作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!
男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい!
てな訳でよろしく
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奈良と大阪の往復でばたついております。やらなアカンこともママならないほどに、いや、多分大丈夫。ママならないけど、パパですもんで。ペースさえ整えたらこっちのもの。だと思う。
ということで先日 「映画クレヨン チビッコ大好きしんちゃんの次なるお題目は『B級グルメ』。自分はこの言い方が好きでない。美味しいのに『自分、B級っすから』と卑下しているように見えるからだ。自分に自信持て! 食い物をランク付けすんな! という感じで、映画でもAグルメしか認めないお上品な悪の組織が出てきて、幻の焼きそばソースをめぐり、しんちゃんたちかすかべ防衛隊と戦うんですな。 でもまあ、テーマとしてはさっき書いた『うまいモンに上下なんかねえ!』に近くて、八方丸く収まります。それよりも、敵から逃れ埼玉県の山中でサバイバルするしんちゃんたちの飢えと孤独感から生まれる人間性をむき出したやり取りがとても面白い。やっぱり腹が減ってはなんとやら、ですな。 そして、オマケ。ずいぶん前にコミックボンボン版『怪獣王ゴジラ』のことを書いたら、とある人から自分の持っている本のページが落書きで真っ黒なので、ぜひそこだけ見せて欲しいとの事。 ならば、ということで以下に掲載します。これでよろしいでしょうか? PR 今日は授業で『キャラクターは芯である』という話をしようと思ったが、すさまじくでオチ間のあるタイトルのため四苦八苦。桃、金、浦島の日本三大太郎の話を絡めて何とか乗り切った。今日はあまりよろしくなかったな。シラバス(予定表)通りにやるものではない。 そして一人の平日の夜。いつもなら家族でショッピングモールにくると、きまってラーメンを食べるものだが、今日は一人であっる。たまには子供に合わせないメニューで行こう、と思ったら、やっぱりラーメンを食べていた。ただ、ニラとニンニクはたっぷり入れておいた。 そして一人の夜、一人で『アイアンマン3』を見る。ヤバイ、これは子供と見たい映画だ! 謎の敵に翻弄されるアイアンマン、彼もまた一つの大きな悩みを抱いていた……。 この難局をどう乗り切るよ、アイアンマン! 仮面をつけたものの宿命を新たな切り口で描いた本作、この発想はなかった! 以下、内容に触れる箇所アリ。 仮面ヒーローは悩む。アメリカのヒーローは必ずといっていいほど、悩む。 ある時はもうヒーロー辞めようかなー、なんて思う。 でもアイアンマンは違った。ヒーローというか、仮面をつけないとおかしくなってしまっていた! 変身から逃れられない、仮面依存症である。いつしかアイアンマンスーツは体の一部と化し、徐々にその体を、心を蝕んでいた。 みんなが拍手喝采で見守った『アベンジャーズ』でエイリアンというありえない存在と戦うために、ヒーローたちと手を組んだトニーはあの後、とんでもなく精神的にダメージを受けていたのだ。 不眠になるわ、暇にあかせてアイアンマンスーツを作りまくるわ、である。 主演のトニースタークを演じるロバートダウニーjrは実際アル中だったからか、仮面依存症から苦しみもがくさまを生々しく演じている。 じゃあ仮面を捨てればいいのか? といえばそうでもない、謎のテロリスト、マンダリンを倒さなければならない。そして不本意にもスーツが切れなくなる大ピンチに。 トニー苦しむ! しかし、ちびっ子の応援もあって何とかそれを脱し、怒涛のクライマックスへ。予告編でも大興奮だったアイアンマン大集合につながるのだ。 ◎先日の『スーパーヒーロー大戦Z』だと、ヒーローの救援に駆けつけるヒーローは『俺たちもいるぜ!』『俺たちのことを忘れてもらっちゃ困るぜ!』とわらわら集まってくるが、アイアンマン軍団は、遠隔操作されてることもあって、みんな無言でやってくる。それもさりげなく。それを『クリスマスだから』で片付けるトニー。ヒーローの集結に余計な言葉は要らないのだ。 ◎アメコミ映画には珍しくちびっ子がヒーローの協力者になる。しかし、それはそれ、わがまま社長のトニーが子供の言うことなんか聞くことなんかほとんどない。しかしながら、二人はどこかで通じ合ってる。ちびっ子のアイアンマン強化プランをさらりと聞き流すトニー。ベタ展開だと、この一言が終盤の大逆転に繋がりそうだが、そんなことしない。誰が子供の言うことなんか聞くものか。とにかく、俺の言うとおりにしてくれればいい。という感じ。でも、協力には感謝する。 そのさりげなさがべたべたしてなくていい。でも時計は返してやれ。 ◎遠隔操作で暴れまわるアイアンマン軍団!その合間を縫って、次々とスーツに着こんで戦うトニー!悩んでも、もがいても見せるところはきっちり見せる、これがヒーローさ。何この贅沢な感じは? さながら『第一回チキチキトニー七変化』である。 ◎全てのアイアンマンを葬り去ることでやっと呪縛から逃れたトニー。仮面で命拾いした男が、今度はそれを捨てることで、新たな人生を送れるのだ。しかしながら、ラストの半分スーツ着用のトニーはどこか象徴的である。だって、予告編でアベンジャーズ2の告知してるもんなあ。 ◎テロリスト、マンダリンの正体が単なる傀儡だったというのが『バットマンビギンズ』みたいだが、こっちの方がとても間抜けであるし、黒幕は恐ろしく強かった。 ◎やっぱり子供の時計は返してやれ。 ・介護の仕事は一般的サラリーマンの三倍の力を要する。しかしながら賃金は三分の一という過酷な世界(という個人的なイメージ)。誰が好き好んでこんな世界に足を踏み入れようか? でも、やってる。いつくるかも分からない書き物仕事のために、この世界に入ったのだ。でも、今はそれがない。困った。ネタは送り続けてるのに、返事がないのは辛い。返事ぐらいよこせ、○でも×でも、一言でもいいからさ。 そんな介護仕事も三日連続ともなれば心身ともに辛くなってくる。自分がぶっ壊れないために……職場にソフビを持ち込んで、DVDプレイヤーを設置し、利用者よりもまず自分が落ち着いていられる環境を作るのだ。 訪問のヘルパーさんが、居並ぶ怪獣ソフビを目にして『あれはなんですか?』と聞くので『あれはホラ、君で言うところのAKBみたいなもんや、真ん中の怪獣(タイラント)が大島優子やね』と答えると、納得した。いくら心身をリラックスさせるためといって職場でシャブ打っちゃまずいでしょ、とも言ったらさらに大きく頷いた。 ということで、職場と家の往復生活、家にいる時間は数時間という状況。これじゃあ、いくらソフビやDVDでも心が癒されないよ、ということで、仕事明けの午前中に映画にいくことにした。 迷い迷って『スーパーヒーロー大戦Z』。『アイアンマン3』は時間が合わなかったのと、関西では毎日サンテレビで『海賊戦隊ゴーカイジャー』の再放送をやっているから。それに、戦隊愛溢れる『非公認戦隊アキバレンジャー』もやってるしね、という言い訳。しかし、こんなもの見て仕事に支障をきたさないか? と、昨年の第1作目の残念な仕上がりが頭をよぎる。いや、でも……見るんだよ! 宇宙が魔法の力で滅びようとしている、魔法使いのウィザードを倒せ!とギャバンがやってくる。これが大まかなあらすじ。フォームチェンジを繰り返す21世紀のヒーローのに、20世紀のヒーロは刀一本(と、レーザーZビーム)で勝てるのか? スポンサーの支給品ともいうべきアイテム数が勝利の鍵なのか? 今回は宇宙刑事ギャバンを筆頭にメタルヒーローも参戦、更にややこしいことにならなにか?と思ったけど、主要人物を絞り込み、歴代ヒーローを要所要所に登場させるという『仕事人大集合』形式をとっているのでクライマックスで大運動会にはならなかったのが非常に見やすかった。お得感は今回の方が上。やはり食べ過ぎは胃にもたれるよ。 いいもの見せてもらってすっきりしたところで、俺は再び職場に向かうのだった。 以下、やや内容に触れる箇所もあると思いますので。 ◎ぶっちゃけるなら今回は『その後のゴーバスターズとギャバン』ですよ。現行ヒーローの仮面ライダーウィザードも、獣電戦隊キョウリュウジャーも出るにはでるけど、顔見世程度。現行ヒーローはテレビと夏の映画で忙しいんだよ! だから、今回はゴーバスターズとギャバンを見ていればいい、それと、全てのヒーローに愛を注ぎ込み、どこまでも後輩扱いな男、ゴーカイシルバーも。ゴーカイシルバーがいなければ、ヒーロー同志は延々と小競り合いを続けていたかもしれない。全くもって便利なキャラだぜ。 ◎そして、ギャバン役石垣佑磨とゴーカイシルバー役池田純矢両氏の身体アクションも見所です。もう変身しなくてもいいのでは? と思うぐらいに体がよく動く。特に石垣氏は、80年代JACのアクションをマスターしているといっても過言ではない。 ◎クライマックスも、ヒーローの数を絞っての戦闘となったために大運動会にはならず、きちんと整理されているものの、『お前、要らないんじゃね?』とおもえる人たちも数人いましたけど。宇宙鉄人とか、メタルヒーローキーとか。それだったら、アキバレンジャーも出してやれよ。 ◎しかし、前作よりもすんなり見れました。個人的に好きなのは、出番の少ないウィザードが森で子ども達を助けるところ。いくらヒーロー同士が助け合っても、お互い超人だから、こちらには痛みや危機感が伝わりにくいものがあります。やはり一般人を助けてこそ、その超人性が際立つものです。それをウィザードがやってくれました。珍しくバイクアクション込みで。 ◎そして、ラスト。今度は赤と青の人造人間もやって来るそうで……。今度こそ、カワサキのバイクに乗ってくれ、とおっさんは思うのです。 ・奈良生活である。といっても平日はいつもどおり大阪で暮らしているから、変則的な単身赴任のような生活が始まって3週目。週末、ぼんやりと山を見ながらタバコをふかしていると、自分が何者であるのか忘れてしまいそうになる。 山の暮らしは退屈で寂しかろうな、という建前のもと、引越ししてから楽しもうと思い、あれこれと買ってみた。 クライマックスになる土地が、今住んでいる場所に(無理やりにこじつけて)ソックリな『007スカイフォール』と、吹き替え初収録となる『ネバーセイネバーアゲイン』。いずれも『若者とハイテクに負けられるかよ!』とジェームズボンドがかつての姿を取り戻すお話。バイクアクションもある。 『エクスペンタブルズ2』は、映像特典見たさに買ってしまった。スタローンの大号令で集まったアクションスターたちの、いうなればアメリカン忠臣蔵的顔見世興行。スタローン、ブルース・ウィリス、シュワルツェネッガーと和歌山国際劇場専属俳優(和歌山にあった、アクション映画をよくやってくれた映画館)揃い踏みよりも、全てはチャック・ノリスのために。 『クレイジーモンキー笑拳』初ジャッキーチェンがこのソフトとは。笑って泣いて、おじいさんの仇をとる映画。全ては日本公開版のために。とはいえ、オープニングにモンキーパンチのアニメが入ってるなんて知ったのはつい最近のことである。『サンダーアーム』に『エイリアン2』『ポリスストーリー香港国際警察』に『コクーン』と、地方ではジャッキー映画というかアクション映画はきまってSF、ホラー映画との二本立てだった。これがあるということは『酔拳』『蛇拳』も出ているんだろう、と思ったら未発売だった。権利関係か? 『コマンドー』『フランケンウィニー』は、子供らへの贈り物として奈良の家に発送して貰った。山奥だ田舎だといっても、二日あまりで届いたから凄い。『フランケン』ジョニーデップと付き合いすぎて、本来のバートンらしさがすっかり抜けた最近のバートンが、ようやくバートンらしさを取り戻した映画。バートン言い過ぎ。 『コマンドー』は迷った。『別に復刻台本とかいらないし、吹き替え完声版で同じ仕様が出るんならDVDでもいいや』と思っていた。でも、封切りでコマンドーを見たものとしては『きちんとしたコマンドー』が必要なのでは? というよりも『箱にソフトやらオマケやらがぎっちりと詰まった、あの完全無比な形』が欲しいものとして、予算的に買うのならいまだ、と思って購入した次第。後年、ネットやらでその絶妙な吹き替えが評判になったおかげで今回の発売となったのだが、封切りで見たコマンドーものとしては『バタリアン』との二本立てセットも欲しいところ。心が中学生に戻っていく。 で、これら全部を新居で見れたかというと、それがさっぱり。子供らはCSでアニメ見まくってるし、一人でじっくりゆっくり見る時間がない。よって、部分部分、少しずつ見ることにした。 中でも一番見たのが『笑拳』。日本オリジナル曲『crazy monky』が流れ、ジャッキーが秘術を繰り出すクライマックスはいつ見てもテンションが上がるのです。 最後に。韓国輸入品ブルースリーボックスセット。 香港版DVDをマスターにしたものらしく画質はまあまあ。ほとんど怪鳥音だから、吹き替えがなくてもブルース・リーの映画はこれでいいかな、と思っていたんですが。『死亡遊戯』はあのバカかっこいいオープニングとジョンバリー作曲のテーマが入っておらず、代わりに、聞いたことない主題歌と見たこともない映像が入っていた。どういうこと? そしてラストは見事に宿敵を倒したリー(のそっくりさん)が警察に逮捕されるという、かつて見たバージョンとはまるで違うもの。未使用フィルムを使ったドキュメンタリーが2本も作られるなど『死亡遊戯』の謎は解けたかに見えたのだが、甘かった。調べれば、これは香港公開版とのこと。やっぱりあのかっこいいオープニングは見たいよなあ。 そして、最後の最後。 まるで買う気のなかった輸入版『アマデウス』。オマケに劇中で使われた楽曲のCDが入っていたり、ブック仕様だったりと至れり尽くせりの内容だが、日本語字幕が入っていないと思われたのか、格安で売られていた。でも、パッケージにかかれていないだけで、きちんと字幕は出る。 モーツアルトに嫉妬したサエユリ、殺したところでどうとなるものでもないのに。自分だって、うらやましいな、と思う人間はいっぱいいる。でも悲しいかな、サエユリの域にも達していないのが現状。そんなことはさておき、絢爛豪華な世界を高画質で見てみようと思う。これも欲を言えば三ツ矢雄二の馬鹿笑いがけたたましいTV吹き替え版があればよかったのだが。 ということで今回は『いつ見るの? DVD、というかほとんどブルーレイ』のお話でした。いつ見よう……。
ミュージアムの探偵、といってもこれではない。
黄砂だ有害物質だ花粉だなんだで日本中がぐずぐずしている日曜日、子供らと『映画ドラえもん・のび太の秘密道具博物館』を見に行く。
ドラえもんの鈴が盗まれた? 一体誰が何のために? 犯人を捜すべくのび太たちは22世紀の秘密道具博物館へ向かうのだが。
ネタばれは野暮というもので、簡単な解説。
いつものように冒険要素に加え、推理、サスペンスものの要素も含めた娯楽編。物語の舞台が博物館に限定されているのも、異色といえば異色。
おなじみ秘密道具の成り立ちや、博物館に納められた数々の道具の数々に『あぁ、知ってる知ってる』とニヤニヤ。
サスペンスだけじゃない、力の入ったメカ戦もあったりして、舞台が限定された分バラエティに富んだ見せ場が用意されている。
エンディング、perfumeの主題歌を子どもたちが一緒になって歌っているのを見て、これこそ、まんが映画の正しいあり方だなとおもった。
しかし、『21エモン』の名ロボット・ゴンスケが、いつの間にかドラえもんの映画版レギュラーになるとはなあ。
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カウンター
プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。 『SHUFFLE! アンソロジーノベル』 でデビュー。 『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE ) 『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫) シリーズほか、チョコチョコと。 ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。
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