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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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やっと入り口が見えてきた、そんな感じ。
昨日はKBS京都で『続座頭市物語』をやっていた。
前にも書いた『中島貞夫の邦画指定席』の枠だ。
この枠、中島先生(大学時代の恩師なのですよ。解説されるときは直視できませんよ)のこだわりからか、CMを入れない。
まるでBSかCSである。
しかもに時間枠でそれをやると、必然的に昔の映画だからかなり早くに終わる。昨日なんて19時スタートで20時20分ごろには本編が終わっていた。いいのか、それで、その上、TV放送用にカットしてあるならそうなるのも仕方ないか。いや、カットしてあるのか、ノーカットなのか……。画質が恐ろしく綺麗だし、まさかノーカットCM抜きの一挙放映。やるな、KBS。余った時間はテレビショッピングだよ。
モチロン先週は前編の『座頭市物語』。いやあ、モノクロの時代劇はいいねえ、なんだか日中のシーンでもどす黒くて。
と、ジジくさいことを言ってみる。

 今回はカツシンの実兄である若山富三郎が市の敵役で、役の上でも実の兄という設定。しかも隻腕。
盲目と隻腕の剣術使いが戦うわけですよ。寄せては引き、引いては寄せる一進一退の攻防。さすが兄弟、息もぴったり……。
 さらには前作よりも見せ場が増えたカツシンの立ち回り。うわあ、早くて太刀筋が見えない! と、ここで詳しくは書かない。座頭市シリーズはどれも面白いから是非。
 
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 問題は来週だよ。てっきりこの調子でで三作目『新座頭市物語』をやるかと思ったら……。
来週は『賞金首・一瞬八人斬り』そして再来週は『五人の賞金稼ぎ』と、若山富三郎ウィーク! そうか、今月はカツシン、ワカトミの超兄弟マンスリーだったのか! 賞金稼ぎシリーズはビデオにもなっていないマカロニ時代劇(マカロニといっても穴の開いた食い物じゃないよ。そろそろマカロニ西部劇、というものがなんだったのか説明しないといけない時代なのですかねえ)だ。
 新世界の若山先生追悼上映のとき『五人~』は見たと思うが、凄まじきは若山センセの立ち回りのかっこよさだ。
見て損はないと思うので、KBSが見れる人はぜひ。
 そして4月の一発目は中島センセの『狂った野獣』! これも未ソフト化! あぁ、もう狂おしいほどのラインナップ、見るよ俺は見るぜ! と忘れないためにもここに書いておいた。
 
 まさか、作品のチョイスも中島センセ? 学生時代は『先生』とつくものが苦手だったので、お話したことは少なかったけれど、今にして思うとあぁ、もったいないことをした……。まだ大学にはいらっしゃるのかな?

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◎今週より仕事ウィーク。先週は行事やら家人の病でバタバタしておりましたが、卒業パーティーで貰ったパワーを胸に、邁進したい……とか思ったら、頭痛が痛い、頭痛い! 頭痛が治らない! 
 左こめかみのあたりに虫でも巣食ってるんじゃなかろうかと思う程に!
 これじゃどうにもならん、とバファリンで治す、というか一時的に押さえると言った方がいいのか。

◎で、昨日は昼間から『ヘルボーイ』を見ていたのですが。しまった、もっと早く見ておけばよかった。ついでに今年やった続編も押さえておくべきだったと後悔しきり。
 『政府が妖怪雇って化け物退治を手伝わせる』
いい設定だなあ。
 江戸幕府が河童、天狗の類を隠密に置いて……なんて安直に発想してしまいそうだ。
 でも主人公の顔が不細工すぎて日本では受けてないんだろうな。いいやつなのに、ヘルボーイ。

◎ヘル、ヘルといえばドクターヘル。そろそろ漏れてきた
『真マジンガー』情報あれこれ。なんだよ、メシ時に放送しないのか。これがもったいない。巨大ロボットはちびっ子にも見せてあげたいんですよ。録画したのを後で見せるなんて、味気ないことしないでさ。
 

イラスト見る限り『バイオレンスジャック』もリンクしてますね。
主題歌はLAZYの『感じてKnight』ってこれでいいのか。セルフカバーなのか?

 

 なんとなく雰囲気合ってますが。

 さて仕事ですよ、仕事。遅れを返さないと。病人のふりはできませんよ。

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 昨日の夕方からものすごい頭痛。こめかみを刺すような痛み、犬の遠吠えが頭に突き刺さる!
 なんだ、一体何があったというのか?
公園で遊んでいたから日射病になったとか? 公園で変なものもらってきたとか? 単なる目の疲れか、否、それならひと眠りすれば治る。
 『妖怪大戦争』を見ていたからダイモンと同じく目が……否、そんなことあるわけない。
 やはりあれか、封切り日に行ったあれのせいなのか……。
 という事で昨日のことです。
 『ヤッターマン』や『ルーキーズ』ポスター付き前売り欲しさでごった返す、トーホーシネマズ鳳。そんな中、俺は『映画ドラえもん新・のび太の宇宙開拓史』を見に行った。気分は小学生。あぁ、あの時は『怪物くん』が同時上映だったっけ。そういや『のび太の恐竜』と同時上映だったのは『モスラ対ゴジラ』。ポスターを松本零士が描いてたっけ。確か松本版ゴジラもフィギュア化されるらしい。いよいよネタも尽きたか……、などと考えながら開映を待つ俺。相変わらず子供映画ばかりの予告編。その中にゴジラの姿はない。おっと、ドラえもんだ。
 ご存じのとおり、今回はリメイクもの。前回『緑の巨人伝』がやりすぎでちびっこがついていけなかったからなのか、どうなのか。
 見知らぬ星で超人的活躍を見せるのび太たち! を徹底して描いてほしかったのと、あと、ジャイアンたちが最後の最後で合流なので、わくわく感が持続しないんだな。やっぱりフルメンバーでいてほしかったけど、今回は冒険というよりは日帰り旅行の感覚で開拓星の危機を救っているわけだし、その点は否めないか。
 
 でも、デスレース2000年ちっくな前回のメカデザインは残してほしかったなあ。あと、敵の親玉の名前がギラーミンって、藤子先生、分かってらっしゃるなあ。

 とか何とか、年取ると色々考えてしまうのですが、ちびっ子たちは満足したのでしょう。
 
 次回は深キョンの『ヤッターマン』をみるぞ。あのへなへななドロンジョ様を拝む! 
 あと『おっぱいバレー』が非常に気になる!
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↑劇場でよい子に配られるびゅんびゅんドラえもん。後ろに控えしはブックオフでデラックスなのに400円というあまりの値段だった『ヘルボーイ』。みんな大好きジャックスケリントンが出てるのに、評価が低い『ジャイアントピーチ』を買いに行ったのに。ついでに先日見た『里見八犬伝』パンフと『ゴジラモスラキングギドラ大怪獣総攻撃超百科』も。無駄遣いした。

 あ、朝起きたら頭痛は治まった。バファリンさまさまか?

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ウルトラマンやゴジラにはなれないけど、人間頑張ればブルース・リーかジェームズボンドになれる、と信じていた時期があった。
 『007になろう』
 なんば高島屋でアストンマーチン・ボランテ(007リビングデイライツのボンドカー)を見た時から、そんな思いがふつふつと沸いた。
 イアン・フレミングの原作を読んで、まずは生活から変えていった。 朝はオレンジジュースとブラックコーヒー。それにベーコンエッグ。シャワーは冷水と温水を交互に。
髪型もショーンコネリーのようにしたかったけど、おかしな七三分けになっていた。そんな奴、友達に欲しくない。のちにコネリーのあの髪形はヘアピースだったことを知る。
 世界を股にかけ、美女を抱いて悪党を退治する……、そんな事を考えていたが、よく考えたら俺は日本人だ。アストンマーチンどころか、車の免許も持っていない。それに、将来アストンマーチンを購入出来ても、それにはミサイルも煙幕も脱出装置もついていない。
だめだ秘密兵器は『購入』じゃなくて『支給』されるものでないと!

 以上の理由で俺はバンダイの一分の一ライダーベルトを買っていない。高いし、買ったところで変身できないし、サイクロンもない。
 でも、『高額な雰囲気もの』としてあってもいいかも、と思っている。

 007になる事を諦めてから十数年……。ジェームズボンドはマイナーチェンジを繰り返しながら今も世界中を飛び回っている。
 ゴジラシリーズが途絶えた今、これの新作だけが、楽しみなシリーズものとなってしまった。

 で、 『慰めの報酬』を初日に見た。
 アクションは前作よりも多く、それも痛々しい。ボンドも血みどろになって戦っている。
 ダークナイトのバットマンがそうだったように、長年愛されてきたヒーローもそろそろファンタジーの部分を切り取ってリアルにやって行こうかな、というのが見えてくる。
 
 それは結構。リアル志向に見せて、旧作へのオマージュがあったりするところはさすが。

 でもなあ、敵がショボイ。いや、やってることはしょぼくないと思う。でも、007の敵ならば、書類で悪事を進めるんじゃなくて、ちゃんと絵にして見せないと! 『我々の作戦をお見せしよう』とか言って。
 前から言ってるけれどボンドの敵は『金持ちの変態』でないと面白くないんだ!
 でも、次回作ぐらいでまた元に戻って秘密基地大爆破!みたいなことをやってくれだろう。それがシリーズものの宿命だから。

  あ、仮面ライダーはじまってら。

 

 

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あるお家での、おばちゃんと孫の会話。
 お孫さんが『バットマンリターンズ』のDVDを持っておばあちゃんの家で見ようとしたら、おばちゃんがそれを拒んだ。
『おばあちゃん、この映画いや! 気持ち悪いもん、もっと普通のバットマンにしなさい』
 お孫さんは三歳。純粋にヒーローものとして、この映画を愛している。大きくなると、ペンギンやキャット―ウーマンの悲哀も分かってくるだろう。
 おばあちゃんも孫の付き合いで何度もこの映画を見ている。
 ティムバートンの作家性、なんてわからないけど、どこか悲しくてどろどろしたもの、それは見てくれの怖さではなく、内面からの恐怖……。それを分かった上で、三歳児の見るものではない、と判断したのだろう。

 でもおばちゃん、『普通のバットマン』なんて、ありません。どれも狂っているか、イかれているか、それしかありません。

 それでもこのお孫さんはこれからも『バットマンリターンズ』を見るでしょう。
 そしていつか『ダークナイト』を見て、頭にたくさんの『?』をつけることでしょう。でもそれでいい、まずはヒーローとしてバットマンを愛してくれてるのなら。

 という事で『ダークナイト』が毎日映画コンクールの外国映画部門で賞を取りました。選考者は分かってらっしゃる。
 故ヒースレジャースの怪演だけではないのだよ、この映画。
ともすればバカバカしくお子様向けにいじくれる題材をあえてあそこまで押し上げたことはすごい、と思うし、ヒーローもののツボはちゃんと押さえている、と思う。
さて春の『ウォッチメン』はどんなもんやろ。

 という事で映画のお話。うまくいけば早くに『007慰めの報酬』が見れそうなので、コンビニでチケット購入。
 でも、ダニエル・クレイグっていまだに『悪人顔』って言われるな。
 昨日は俺のボンド初体験の『リビング・デイライツ』やってたし、日曜日は『ユア・アイズ・オンリー』だ。ショーン・コネリーはやらないのね。主題歌カットは悲しいけど。
 新作前にテレビで旧作を流されると、いやがおうにも期待で胸いっぱいになり、中学生のころ戻ってしまう。久しぶりだ、こんな感覚。

 近くの本屋に寄ろうと思ったら、開店前なので、車の中で時間をつぶす。 
 しまった、本でも持ってくればよかった。
 ふと見れば、後部座席にピータージャクソン版のキングコングと、金子ゴジラが。
21世紀のキングコング対ゴジラ、か。
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 戦わせる。
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 ジャイアントスイングをさせてみる。
 
 しかし、車の中でおもちゃ並べて写真撮ってよく通報されなかったものだ。

 本屋で購入した『興行師たちの映画史/エクスプロテーション映画全史』(柳下毅一郎・著)。後ろのコーラは007のチケット買ったらおまけで貰った。でもシネコンは持ち込み禁止なんだよ!
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 まだ読んでませんが、見た感じだと、映画秘宝『エド・ウッドとサイテー映画の世界』をさらに突っ込ませたような内容かな。ともかく、興味深い一冊。
 そう、映画は、見世物なのです。それでいいのです。金持ちがコスプレでヒーローになったり、イギリスのスパイが世界中を飛び回ったり、でかいトカゲとゴリラが喧嘩したり……。
 そんな見世物に徹した映画が好きなのです。俺は。
 
 ちょっとこじつけっぽいですがね。うまくまとまりましたでしょうか。

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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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