忍者ブログ
 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
[576] [575] [574] [573] [572] [571] [570] [569] [568] [566] [565]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

最初はアメリカの怪獣みたいに群れで行動するから、軍隊に倒されるレベルの強さだったけど担当さんの『ゴジラみたいにもっと強く!』との指示で、今みたいにウルトラ怪獣並みの力を持った震海獣プテリギオン対絶対領域を守るため、戦車を駆る少女たちのひと夏のドタバタ! と書くとラノベっぽくなるから一応書いてみた
 公式でも『特撮怪獣ラノベ』って書かれてるからいいのだ、そしてこれ伏線。
・あいにくの曇り空でしたが、今日は奈良でした。いや、奈良にいるのは毎度のことですが、それも県庁所在地にある奈良公園に出かけました。実は引っ越してから一年、奈良市まで出かけたことなかったんですな。うちの村からだと大阪に出るほうがはるかに近いもので。と思ったんですが、それほど変わりありませんでした。
 いつもながらシカがうじゃうじゃいました。フンを踏まないように気を付けながらシカせんべいをあげたり、そっと触ったりしましたよ。
 
 そして、奈良を離れ一人、国道24号線を北上。
 奈良の次は京都、そう、京都みなみ会館の『大怪獣大特撮大全集』第二回『大怪獣バラン』『緯度0大作戦』を見るためさ! 
 作品も登場怪獣もややマイナーながらも捨てがたき魅力にあふれかえった二作品。円谷―本多―伊福部のゴールデントリオが贈る特撮巨編です。
『バラン』は何度も言うように、まずそのデザインがかっこいい。緩やかな曲線を帯びた背面が美しく恐竜のごとく重戦車のような四足体勢から、立ち上がると実にスマートで筋肉質。正面から見るとまるで鬼神のごとき形相ながらも側面は爬虫類っぽい顔つきなど、見る角度によって印象が変わる不思議な怪獣。陸海空を制し、ゴジラ、ラドンに続く第三の怪獣として期待されたものの……。元が海外発注のテレビムービーだからか、作品自体が地味な印象。防衛軍に住処を追われ、東京を目指すもその夢果たせず散っていく悲しさ。破壊したものは羽田空港の建物の一部と、山村のみという地味さ。
 お話もひたすらにバランと人類の攻防が延々続くという、やや単調な感じ。
 
 それでもバランはカッコいいのです。でも、地味なんです。再登場を果たした『怪獣総進撃』でも、ほんの顔見世程度、最近の怪獣図鑑には『二代目は幼獣』と書かれる始末。
 でも、人も通わぬ秘境の村で、神として畏敬の念を抱かれる存在というのは、怪獣というよりも妖怪じみております。そういえば、登場すると必ず突風が巻き起こるのも、怪獣の超能力というよりも妖怪の術のようにも見えます。
 続く『緯度0大作戦』は『海底軍艦』に連なる海洋SFアクション巨編で日米合作作品。夢かうつつか、海底にある理想郷『緯度0』を舞台に世界征服を企む悪の天才とそれを阻止する万能戦艦の艦長との一世紀近い戦いの結末を描いております。
 そのほとんどを占める外人キャストの、吹き替えによる小粋な会話と、正義のα号対悪の黒鮫号という海のメカアクション。そして奇怪な人造怪獣たち。
 売りは潜水艦のメカアクションだけど、α号には武器がないので、ちょっと残念。
 大ネズミ、蝙蝠人間、合成獣グリホンなどの怪獣も正直『うーん』という感じ。
 しかし、みなみ会館ロビーにはそんな緯度0怪獣の精巧かつ大ボリュームのフィギュアが展示、発売されていた。
 
 その他、ミニフィギュア類も多数あり、さながら『怪獣バザー』のようでした。やばい、財布が悲鳴を上げる!
 そしていただいたチラシには来週開催『怪獣市場2』の詳細な内容も。
 そう、なんと26日の『怪獣市場2』内のイベントにゲストとして呼ばれることになりました。 人生初トークライブ!
 先月の『地球防衛軍』の際、主催の方にTwitterでお世話になっているのあいさつしたところ、あれよあれよという間に決まってしまった。それもこれも『特撮怪獣ラノベ』である『バカ戦』を書いていたことが大きいです。
 人間、何が幸いするかわかりません。
 ということなので、来週は尼崎で僕と握手! 今から緊張しております。

今日買ったものと、もらったもの。


 
入場者先着特典はバラダギ山神のお面という、細かすぎて伝わりにくい代物でした。

拍手[1回]

PR

コメント
怪獣市場へようこそ
 26日の怪獣市場で、馬場さんをゲストとして迎えるプログラム「イチロー先生と片山由美子の怪獣オタクの世界」で、進行を担当するイチロー先生こと原坂一郎です。お会いしたことがないので、馬場さんの情報をネットで調べようと思ったらここにやってきました。で、ご挨拶を兼ねてコメントをさせていただいております。26日はよろしくお願いいたします。
17時から19時までの、全2時間のプログラムなんですが、その中を5つのコーナーに分ける予定で、馬場さんは最後の「きょうのお客様コーナー」にご登場願う予定です。予想では18時半か40分前後からのご登場で、最後の19時(過ぎ?)までご登場いただく予定です。京都の特撮映画祭に行かれたそうで。こりゃあ、相当なツウとお見受けしました。怪獣大好き人間、とみなしていいですよね?話が弾む予感がし、嬉しく思っています。怪獣談義に花を咲かせましょう(片山由美子さんのジャイアントロボの怪獣なんかも大丈夫でしょうか?)
ご本業でのご活躍を私は存じ上げていないので、話せないため、そこは軽くのご紹介で終わってしまうかもしれませんが、ご了承願います。「次の新作の予定は?」くらいはお聞きするかもしれませんが作品やその内容を深くお聞きしたりはしない、ということなんです)
長いコメントになってすみません。私のHP(私の名前+検索で、HPがトップになります)に、コメントやメッセージを投稿できるところがありますので、よければどうぞですそれでは、26日はよろしくお願いいたします。私は16時ごろに行っている予定です。(軽い打ち合わせはさせていただきたく思いますが、当日17時前にすませば十分です。打ち合わせは何もなくってもうまくいくような予感がしますが話題にしたいこと、お話ししたいことなどがありましたら、ご遠慮なくどうぞです。)
【2014/04/21 20:54】 NAME[イチロー先生] WEBLINK[] EDIT[]
無題
原坂様。ブログのほうにコメント送らせていただきました。このたびはよろしくお願いします
【2014/04/21 23:56】 NAME[baba] WEBLINK[] EDIT[]


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


忍者ブログ [PR]
カウンター
プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新TB
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析