作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!
男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい!
てな訳でよろしく
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 人間、その時の状況、状態でご飯がいつも以上に美味しかったり、映画が面白く見えてありするものです。先日見たみなみ会館の怪獣映画二本立てなんか、すでに何度も見たはずなのに途中入場だったからなのか、もはや西の怪獣聖地と呼んでもおかしくない場所で見たからなのか、俄然面白くなってしまい、今日も家で見てしまった。特に『ガメラ対バルゴン』は新発見や忘れていた要素がどっと甦る。濃い人間ドラマには『何もそこまで』と言える台詞や描写が多い。これが怪獣ドラマというものに深みを与えているのだ。それにしてもバルゴンかっこいい。
怪獣映画の面白さを堪能したあとは、最新の宇宙怪獣もの『エイリアンコヴェナント』を見に行く。
前作『プロメテウス』が『エイリアン』の前日譚で、今回はその続編だからややこしい。映画が始まってからふと思った。『あれ、プロメテウスってどんな話だっけ?』確か、謎の惑星でハゲのおっさんとタコみたいなのが喧嘩して、それがエイリアンに……なったっけ? まあいいや、ひょっとしたら今回は全く無関係かもしれない。宇宙入植船コヴェナント号は居住可能な惑星を求めて旅の途中、ほら前作と関係ないじゃない。
と、思いきや、宇宙に流れる謎のメロディー。宇宙の果てでなぜ? と、徐々に宇宙怪談の片鱗が見えてくる。そしてそのメロディーの源を探るべく、船は謎の惑星へ。ああ、もうだめだ、行っちゃいけない、でも行かないとお話にならない! そこでようやく前作とお話がリンクする。あ、やっぱり続編だったのか。前作でも活躍したアンドロイドのマイケルファスベンダーが今回のキーマン。彼が何を考え、何しでかすかトンと分からぬまま話が進み、そしておなじみエイリアンの登場。エイリアンがいかにして今の形になっていたのか、血飛沫を交えながら、じっくりと教えてもらえるぞ。
久々に死体ゴロゴロの映画を見た、ついでに喫煙シーンとヌードも最近の映画じゃあまり見られないなあ、もうリドリースコットやりたい放題、の印象。2以降、いやひょっとしたら自身の出世作だった1作目もなかったことにして新しい宇宙の恐怖を作り出そうとしたのでは?
あまり詳しく書くとネタバレになりそうだけど、この映画はどこがネタバレになるのかよくわからない。『エイリアンあるある』も踏まえながら、エリアンの暴れっぷりと、ファスベンダーのアンドロイドを描いていく。人間ちょっと置いてけぼり。
コヴェナント号にもファスベンダー型のアンドロイドがいるので、ファスベンダーが二人も見られるファンサービス。アンドロイドがあれこれやっているので、見ていて『ブレードランナー』の新作を見ているのかと錯覚してしまった。劇中、シェリー夫人の名前が出て、アンドロイドとその創造主との関係も描かれているので、これもまたフランケンシュタインものの変種であるかもしれない。フランケンシュタインもので、ファスベンダーが二人、これは宇宙の『サンダ対ガイラ』だった! またしても! ちゃんとエイリアンも出てますよ。 エイリアンとは戦うものではない、逃げるものであるという事を再確認した映画。 PR |
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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。 『SHUFFLE! アンソロジーノベル』 でデビュー。 『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE ) 『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫) シリーズほか、チョコチョコと。 ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。
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