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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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今週はようやく脱稿、アンド家人の看病で、ほとんど家におりました。
で、今日はせがまれて『おまえうまそうだな』を見に行ってきました。
人気絵本シリーズのアニメ映画化。

『やくざもんながら、ひょんなことで』かたぎの家で育てられた主人公。しかし、やくざもんの血がうずき家を出る。すると、かつての育ての親のように、自分もまた堅気の子供を拾って、親子のような生活を送る。ある日、仲間と争い、縄張りを追い出される主人公。だが、育ての親に一目会いたいと掟を破り、舞い戻ってくる。待ち構えるかつての仲間たち、はたして主人公は……』

文章中の『やくざもん』を肉食恐竜に、『堅気』を草食恐竜に置き換えてください。

 アニメ化に当たり、ストーリーもキャラデザインも変更しており、ちょっと不満、いや、かなり不満。みんな丸っこくてかわいくなってしまった。
 だが、作り手もそこをあえて逆手に取ったのか、きちんと弱肉強食の世界が描かれ、丸っこい恐竜たちが食われたり、争って傷つく様子をきちんと描写。
 さらに虫→蛙→鳥と次々に食い合う、まるでしラド三平のマンガのようなインサートシーンを入れて、野生で生きることの厳しさと、ちょっとしたトラウマをちびっ子に植えつけたのではないか、と思う。

 でも、丸っこいデザインがなあ。原作どおりの孤独なティラノサウルスのもの悲しい話だったらなあ。



 ↑
今日はいつものシネコンではなく、MOVIX堺。
映画まで待ち時間があったので、ゲーセンでぶらぶらしているときに目に付いた景品。
キャラクターよりもまず、リボルテックがプライズ景品になっていることに驚き、ためしにやったら一発で取れてしまった。

 ピンクの凶暴クマ、グルーミーの飼い主? の少年。 



 熊のほうが欲しかったが、まあいいか。うちに帰って同じ規格のバラゴンと絡めてみた。


 まあ、バラゴンも山から下りてきた人食いなんで、クマみたいなものだ。

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 見終わったあと、パンフはもちろん、関連商品がほしくなるというのはその映画が面白かった証拠であります。

 ゲーセンで、サイクロンジョーカーのビッグソフビを取れなかった……もうすぐ終わるというのに、立体物(おもちゃ)がほしくなる……。『仮面ライダーW Forever AtoZ運命のガイアメモリ』(長い)は、そんな映画でした。


 
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 改めまして仮面ライダーWはカッコよかったんだ、と同時にそのシンプルな造形だけでなく、分からないように随所に『一号辺りの仮面ライダーらしさ』が見え隠れする作品だったんですな。
 テレビシリーズとリンクした劇場版は、お祭り騒ぎに走らず(サービスシーンは多いですが)、テレビのパワーアップ版という赴きで、『尺が足りねえ、でも満足』な内容でありました。

 強いだけではなく、ふてぶてしいまでの悪役仮面ライダーエターナル。まさに強敵。そんな相手にどう倒すのか?これがもう、なんかいい感じに古い演出だけど盛り上がるんですな。いや、ラストのアレでジーンときました。ライダーって『風』なんだなあ。

 あと、悪役の元格闘家、須藤元気。ごつい体でオネえキャラを演じ、ボス核のエターナル、いや主役をも食わん勢いでした。
 あれは須藤元気の映画です。ライダーというより、オネエ言葉で触手をぶん回す須藤演じるルナドーパントは『コミカルで強い』キカイダーのダーク破壊部隊を思い出しました。

その他。

◎杉本彩はウルトラに出ても、ライダーに出てもなんかやらかしてくれるなあ。 

◎新ライダーの登場は唐突ですが『ライダーは助け合いでしょ』という台詞は数々の平成ライダーに聞かせてやりたい。

◎いまさら思ったのですが、情報屋の皆さんはどこまでも『情報屋』であり、『実は……』という今風の設定がないのが好感持てます。

 あぁ、面白かったなあ、ダブル。
 え、来週で最終回?

 あ、あと同時上映の『護星戦隊ゴセイジャーエピックON THE MOVIE』もみました。こっちはもっとお祭り騒ぎでもよかったのに。

二本とも
『あいつは倒したはずの……』的な台詞がありましたな。劇場版=再生怪人は鉄板ですな。Wの新怪人揃い踏みもぞくぞくしましたがね。どっちでもいいのかよ。
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入場者プレゼントのカードと絵葉書。新旧ヒーローががっちり握手の画はいつ見てもいいねえ。

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劇場の半券を持ってゲーセンにいくともらえる、立体カード。

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いい年こいて、おもちゃを買い集めていると、時々『そんなに買ってどうするの、この先どうしたいわけ?』とか言われますが(独身一人暮らしの人はまあ、そんなことないと思いますが。いつか見ておれでございますよ)、できのいいブツはどんどん出てくるし、これでも考えて買ってるんですよ。でも、家人にゃあどれも一緒に見えるのだな。

 天下のピクサーがそのおもちゃ好きにとってタブーともいえる題材に挑戦した『トイストーリー3』を見てまいりました。

 今までおもちゃと遊んでいた少年もすっかり大学生。さて、そのとき彼はおもちゃたちをどうするか……。
 おもちゃとの別れ。誰しも一度は通った事がある道。それを丹念におもろうてやがて切なく仕上げており、笑うだけ笑って最後に涙腺大爆発のピクサー新喜劇。

 内容にはあんまり触れませんが、娯楽作品としての水準もちゃんと保っております。

 やっぱり悪党の用心棒は力自慢の馬鹿でかい奴だよなあ。
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 ↑一番くじで当てたくまきち君こと新キャラロッツォ・ハグベアとパンフ。それにおもちゃの映画だからいいだろう、とポケットに忍ばせた宇宙怪獣バイラス。

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昨日KBS京都で、『森の石松鬼より怖い』という映画をやっていた。1960年東映作品。まあ、おなじみの時代劇かと思っていたのだが、これが少しばかり趣向が違う。

 いきなり現代劇。主人公は演出家。『森の石松』の公演を間近に控え、スランプに陥った彼は、自棄酒あおって眠り、目が覚めたら自分自身が森の石松になっていた……。

 慌てた主人公、何せ片目は開かない、マゲは地毛だし、気付けば清水港に来ている! 『タクシー!』と探し回るも江戸時代にあるわけない。狂人扱いされる始末。ようやく落ち着き、石松として生きていこうかと思ったのだが……。自身が演出していたこともあり、石松については詳しいし、なりきることも造作ない。石松の生い立ちを知っているということは、主人公はその無残な最期も知っていた。

 『ファイナルデッドコースター』のごとく死を告知されたようなものだ。ならば運命を変えるしかない、とあれやこれや手を尽くすが……という内容。最後はラベンダーの香りをかいで元に戻れました(嘘)。
 精神だけタイムスリップして石松になっていたのか、すべて彼の夢の中の出来事なのか、そこら辺は曖昧にしているが、時代劇全盛の当時にしても異色のSF仕立ての作品だった。そういえば『真田風雲録』という作品では忍者は隕石の放射能を浴びて超人化した設定だったなあ。後年においてはマイベスト時代劇の一つ『真田幸村の謀略』の猿飛佐助は宇宙人だった。こんなことがあるから、時代劇は面白い。

『森の石松~』の設定だけはさらに後年、必殺スペシャルの一本『久しぶり! 主水夢の初仕事』において、俳優藤田まことが事故のショックで本物の中村主水になる、という話に流用された。と思う。
さらにさらにこの映画、もともとは1940年代の作品のリメイクというから恐れ入る。戦時中にあんなハイカラな時代劇を作っていたのかあ。すげえ。

 で、本日は上映回数と興行収入が比例しているのか、日毎に少なくなっていく『座頭市・THE LAST』を見に行く。バイクのタイヤが磨り減りまくり、ブレーキも異音を出していよいよヤバイ中、今日しかない! と映画館に向かった。

 SMAP(メンバー5人中3人が盲人を演じているグループ)の香取慎吾主演で話題を呼んだ映画。だって慎吾ちゃんが座頭市だぜ?
 どう出る、どう抜く? 

 で、見た。海辺の町のオープンセットは見事。慎吾ちゃんの市も構えが妙だが、寡黙な中に熱いものを秘めた(よく雄叫びを上げる)若い市を作り上げ、カツシンとの差別化を図りつつ、新しいものを作ろうとしている。あぁ、もう少しユーモラスでもよかったのでは。

 脇を固める役者たちもいい。いつもはこわもての岩城晃一や寺島進、男前の反町隆史がしょぼい役どころをしょぼく演じてくれている。
だって村には大悪党の(狂った)仲代達矢が君臨し、隅っこでは義足の原田芳雄がいるのだから。

 でも、これって三日か一週間ぐらいの間の話でよかったんじゃない? 一年近い長いスパンの中で、悪党たちのやっていることがちまちまと見えてくる(最初に刀を抜いたのは実は座頭市のほう、だったと記憶する)。ラストのお役人に直訴のくだりもぐちゃぐちゃしているので、ラス殺陣への爆発力には乏しいのが残念。坂本順治監督は『鉄拳』のような馬鹿馬鹿しくも熱い物をこしらえてくれると思ったのだが、くすぐり的なギャグはあるものの……。
 あと、今回の売りであるところの『純愛座頭市』たらしめる、石原さとみの存在だが……。なくても成立してました。 

 珍しい雪中での立ち回り、そして本当にラストなのかどうか、のアレ。
 いっそのこと毎年いろんな役者に座頭市をやらせてみればどうか?
 ゴジラの着ぐるみが毎年顔つきが違うように。

 とにかく、時代劇オモシロイよーというお話。秋の『13人の刺客』も気になる。今度は吾郎ちゃんが悪代官だと。

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◎すごい一週間だったなあ。まずは熱の下がらない娘を総合病院に連れて行くと、ヘルペスということで、緊急入院。
 仕事をキャンセルし、妻と交代で付き添い。あたりまえだが病院は暇だ。
暇なので、本を読んだり、落書きしたり、ベッドで昼寝したり……。
プロットを書いてみたり。入院の間に、またもやネタが没ったので、更なる飛躍と、いい加減人の言う事を聞こうと思った。でも言うとおりにしたら(以下略)。

夜は残った子供の世話、といいつつ、みんなでビデオを見て眠るという自堕落な生活。

◎入院も急だったが、退院も。昨日いきなりの外泊告知。慌てて荷物をまとめる。ちょうど長男の誕生日だったのでタイミングがいいといえば、いい。

 が、その日。
遊びに出かけた長男が事故に遭った。

 警察からの電話を取るのって怖いねえ。

 自転車で飛び出したら、バイクにはねられたらしい。

 誕生日に救急車に乗れるというサプライズなプレゼント! しかし、本人は眠っていたそうな。

 幸い、腕のかすり傷ですんで、本人はけろりとしながら誕生日を済ませたのだが、救急の諸経費やら、事件扱いで警察の現場検証などが待っていいるのだ。気が重い。

◎そんな中、朝っぱらのテレビから『チェンジ・ザボーガー!』と威勢のいい声が。噂の電人ザボーガーのリメイクが決まったそうで、楽しみ。

かと思えば、キカイダー01の池田俊介さんの訃報を聞く。まだお若いのに。
 何が起こるかわからない、人事のようだが、現に我が家も色んなことが立て続けに起こったものなあ。まるで何かに呪われているようだ。

◎そんな今日。一応、何もかもひと段落。ぐちゃぐちゃと予定が狂いまくり、週末の友人たちとの予定も結局いけずになってしまったので、家族で『アイアンマン2』を見に行く。

 ロボ好き、メカ好き、必見! 始まったばかりなので、これ以上は言わない!
日本人としては仮面のヒーローがガキンガキンと戦うとなんだか安心するのだなあ。

エンドクレジットは最後まで見ること、吹き替え版は登場キャラにいちいち名前とポジションのテロップが出るのでうざいよ!
『トニースターク・社長、副業アイアンマン』とか。テレビか。


来週はいいことが起きますように。

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↑入院(付き添い)の最中暇に任せて書いた落書き。娘思いだ。

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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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