作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!
男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい!
てな訳でよろしく
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 ↑僕の考えた怪獣『よろい怪獣ザンギロス』 アー、もう年末だよ、忘年会シーズンにクリスマス、いろいろイベント多いなあ。 今日は家の掃除して、何事もなく中古300円の『オースティンパワーズ・ゴールドメンバー』でも見てごろごろしようかと思ったのですが、もうすぐ冬休み。『チェブラーシカ』連れてけ、『シュレック』連れてけ、と小さな家人にせがまれているうちにいつの間にか映画を見に行くことになったのでした。じゃあ俺は『キック・アス』が見たかったのですが、梅田で単館公開なので、無理な話、そうこうしているうちに『オーズ、オーズ、オーズ、カモーン!』の大合唱の中、近所のシネコンで 『仮面ライダー×仮面ライダーOOO&W feat.スカルMOVIE大戦CORE』を見てまいりました。や、初日に見ようとはぜんぜん思ってなかったけど、成り行きでこうなってしまいました。 それにしてもタイトルなげえよ! 『冬のWとオーズ』ぐらいでいいじゃないか。 『W編』『オーズ編』『W&オーズ編』に分かれた、3本立てに見せかけ実は一本立てという昔の大蔵怪談映画のような『MOVIE大戦』も去年に続いて二回目。 去年は、ライダー世界を行き来できるディケイドがいたから、よかったものの……。 ↑映画館下のゲーセンで、半券渡すともらえたライダーすごろく。いいねえ、正月映画っぽくて。 以下、ネタばれも含むので、見たくない人はスルーだ。それでは次回で。 別に三話構成にしなくても? と正直思った。まあ、今年だけでライダー映画が5本も公開という異常な状態だったので、スタッフ編成とか、大人の事情があると思うのですが、いや、別に三話構成にしなくても? ッてまた書いてしまった。 オーズとWが競演する一本立てでもちびっ子は納得するし、それはそれで面白いと思うのですがね。 おやっさんこと仮面ライダースカル誕生編とテレビ本編のその後を描いたW編は、まあ見れるとして、問題は現役バリバリのオーズ編だ。 あまりにも『なぜ?』と思う展開、設定が多すぎてなんだか別の番組を見ている感じ。なぜ信長を復活させるのか? バレリーナと信長のロマンスは必要か? 新ライダー、バースの無理からな顔見せとか、いや、いいけど、その後の行動がよくわかんない。いっそのこと、今回のラスボスで、これまた登場意図がよくわかんない仮面ライダーコアなんてやめて、魔王化した信長とライダーの攻防という、太秦映画村のアトラクショーみたいな内容でいいのでは? とかとか、現行作としてはかなりブレがあったと思います。 では、次はスカルのことを。あぁ、Wはいい、スカルです。 情け容赦なく悪党をぶちのめすハードボイルド仮面ライダー。 タンクローリーに下敷きになった怪人。命乞いするが、無言で立ち去るスカル……。まんま『マッドマックス』ですが、非情でいい。 W編で、一番よかった場面は、他にも。初めて変身したスカルが、パワーショベルをぐいと持ち上げる場面。初めて変身して怪人をぶん殴っても、その力強さがいまいち伝わらないことがあったが、現実にあるものとの力比べで、その超人ッぷりを表現する、シンプルかつ、説得力のある場面でした。 ということで、冬の超人映画第一弾はまさかのライダーでした、次はキックアス見るぞ。 と思ったら http://www.all-rider.jp/ もう来年春の映画かよ……。ライダー商売は続くよ、どこまでよ PR
前々回の日記でも書きましたが、60から70年代のガチャガチャしていた撮影所や現場(特に東映)の雰囲気を読むのが楽しくなってきて、大学時代に教わった中島貞夫先生の『遊撃の美学』を、つい先日読み終えた。
それが上層部からの指示であっても面白そうなものはとにかく、どんな題材でも手をつける、強行軍の中不眠で撮り終えたものもある、血反吐はきながらの時も、不本意な出来のやつもある、それでも、やる。その中にきらりと光る『自分らしさ』がある、かも知れない。 実績はぜんぜんだが、その魂と心意気だけ、勝手に学ばせていただきました、いまさらですがありがとうございます、先生! ねちょねちょ生きます。 思えばあのときの大学の教授陣は『東映実録スタッフ』か『旧大映・勝新の友達』がほとんどだったな。もっと面白い話を聞けばよかった、残念。 そんな東映も70年代後半から大作主義やブームに乗っかったアニメで何とかしのぎを削ることになる。漫画まつりとは違う路線、対象年齢が高めのアニメ作品……そのさきがけが『宇宙戦艦ヤマト』だった。 強引に繋ぎましたが、今日、そのヤマトのまさかの実写化『SPACE BATTLESHIP ヤマト』を見てまいりました。思えば去年の今頃だったか『キムタクがヤマトに出るらしい』『そんなバカな』という噂から、今年元日の新聞の一面広告、そして予告編……。 『マジでヤマトをやるらしい』 不安と期待が入り混じる毎日……といってもそんなしょっちゅうヤマトのことを考えていたわけじゃありませんが。 それに、大元のアニメ版はトータル30分も見ていないのではないかというほどのヤマト音痴なのです。 もちろん、幼少時代はヤマトブームで、続編続々編やら、夏休みになれば劇場版をテレビでやっていたのですが、まったく興味なし。 なぜなら『怪獣もロボットも出ないから』でした。 船同士が戦ってもねえ、というのがその時の印象。 はまった、といえばこの後のガンダムブームなのですが、これは初期のガンプラブームと再放送、劇場版は熱心に見ていたのですが、Z以降は『もういいや』という感じでした。 そのガンダムも初放映時はあまり見てません。 同じ顔したロボが複数出たり、ロボットが鉄砲を持っていたりするのがいやだったのです。ロボットなんだから内蔵したミサイルやビームで戦え、と敵は毎回個性的な敵ロボを送り込め、と。まったく保守的でいやな子供ですね。 そんなわけで今回のヤマトが初めて『ちゃんと見るヤマト』になりました。 だからアニメ版の知識ほとんどなし。 はじめはまるで見る気がなかったのですが、小学校でちびっ子向けチラシ(裏面は割引券)を配っていて、低年齢層にもきちんとアピールしているその志に惹かれてしまったからです。 冬休み、東宝、特撮大作……。これは『惑星大戦争2』になるんじゃないか、そう思っておこう、と劇場に向かいました。 で、見た。 ヤマトでした。 おそらく原作の上手なダイジェストになっていたと思います。惜しむらくはもっとヤマトの外観を、そして戦闘を見せろ、と。 戦闘→ドラマ→戦闘→ドラマと、単調になるきらいがありました。 しかしドラマパートではみんな酒をよく飲む。喫煙者もいたりして、未来の話だったら禁煙化がもっと進んでるんじゃないのか? とか思ったり。 あと、でかい船で乗組員も多くいそうなのに、少人数に見えたこと。これはセットが狭く感じたからそう思ったからかもしれません。 あと、『ゴジラVSキングギドラ』の時も思ったのですが、未来の話なんだから、操縦席にキーボードはないだろうとか。あら探しのような細かいことばかりが気になりました。 あと、キムタクはいいシーンになると鼻の穴をヒコヒコさせる。 まんまやると『バカか』といわれそうな宇宙の人たちの処理の仕方もアレでいいと思うし……。ネタばれになるので、あまり書けませんが、ひょっとしてアニメを見ていないからそれなりに楽しめたのかな、とは思います。 あと足りないのは『熱さ』かな。 性別を変えてはじめはブーイングだった船医の佐渡先生はそれでもアニメ版を思わせるアレだったし。山崎努の沖田艦長もいい感じに出来上がっておりました。よく考えたら、日本の名優がアニメのコスプレをしているんですな。 劇場にはファンの人や、高齢者の姿もちらほら。 おそらく『正月映画、西田敏行、船』で、条件反射的に『釣りバカ』と間違えたのでしょう。 映画の前に同じく超有名漫画の実写化『あしたのジョー』の予告をやっていましたが、あの立体化不可能なジョーの髪形は、横わけになってました。伊勢谷友介の力石と、香川照之の丹下のおっちゃんは、漫画のまんまでしたが。
鼻、といえば花。ということで、先日『映画ハートキャッチプリキュア 花の都でファッションショー…ですか?』を見てきた。 娘の病院が早く終わり、間に合いそうだったので『いくか?』と聞くと、うなずいた。車をとばしてむかったさきはMOVIX堺。 お話は、花の都パリで、プリキュアと初代砂漠の使徒・サラマンダー男爵が戦う……、のですが、絶賛公開中なので、野暮なことは書かない。しかし、大の大人が夢中になることだけは確か。それにちびっ子だってきちんと、マジカルフラワーライト? を振って応援してましたよ。 パリを舞台の映画といえば
そしてテレビ版とアレンジが違うし、絵もお洒落でかわいいエンディング……。 平日にもかかわらず8割ほどの客の入りの館内、やたらと化粧品くさいと思ったら、付き添いのお母様が多かったのか。お父さんは俺一人。そして上映中あちらこちらで赤い光が。ミラクルフラワーライトをつけて遊ぶ子供たちだ。これが、ションベンと日本酒の臭いにタバコの火だったら、新世界の映画館だ。 交通の便が悪いMOVIX堺ですが、あともう一本見たい映画、GAROもこことなんばでしかやってないのな。またいくか……。
その昔、和歌山に住んでいた頃、和歌山国際劇場という映画館がありました。主に洋画封切りで、そこでよくアクションものを中心に見まくったものです。ランボーシリーズにプレデター、ターミネーターは、同時上映が『ウーマンインレッド』というコメディだったので断念。すぐ後に別の映画館で『ブレードランナー』とのカップリングという『未来ロボット大会』で鑑賞。
とにかく、筋肉ムキムキ男が一人で大勢を相手に暴れる映画がもてはやされたのです。 その他ロイ・シャイダーの『ジャッカー』(電撃隊に非ず)と、ジョリ姉主演の2のほうがメジャーになった、気がするだけの『サイボーグ』(ヴァンダム!)とか、『ザ・フライ』『ゴーストハンターズ』の二本立て。 『レッドブル』の同時上映は潜水艦だけ目当ての邦画『アナザーウェイ・D機関情報』。学校の映画鑑賞会で見たのは『子猫物語』『オーバーザ・トップ』という、女子も男子も満足な二本立て。『ランボー』系のすごい映画かと思いきや、ジョン・ミリアスのウェスタンごっこだった『ダブルボーダー』。 中でも『コマンドー』は『バタリアン』との『かっこいい+恐い、おもろい』という中学生にとってはご馳走のような二本立てで、いつになく場内の熱気が溢れていたのを覚えています。 別の映画館ですがラングレンの『レッド・スコルピオン』も場内満員だったなあ。 そして『これは!』と思った映画の時は売店で売っていたチョコフレーク片手に映画を見ました。極上の映画には極上のおやつで、そんなどうでもいいことにこだわりを持っていました。 ちなみに覚えている限りでは、チョコフレーク購入映画は『サイボーグ』でした。嗚呼。 以上、そんな事を『エクスペンタブルズ』をみている最中に思い出しました。多分、この映画を見たある年齢の男性たちはみんなこんな思いだったことでしょう。 『エクスペンタブルズ』はそんなボンクラを十代の頃に引き戻すタイムマシンのような映画だった、そう思います。 ちなみに、和歌山市の繁華街にあった国際劇場も今では駐車場になってます。最後の上映したのは『エイリアン3』で、入場者にはポスターをプレゼントしてくれました。
うーん、まだもうちょっと続くのじゃ。
最近は格安で手に入れたのをきっかけに『007』シリーズを片っ端から買い集めております。シリーズ前22作なので大変ですが、ゴジラやガメラと同じく顔かたちが変わろうと『ボンドはボンド』と思えるたちなので、どれも面白く見れる。でも敵はスケールのでかい連中のほうがいいね。 007の敵は金持ちで変態、これがフレミングの法則なのです。 で、もろもろひと段落着いたある日。『今日しかない!』と映画館に飛び込んでハシゴしてまいりました。 2本見たのですが、どちらも『男が大勢集まったワアワアする』映画でした。 一本目は『十三人の刺客』。工藤栄一監督の名作を三池監督がどうアレンジするのか? 大筋を変えずに、三池風エログロをまぶし、上映時間の半分近くを殺陣シーンに持ってきて、飽きないつくりになっておりました。 出演者では稲垣吾郎の暴君の暴君過ぎる暴君っぷり(絶対イイモノ役だとだまされて出たに違いないぐらいの落ち着いた怪演)が話題ですが、刺客集団の中で唯一、実戦経験のある伊原剛志、もよいのですが唯一、東映出身のある意味実戦経験の豊富な松方弘樹の頼もしい参謀っぷりが目を引きました。 ラストの殺陣は手持ちカメラで若干見にくいですが、最近のドラマや史実に走りがちな時代劇映画がが避けてきた?『チャンバラ』というものをこれでもか、と見せ付けてくれます。 やっぱりマゲつけて刀差しゃあ、人を斬らないといけないでしょうが。 そして2本目は『エクスペンダブルズ』。21世紀にロッキー、ランボーを復活させたスタローンが次に仕掛けたのはアクションオールスター総出演の『怪獣総進撃』筋肉版のような映画。 ちゃんとバランやバラゴンのように『顔見せ』程度の連中もいる! 世の中にはいいヤツがいて、悪いヤツがいる……、そして男と機関銃さえあれば映画は出来る。 そんな事をいいたいかのように、考えていそうで、何も考えていないスタローン! 劇中でも『作戦? 考えてないよー』ととぼけてござる! 南米の某国で、悪い将軍と悪いアメリカ人相手にスタローンたち仲良しグループ『エクスペンタブルズ』がドンパチを仕掛ける! おそろいのエンブレムをつけたバイクに乗って、飲んで(ふられたら愚痴る)遊んで(ナイフでダーツ遊び)、戦争する! ストーリー、演技? そんなものいらん、劇中エクスペンダブルズのリアクションといえば、ガッツポーズと肩をすくめて『オーノー』そして、うまくいったときは仲間と拳をがしっと合わせる、この3パターンしかなかった! 個人的にはジェット・リー対ドルフ・ラングレン(スクリーンで見るのは『JM』以来だ)の極真対少林寺対決、それにジェット&ジェイソン・スイテイサムの『かつて別の映画で戦ったけど、今は友達』コンビのツープラトン攻撃! そしてここぞとばかりに出るスタローンのアレに、傑作西部劇『ワイルドバンチ』の影を見た気がするのですが、多分僕の気のせいでしょう。 2本見終わってくたくたになりながら帰宅。 もう一度おさらいすると、男数人と日本刀(銃)さえあれば、映画は作れる、そういうことです。 |
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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。 『SHUFFLE! アンソロジーノベル』 でデビュー。 『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE ) 『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫) シリーズほか、チョコチョコと。 ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。
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