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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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 『男はみんなダークナイトが好き』とか言われてましたが、その前は『男はみんなブレードランナーが好き』と言われたものです。いや、言われてませんが、だいたいみんな好きな映画。とにかくあのごちゃごちゃした街とメカのディティール、ハードボイルドな展開が受けたんです。『ブラスターとスピナーかっこいい!』だけじゃダメなんだよ、もっとちゃんと見ろよ、と言われそうな感じ。でも中学生の時はハリソンは負けるわ、説教されるわ、なんとなく後味悪い映画だなあ、何でもんなこんなじめじめした映画好きなんだろうと思いました。



 そして今年『ブレードランナー2049』である。過去何度も続編が噂されて『舞台がジャングルだ』とかなんとか情報が出るたびに『もうやめたげてよー! あれで終わってるじゃん―』と言われ続け、忘れた頃にポンッと作られた感じ。続編はなかったけど、ディレクターズカットとかファイナルカットは何度かやってきました。そりゃ35年も経ってしまえば、もうどう作っても目くじら立てるようなことはありません、あまりにも長すぎたので、『どうぞお好きに』てなもんです。そして、実際見てみると、まぎれもなくブレードランナーの続編でした。



 前作から30年、あの世界もそれなりの進歩と後退を繰り返していました。でもロサンゼルスは今日も雨、たまに雪も降りますし、ごちゃごちゃした感じは相変わらずです。ブレードランナーであるkは今日も旧型レプリカントを追って街の外へ。そこであるものを見つけたことからトンでもないことになるのです。


 前作同様、『自分って何?』がテーマで、今回は主人公kが事件と自分の過去を追いかけます。長尺を感じさせない展開。悲しい者同士の同居生活。未来って便利だけどむなしいね、というのは前作と同じ。ヴァンゲリスを意識した音楽は、所々でバーーンと鳴ってびっくりします。『これが見たかったんだよ!』という感じではなく『おお、確かにブレードランナー』という感じ。違和感なく前作とうまくつながっています。前作の主人公デッカードも年取ったけど、頑張ってるし、まさかあんなことになるとは。確かに蛇足かもしれないですが、スムーズな流れなので、これもまたよし。



 あまり内容に触れることはしませんが、前作並に映像の情報量が多いです、それと日本語も、バーーン!


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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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