作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!
男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい!
てな訳でよろしく
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地震と台風が一遍に来て、関東のダチどもは大丈夫なのか、信州の伯父さんの家は土砂の下に埋まっていないか、少し不安な午後。
図書館行ったり古本屋いって、英気を養いつつ資料を集めたりしてるんですが、アレだ、図書館で本を大量に借りると『読んだ気』がして読まなくなる悪い病気が起こってしまう。いえ、ちゃんと読んでます。 夏休みの課題図書でやんす。 古本屋ではどこに行っても大量叩き売り、なんでそんなに売れたの?の『A・I』と小学生の時は『?』だったが、今見てもたぶん『?』な『2001年宇宙の旅』を購入。二枚合せてもアニメDVDより安いのな。あ、これは仕事と関係ない。でも資料だ、資料! ◎で、先週末は、恐ろしいぐらいの高確率で身内が見に行った(エヴァよりも見てる!)、すさまじき映画『劇場版侍戦隊シンケンジャー・天下分け目の戦』『劇場版仮面ライダーディケイド・オールライダー対大ショッカー』の二本立てを満員の劇場で見た。 前日に放送された『スマステ』は非常にわかりやすく、ライダーのおさらいをしていて好感がもてた。ゲストのガクトもいい人だなあ。 でも録画失敗!うわわーん! さて映画の方ですが、未見の人もいると思われるので簡単に言うと『両方とも面白かった。とてもとても面白かった』 短編ながらも簡潔にかっこよく見せるシンケンジャー。そして今夏、日本のどの祭りよりも熱い『大ショッカー』。オープニングから、かなりのネタばれを見たにもかかわらず失禁しそうになるので、おむつは必要だ。特に大人は。 ◎翌日は大ショッカーと全く関係なく『未知との遭遇』を見る。なんだかんだ言って、年に一回は見てるような気がする映画の一本。 これも小学生の時は『?』な部分が多かったけど、今見ると、色々分かるぞ。はっきりいえば『電機屋のおっさんが宇宙に行く映画』なのだが、スピルバーグはホント、こんな『ろくでもない男』を描くのがうまい。自分も主人公の『いい年こいたおっさん』に近づいているので、年を経るごとによくわかる。家族を置いても宇宙に行きたいんだ、そうだ、そうなんだ! 星に願いを! でも、スピルバンは最近のインタビューで『若気の至りだなー。僕だったら家族置いて行かないな~』とかほざきやがった。 その心境の変化が、宇宙人と友達になるより、家族を大事にしよう、ということになって人類皆殺し映画『宇宙戦争』になって現れたのかね。でも主人公はここでもボンクラ親父でした。ボンクラ万歳、大ばんざい! ◎たぶん今公開中の『Hachi・約束の犬』に合わせての事だと思うが、テレビをつけると『ハチ公物語』をやっていた。それも後半からだったが。 これ、中学生の時、学校で見せられたなー。動物映画なんかくそくらえ! と思っていたが、昭和初期のセットやエキストラ、それにがっちり固い出演陣を見てその考えは一変した。これ、映画後半はハチ公よりも焼鳥屋の主人山城新伍が主役なんじゃないか? 『主人の帰りを待っていたんじゃなくって駅前の焼き鳥がお目当てだった』説もさり気なく織り込んで、意地悪な映画だなあ。スタッフも犬っころの映画に真剣に取り組んでいたように思える。? しかし、80年代後半はこれに『226』『帝都物語』と、『昭和初期もの』、もっといえば『チンチン電車が出てくる映画』さらに縮めて『チンチン映画』が多かったなあ。やっぱりあの都電のセットは使い回しだったのかねえ。 あと、アメリカンリメイク版ハチ公の宣伝で、やたらとリチャード・ギアがクローズアップされてますが、日本版に忠実なお話なら、ギアは物語前半で死にます。死なないと美談になりませんので。 あとは犬だけ。 写真は、大ショッカー入場者にもらえるガンバライドカードと、ワーナーマイカル限定のタンブラー。昭和風のレイアウトがずるいよな。だったら入場者プレゼントも紙帽子にしてくれたらいいのに。 PR 一日明けたけど、心のどこかで興奮している。いろんなシーンを思い出そうとしている。パンフの情報量の少なさに嘆いたりしている。
『新世紀ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破』の事。 使徒大図鑑でもつけろっての。 以下、内容に関した記述があるやもしれませんので、映画未見の方はコントをお楽しみください。俺が映画館に足を運ぶ後押しをしてくれた……って動画上がるの早いなあ。いいのかなあ、よくないね。 いろんな意味で本家『帰ってきたウルトラマン』だった! じゃあラストのアレはフェミゴンの話なのか? ちがーう! あの頃から、いい年した大人がガチャガチャ回したり、おもちゃの予約に必死こいたりするようになった、と思う。 あの頃、というのは1995年。エヴァ放送の年。おりしも地下鉄サリン事件と阪神大震災で、国内に大事件が続発した年。 未曽有の自然災害と人知を超える犯罪行為、このことが影響しているのか、少しは関与しているかもしれないが、あれから、世界のタガが少しだけ、外れた気がする。 そんな時にエヴァが生まれたのは偶然か、必然か。前後して復活したウルトラマンとガメラ、そしてもはや子供向けではない、『人を選ぶアニメ』の台頭。 そして今に至る……とか難しい事書こうと思ったけど、やめた。 とにかく、エヴァのおかげでいい年こいた大人たちが跋扈できるようになった、とういうのは言いすぎじゃないと思う。 で、新劇場版・破は、まさに『破』にふさわしく、単なるテレビ版の再編集という枠を超えた……というのも承知の事なので端折る。 おもろかった! みんなこの十数年の間に色々あって変化があったんだよ、俺も君も、エヴァを作った人たちも、その事が画面からひしひしと伝わってくる! 何かのオマージュやパロディ、斜に構えたスカしたものではなく、堂々立派なロボットアニメ! 技術の進歩に比例する圧倒的な情報量、ち密な日常描写、ウルトラヘビー級の大怪獣・使徒軍団、迎え撃つバケモノメカ・エヴァ! 怪獣もの? いやさ立派なロボアニメ! それにもまして俺は、親と子(シンジ君とオヤジ)、少年と少女(アスカ、レイとシンジ君)の関係性がすごーく気になった。 ぎすぎすした人間関係が、少しずつほころんでいくような展開、そこに涙した! 作り手も意図的にそこら辺は作り変えてあるのか、と思う。それを裏切る展開も、しかし、救いの道がある見せ方、そして涙。 そりゃ色々あって結婚したり子供作ると人間変わるよ。決して『ひよった』とか『丸くなった』ということではない。それこそが人で人である証、『成長』なのだと思いたい。 とんがっていてトゲトゲしてどろどろして救いようのないテレビ版と旧劇場版も好きだったが、心のどこかにあったしこりをすっかりそぎ落とし、十数年分のお通じがすっかり良くなったような映画だった。 あと大げさにいえば人として生きる証の一つ『食べる』という描写がやたらと多かった。食育アニメ! いい事だと思う。 見ていて腹が減ってしまった。 一部でミスマッチと言われている戦闘シーンあの曲をよく聞いてみろ、実はどんピシャだぞ。しかし、使用曲に関して何のクレジットもなかったなあ。 『謎の円盤UFO』 はどこに使ってたの?
厳密にいえば、今日は虫歯予防デーだったと思うが。
まあ細かい事を言うな、蟲の画像を張り付ける口実ができた。蟲嫌いの人は見るな。 ↑庭を飛んでいた綺麗な蝶々。しかも集団、何頭かがある木の周りだけを飛び回っていた。 ↑ なるほど。その木には、至る所に蝶の繭が! エイリアンの卵がびっしり詰まった場所を発見した気分。でも蝶だからいいや。でも、これ、ひょっとして蛾かな? 胴体大きいし。 以下、テレビの感想 ◎一昨日の『志村けんの大丈夫だぁ』は二時間ただただコントだけを流し続け、余計なMCなども挟まない作りが非常に好感持てました。お笑い番組はこうでなくっちゃ。雛壇とか余計なMCとかゲストとかいらんねん。 いつかどこかで見たコント、でも全部新作。やる気だ……。 何を? ◎何度も何度も見たのに、ついつい見てしまう『ターミネーター』。 『殺しても殺しても死なない男』という頼もしい、でも殺し屋ロボという設定がツボにはまった1作目がベスト。これだけ煽られると、どこでも投げ売り状態のダメ映画、見どころは便所でのターミネーター同士のど付き合いのT3も欲しくなってしまう。 果たしてT4はどうなるのか? ただたんに金掛けた未来戦争映画になってるんじゃないのか? テレビCMだと『トランスフォーマー』と区別つかん。T4、トランスフォーマーにエヴァを加えると、今年の夏映画はロボばかりだ。 ↑ いい年して、何度も見たのに、絵を描きたくなる圧倒的なパワーの映画ですよ。 ◎ 何でも『CGじゃありませんよー』って言わないで、と昨日のベストハウスを見て思う。番組自体は好きでも何でもないのだが(VTRをスタジオでタレントが見てるだけの構成っていやなのだ)、スピルバーグが選んだ撮影に苦労したシーンベスト3を上げていたのでそれだけ見た。ベスト3全部がスケールモデルで苦労した(ジュラシックパークとET)とか、ブイが沈まなくって難儀した(ジョース)とか、アナログ仕事ばかりだったのが好感持てる。まだCGなんて言う万能機器が出る以前の話ですよ。ターミネーターもCGは2から! テレビの感想ばっかりだあ。ついでにいえば朝っぱらから『西部警察』をやってます。オープニングでおなかいっぱいになる程の圧倒的な火薬量と車! 朝からシャブシャブ言い過ぎだ! 昔は何かが狂ってた、いい時代だなあ。すっかりフィルム撮影のドラマを有難がって見るようになってしまったよ。 ◎朝からネットで鬱な手記を読んで鬱になった。 タバコ買ってこよう。 鬼だらけだー イマジンのモチーフが昔話からなので、やはりこう来たのか、の鬼退治編。金と銀の鬼(複眼持ちなので、悪のライダー?)を相手に、イマジン達も合体憑依をぐちゃぐちゃ繰り返し、といつもの展開。そう、この『いつもの……』を維持するのって結構難しいのですよ。そこに現行作品だからディケイドも少しだけ参戦。『これは……俺も参加した方がいいのかな?』と、遠慮がち。 で、いつもの作品ながら今回はゲストキャラである少年の成長もしっかりと描き、ジュブナイルとして成立させているのも見事。少年の成長のカギとなる今一人のゲスト、アッキーナは少し硬い感じだけど、よしとしよう。 『さらば電王』の時にも書きましたが『もういいや』と思うまで見ることにしましょう。もはや仮面ライダーシリーズから独立した感はありますが。 で、エンドクレジットの後、平成ゴジラシリーズの如くうたれた特報に場内のちびっこ、否、付添いのお父さんお母さんが大きな声を上げていたのは言うまでもありません。俺もその一人でしたから。 あぁ、年にライダー映画を三本もやるってどんな世の中なんだよ!
小ネタが多いですが。
◎ついに関東にも進出したインフルエンザ! 街行く人のマスク率の多いこと、まるでふく面ワールドリーグのようだ! (マスク違いです) 『関西方面を通るのですが大丈夫ですか?』なんて問い合わせが厚生省にあったりして、まるで地獄地震後の関東か、ここは! とか何とか、マジで、専門学校も休校が出たりと、洒落になりません。 連日のTV報道を見るにつれ、昔読んだ『復活の日』のようだ……。 ◎某ジョーシンで『超合金魂グレンダイザー・宇宙の王者セット』が箱つぶれで半額で売られていた。 ぐ……。 でもここは月末までのマジンガーまで我慢だ、我慢。 でも、俺がもっとお金持ちだったら……。でも半額でも高いよ、グレン。グレン、とか書くとニック・アダムスか天元突破のドリルロボを思い出されるでしょうが、違いますよ。宇宙の王子の乗りものですよ。 でもセットにはウルトラサブマリンはついていないのね。 ◎その日の夜、恰幅のいい紳士に『じゃあ、グレンダイザー、420円で売ってあげるよ』と言われて喜ぶ都合のいい夢を見る。 貧乏はしたくない、と涙で枕を濡らした。 グレンとゲッター3体セットは1万オ-バーなので、買ってないんだよぉ! 一応大人の理性が働いてるんだよぉ!(涙声で) ◎で、超合金といえば……。 ネタばれっぽいので、真マジンガーを楽しんでみている方は、そして月よ、そなたは見ない方がいい。 出るのかよ! あの時の俺の苦労は! 出るからにはちゃんと動いてください、おもちゃじゃなくって本編でも。 ◎ネタばれといえば、『オールライダー対大ショッカー』の画像流出が云々ってなことがありましたが、それを受けてか、新死神博士と新地獄大使がお披露目になりました。 ↑ 石橋レンジと大杉レンのダブルレンです。 『大ショッカー』の『大』は『大杉』の『大』だった! これならライダーが26人がかりでも大丈夫な気がします。 さらにネタばれ画像を見た感じでは、あいつも出るとか。 特徴を言うと一発でバレるので言いません。 悪役と言えば、火曜日の夜やってる『白い春』ってドラマ、遠藤憲一と阿部寛なんて一昔前ならⅤシネマのキャスティングだよな、と思いつつ淡い親子の情愛に、瞳をうるうるさせてしまうのは内緒だ。 ◎話戻って、インフルエンザ。戒厳令下の大阪シティ。 ここから本題。 俺の住む地域もいつ外出禁止令が出るとも限らない、というわけで、今週で終わってしまう 『グラン・トリノ』を見に行く。 イーストウッド映画は久しぶりだ。最近、銃握ってなかったからなあ。すっかり巨匠になっちまった。でも違うんだ、奴は、奴は再び銃を手にする……そんな思いがどこかにあった。で、今回の映画。 人種差別主義者で頑固者の爺さんが、いつしか隣のアジア人と心通わせ、そして事件に……。で、イーストウッドは主役の頑固爺さん。信用できるのは、愛車グラン・トリノと老いぼれた愛犬。 隣家の少年を男らしく鍛え上げたりするところは『ルーキー』や『ハートブレイク・リッジ』を思わせる。それよりも、イーストウッドの役回りが俺には『退職したハリー・キャラハン』に見えてしまうのだ。 だって、飼い犬が『ダーティハリー4』の時に飼っていた犬だったから。というのはウソだ! でも、今回の設定は『元自動車工』だ。ハリーじゃない。 でも、期待せざるを得ない、銃を構えるあの雄姿! 今回の得物はM1カービンとコルトガバメントだ! 時々ぶっぱなしたりして町のチンピラどもを震え上がらせる! 『さあ、やってみな?』 我慢に我慢を重ねる主人公、ついに町のダニ退治に! でも……。すごい事になってしまう。 なんだか爽やか。すべてうまくいったような気になるエンディング。 これを80近い爺さんが作ったのか? 荒野の用心棒の心意気はいまだ健在だった! と思いたい。 ◎『グラン・トリノ』を見た劇場でも『ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破』の公開が決まったようで、やっぱり前作の評判が良かったから公開館数も増えたのかなあ、と思う。 やっぱり買ってしまったエヴァ缶コーヒー。 いっそエントリープラグ内で 『しまった、これはLCLじゃない、UCCだ!』 とシンジ君が慌てふためくコマーシャルでも作ったらどうだ。 |
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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。 『SHUFFLE! アンソロジーノベル』 でデビュー。 『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE ) 『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫) シリーズほか、チョコチョコと。 ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。
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