あり、さながら『怪獣バザー』のようでした。やばい、財布が悲鳴を上げる!
 そしていただいたチラシには来週開催『怪獣市場2』の詳細な内容も。
 そう、なんと26日の『怪獣市場2』内のイベントにゲストとして呼ばれることになりました。 人生初トークライブ!
 先月の『地球防衛軍』の際、主催の方にTwitterでお世話になっているのあいさつしたところ、あれよあれよという間に決まってしまった。それもこれも『特撮怪獣ラノベ』である『バカ戦』を書いていたことが大きいです。
 人間、何が幸いするかわかりません。
 ということなので、来週は尼崎で僕と握手! 今から緊張しております。

今日買ったものと、もらったもの。


 
入場者先着特典はバラダギ山神のお面という、細かすぎて伝わりにくい代物でした。

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 幼獣奪還作戦そして新たなる空の大怪獣……ではなく空の守りが登場。舞台になるミサキ町は、その名の通り、大阪の岬町がモデルです。



 国連軍基地になっている遊園地跡というのはみさき公園のことです、勝手に壊してすみません。戦車のことを書けばいいやと思ったら、海、空の軍事事情も調べなくなってしまったのも今はいい思い出。
 海辺の町に軍が介入してドタバタというのはスピルバーグの『1941』が心のどこかに残っていたからだと思います。今頃気づいたのか。


 花冷えでカクン、と気温が下がった週末。娘との約束で『アナと雪の女王』を見に行く。娘はすでに一度見ているのだが、すっかりハマってしまったようで『また見たい』とのこと。好きな映画を何度も見るのは悪い事じゃない。それに娘が言わなければスルーしそうな映画だけに、見ておこうと思った。面白かったので、ネタバレが入ってます。
 
 
 さすがディズニー、CGに移行してからもその背景と簡略化しつつも細やかなキャラクターの表情は圧巻である。それにこの作品はかなり革新的でもある。それがヒットにつながったのかどうかはわからないが、従来の『魔法とお姫様』のパターンを守りつつも、かなり大胆なことをやっている。




 
 お話自体は、雪や氷を自由に操る魔法を持ったが故、山に引きこもったエルサと、それを引きつれるために奮戦する妹アナの物語である。ディズニにーしては珍しく、というか初のダブルヒロインである。



 幼いころ、魔法を持つエルサとアナは同じ城に住みつつも、離れて暮らしていた。それが戴冠式のために城を開放し、自由を満喫するアナと、山に逃げて初めて自分の能力を隠すことなく生きようと決意するエルサ、二人の『解放』の物語であるな、と思った。
大ヒット曲『LET IT GO』を唄いつつ、氷の宮殿を作るエルサの表情は明るく、自信に満ちている。



 劇中、アナは真実の愛を求めなければ死んでしまうことになる。彼女と行動を共にしていた純朴な青年クリストフか、またはアナと婚約した他国の王子、ハンスか。
 ここでも、魔法を解かなければならないのは生まれつき能力を持つエルサではなく、アナであるという点が新しい。その『真実の愛』を求める相手もまた、エルサである。



 異性との愛ではなく、姉妹愛。ここで従来の『魔法を解くのは王子様』というパターンを打ち破る。『お姫様を救うのもまたお姫様』である。



 そして、エルサの能力はそのままでお話が終わる。魔法は解けない。魔法を自分のものとして、生きていくのである。魔王が解けておしまい、というパターンをこれまた破っている。


 
 ここで女性の自立性が云々というつもりはなく、そんな深く読まなくとも、十分楽しめるディズニー作品だった。ディズニー映画におなじみのコメディリリーフ、雪だるまのオラフも楽しいし、エルサが作った氷の怪物との攻防はどこか『キング・コング』を思わせる。


 
 主題歌『LET IT GO』は『ありのままに』と訳されているが、別の言い方をすれば『これでいいのだ』。バカボンがアナ、バカボンパパをエルサに置き換えてみれば、結構違和感がない。と、思う。要は『真夏にスケートをするのだ』のお話なのである。


 
 前情報がなかったが、本編の前に流れた短編『ミッキーのミニー救出作戦』は今以上に可愛げのかけらもなかった初期のミッキー映画のリバイバルかと思いきや、古いフィルムとCGの合成という面白い構成。まるで手塚治虫の実験アニメを見ているようだった。
 




 映画を見て外に出ると、ジャストタイミングで雪が降って……いればよかったのだが、雨だった。しとしとぴっちゃん、しとぴっちゃん。娘と歩く冥府魔道。この子はこの次、何の映画が見たいと言うのか、楽しみである。



 もうプリキュアはいいんだって、残念

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・さて今週のSUPERLITE文庫『バカと戦車(タンク)で守(や)ってみる!』は第六話『バカが戦車に、二人(  前篇)』です。海から続々怪奇甲殻生物の群れが上陸する中、怪獣幼体奪還作戦が……。

 今更ながらサブタイトルは『あしたのジョー2』の影響が大だということに気付きました。『リングに野獣が……二匹』とか、間に三点を挟むことで、余韻を持たせるような読み方を知らず知らずのうちにやっており、あとで『なんでこんなサブタイにしたんだろう?』と首をひねっておりました。早く気づけ。

・さて、海から怪奇昆虫がやってくるお話が配信されてる一方、巷では昆虫型改造人間が続々……の映画が話題になっておりました。苦しいこじつけですな。


 予告編で藤岡弘、否、本郷猛が仮面ライダー鎧武を『貴様のようなアマちゃんをライダーと認めるわけにはイカン!(うろ覚え)』と一喝する姿が猛烈にかっこいい映画『平成ライダー×昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊(いつもながら長いタイトル)』を待
ちきれず、初日の一回目に行ってまいりました。


 だって本郷猛だけじゃない、仮面ライダーX・神敬介、仮面ライダーZX・村雨良が出るんですよ、平成からは、555、W、ディケイド、ウィザードのオリジナルキャストが出る、過去の大集合映画では考えられなかった豪華出演陣! 見たい、内容はどうあれ見たい!


 お話は、地下帝国バダンの陰謀を食い止めるべく争う平成対昭和ライダーに謎の少年が絡み……。そんな感じです。

 近年の大集合映画の中ではまとまっており、かつファンの心をニクイほど掴んでくれる作品でした。

 なぜライダー同士が戦うのか? はさておき各ライダーの必殺技を駆使した戦いっぷりは、まるで山田風太郎や横山光輝の忍者団体戦を見ているような気分になります。

(やや映画の内容に触れます)


 物語はオリジナルキャストを中心に進んでいき、特に仮面ライダーXと555にかなりの尺を割いて描かれているので、それぞれの後日談としても楽しめます。公開前話題になった本郷猛よりも出番が多いです。


 555はアクセルフォーム、ブラスターフォームへの変身それにオートバジンの変形と腐れ縁のカイザ登場と大盤振る舞いです。


 Xは新撮の『セタップ!』がシュールかつかっこいい。 あの変身バックの旗本退屈男のオープニングのような不思議な背景は神敬介の周囲を覆う不思議空間だったのか。




 そして30年ぶりに復活するZXがいいところを全部かっさらうかのように登場! 唐突過ぎる気もしないが、かっこいいので許す! だって敵がバダンだし、ヤマアラシロイドもカッコ良くなってるんで、活躍するしかないでしょうが。

 そして不自然に、ごく不自然にやってくるキョウリュウレッド、そしてトッキュウジャーの皆さん。あ、皆さんにはそこにいるバカデカい敵を片付けてもらいます。


 それぞれの役割がはっきりしている分、前回、前々回の大集合映画と比べてスッキリとした印象。『戦隊いらないんじゃね?』と思っていたけど巨大戦闘要員として画面を彩ってくれています。

 強敵仮面ライダーフィフティーンも登場、鎧武と互角に渡り合います。髑髏をまとったライダーってのは前例があるんで、新鮮味はないんですが、それでも悪役として憎々しく暴れてくれます。


 集団戦も、いつもの感じに見せつつ、珍しいアギトトリニティフォームや、ライダーマンのマシンガンアームなど、小ネタを効かせてだらけた感じがしません。それぞれにきちんと見せ場を作っております。


 だけど……(ここからはかなり内容に触れます)。


 やっぱりライダー同士が戦う理由が曖昧なんですな。


 『バダンの台頭はお前らのヌルい心のせいだ!』と、平成に喧嘩を吹っ掛ける昭和ライダー。でもクライマックスでは『バダンの目を欺くための芝居だったのだ!』またかよ、またかよ、またかよ! 話し合えよ、いい加減よぉ! 改造人間とはいえ、いいトシした大人だろうが!


 でもやっぱりラストで『まだ終わっていないぞ、行くぞぉ!』。で撮ってつけたような乱戦。まあ、ここが『平成対昭和』のキモとなる部分ですからね。でも唐突感は否めません。


 鎧武倒れる、とどめを刺す一号。だがその後ろに花が一輪。『負けた……お前はその花を守っていたのか、その心がけや良し!』で、勝手に敗北宣言する一号、そして和解。


 はあ? と思いました。映画を見終わってからもモヤモヤしてしまい、思ったより難解な映画だったなあ、という印象。でも単純にに楽しむべきだと自分に言い聞かせました


 繰り返しますが、最近の大集合映画ではまとまった出来であり、かつファン心をニクイほどくすぐってくれる作品でありました。
 もうちょっと昭和勢の楽曲使ってくれたらもっと燃えたんだけどねえ。


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・一話と最新話を無料配信しておりますので、お早めに。
 劇中で主人公の少女たちは戦車を駆って『水際防衛隊』という即席防衛チームを結成します。そう、防衛軍……。
・『そうだ、京都へ行こう』。

日曜日の朝、出勤準備をしつつ『仮面ライダー鎧武』を見ながらぼんやりと思った。その数日前AKB48の横山由依ちゃんが京都の町をぶらつく『京都いろどり日記』を見たから、ではない。しかしあの番組は何とも言えない味わいがある。地元ということもあり、横山由依ちゃんものびのびと町をぶらついている。ほっぺたをパンパンにして、ぶらついている。
 AKBの話ではなかった。京都だ。いやひょっとしたら横山由依ちゃんに会えるかも……と思ったかどうか、ちょっと思った。そんなわけはないが、思った。男の浪漫はバカバカしくも無限である。
 京都に怪獣がいる、怪獣をやる。
 こないだ大魔神見たじゃない! いや違う。京都の映画館、みなみ会館で月イチの特撮映画上映があるのだ。京都みなみ会館50周年記念、ゴジラ生誕60周年記念、ということで『大怪獣大特撮大全集』をやっている!

 おりしも東京ではゴジラシリーズを連日上映、夏の新ゴジラに向けて祭りの準備が始まっている。

 

 その第一弾『地球防衛軍』が昨日と今日の二日限定で上映している。でも京都は遠いしなあ……でも待てよ、俺、仕事終わっても家に一人きりじゃないか。少々遅くなってもいいんじゃないか? それに勤務場所は堺市、京都には若干近いじゃないか。気分だけかもしれないが、近い!
 よし、京都に行こう!
 100ccのスクーターを飛ばして北へ北へ、高速には乗れないけれど、何とかなるもんさ。そう、昔はカブを飛ばしてどこまでも走って映画を見に行ったじゃないか。その感覚を思い出せ! 要はやってることは昔と変わってないということだ。
 一時間半ほどで京都に到着。


 上映までに時間ほどあったので、映画館の人と喋ったり、バイクで町を流して時間を潰す。横山由依ちゃんなんかどこにもいなかったよ、当たり前だ!
          

 ロビーでは従業員の人とフィルム上映自体の大変さなどを聞く。そういやシネコン以外の映画館に来るのもみなみ会館に来るのも久しぶりだ。

    

 ロビーに並べられるグッズ類、圧巻! 俺もモゲラ持ってくればよかった! いや、持ってきたところでどうという話ではないが、映画を見る時はこういった気分も大事なんです。

 

 そして待ちに待った上映。
 50年前の映画だから色々アレなところもありますが、とにかく、その勢いに圧倒される。

 大事件の前に小事件を重ねていく演出の細やかさ。のんきな夏祭りから始まり、謎の地割れで埋もれてしまった村の後に、無残に転がるひしゃげたガラガラ、異変のたびに反応が激しくなるガイガーカウンター。そういった細かい描写が後々のスペクタクルに繋がっていくのだ。
     

 そして堰を切ったように始まる遊星人ミステリアン対防衛軍の対決! 現行兵器で惨敗した防衛軍が世界の英知を結集した超兵器で反撃に出るも今一つ。そして更なる力を結集し立ち向かう! 都合3ラウンドにわたる攻防戦もこうした積み重ねをすることで見るもののアドレナリンを徐々に上げていく。そしてそれに追い打ちをかける如く高鳴る伊福部昭の楽曲。
 上映終了後に拍手が巻き起こりました。
 これはもう上映前のあれこれを考えると映画を『見た』のではなく『感じた』ようである。この祭りに参加したかったんだよ、どうしても!

 
 来月以降はどうなるかわからないけれど、とにかく暇があれば行ってみたい、と思う。
 しかし、『地球防衛軍』の前に『地球防衛未亡人』の予告を見るとは。

 劇場で買ったかっこいい怪獣プロマイドと、先着プレゼントの『山根博士の書斎にあった恐竜の骨格』フィギュア。

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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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