作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!
男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい!
てな訳でよろしく
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◎フンヌー! 基本的に露出狂である自分はfbだろうが、ミクシーだろうがブログだろうが同じ文書を残さないと気がすまない性分であるので、うかつなことはかけない。いや、うかつなこと書いても誰も気にしないでしょう。有名人ではないが、物書きという表現者の端くれなもので。
『僕はー日曜日ーがないー♪』と歌っていたのは『グレートマジンガー』の兜シロー君。お父さんが多忙で日曜日も遊んでもらえない気持ちを切実に歌った『シローの日曜日』という歌の一説だ。俺も昨日は午後から仕事でした。分かるぜ、その気持ち。 昨日、職場で(これがもう、深夜まで……ってあまり介護関係の内情を書くと、それこそやばいので。まあ、夜勤ですよ)BS11で放送していた『ウルトラマンA タイムマシンを越えてゆけ!』を見た。なんだよ、たまに見たらこれかよ、という感じ。登場する超獣はダイダラホーシ。日本の昔話に出てくる巨人から取ったのだが。名前と顔が一致していないと申しますか。間抜け面に長い首、寸胴、頭には潰れた脳みそが乗っかったような装飾。そういうパーマのおばちゃんいるよね、という感じ。写真どうぞ、こいつ↓。 『どこが巨人やねン!』と突っ込まざるをえない姿。 お話は時空を超えて跋扈する超獣に翻弄されるTAC、そして舞台は奈良時代に移り、近代兵器のTAC対刀剣類の地方豪族(『戦国自衛隊』のようだ!)、そして大仏建立(ちゃんとミニチュア作ってますが、奈良の大仏なのか?)のタイミングを見計らうように現れるダイダラホーシ、噴火する火山(奈良に火山があったのか?)……と、書いているとウルトラで伝奇物をやるというすごく意欲的な作品のように思われるかもしれない。 でも、なぜ奈良時代からやってくるのか? 巨人伝説と超獣との関連性、大仏と火山は物語に必要だったのか? など、惜しいところが多数。 まあ、結局エースが超獣を倒し、奈良時代に残されたTAC 隊員を現代に連れ戻すという……シナリオでは『これがやりたいんだよ!』な部分がそぎ落とされたような感じ。でも嫌いじゃないです。タイムとラベルものとウルトラをあわせた異色編だと思います。でも、当時は怪獣番組粗製濫造、円谷も迷走していたのかああ、と思ってみたり。 オープンのあおりで逃げるダイダラホーシを捉えたカットは結構斬新に見えました。不細工やけど PR
◎何事も程々がいい……。子供の数も。ということで、半ば強引に先週末見た大家族ものドキュメント? のこと。本来こういう『大家族もの』は嫌いなのだが、家族が見ているので、ずるずると、新シリーズが始まると、付き合ってはいた。
お父さん、勤め先で知り合った年下女(しかも五人の子持ち)と再婚。
でも愛知県で頑張ればいいじゃない。そこで何を思ったのか、再び移住計画が!
すごい、このシリーズ、やらせや演出が一切ないとすれば、テレビ局というチンケな物を超えた大いなる存在が書いたシナリオと演出に沿って彼らを動かしているとしか思えない。 ◎人ンちの家族の話はいいとして、自分の話など。昨日薄ら寒い秋風の中、阪南市にある『わんぱく王国』に行ってきた。わんぱくである。今ではすっかり使われなくなった言葉だが、とにかく、そこに行けば好き放題に暴れてもお咎めがない、一種無法地帯を思わせるネーミングだ。
こいつがデン、と控え、ループ式滑り台で降りてくる子供たちを飲み込むという仕掛けになっている。しかしなぜこいつ? まあ、帆のような背びれが特徴的で、見てくれがいいからだと思う。ビジュアル的にも知名度も合格点なステゴサウルスは、草食だから大口開けて子供を待ち構えるというイメージではないからかな? それにしても渋いチョイスである。
ここで思い切りあそばせておけばいい、こりゃ楽チンだと思ったが、そうはいかなかった。恐竜滑り台のさらに先に『わんぱく砦』があったのだ。『わんぱく』で『砦』だ。荒くれ者の住まう場所だ。アパッチ砦ブロンクスだ。行ってみようと向かったら、ひたすら山道を歩かされた。
とある企画モノで『戦闘機、戦車は出尽くしたから、次は潜水艦かロケットでしょう』と提案したのがきっかけ。そもそも、宇宙ロケットな仮面ライダーを見たせいでもありますが。後、こじつければ黄金のロケット人間・マグマ大使放送45周年という誰が喜ぶのか分からないメモリアルイヤーでもありますので。
◎そしてもう一本、ロケットもの。宇宙ロケットに取り付いた不定形生物が、地球の海洋生物に乗り移り、南海の孤島が大パニック。 そして……数時間後。俺は、南海の活火山に身を沈める大亀と大蟹の姿を見ることが出来たのであった。勝った!
その近所には『キリシタン遺物資料館』という、隠れキリシタンの資料を展示する施設もありました。高山右近の布教活動の成果で、この近辺には隠れキリシタンが、幕府の追及を逃れひっそりと暮らしていたそうです。200年以上、今では信じられないでしょうが、当時の人たちはそれこそ必死になって隠していたのでしょう。それほどまでに信仰の力は強いのです。明治になって、信仰の自由が許されていても、村の人たちは一切口を閉ざしていたそうです。 ウルトラシリーズでは海外セールスを狙って禁じられていた『日本らしい風景』を、この作品ではこれでもかと描写しております。そりゃ、1、2話を担当したのが四畳半に宇宙人や、仏式の怪獣供養を撮って、それとなく近未来の物語に日本らしさを混ぜ込んだ実相寺昭雄監督ですので。 『シルバー仮面』は、暗い逃亡ドラマから中盤で従来の巨大ヒーローものに路線変更する変り種。しかし、あれから読んだ書籍ではスタッフも『あのままではとても持たない』と、証言されてました。視聴率も大きいのでしょうが、巨大化はそうせざるをえない事情が色々あったんですな。 ジャイアント編になってから、シルバー仮面は等身大編では考えられないぐらいの多彩な武器を繰り出すようになりました。というのは前回も書いたと思います。 その中でも、これ、というものを紹介していい加減『シルバー仮面』のことを書くのはこれぐらいにしとうございます。 キングマイマイの劣化版のようなアクリオン星人。こいつはまったく和風ではありませんが。名前だけは強そうです。パチンコでヒットしたロボットアニメに似ています。 こんな感じ。書籍では『故郷の食料=鉄を食いつぶしたために地球にやってきた』とかかれてましたが、本編のナレーションでは『故郷の鉄を食いつめた』と言われてます。まるで、ニートかプータローが他人の家に上がって勝手にご飯を食べているようです。
以上、『これだけは書きたかったシルバー仮面』を終わります。 おまけ。
大浜公園から歩いてすぐのところに灯台がある。
で、『シルバー仮面』ってなんなのよ? と思われる人も多いはず。 何がどう異色か? 変身ヒーローものでしょ? シルバー仮面。口が出ております。なぜなら、彼は等身大ヒーロー。 なぜ逃げるの? それは宇宙人に狙われているから。科学者である父親が作った光子ロケットの秘密を狙って様々な宇宙人がやってくるのです。兄弟もまたそれから逃げ、秘密を探るために旅を続けるのです。光子ロケットが完成すれば地球人は宇宙へ進出する。それが宇宙人には疎ましいのです。いずれ地球人もまた侵略者になるだろう、その前に潰してしまえ、ということです。 毎回春日兄弟は父親の旧知の科学者を訪ね、ロケットの秘密を調べてもらうのですが、そこに侵略者が来る。宇宙人を呼び寄せた張本人でもある春日兄弟は厄介者扱いとなり、再びさすらう、大体このパターンが続きます。 仮面どこ? それと同時に、視聴者からも見放された。 暗いといえば全編通してセットの照明が足りなかったせいか、意図的なのか、夜間シーンはとことん暗く、それゆえに爆破や火災シーンの炎がよく映えるのが印象的。 予算といえば、等身大編の代表的宇宙人、チグリス星人。
猫科の生き物のような面構えに触手状の両手がまるで海洋生物のようで不気味であるが、シャープな印象。背中のこぶ状突起から、ハイエナのようにも見える。 巨大編で、二週にわたり、シルバー仮面を苦しめたモーク星人。
ぼってりと、まるでアトラクション用着ぐるみのような印象。巨大編になって宇宙人の造形が少々アレになったのは、これまた予算のせいだったのだろうか? 最終回、ようやく友好的な宇宙人と巡りあえた春日兄弟は彼女の遺児を送り届けるべく宇宙へと旅立つ。やっと戦うことを止め、宇宙平和への第一歩を踏むことができたのだ。 それからしばらくしてほぼ同じスタッフで、今度は『アイアンキング』というこれまた異色なヒーローが作られる。 『何しに行くの?』と訪ねられ『戦争してきます』とさわやかに答える主人公。やっぱり異色だ。 |
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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。 『SHUFFLE! アンソロジーノベル』 でデビュー。 『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE ) 『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫) シリーズほか、チョコチョコと。 ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。
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