作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!
男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい!
てな訳でよろしく
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昨日はエイプリル・フールというわけで、円谷さん所から目が離せない状況だったわけですが。じっと家にこもっていても何なので、外出。
気分的に、体がソフビを欲していたのですが、難波のショップでバルタン2代目、3代目の値段が偉い事になっていたので、断念。 ファーストデイ料金プラス3D料金300円で『スパイアニマルGフォース』を見ました。 春休みらしい、ファミリー向けの良作でありました。終わり。いやいや、初めは動物がちょこまかするちびっ子映画かと思ったんですがね。 『動物を訓練してスパイにするFBIの末端組織』という、ともすれば動物パニックものになりそうな素材を、可愛く面白く仕上げてました。そう、可愛い『フェイズⅣ・昆虫パニック!』『燃える昆虫軍団』なのですな。Gフォースを束ねる男の名前が『ベン』ってのも狙ってる感じがしました。 でも、なんで『G』フォースなんだろう、モルモットのくせにと思ったら、モルモットの別称「ギニーピッグ」(Guinea pig)から来ているんでしょうな、たぶん。モルモットなので、結構でかい。 3D映像と、モルモットのコミカルなやりとりに見とれてましたが、これって結構すごい技術使ってるんだな、と改めて思いました。 このまま、3Dがデフォルトになるのかなー。 PR
プロットの返事が来るが、怖くて見れないチキン野郎。
こんなこと考えるのは何だが、世の中の流れとかなりずれてるんじゃない? とか思いだすと、ウツウツしてしまい、ついには今の現状を呪ってしまう……ほどじゃないけど。 確定申告も終わったし、今年はいい事あるかもよ、否、いいことは自分で作るんだぜーと『ハイランダー悪魔の戦士』を見る。 うわ、1986年の映画だ。中坊の俺を熱狂させた一本だ。 光と影、スモーク、そしてチャンバラ。『首を切らない限り死なない不死の民』って設定はどう考えても現代のニューヨークでチャンバラをする必然性を作るために生み出された設定としか思えない。 しかし、それがプラスに作用し、中世スコットランドと現代ニューヨークを行き来する不思議な映画になっており、不死であることに悩む主人公に共感できるのだ。主演はミスター悩み顔&ミスター無精ひげのクリストファー・ランバート 。今見ると、コートに日本刀はかっこいいのだが、あの顔でGパン、スニーカーはちといただけない。 この映画、ライバルのクルガンのほうが派手だったので、彼をメインにしたポスターとかチラシとか作ってたよなあ。 まあ、たぶんホラーでもないし、アクションだけど、チャンバラ?という掴みどころのない感じが宣伝するにも難しかったと思われます。 今でこそ洋画での日本刀アクションって珍しくありませんが、ハイランダーはまさにその先駆けじゃなかったでしょうか? このあと、『ブラインド・フューリー』でルトガー・ハウアーの仕込杖対ショーコスギの日本刀対決があったりします。 そして、ブレイド、マトリックス、キルビルなどへ……。 で、今は職場。何とか無線がつながったようなので、テレビ体操を見て、これを書いている。日曜はポロシャツかよ。 『ハイランダー』と一緒に購入した『仮面ライダー、本郷猛の真実(藤岡弘、著)』を読む。今までライダーのメイキング本は数多くあれど、主演俳優が書いたものはなかったのでは? 二号登場のきっかけとなった事故や生い立ちなどが書かれていて興味深い。しかし、この人はどこまで行っても古武士だなあ。 と、昨日のBSの番組でライダーのミニ特集をやっており、本で読んだ内容とかなりの部分でリンクしていた。恐るべき偶然。こりゃいいことあるかもよだ。 俺も不死の民かね。
週末から雨です。雨はやだねえ。せっかくの日曜日もなんだかブラブラ、ぐだぐだと関空まで行って飛行機の離着陸を見て『おぉお』と唸って帰ってきました。食堂でファミレス並みの金額食うな。まあ、家族多いから仕方ないか。
で、月水金と老人ホーム実習、終われば仕事場というハードな一週間。おかげで特撮リボルテックのイベントにはいけません! あんなもん、ちっともうらやましいぞ! その合間を縫って確定申告いかな! それと、アレを、『イングロリアス・バスターズ』見な! 仕事明けの今日がその日だ!と思ったら雨でやンの。 それでも行く! びしょぬれになっても行く! 幸い小降りになってきたので、バイクで天六へ。 公開時に見逃したらここへ行け! の大阪にある数少ない名画座(ロードショーもあるよ)の一つ、天六シネ5ビルへ。 昔、ここで友人が映写のバイトをしていた事もあってよく入り浸ったなあ。モギリのバイトやったり、映画観たり、いろいろ思い出のある場所です。『スペースリザード3001』とか『82分署』とか見たなあ。 最後に見たのは『スターシップトルーパーズ2』でした。 映画のほうは、昨日のアカデミー賞で自助演男優賞を取った事もあって……人はまばら。そんなもんです。喫煙コーナーで初老の男性に『賞とったんやってね』と声掛けられ、少しお話して時間をつぶす。 映画は、まあ、何というかいつものタラ公らしい『すかし』の魅力にあふれておりましたな。うまくいきそうで行かない、計画通りに物事がはかどらない、そしてフォローがない。でもラッキーパンチがたまに当たる、そんな感じ。主人公の大活躍を描かない、はしょる所は端折る、でもぐだぐだした会話は健在。いつものタラ公だ。 ユダヤ人少女の復讐劇とユダヤ系アメリカ人で組織された独立愚連隊『バスターズ』の行動を並行して追っており、これが全然交わらない。普通なら終盤あたりで『え、君もか?』と少女とバスターズが合流するでしょうが、そんな事タラ公はしない。このスカシっぷり! でもいやじゃないぜ、いつもの事だから。 主演のブラピはバカみたいなバカ軍人(イタリア語話せるってあいさつ程度)を気持ちよさそうに演じております。 そして宿敵、ナチSSのユダヤ・ハンターことランダ大佐! 笑みを浮かべてじりじりと相手に詰め寄る尋問の達人。直接手は下さないものの、その笑顔も声も冷酷に見えてしまう。 演じたクリストフ・ヴァルツの怪演もあって無事アカデミー賞とりました。でも作品賞ノミネートってどうよ? 歴史変わってるんですが? まあ東映時代劇でもよく将軍が早世するからなあ。 オープニング、フランスのとある農家へランダ怠惰が尋ねるシーンは『続夕陽のガンマン』のリーバン・クリーフが、金のありかを聞きだすのにかつての仲間を訪れるシーンにそっくりだったし、ランダ大佐自身が『夕陽のギャングたち』に出てくる主人公を追い詰めるドイツ人将校そっくりと、レオ―ネのマカロニウェスタンへのオマージュが見えたので嬉しくなりました。戦争映画というよりもマカロニっぽく感じたのは音楽にやたらとモリコーネを使っていたからでもあるんでしょうな。 とりあえず、おめでとう大佐! 映画が終わって、喫煙所にいたら、開演前に会った男性がいたので声を掛けた。 『面白かったですか?』 『はい。大佐、尋問うまかったですな』 『ええ、尋問だらけでしたね』 あと、入り浸っている時期に世話になった『夜の支配人』がいまだ健在なのをモギリの方から聞いて嬉しくなりました。 椅子はところどころ破れてるし、地下じゃあポルノもやってるけども、それでも好きだぜホクテンザ、トイレは自動ドアだ!
飯塚五郎という男がいた。彼は土地開発の仕事――早い話が地上げ屋だ――に就いていた。ある日、彼は全社を挙げて開発にかかろうとしているK県伴野村の開発チームに加わる。伴野村には豊富な温泉源があり、村ごとレジャー施設にしたいのだが、村の住人たちがなかなか強情で、立ち退きに応じてくれない。
そこで五郎が、村特有の方言をマスターし、村人に接触。一応成功はしたのだが、村人たちと触れ合うごとに彼の意思はぐらつき始める。村人からも認められ、村長の一人娘もゲットした五郎はついに、力づくで土地をものにせんとする会社に対して歯向かうようになる……。 ジェームスキャメロンの『アバター』はそんな映画です。 無理やり舞台を日本に置き換えたのですが、いろんなところでいわれているとおり『ダンス・ウィズ・ウルブス』に代表される『白人酋長もの』を宇宙に置き換えたものであり、結構お話はオーソドックス。それにプラスし、むかしっからみんな大好きな『秘境モノ』の要素もプラスしているあたり、キャメロンはいい意味で娯楽作家だなあ、と思う。『タイタニック』の時はクラスの女子にもてたかったんだね。その気持ち、わかるよ。 だがしかし、あの臨場感あふれる3D画像と、『そういや、こんなメカ、実在しなぃんだよな』と思わせる特撮技術(キャメロンはCGの人、というよりも特撮の人、といったほうがよく似合う、と思う)で、なるほど話題になるもの頷ける内容でした。 まるで行った気になる異世界の情景、やっぱりこの人すげえや、映像でSFを作ってらあ。とか書くと、熱心なSFファンの人は嫌ですかね? でも俺はそう思った。 そして個人的には、キャメロン史上初、怪獣(クリーチャー、猛獣でも可)大暴れ映画だったのです。フライングキラーって前例はあるけども、以降のキャメロンはメカばかり、という印象でしたが、ここにきて架空の生物(やっぱり怪獣だ!)を大暴れさせてくれました。 空駆けるパンドラドンに、猪突猛進ハンマザイン、しなやかに密林を抜けるウルヴェロス、迎え撃つ、地上げ屋パワーローダー! 怪獣の名前はこっちで勝手に考えました。 おぉ、エイリアン2と宇宙の戦士を足して2で割った展開! そして根底に流れるのはやっぱり『愛』!でも許す! ヘリのタンクトップ姉ちゃんもエイリアン2っぽいし、というかメカも全部それっぽいじゃないの、シガニーウィーバーも出てるよ。あと、格納庫の雰囲気とか、宇宙海兵隊とか。 タンクトップ姉ちゃんもそうだし、キャメロンって本当に『はたらくじどうしゃ』が大好きな。 『ブルドーザーが来るまで何とかしろ』ってせりふに吹いた。 しかも馬鹿でかいのがくる。さすが元トラッカー。 大ヒットの要素のほとんどが3D映像なんでしょうが、俺はいつものごとく、変なところで感心してしまいました。怪獣とか。 そういや、CGを積極的にバンバン使い出したのもキャメロンだった。 サイレントからトーキー、モノクロからカラー、そしてシネラマやら70ミリを経て、時代は3Dか。 見る前はクライマックスになるとキャメロンが『さあ、ここでメガネをかけよう!』と声をかけてくれる『飛び出す立体映画・アバター』みたいなのを想像してたんですがね。今はずっとかけっぱなしなんですな。特別料金取らなきゃ、もっとやってほしいであります。 隣にいた五歳児は途中で『飛び出さん!』とメガネはずしてました。 飛び出す、というか『浮いてる』感じなんですね。 マクドのハッピーセットのおもちゃって全部ワルモン側のメカだったんだな、といまさら思ったひな祭りイブでした。
(男の)夢と(男の)希望に満ち満ちた原稿執筆よりもつらい現実を大衆の皆様にさらけ出す日記のほうがはかどるっていうのはどういうことなんでしょうね?
というわけで今日のだらだら作業ビデオは『デアデビル』。 盲目の弁護士が夜は悪を裁く処刑人デアデビルに変身……という、アメコミ原作映画。 視覚を失った代わりに超感覚を身に付けた主人公が、レーダーのように音を発して相手の居場所を突き止めるとか、雨だれの反射で相手の場所、形を突き止めるなど、盲目のヒーローならではのアイデアが楽しい一品。今座頭市をやるとしたら、市の内面からこんな映像を作れるんじゃないか? と思いましたが、今新しいの作ってるのね。 しかし、敵が禿げたナイフ投げの名手と禿げたギャングのボスじゃ受けが悪い。デアデビルも地味だし、紅一点の復讐鬼エレクトラも途中退場。続編が作られなかったのもうなずける。エレクトラはスピンオフしましたがね。 しかしなぜ、アメコミヒーローは誕生編から始めるのかな『ご存知○○登場』でもいいと思うのだが。 あと、アメリカのヒーローはコスプレの自警団みたいなものな。 特殊能力を持たなくても、自己申告でヒーローになれるんですな。 がんがんじい(スカイライダーの足を引っ張った自称ヒーロー)もアメリカに行けばヒーローだったかもしれない。 そこら辺はウォッチメンでも皮肉ってましたが。 ということで、デアデビルの弱点は大きい音。 続きましてラッパで窮地を逃れるゲッターロボの『悪を許すな突撃ラッパ』の回を見ます。 |
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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。 『SHUFFLE! アンソロジーノベル』 でデビュー。 『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE ) 『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫) シリーズほか、チョコチョコと。 ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。
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