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 作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!  男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい! てな訳でよろしく
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 先日、恩師が急死されてお通夜に行ったのはいいものの、ズボンのボタンが止まらなかったことに軽いショックを受けました。でも久々に大学の同期と会えて嬉しかったな、これも何かの御縁だと思いたい。
さて。



 仕事は終わらないけど、時間がない、そんなときでも映画に行って気晴らしするのさ。まあ、午前中に映画見て午後から仕事するべ、と新世界へ。久々の新世界国際劇場。


相変わらず物騒な看板である。今回はここで『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウエスト』他2本。まさかの『ウエスタン』上映である。先週末『続荒野の用心棒』を美麗画質で見たところなのに、またまたマカロニが見れる嬉しさ。去年見たけど、いいものは何度見てもいい。でも長い。三時間弱の映画をよく新世界でやる気になったものだ。でもみる。長いので朝早くに行って初回を見る。
 
 荒野に自分の理想郷を作ろうとした男と、その遺志を受け継いだ妻、そしてその気骨に惚れた流れ者に、利権を奪わんとする悪漢。それぞれの思惑が重なり合う、決闘オペラ。長いのに説明不足だぞ、とも思うけどそこは行間を読んで察しろ、ということか。先週『野獣処刑人ザ・ブロンソン』で生き写しのようなそっくりさんを見たけど、今回は本物。4k画質で見ると、ブロンソンの肌の艶と張りがすごい。しかもレオーネ作品なのでクローズアップが多く、余計に目立つ。善玉も悪玉も顔で物言う、4k顔芸大会でもある。
 二時間強を何とか乗り切ってのクライマックス、ヘンリー・フォンダとブロンソンの決闘のカタルシスは何度見てもいい。このためにひたすら待つことができるといえば言い過ぎだけど、何とか見れる。
 『続荒野の用心棒』のどろどろの町も『ワンス~ウエスト』のカラカラで砂ぼこり立つの町も、どれもマカロニ。地元で変化球を投げるコルブッチに直球どころか本場に近づこうとしたレオーネ、数日の間に二人のセルジオの作風を見比べることができ、そしてまさかのマカロニウェスタンを劇場で続けてみることができて、遅れてきたマカロニ者は幸せだったのです。
 これで帰って仕事を……いや、その後の『ゾンビランド・ダブルタップ』も気になるので見た。先月近代ゾンビのオリジナル『ゾンビ』を見たところ、今回は最新のゾンビ、ゾンビ事情を見ようと思った。ゾンビ災害で荒廃した世界。ゾンビたちも知恵を付けたり俊敏になったり多種多様に進化していた。そんな中、主人公たちはホワイトハウスをねぐらにし、悠々自適に暮らしては時折ゾンビを狩っていた。コメディタッチのゾンビもので、前回は未見。前回見たら面白さ倍増したのかな、いやでも難しいな、という印象。時代のせいか、コメディだからか、ゾンビに対する危機感が薄い。人類の脅威だったゾンビもここではすっかりやられ役であり、対象年齢に配慮したせいか血糊も少なめ。ヒャッハーとゾンビを狩る、これが今のスタイルなのか、納得しながらもどこかもやもやさせながら劇場を出た。もちろん、その日は仕事してません。

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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。
『SHUFFLE! アンソロジーノベル』
でデビュー。
『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE )

『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫)
シリーズほか、チョコチョコと。
ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。
 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。


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