作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!
男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい!
てな訳でよろしく
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 『ラノベらしく』といわれたので、初心に帰って、本屋のラノベコーナーで色々物色してみたが……。自分らしく行こう。何がいいのか、悪いのか、分からない。ただ、俺の書くものは悪いものらしい。 昨日も仕事、明日も仕事だったので、今日しかないと『タイタンの戦い』を見に行く。14日はトーホーデイで1000円だぜ! 元レスラーの高田延彦が『映画はプロレスだ!』と叫ぶ予告編をやっているのだが、色々と意味深だなあ。 で、本編。 ギリシア神話を題材に、ゼウスの子、英雄ペルセウスがさまざまな冒険(怪獣付き)を乗り越え、海獣クラーケンを倒すお話。 怪獣に飢えていた小学生の俺を興奮させて、しばらくカクカクした動き(モデルアニメーションのマネ)になってしまった1981年の『タイタンの戦い』がオリジナル。 坊主頭で、野球部みたいなサム・ワーシントンがペルセウス役。 大サソリ、クラーケン、メデューサと、個性豊かな怪獣たちはCGになってしまったが、ちゃんとオリジナルを踏襲しているのがうれしい。 オリジナルに登場し、ペルセウスのよき相棒だった金属フクロウのブーボは今回、留守番、というかいい感じで楽屋落ちのネタに。 その代わりに、イオという半神の女性がペルセウスのパートーナーデ、あれこれと教えてくれる。元より女っけの少ない映画なので、これぐらいは彩がないと、という配慮なのだろう。もちろんペルセウスといい仲になる。というわけで、旧作のヒロイン、アンドロメダ姫は クラーケンのいけにえになるだけの存在。 坊主頭で、硬派ぶった感じの新ペルセウスだが、イオが旅の行く先を教えてくれるし、父親であるゼウスがアイテムを色々とくれるので、あまり苦労してる感じはしない。朝の散歩ついでにペガサスと神剣をゲットするもんなあ。それでもはじめのうちは神を憎み、アイテムに頼らない。 『俺は自立している!』といいながら親の仕送りに頼っている学生のようだ。やっぱり野球部だ、こいつ。 そんなこんなでアルゴス高校野球部の連中(イオはマネージャーだ。本当はアルゴス国の儀杖隊)は、そんなペルセウスと仲良くなる前に、半数が大サソリと半獣人仮ボスにやられてしまう。 でもまあ、 サソリは数も大きさも倍、メデューサは胴体の長さが、倍、といった具合に怪獣たちが旧作の3倍枚ぐらいのボリュームなので満足です。 PR
◎種撒かずに明日は来ない、そう思いながら返事待ちの日々。もう一発二発、ぶち込んだほうがいいな。このままだと作家の看板下ろしかねない。
◎学校にて。先日、伊賀で忍者になったので、コスプレの話題になり、以前、SF大会で宿探しをしている『スネーク』を見てちょっとがっかりした話をする。 コスるならなり切っておくれよ、という趣旨の話だったのだが、こっちはかの『スネーク』のつもりで話していたが、学生諸君はあの『スネーク』だと思っていたはずだ。あえてそこは詮索しなかった。とか言いつつも、キャラやプロットの話の際、格好のテキストは『子連れ狼』だったりする。 あとは誰もが知っている桃太郎など日本の昔話。 ◎『元祖天才バカボン』をレンタルしたちびっ子から、その中でネタにされていたらしく、子連れ狼のビデオはないか? と聞かれる。パロディから入る世代なんだな。まあ、私の世代もそうですが。 ◎本題。かつてビデオソフト一本2万円台、レンタルも一泊三千円だった……と書いていて自分でも信じられなくなってきたが、空想でも妄想でもなく、そんな時代は確実にあった。 一話っきり、もしくは30分の予告編集が6000円でも『安い!』と思っていたあの頃。CIC(パラマウント)が、名作ビデオを9800円で売り出したときも『安い!』と思ったし、ハードは持っていなかったもののレーザーディスクが台頭しはじめ、ワーナーが4800円シリーズを出したときはこれ以上の値下がりはないだろうと思った。 そのあと、80年代後半90年代にかけて洋画メーカーが各社こぞって廉価版ビデオを出し始めて、ようやくお小遣いをためてなんとか買えるようになってきた。それでも2980~3980円ぐらいか。 字幕、トリミング版の『夕陽のガンマン』もありがたく買わせていただきました。それからビデオソフトはトリミング版とワイドスクリーン版、字幕版、吹き替え版と、一作品で4種類も出るようになったのだ。それをいまや、DVD1枚で事足りるのだから、過去の自分に教えたら『CDサイズで映画が入って葺き替え入り、特典入りだと? そんな夢みたいなことあるもんか!』と信じないに違いない。 中古市場も廉価版が出るまでは2980円ぐらいが主流(それでも安いと思った)で、それから、1500円、980円、500円ぐらいに落ちていった、と思う。その中からカルトっぽい作品とか怪獣ものなんかはプレミヤがつくんですな。三宮ガード下にあったでかい中古ビデオショップは今どうなってるやろか。それが今やどれもこれもいまや100円で叩き売りですよ。 無敵を誇ったDVDも今では更なる脅威ブルーレイとなんとか共存しております。おばちゃん感覚で言うと、『おんなじ大きさのもんやったら安いほうかっとき!』ってなもんで、BDはまだマニア向けのような気がします。でも、時代は繰り返す。一部のBDも2000円台で買えるようになったし、市民権を得るのも時間の問題ですね。私は、画質にこだわらないけど、山田康雄の吹き替えが入ったクリント・イーストウッドの作品のいくつかと、東宝怪獣モノはちょっとほしいかな、と思っております。メーカーにもよりますが、特典量で言うと、まだDVDのほうが多いかな、と思いますので。それが覆されるのもすぐだと思いますが。 さてそこで、中古市場に目を向けてみよう。当たり前だが、売れまくった作品ほど中古市場に流れやすい。ン億円を掛けたハリウッド超大作も、いまや1000円以下で買える時代が来たのですよ。さらに超大作のデフレ化は進み、レンタル料金並みの値段で買えてしまう。ためしに近所の中古屋さんに行けば分かると思うが、常備品のように『ハリーポッター』と『マトリックス』があり、どれも1000円以内、もしくは500円でおつりが来る値段で売られている。 ありがたい時代になったものだぜ、と私は今までなんとなく横目で見ていた『X-MEN』の1,2作をレンタル新作ぐらいの価格で購入。余談ですが、テレビで『2』をやっていると必ず『恵まれしこらの学園』が政府の特殊部隊に襲われるところから見てしまう。ちなみに『ナウシカ』は王蟲の子供が宙吊りにされてる場面から『マッドマックス』はマックスの妻子が暴走族にひき殺される場面から見てしまう。意図しているわけではないが、チャンネルをひねると必ずといっていいほど、その場面なのだ。そんな経験ないですか? で、話を戻すとX-MENをこれ以下はない、という値段で購入してじっくり頭から見ているわけですが、昨日、さらにそれを上回る(下回る)叩き売り商品を発見。 『エイリアン』! これがなんと、500円切ります、さらに300円切りまして、なんと280円(ジャパネットたかた風に)! レンタル一本分! 『エイリアンVSエイリアン』(*1)でも『エイリアンシンドローム』(*2)でも『人食いエイリアン』(*3)でも『ニンジャリアン』(*4)でも『SFエイリアン天国』(*5)なく、それら有象無象の生みの親とも言うべき、1979年公開、リドリースコット監督のエイリアンが280円だと! SF映画史に燦然と輝く金字塔の一本を、どんな値付けをしてるんだ! 保護する、保護、そして視聴! 久しぶりに見る第一作。 生活観漂う宇宙船内(やたらタバコを吸い、乗員の部屋にトラックの運ちゃんのごとくヌードピンナップを貼っていたりとか)や、貨物船の乗組員が主人公という、言い方は悪いが『汚いSF』というアプローチを押し出し、以降、このスタイルが定着していくのだなあ。さらにリドリーは『ブレードランナー』で、未来都市のイメージをも一変させるのだ。 公開当時、この映画が怖くて仕方なかった。だって、ポスター見ても紹介記事見てもエイリアンの姿が一枚も載っていないのだ。得体の知れない恐怖が幼少時の私に押しかかって来た。劇中に出てくる巨大宇宙人の死体(スペースジョッキー)のデザインも怖かった。でもこれがエイリアンじゃないとすれば、どれだけ恐ろしい姿をしているのか? 板橋しゅうほう氏(だったと思う) の描いたコミカライズを立ち読みして、その正体と結末は知った。あの頃は女性が最後に一人生き残って化け物に勝つ、というのも斬新に見えた。肝心のエイリアンのデザインはぐちょおぐちょでよく分からなかった覚えがある。 再見して分かったのだが、全編緊張感にあふれた映画だ。笑えるところや、息つく箇所がほとんどない。謎の生命体との接触、船内に潜むエイリアンの探査、そして脱出。 海兵隊がドンパチやってくれる2作目以降と違い、人間は正体不明の化け物にろくに抵抗もできず、逃げるしかないのだ。ラストまで見ているほうも落ち着けない。いまさらですが、SFの姿をしたホラーですな。そんな映画が280円か。 そろそろ100円均一中古DVDも出てきそうだ。と、書いていて思い出した、『ハリーポッター』は100円でした。 (*1)『エイリアンvsプレデター』と間違いそう。 (*2)確か、そんな作品があったと思う。 (*3)普通のおっさんみたいなエイリアンがレズカップを覗き見して食ってしまう映画、と宇宙船に書いていた。 (*4)ヒトデみたいな手裏剣を投げる (*5)レスリー・ニールセンの安物コメディ。『スペクトルマン』のフィルムを使っているので、お得な気分になる。 時間が過ぎるのは早いものでして。何もかもうまくいかない……とか思いながらも何とか生きている。送るものすべてにダメだし……いや、ダメじゃない、その言い方は不適切。的確なアドバイスを受け、次に備えることができた。そんな感じです。先週末からネットをとめられていて、何事か? と思ったら、なんてことはない、料金滞納でプロバイダから止められていただけですな。 これで、プロットを送れる。でもそれが次に繋がるか分からない。そんな時、人はどうするか? DVDを見る。見て『なんだかよく分からん自信』を身につける。そして戦いの場へ赴くのだ。 そんな映画の一本『逆境ナイン』。
『Xメン』は、実は一作目見てなかったもので。
もうみんな呟き過ぎてネタばれ寸前だー! ということで、早速に『第9地区』を見てまいりました。
南アフリカ上空に現れる巨大円盤。政府は異星人たちに居住区を与え、住まわせたのだが……。 こいつらがみんなチンピラと野良犬が合わさったような連中でして、政府は更なる居住区への強制移住を決行。 はじめはドキュメンタリータッチで、関係者へのインタビューやニュース、防犯カメラの映像などを交え、臨場感を煽っていくのですが、ある災難に主人公が見舞われてからは、日本人が好きそうな浪花節の世界になだれ込み。 醜悪でずるがしこそうに見えた異星人が感情移入するあまり、だんだん普通のおっさんに見えてくる不思議! 異星人と地球人が図らずも……という展開はアバターを思わせるものの、似ている箇所はそこまで。 なんだかいい感じに終わって、ジーンとしました。 異形のものの悲しさ、ということで『ザ・フライ』を思い出す、そんな映画でした。 ↑劇中彼らはその容姿から『エビ』と呼ばれます。セミ星人と映画のチラシ
……でもメイキングも見て満足したから、俺はこの作品嫌いじゃないんだなあ、と再確認しました。ありがとう櫻井君。 |
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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。 『SHUFFLE! アンソロジーノベル』 でデビュー。 『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE ) 『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫) シリーズほか、チョコチョコと。 ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。
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