作家馬場卓也のおもちゃと怪獣と仕事の三つ巴生活!
男もつらいし、女もつらい。男と女はなおつらい!
てな訳でよろしく
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 見る前の不安材料、つまりマイナスが転じて全てプラスになった奇跡の傑作『ウルトラマンサーガ』。その興奮冷めやらぬまま、あぁもう一度見たいなあと思う日々。 やることも片付けたし、後は返事待ちだが、悲しい結末になる前に自分にご褒美を買い与えることにする。『サーガ』も傑作ヒーローものなら、これもまた傑作の『電人ザボーガー』。 メカ、空手、人生……男の好きな要素を全てぶち込んで、『男はアホやなあ、でもやらなアカンよなあ』と思わせてくれる昨年度№1の映画。まさかザボーガーで涙ぐむ日が来るとは予想だにしなかった。それだけにカッコイイ。そして切ない。『サーガ』の特集本は子供向けながらも、写真によるお話解説、チームUのグラビア、怪獣塗り絵など……やっぱり子供向けだが、大の大人を買いに走らせる何かがある。それがあの映画の魅力のようなものなのかもしれない、とオタクはいつもへ理屈こねる。 ザボーガーが70年代のヒーローならば、80年代のヒーローは? 昨年からの復活ヒーローもののもう一方の雄、『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン 』も勢いあまって購入。 こちらはリメイクではなく、あの宇宙刑事ギャバンが久々に地球にやってきて、現役ヒーローと共闘、というおっさんもちびっ子も大喜びな内容。 ギャバンというキャラクターのインパクトの強さの勝利なのだろう、深夜のビル街にコンバットスーツ輝かせて、すっくと立つだけで全てを許してしまうダメな自分がいる。 70年代、80年代のヒーローが復活し、戦隊もライダーも毎度お祭り騒ぎ、そんな中で、あえて異形のウルトラマンを創造した『サーガ』は、今後の新しいヒーロー像を模索する指針になりえるのだろうか。とはいえ、今度はライダーVS戦隊か、嗚呼。 そういうわけでゴメスである。ゴメスは『ウルトラQ』第一話に登場した、いわばウルトラ怪獣第一号である。だから、というわけではないだろうがその気ぐるみは当方のゴジラを拝借し、改造したもの。設定が古代哺乳類だが、元より猫顔のゴジラに植毛し、角や爪をつけるだけで別物に見えるから不思議。 今回の『ウルトラマンサーガ』でその雄雄しい姿をスクリーンに叩きつけ、劇場限定ソフビ化という、AKBでいえばセンターの座を勝ち取ったといってもいいぐらいの優遇を受けたゴメス。そんなゴメスいがうちにはゴロゴロしている。そして今日、ついにミニソフビウルトラ対決セットを購入。 ゴメス軍団と並べても遜色ないほどの出来。 一緒に入っていたミニサイズのゼロを使えば、こういったこともできるが。これは……いや、なんでもない。 ということで、スーパーで食玩を買った話をするのにここまでかかったという次第。外は嵐だ。子供が帰ってこない。 PR
前回は別れの話でしたが、今回は再会の話。
あぁ、今頃になって卒業式のことが思い起こされる。みんな、まじめに不真面目だったよなあ。あのスタンスを崩さないでいてほしい。それと、二次会、もっと食べておけばよかった。酒、コーラとタバコと楽しい会話さえあれば充分な人間なので、食事にはあまり手をつけなかったのだよ。 そして今日、久しぶりに日中をグダグダと過ごし、近所の書店の古本コーナーへ。 『おぉ、こいつは!』 朝日ソノラマ・ファンタスティックコレクション№5『特冊映像の巨星・ゴジラ』! あぁ、また例の如く怪獣ムック本ですか、と思うなかれ。これがはじめて世に出た『大人向けの怪獣本』であり、ゴジラ復活、ゴジラやウルトラ、特冊映像再評価の牽引力の一つになったといっても過言ではない書物なのだ。 思えば、怪獣映画冬の時代、この一冊によって俺の人生が狂わされたと言ってもいい一冊。 何度も読み返し、表紙が取れ、ページがばらばらになったのをガムテープで補強しながらぼろぼろになるまで読んだ本。それが完全な状態で売られている。 それが、100円だ、と? 即レジへもっていき、家に帰って画読み返す。当たり前だが、あの頃のままだ。奥付を見ると昭和53年に発行された本だ。もう34年前か、げえ。まさかこの6年後にゴジラが復活するとは思ってもいなかった。 買った当時は押さなかったので、文章ページは読み飛ばし、ひたすら写真ばかりを見ていた。ゴジラの顔が一作ごとに違うこと、ゴジラは海外でも人気だということを教えてくれた本だ。もし、幼かったあの時、これを買わずに第一候補の『UFO全百科』を買っていたなら、その後の人生はどうなっていたのだろうか。文章書きをやっていただろうか? 昨日、梅田の地下で酒を飲むことができただろうか? 一冊の本が人生を左右する、そんなこともあるのだ、と思う。ま、どっちにしても怪獣狂いになっていたことは確かだけどね。やっぱりなるべくしてなるものなのかな? (どっちだ)
前にも書きましたが、大事なことは自分の知らないところで決まる。 墓所の近くにある博物館のイベントが年明けかららしいので昨日、車を走らせ京都まで。どうでもいいけど、京都の人って車の運転荒くないか?
京都駅を越え、竜馬の墓がある東山区の霊山護国神社へ。やたらと人が多いと思ったら、清水寺が近くにある。
まずは護国神社の竜馬の墓参り、というか親戚縁者でもないので、単純に墓碑の観覧へ。護国神社には第二次大戦の戦没者や幕末の動乱で命を落した人たちの墓碑が多く立てられている。竜馬もその中の一つ。墓参りするのに、なぜか拝観料を取られるが、これはもうすでにここが純粋な墓地ではないのと、自分たちのような(にわか、マニアを含め)歴史好きのお客さんが多く来ることを見越してのことか。
とりあえず、竜馬さんには『誕生日、近いっす。俺もがんばります』と、手を合わせ、次の目的地『幕末維新ミュージアム霊山歴史館』へ。 さっきまで倒幕の火種を作った人物に手を合わせ、今度はその天敵ともいうべき幕府の手先に扮装するとは。平和だなあ。 しかし、ムチャな組み合わせだ。
ミュージアムを出て昼食をとりに三年坂をだらだらと。 目的は達成されたので、帰路についてもよかったが、ついでにもう一つ。
京都ロフトで開催の『ウルトラQリターンズ・怪獣絵師開田裕治とTOYの世界』を見に行く。開田画伯の複製画とおもちゃの展示即売だが、どれもこれも、ちと厳しい値段設定なので、何も買えず。あぁ、開田画伯の同人誌ぐらい買っておけばよかった。
原画は撮影禁止だったので、うちから持ってきたナメゴンさんと。
・内山まもる、石堂淑郎両氏の訃報を同じ日に知る。内山氏は小学館の学年誌、コロコロコミックなどで『ザ・ウルトラマン』をはじめとする独自のウルトラ漫画を展開し、今なお根強い人気を持っていた。映画で登場し、正装になりつつある『マントを羽織ったウルトラマン』の元ネタはこの方の漫画から。石堂氏は数々の映画脚本……というより、モチロンやグロブズデンなどなど、『命ないものが怪獣化する』話を多くウルトラシリーズで書かれていたことでも有名。ウルトラに関わった人が立て続けに逝ってしまった。
それでもウルトラは続く。 先週末、久々にウルトラマンショーを見にアリオ八尾へ。 年の瀬と、オープン五周年が重なってか、イベントが目白押し。 国産車唯一のボンドカー、トヨタ2000GTの展示や、人食い熊グルーミーがやってきたりとにぎやかだった。 ウルトラも こんな感じでスーツやジオラマと、ショーだけでなく、展示イベントにも力が入っており、見る前からテンションが上がってくる。 子供といい年した大人でごった返す、一回広場。ショーの内容は簡単に書くと『バット星人が宇宙人の子供を使って恐怖心を集め、新たなゼットンを作ろうとする。それを阻止せんとするウルトラマンたち』で、この時期の八尾のショーは映画に続く形になっており、バット星人は映画で使ったスーツをそのまま持ってきた模様。 しかし、かなりかっこよくなってますな。戦隊の悪の幹部みたい。 昔はこんなの。 これでもウルトラの星に艦隊攻撃かけたり、MAT基地を壊滅させたりとかなりの実力者であります。まあ、連れて来たゼットンが こんな感じなのは、まあ、仕方ないとして。 登場するウルトラマンは帰ってきたウルトラマンに初代ウルトラマン、メビウス、ヒカリに、ゼロの五人が登場。帰ってきたウルトラマンはかつてバット星人と戦った経験からメンバーに選ばれたのか。 バット星人の手下で、チャラくて厨ニ病気味のマグマ星人。いうことは大層だがウルトラにやられると『あのクズが、クズの癖によくもボクを……』と、よくほえる。 マグマに使い捨てにされる哀れなテレスドン。劣化が始まり、もうすぐデットンになる予定。 タイでの悲劇再び、マグマに見放され、ウルトラさんの集中攻撃を受ける哀れなテレスドン。 バット星人はようやくキレイなゼットンを手に入れ、ウルトラさんに差し向けます。 ゼットンは子どもの恐怖心を増幅させたエネルギーで何度倒されても甦るのです。そう、恐怖心を克服し、ウルトラマンを応援しよう! うまい台本やね。ヒートアップする会場! バット星人に連れまわされ、脅され続けた(ひどい)宇宙人の子供も勇気を振り絞る! だが時すでに遅し、バット星人はすっかりヘタレになったマグマ星人をくびり殺し、その際の恐怖心でゼットンの改良化に成功していたのだ! EXゼットン登場、デザインだけでなく、図体もでかい! しかし、バット星人はゼットンにこだわるなあ。養殖でもしてるンかな。 巨大なゼットンに押される五人のウルトラマン。しかし、会場のちびっ子の応援が続く限り、ウルトラマンも何度でも甦る。ウルトラマンは死なん! EXゼットンを倒すものの、バット星人は取り逃がしてしまう。これが映画のハイパーゼットンにつながるわけだ。うまい台本やね。いつもながらの派手なアクションと、ひねった台本に大満足。さて帰ろうかと駐車場に向かったら、今度は店内でいきなりチアリーディングの実演が始まった。 どうなってるんだ、八尾? 俺ではなく。 昨日はこの人の57回目の誕生日だった。 新作が毎年バンバンかかっていた頃は、梅田あたりでバースデーイベントやってたんだけどなあ。 毎年書いてるかもしれない、いやかいてるな。テレビの怪獣とは違った『特別感』、あの日コロタン文庫のUFO全百科を買おうとレジにもって行く途中に見てしまったファンタスティックコレクション。この人のおかげで、物を作る仕事に就きたい、と思うようになった、と思います。微量ですが。 『あぁ、今日誕生日だなあ』とか思いながら、家族の付き合いで出かけた先、とある子供服屋さんでなぜか、これと出会ってしまった。 57年前に初めて人類に姿を見せた時と同じモデル。 こりゃ運命だ、この人とはこれもずっと付き合って行くのだなあ、と思って購入。 これで二体目ですが。ゴジラだけはいくらダブっても構わない。 そろそろ新作が見たい、と思っております。 |
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プロフィール
HN:
馬場卓也
性別:
非公開
職業:
作家
趣味:
怪獣
自己紹介:
作家。一応作家。
CS放送のシナリオ公募で佳作入選。 『SHUFFLE! アンソロジーノベル』 でデビュー。 『School days 君といる、空』で長編デビュー。(ともにJIVE ) 『真田十勇姫!』(ソフトバンクGA文庫) シリーズほか、チョコチョコと。 ラノベ、ゲームシナリオ等々、何でもやりますのでお仕事お願いします。 怪獣とかチャンバラが好きやねんけど、女の子率高いなあ。
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