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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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 少し前の話。3連休最終日のことである。大阪ではおもちゃイベントがあり、近所のショッピングセンターにはウルトラマンがやってくる。休みの日にイベントが重なるなんて、自分の手安定なシフトの中では珍しいことだった。目の前にはゲームに興じる次男が一人。
『今日どうする?』
 次男はゲームと友達に遊ぶのに夢中だ。もう、親離れの時期かもしれない。逆にこっちが子供から離れていないのかもしれない。子供らを普段見たことないような、あるいは見たくないような場所に連れて行き、見聞を広めさせたいと思っていたが、それももう、自分たち出来るような年齢になってるし、余計なおせっかいになっているのかもしれない。
『今日どうする?』
 

 そして思案の結果、映画へ。アメコミ映画はいまだに親と子をつなぐアイテムだ。見るのは『マイティ・ソーバトルロイヤル』。公開前に原題の『ラグナロク』から邦題を変更をしたことで物議を醸し出した映画だ。まず今更『バトルロイヤル』はないだろ。そりゃ大勢のキャラが寄ってたかって戦うんだから、意味としては正しいけど。でもなあ、という今更感がある。ほら、館内放送じゃ『バトルロワイヤル』って言ってる。それは深作欣二だ。



 
 いつものようにポップコーンとコーラを買って着席。広いシネコンではできるだけ前に座りたい。長い長い、いったい自分は何を見に来たのか忘れるほどに長い予告の後、本編が始まる。マーベルのロゴも随分派手になったなあ。
 で、本編。誌の女神ヘラに立ち向かうソーたちリベンジャーズの活躍と三部作にふさわしい幕の引き方。とはいえ、またアベンジャーズに出るんですがね。



 今までソーのシリーズはビデオでしか見たことなかった。神々の世界での、親子間の争いがいつものパターンだ。時空をこ終えた兄弟喧嘩とでもいうべきか。今回もまた家庭のもめごとで宇宙が大変なことになってる。






 ヘラに一度は破れ、宇宙の果てに飛ばされるソー。そこで意外な出会いが……。





 と、ストーリーを追っても仕方ない。今回は今までほんのりあったコメディ色を前面に打ち出し、ほとんどコントのような仕上がりになっている。ハンマーも壊され、髪も切られたんでふっきれたのか? ネタで笑わせるのではなく、とにかく絵で笑わせる宇宙喜劇。場内にいたちびっこから笑い声が出るぐらいだから大成功と言ってもいいかもしれない。『結局ヒーローがうじうじ悩んでもさ、これアメコミよ、マンガだよ!』と開き直ったようにも見える。





 ソーの弟ロキは相変わらずお上品な裏切りキャラだし、ヘラはなぜか腰をくねらせてやってくる。個人的には髪を下したほうがいい。落とし前のつけ方もどことなく間抜けだ。本当は大変なことが起こってるんだけど、それを感じさせない。みんな陽気でパワフル。でもまた次でまじめになるのかな、そんな思いで映画館を出た。今年はアメコミ映画が多かったけど、どれも良作ぞろい、今回は特に傑作。そして最後の最後にジャスティスリーグがやってくる。




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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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